働き方改革の推進や法改正によって勤怠管理の重要性は増しています。しかし、タイムカードでは不正打刻が起こりやすく、正確な勤怠管理にも課題多くあることも。
そんな中、近年では顔認証で勤怠管理を行う企業が増えています。不正打刻の防止をはじめセキュリティを強化できたり、アプリをダウンロードするだけですぐに使える便利さも人気の要因です。
本記事では、顔認証で勤怠管理を行う方法からメリットやデメリットを解説します。また、おすすめの顔認証対応の勤怠管理システムも紹介します。
顔認証で勤怠管理をするには?
顔認証で勤怠管理を行うには、顔認証に対応した勤怠管理システムの導入が必要です。
導入したシステムが提供するアプリをiPadやスマホにインストールするか、専用の機器を設置して使用します。
顔認証で打刻を行うには、予めシステムに従業員の顔を登録しておきます。従業員は打刻時にiPadや専用機器に内蔵されているカメラで撮影され、システムに登録されている顔情報と一致すれば打刻が完了する、という仕組みです。
打刻した出退勤などの勤怠データは、リアルタイムでシステム上に自動集計されるので、タイムカードでの打刻のように手作業でデータを入力する手間はかかりません。
顔認証の勤怠管理システムを導入するメリット
顔認証の勤怠管理システムを導入するメリットを、タイムカードとの比較から解説します。
不正打刻を防止できる
顔認証による出退勤の打刻は必ず本人が行う必要があるため、不正打刻の発生リスクを低減できます。
タイムカードでは、比較的容易に「なりすまし」が行えるため、正確な勤怠管理が損なわれる可能性があります。
労働基準法の改正で、企業が従業員の正しい就業時間を把握する事が求められている中で、。顔認証対応の勤怠管理システムであれば安心です。
アプリを導入するだけですぐに使える
顔認証の勤怠管理システムは、タブレットやスマホにアプリをインストールするタイプであれば、初期費用も抑えられるうえ、すぐに利用を開始できます。
タイムカードのように、機器の購入・設置や紙は不要です。
また顔認証で打刻したデータは自動で集計されるため、データの入力が不要になるのはもちろん、給与計算ソフトとの連携も可能になります。
非接触で利便性が高い
顔認証は手を使わない「非接触」の本人確認手段です。そのため認証時にICカードをかざしたり、パスワードを入力したりと、機器に接触する必要がありません。
また両手が荷物でふさがっていても、荷物を下ろさずに通過できることから、工場や医療機関などでの導入が進んでいます。
入退室管理と組み合わせることもできる
顔認証は製品によって入退室管理と組み合わせて利用できます。
オフィスや工場への入室と打刻が一つのシステムで行えるため、打刻忘れの防止にもなります。また、入室のためのICカードや社員証を持ち歩く必要がなくなるので、紛失リスクの軽減と高いセキュリティが担保できます。
高いセキュリティが必要なオフィスや工場などであれば入退室管理と一体化したシステムの導入は大きなメリットとなるでしょう。
顔認証対応の勤怠管理システムを選ぶ際のポイント
顔認証対応の勤怠管理システムを選ぶ際には、機器のタイプ、認証のスピードなどの確認が大切です。ポイントを見ていきましょう。
スマホ・タブレットか専用の端末か
顔認証対応の勤怠管理システムは、タブレットやスマホにアプリをダウンロードするタイプか、専用の機器を設置して使用するタイプに大別されます。
すでにタブレットを持っている場合は、アプリをダウンロードするタイプがおすすめです。初期費用を抑えられるうえ、すぐに利用を開始できるためです。
タブレットをもっていない場合には、専用機器の導入を検討するのもいいでしょう。その場合は、専用機器の導入・設置費用とタブレットの購入費用の比較がポイントです。ただし、現在はアプリをダウンロードして使用するタイプが主流となっているので、まずはタブレットやスマホを使用するタイプから検討することをおすすめします。
マスク着用のまま打刻を行うか
工場など現場での打刻や体調不良時など、マスクを付けたまま打刻をしたいケースもあるでしょう。
顔認証対応の勤怠管理システムには、マスクを付けたままでも認証・打刻ができる製品が多くあります。
打刻の環境に応じて、マスク着用のまま顔認証打刻ができる製品かどうかを確認することも重要です。
顔認証のスピード
顔認証の勤怠管理システムを導入するうえで、いかに早く打刻することができるかはチェックしておくべきポイントの1つです。
一つの機器で多くの従業員が打刻を行う場合、行列ができてしまう可能性があります。そのため、特に従業員の多い企業は認証スピードの早い製品を選ぶことが重要です。
なお顔認証の速さは、カード認証と同程度の約1~2秒からできるものや、0.2秒で完了するものまであります。
顔認証対応の勤怠管理システム比較表
顔認証対応でおすすめの勤怠管理システムの比較表です。特徴や認証機器などを比べ、自社に合った製品を絞り込みましょう。
製品名 | 特徴 | 初期費用 | 月額費用 | 推奨環境 | マスク着用 |
KING OF TIME | 「Bio-IDiom KAOATO」(世界No.1の精度)採用 | 7万7000円/1ライセンス | 330円/人~ | iPad/iOS | ◯ |
Taskal Time-Card | 0.5秒の高速顔認証 | 0円 | 150円/人~ | iPad/iOS | △(鼻まで出すことで可能) |
勤革時 | 「Bio-IDiom KAOATO」採用 | 要問合せ | 330円/人~ | iPad | ◯ |
ジョブカン勤怠管理 | 0.2秒以下の認識速度と本人識別率 99.7%の認識精度 | 0円 | 3万3000円/1ライセンス | iPad | ◯ |
Gulf CSM 勤怠管理 | WindowsPCでの顔認証打刻が可能 | 要問合せ | 要問合せ | iOS
WindowsPC |
◯ |
WiMS/SaaS 勤務管理システム | 0.5秒の高速認証、マスク着用時のエラー率0.01% | 要問合せ | 要問合せ | iPad/iOS
WindowsPC |
◯ |
RocoTime | 0.3秒の高速認証 | 要問合せ | 要問合せ | WindowsPC | ◯ |
おまかせタイム | 0.2秒の高速認証、体温測定機能 | 要問合せ | 要問合せ | 専用端末導入 | ◯ |
顔認証対応の勤怠管理システムおすすめ8選
顔認証対応の勤怠管理システムを8製品紹介します。
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KING OF TIME
- 導入企業5万5,000社以上、利用者330万人以上の勤怠管理システム(※)
- 残業管理やシフト管理など豊富な機能が追加費用0円で利用可能
- 30日間の無料トライアルで導入前に実際の操作感を試せるから安心
KING OF TIMEは5万5,000社以上の企業に導入され、330万人以上に利用されている(※)クラウド型勤怠管理システムです。顔認証や指紋認証、ICカードなど20種類以上の打刻方法から目的に合わせて選べます。さらに変形労働時間制やフレックスタイム制など複雑な勤務形態にも対応可能。
リアルタイム自動計算や残業管理など豊富な機能を月額330円、追加費用なしで利用でき、給与計算システムなどの外部サービスともAPI連携できます。
従来の紙のタイムカードからの変更でも、シンプルな操作性でスムーズに乗り換えができます。また30日間の無料トライアル、オンラインセミナーなどの手厚いサポート体制も魅力です。
※株式会社ヒューマンテクノロジーズ(2024年4月時点)
初期費用 | 7万7000円/1ライセンス |
月額費用 | 330円×ユーザー数 |
無料トライアル | 30日間 |
推奨環境 | iPad/iOS |
特徴 | 「Bio-IDiom KAOATO」(世界No.1の精度)採用 |
マスク着用 | ◯ |
Taskal Time-Card(タスカルタイムカード)
- 顔認証による瞬時の勤怠打刻機能
- ニーズにあわせたフレキシブルな打刻プラン
- 設備投資不要で始められるシステム導入
Taskal Time-CardはiPadを利用した顔認証システムで、約0.5秒で勤怠打刻が完了します。この高速処理により、従業員は列を作ることなくスムーズに出勤・退勤ができ、時間のロスを大幅に削減します。また、外勤やテレワークにも対応しており、どこからでも勤怠管理が可能です。
打刻のみプランは月額1人100円から利用可能で、顔認証やリアルタイムの出勤状態を把握できます。一方、勤怠管理セットプランでは、更に細かな勤怠状況の管理や申請・承認機能が含まれており、月額1人250円から利用できます。
iPadやPCを使用して勤怠管理を行うシステムで、特別な設備投資は不要です。iPadやiPhoneでアプリをダウンロードするだけで、迅速に導入可能です。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 150円×ユーザー数 |
無料トライアル | 無制限 |
推奨環境 | iPad/iOS |
特徴 | 0.5秒の高速顔認証 |
マスク着用 | △(鼻まで出すことで可能) |
勤革時
- シェア率No.1のクラウド型勤怠管理システム
- NECの高精度顔認証で専用機なしの打刻を実現
- 給与システムへの自動インポートが可能な出力機能
勤革時はNEC社が提供しているシェア率No.1(※)のクラウド型の勤怠管理システムです。
5万2000社以上の導入実績を持ち、全ての機能を一律330円(税込)で利用できます。
NECの高精度な顔認証エンジンを搭載しており、iPadのカメラで顔を撮影するだけで出勤・退勤の打刻が可能です。打刻専用機が不要で、場所を選ばずにクラウド上で勤怠データを保存・管理できます。
また、勤務実績はPDF形式で出力可能で、給与システムへのインポート用データもCSV形式で提供され、業務時間の削減に寄与します。
加えて、拠点別に人件費の予実集計が可能で、日次/週次/月次でリアルタイムに人件費を確認でき、経費の管理と効率化を可能にします。
※出典:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2022年版」勤怠管理SaaS市場 利用ID数
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 330円/人 |
無料トライアル | 30日間 |
推奨環境 | iPad |
特徴 | 「Bio-IDiom KAOATO」採用 |
マスク着用 | ◯ |
ジョブカン勤怠管理
- シリーズ累計20万社以上、有料利用ユーザー300万人突破の導入実績(※)
- ICカードや指静脈などさまざまな打刻方法に対応
- 初期費用0円、月額220円から導入可能(※)
ジョブカン勤怠管理は、シリーズ累計20万社以上の導入実績を誇る、シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性を兼ね備えたクラウド型勤怠管理システムです。有料利用ユーザーは300万人を突破し、中小から大企業まで多くの従業員に利用されています。
ICカードやGPS、指静脈認証、顔認証など多彩な打刻方法に対応し、変形労働時間制やフレックスタイム制などさまざまな勤務形態に適用可能。また7カ国語の多言語表示機能も備えています。
30日間の無料トライアル期間があり、初期費用やサポート費用は0円。月額220円から利用でき、電話・メール・チャットでの手厚いサポート体制も魅力です。
※株式会社 DONUTS(2024年4月時点)
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 3万3000円/1ライセンス |
無料トライアル | 30日 |
推奨環境 | iPad |
特徴 | 0.2秒以下の認識速度と本人識別率 99.7%の認識精度 |
マスク着用 | ◯ |
Gulf CSM 勤怠管理
- 飲食・小売・サービス業で3万店舗以上の導入実績
- 生体認証で正確な出勤管理を実現
- 売上予測に基づくシフト管理で生産性を向上
Gulf CSM 勤怠管理はクラウド型の勤怠管理システムで、飲食業や流通小売業、サービス業を中心に約3万店舗以上、利用者24万人以上の実績があります。(2024年4月時点)不正を防ぐための生体認証を採用しており、正確な出勤管理が可能です。
また、世界基準の精度を持つ顔認証プランと、従量課金プランの2種類から選択可能で、利用形態に合わせて最適な顔認証エンジンを選べます。
また、予算や売上予想に基づいた効率的なシフト管理をサポートし、企業の生産性向上に貢献します。
加えて企業通貨アプリでポイントの発行・付与が可能で、ポイントはお店での決済など様々な用途に利用可能です。ポイントを貢献した社員に付与することで、モチベーションの維持に繋げられます。
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | – |
推奨環境 | iOS/WindowsPC |
特徴 | WindowsPCでの顔認証打刻が可能 |
マスク着用 | ◯ |
WiMS/SaaS 勤務管理システム
- 顔認証打刻で正確な出退勤管理を実現
- 多様な入力手段で場所を選ばずに勤務管理
- ハイブリッドワークに対応した出社・テレワークの管理
WiMS/SaaS 勤務管理システムは、従業員数1,000名以上の会社やそのグループ会社にも対応できる勤怠管理システムです。
退勤時間の管理だけでなく、休暇や残業の申請、承認ワークフロー、シフト管理やプロジェクト工数管理機能を持ち、多言語にも対応できます。顔認証打刻オプションを付ければ、出退勤打刻を顔認証で行えるようになり、タブレット端末やノートPCの標準カメラで顔認証が可能です。
PCやスマートフォンからのWEB打刻、ICカードやタイムレコーダー等の外部機器からの打刻情報取り込みに対応しており、場所を選ばずに勤務状況を記録できます。加えて、ハイブリッドワークに対応し、出社とテレワークを別々に記録・管理することができ、通勤手当などの経費管理も効率的に行えます。
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | – |
推奨環境 | iPad/iOS/WindowsPC |
特徴 | 0.5秒の高速認証、マスク着用時のエラー率0.01% |
マスク着用 | ◯ |
RocoTime(ロコタイム)
- 高い98.68%の導入継続率
- 同社顔認証システムと連携し信頼のおける勤怠管理を実現
- 日英両言語対応で国際的なビジネスにも対応
RocoTime(ロコタイム)は、オンプレミス型・クラウド型の両方に対応した勤怠管理システムです。幅広い業界業種で利用可能で、導入継続率は98.68%を誇ります。月1回の定期メンテナンスや、カスタマイズに伴うバージョンアップの手続きを無料で行ってもらえるなど、手厚い支援体制が確立されています。
iPadを使用した顔認証により、IDやパスワード管理が不要、正確かつ迅速な勤怠登録が可能です。同社の顔認証システムである「AUTH」と連携させ、打刻機導入などのコスト削減、なりすましなどの不正利用防止をしつつ打刻ができます。
加えて、日本語および英語での操作が可能で、国際的なビジネス環境にも対応します。
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | – |
推奨環境 | WindowsPC |
特徴 | 0.3秒の高速認証 |
マスク着用 | ◯ |
おまかせタイム
- 標準搭載の豊富な勤怠管理機能
- 各種集計と帳票出力で労務管理の効率化
- 給与ソフトとの連携で自動化と労働コスト削減
おまかせタイムは、勤怠管理やシフト管理、給与ソフト連携といった機能が標準搭載されており、幅広い用途に活用できます。さらに、オプションを選択することで、AI顔認証と体温測定が可能になります。異常体温やマスク未着用時には警告を表示することができ、感染症対策としても有効に機能します。
勤務時間や残業時間、有休利用などのデータは簡単に集計し、出勤簿として出力することができ、労務管理の効率化が図れます。
また、集計したデータはCSVファイルで出力でき、給与計算システムとの連携が可能です。これにより、給与計算の自動化が支援され、労働コストの削減に寄与します。
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ |
無料トライアル | – |
推奨環境 | 専用端末導入 |
特徴 | 0.2秒の高速認証、体温測定機能 |
マスク着用 | ◯ |
顔認証の勤怠管理システムを導入するデメリット
メリットが多い顔認証対応の勤怠管理システムですが、いくつか注意点があります。以下に挙げる注意点を踏まえて、導入を検討しましょう。
認証に時間がかかることがある
近年の顔認証は精度が高く、認証スピードも向上しています。しかし、認証機器1台に対して一斉に多くの人数が使用する状況だと、少なからず待ち時間が発生してしまいます。
たとえば、出社・退社時間が多くの社員で被る、大人数に対して認証機器の台数が少ない、といった状況が挙げられます。
このような場合は、
- 認証機器の台数を増やす
- 認証スピードの早い製品を導入する
- 各自のスマホで認証するスタイルを採用する
といった対応が求められるでしょう。
環境によって認証できないことがある
顔認証は環境によって精度が落ち、認証できないといった場合があります。
以下のような環境で使用を考えている場合は注意しましょう。
- 顔が認識できないような暗い場所
- 強い光が差し込む場所
- 正面から認証カメラを覗けないような設置場所
「顔認証で勤怠管理をしたいけど、難しいかもしれない」と感じた方は、他の生体認証を検討してみるのもおすすめです。
以下の記事は、顔認証を含め、指紋認証、静脈認証、虹彩認証といった生体認証による勤怠管理について詳しく解説しています。
顔認証対応のシステムを導入して、正確な勤怠管理を実現しよう
顔認証の勤怠管理システムを導入することで、不正打刻の防止や利便性の向上、業務の効率化を実現できます。
そしてシステムを選ぶ際は、顔認証のスピードや精度などを必ず確認するようにしましょう。無料トライアルなどを利用することもおすすめです。
現状の課題や欲しい機能を事前にまとめ、自社にぴったりの勤怠管理システムを導入してみてはいかがでしょうか。
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