勤怠管理システム

勤怠管理システムとは従業員の出退勤、残業、休日休暇などを管理し、勤務実績を客観的に把握できるシステムです。企業は従業員の過重労働を防止して、労働基準法に反していないかを確認できます。


働き方改革によって正確な勤怠管理が求められており、働き方の多様化で紙のタイムカードでは勤怠管理に対応できなくなったことから、勤怠管理システムの導入数が増えています。

労務管理システム

労務管理システムの導入によって「入社時の手続きが圧倒的に楽になった」や「バックオフィスチームが在宅勤務になった」など、業務改善の事例がいくつも見受けられます。しかし「サポート体制が悪い製品を選んでしまい、特に導入初期のトラブル対応は大変だった」という失敗も多いです。


そこで自社に最適な労務管理システムを比較しましょう。労務管理システムとは従業員の労務周りを一手に担うシステムです。社員情報、勤怠管理、給与計算、社会保険、福利厚生といった事務処理をスムーズに行い、それらのデータを各種書類に自動反映します。


マイナンバー管理や年末調整、行政への電子申請ができる製品もあって、かなり便利です。労務管理システムは自動更新されるクラウド型のため、法改正にも即時対応、労務コンプライアンス対策にもつながります。


ただし月額費用は1,000円~1万円前後と幅広く、製品によって機能差が大きいです。無料で使える労務管理システムのほとんどがお試しプランであることから、導入前の検討は欠かせません。国内大手10社以上の中からメジャーな製品を紹介しながら、比較するポイントを解説します。

採用管理システム(ATS)

採用管理システムとは企業の採用活動を全面的にサポートするシステムです。ATS(Applicant Tracking System)とも略され、主に求人情報の掲載、応募者の管理、選考の実施、採用活動の分析ができます。


新卒、中途、インターンシップ、アルバイト向けで必要な機能が異なるため、それぞれに特化した製品もありますし、すべてに対応できるオールインワンタイプも人気です。人事担当者が1人でも応募獲得から採用決定までの情報管理ができるでしょう。

人事評価システム

人事評価システムとは、従業員の業績や上司のフィードバックなど、人事評価に関わる情報をデータ化して管理するシステムです。


従業員の適正な評価は、日々行っている業務や目標達成具合を把握していないと行えません。そのため従業員数が多い企業や評価者が複数人いる組織では、評価基準が属人的なこともあります。その点人事評価システムは組織全体で従業員の目標とフィードバックを可視化できるので、公正な評価や人材育成が実現可能です。


また評価シートの集計作業を自動で行うなど、人事業務全体の手間を削減できます。製品によって機能はさまざまなので、しっかりと比較検討しましょう。

タレントマネジメントシステム

タレントマネジメントシステムとは、従業員のスキルや経験、キャリアプラン、考え方といった人材に関する情報を可視化し、人材の特性を最大限活かした組織戦略をサポートするシステムです。適材適所な人材配置をすることで離職防止につなげ、従業員の中長期的な育成を促進できます。


製品にはタレントマネジメント機能に特化したタイプと、人事業務の機能も兼ね備えたタイプ2種類があります。タレントマネジメント特化型は外部の労務管理や人事システムと連携しながら利用するのに対し、もう一方のHCM(人事業務統合型)システム人事業務に関するデータをシステム内で一括管理することが可能です。

給与計算ソフト

給与計算ソフトとは毎月の給与計算や年末調整を自動化してくれるシステムです。従業員の雇用形態に合わせて、基本給、各種手当、税金などを正確に算出します。さらに勤怠管理システムと連携することで、従業員の勤怠データを取り込めるため、残業代や休日勤務の計算で間違いが起こりません。


賞与明細書や税務署に提出する源泉徴収票も自動作成されますし、給与計算ソフト内でマイナンバーを管理できるため、セキュリティ上も安心です。画面の手順に従って情報を入力することから、給与計算の知識が少ない人でも簡単に利用できるでしょう。

給与計算ソフトをもっと見る

給与明細電子化システム

Web給与明細システムとは紙媒体で発行していた給与明細書や賞与明細、厳選徴収票を電子化しWeb上で発行、配布し、PCやスマートフォンで閲覧できるようにするシステムです。ペーパーレス化によるコスト削減や、手動で渡す際に起こる配布ミスなどの人為的なミスの防止が見込まれます。コロナウイルスでテレワークが推奨されています。そのため、在宅勤務でも給与明細を受け取れ、さらに、Web給与明細システムはクラウドサービスでの提供が多く、サーバーのコストや負担も考慮せずに使用できるため、現在とても注目されています。

健康管理システム

健康管理システムとは、従業員の健康状態に関連する情報を一括管理するシステムです。これまで紙の書類で保存していた健康診断結果をデータ化することで事務作業を効率化します。また長期にわたり従業員の健康状態を把握できるため、適切なフォローを行うことが可能です。

2019年に開始した働き方改革をきっかけに、従業員の健康を管理する意識が日本国内で高まってきました。健康管理システムは、会社の健康診断結果を一元管理することで、人事担当の事務作業効率化、従業員の健康維持意識の向上をサポートします。

給与前払いサービス

貯蓄の少ない新入社員や、雇用形態の安定しないアルバイトやパート勤務の方にとって、給与前払いや日払いへのニーズは少なからずあるものです。給与日払い可能の広告を打ち出したところ、バイトの応募人数が10倍アップしたという例もあります。

ただし前払いや日払い対応を手作業で行うとなると、勤務状況の確認や振り込み作業、差額の確認など手間が多いです。そんな時は給与前払いサービスを活用しましょう。

給与前払いサービスとは、従業員がスマホなどで申請し、働いた分の給与を給料日前に受け取れるサービスです。勤怠データと連動して管理することで、人事や経理の方の手間なく給与受け渡しができます。実際に働いた分の賃金を一時的に事前に支払うという仕組みのため、貸金業には該当しません(2021年現在)。

安心して利用できる給与前払いサービスですが、サービスによって手数料や連携できる金融機関、支払いの仕組みは変わってきます。コストや手間を押さえて自社に合った給与前払いサービスを選ぶためにも、複数のサービスをしっかりと比較検討しましょう。

Web面接(オンライン面接)ツール

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、採用活動ではWeb面接(オンライン面接)を検討、または実施している企業も多いのではないでしょうか。Web面接は移動費用がかからないことや時間の制約がなくなることから、求職者からも高い需要があります。

Web面接ツールとは、PCやスマホを使って、遠くの場所にいる求職者とオンライン面接を行うためのツールです。音声やビデオ通話の基本的な機能のみを備えたタイプから、応募者リスト、スケジュール管理といった採用全体の管理ができるものまでさまざまなタイプがあります。

自社にあったWeb面接ツールを導入することで、採用の成功率を高めましょう。Web面接の進め方についても解説します。

eラーニングシステム

対面での集合研修を実施する際「会場費や出張経費などのコストを抑えたい」「準備のために費やす時間がもったいない」と思っている研修担当者は多いでしょう。これらの課題はeラーニングシステムが解決します。 eラーニングシステムとは、PCやスマホ、タブレットに研修を配信するためのツールです。受講者の管理を行うLMS(学習管理システム)と、研修用教材から構成されています。場所や時間を問わず研修を実施するだけでなく、教材の作成から社員の成績管理まで行い、効率の良い人材育成が可能です。 ただし製品ごとに機能と価格体系が異なるため注意しましょう。自社に必要なコンテンツが搭載されているか、その機能に価格が見合っているか確認が必要です。この記事では最も自社に合ったeラーニングシステムを導入できるよう、おすすめの製品を紹介しながら比較のポイントを解説します。