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自店舗に最適なPOSレジがどれか、数ある選択肢の中から見つけ出せずにいませんか?
本記事では、おすすめのPOSレジを「飲食店」「小売店」「美容室」といった業種別で分類して、各製品の特徴や価格をわかりやすく比較しながら解説します。
選び方のポイントや比較表、導入事例やユーザーアンケートを元にした実態調査など、数々のコンテンツであなたのPOSレジ選びを徹底サポート。最短1分で完了するPOSレジ自動診断も用意しているので、ぴったりのPOSレジ選びにぜひご活用ください。

ミツモアなら、業種や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりのPOSレジを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
希望条件に沿った最大5製品の特徴や機能、料金プランを表示します。最適な製品の中から比較表で比較できるので、数多くの製品から絞り込む手間や時間もかかりません。ぜひ、POSレジ選びにご活用ください。
POSレジとは、商品を販売した時点での会計金額や商品情報を記録して集計できるレジのことです。
2025年8月〜10月にかけてミツモアにおいて、POSレジへの問い合わせが多かったのは下記の業界です。
「POSレジ導入検討企業の業種」を分析すると、特定の業種に導入意欲が集中していることがわかります。この背景には、各業界が直面する固有の課題と、それを解決する手段としてのPOSレジへの高い期待が明確に見て取れます。

POSレジはどの業種でも対応できる「汎用型」と、飲食店など各業種向けに機能が設計された「業種特化型」の2タイプに大きく分かれます。
〈POSレジの分類表〉
| 汎用型 | スマレジCASHIERPOS+ユビレジAirレジSquare POSレジユビレジ エンタープライズstera pack POS |
| 飲食店向け | ワンレジblaynレジNECモバイルPOSMmenu東芝テックPOSレジスター FScompassNS funfo(ファンフォ) USENレジ |
| 小売店向け | STORESレジORANGE POSパワクラ |
| 美容室向け | SalonAnswerBionlyパワーナレッジPOS |
汎用型のPOSレジはどの業種でも利用できる、会計・レジ機能を搭載しています。そして料金プランやオプションが豊富に揃っており、必要な機能に応じてカスタマイズ可能です。
一方で業種特化型のPOSレジは、飲食店や小売店、美容室など各業種に沿った特有の機能があらかじめ搭載されています。
この分類をふまえて、POSレジを選ぶ際には以下のステップで製品を絞り込んでいくとスムーズに比較できます。
〈POSレジ選び3つのステップ〉
自店舗の課題や要望を「汎用型」でまかなえるかどうかを確認して、より専門的な機能が必要になった場合に「業種特化型」を検討する流れです。製品を絞り込んだ後は、この後で解説する比較ポイントに沿って、POSレジ各製品の特徴や機能を比較していきましょう。
まずは汎用型のPOSレジを検討します。汎用型の製品は基本の会計・レジ機能に加えて、売上分析や在庫管理、顧客管理などのスタンダードな機能を搭載しています。
導入費用や月額費用が比較的安く、分析や管理のデジタル化を進めていきたい場合におすすめです。一方で細かなカスタマイズや、オーダーシステムなど各種連携機能を求める場合は、業種特化型の製品も検討を進めていきます。
汎用型のPOSレジで現状の課題を改善しきれない場合は、業種特化型の検討を進めていきます。業種特化型のPOSレジは主に「飲食店」「小売店」「美容室」の3業種に向けて最適化されているケースが多く、専門性が高い機能が搭載されています。
飲食店向けのPOSレジでは、オペレーション効率化に強みがある製品が多いです。たとえば座席ごとの注文状況や支払いステータスを一目で確認できるテーブル管理機能や、注文内容をキッチンやレジへ転送できるオーダーエントリーシステム連携機能を搭載しています。
飲食店向けの会計機能が搭載されている製品も多く、たとえば個別会計や割り勘に対応できたり、キャッシュレスなど決済手段が豊富だったり、クーポンを登録できたりします。
小売店の場合は会計機能や決済手段が充実していて、在庫管理機能に強みがある小売店向けPOSレジがおすすめです。在庫が一定の基準を下回った際に自動でアラートを出す通知機能や、受発注を簡単に行える機能を搭載しています。
複数店舗を展開している場合は、店舗間での在庫共有機能を搭載しているものを選ぶとよいでしょう。在庫をリアルタイムで共有できるため、店舗間での商品移動や連携しながらのプロモーションが可能です。
実店舗のほかにECサイトを運営している場合は、ECサイト連携機能を搭載したPOSレジが選択肢に入ります。在庫や売上データの一元管理が可能になり、在庫不足や過剰在庫を回避できます。
お客様ひとりひとりに寄り添った対応が求められる美容室では、細かな顧客管理機能を持った美容室向けPOSレジがおすすめです。
顧客の名前や連絡先など基本情報に加えて、過去の施術内容や使用した製品、担当したスタイリストや会話内容など、施術履歴の記録を残せます。次回の接客の際にこれらの情報を電子カルテとして活用すれば、よりきめ細やかでお客様にあわせたサービス提供が実現します。
ほかにも美容室予約サイトや予約システムとの連携機能を使えば、予約の重複やミスが発生する心配もありません。お客様の来店サイクルを把握したり予約一覧を表示したりして、稼働スケジュールを最適化しながら運営を進められます。
汎用型もしくは業種特化型の分類軸で絞り込めたら、この後で解説する比較ポイントに沿って各製品を比較していきましょう。
もしも各製品の比較で迷ったら、ミツモアのPOSレジ診断を活用するのもおすすめです。「ソフトウェアを探す」ボタンをクリックして、業種や欲しい機能などの各項目を順番に答えていくだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断します。
自店舗の業種や状況に応じてPOSレジのタイプを絞り込んだ後は、以下のポイントを確認しながら比較・検討を進めていきましょう。
POSレジの導入にあたって、まずは店舗の業務フローや体制を洗い出していきます。現状の課題を明らかにしてから優先順位をつけて、必要な機能が搭載されているかどうかを各製品で確認しましょう。
〈課題と機能の対応例〉
| 課題 | 機能 | 効果 |
| どの商品がいつ、どのくらい売れているのかすぐにわからない | 売上分析 | 商品別・カテゴリ別・日別・月別などさまざまな単位で売上を分析できる |
| 在庫の手動管理に時間がかかり、ミスも発生しやすい | 在庫管理 | 商品の売れ行きに対して在庫数を自動集計、残り在庫数が少なくなったらアラートで通知できる |
| リピート客が増えない | 顧客管理 | 来店履歴や購入履歴などの顧客情報を登録して一元管理、商品の入荷情報や新商品発売情報の提供につなげられる |
| 1店舗ずつ売上確認を行う必要があり、管理コストがかかっている | 複数店舗管理 | 各店舗の売上を自動で集計してレポート化したり、売上報告のメールを自動配信したりできる |
| キャッシュレス決済に対応していない | 決済端末連携 | 決済端末を接続して、クレジットカードやICカード、QRコードやバーコード決済に対応できる |
| 店舗とECサイトの在庫や売上が別管理のため、手間やミスが発生する | EC連携 | 店舗とECサイトの在庫や売上をリアルタイムで同期し、在庫切れや販売機会の損失を防止。効率的な仕入れや販売が可能になる |
改善したい課題に対応できる機能が搭載されているかどうか、そしてその機能が自店舗の運営状況とあっているかどうかを確認しながら、POSレジをさらに絞り込んでいきます。
POSレジの導入にかかる費用は、主に「初期費用」「月額利用料」「周辺機器の費用」の3点で構成されます。
月額利用料が無料のプランも増えています。ただし、その形態はさまざまです。機能が最小限に制限されているシンプルなプランのほか、特定の決済サービス(キャッシュレス決済端末)の導入を前提条件として、POSレジのアプリ利用料自体は無料になる、といったモデルもあります。店舗の業務効率化やデータ分析を重視する場合は、有料プランの選定が一般的です。
特にタブレット型やパソコン型のPOSレジを選ぶ際は、周辺機器の費用に注意が必要です。タブレット端末やPC本体とは別に、現金管理のための「キャッシュドロワー(釣銭箱)」や、釣銭の受け渡しを自動化する「自動釣銭機」が必要な場合、それらの機器の導入費用が別途発生します。
そのほか、会計ソフト連携や高度な在庫管理といった「オプション機能」の追加費用や、キャッシュレス決済を利用する場合の「決済端末の費用」「決済手数料(売上の3%前後など)」も確認が必要です。
複数の料金プランが用意されている製品も多いため、自店舗に必要な機能と、周辺機器も含めた総額の費用で比較検討することが大切です。
関連記事:POSレジの価格を徹底比較!価格相場や安く導入するためのポイントも解説|ミツモア

POSレジの端末は「ターミナル型」「パソコン型」「タブレット型」の3タイプに大きく分かれ、それぞれで使い勝手やサイズが異なります。運用方針や自店舗の設置スペースにあわせて、適切な端末タイプを提供しているPOSレジを選びましょう。
〈POSレジ端末の種類〉
| 種類 | 特徴 | 端末のサイズ |
| ターミナル型 | スーパーやコンビニで最も多く目にする一体型タイプのPOSレジ。高性能だが高コスト | 大きい |
| パソコン型 | パソコンにPOSソフトウェアをインストールして使用するタイプのPOSレジ。必要に応じて周辺機器導入の必要あり | 小さい |
| タブレット型 | タブレット端末にPOSアプリをインストールして使用するタイプのPOSレジ。必要に応じて周辺機器導入の必要あり | かなり小さい |
レジでの接客はお客様との貴重な時間を身近で過ごす場面でもあります。そのため、店舗の内装や空間にあわせて、端末を選ぶのもよいでしょう。たとえばタブレット型やパソコン型のレジを選べば、コンパクトな端末構成でスタイリッシュな印象を与えられます。
このほかにも、券売機やセルフレジなどの端末タイプを選べるPOSレジもあります。使用シチュエーションやカウンターの大きさ、レジ周りのスペースを考慮して、最適な製品を選びましょう。
関連記事:タブレットPOSレジとは?iPadで使えるレジの特徴や機能を解説|ミツモア
関連記事:タブレット型POSレジのランキング!
POSレジを選ぶ際は、レジ単体の機能だけでなく、他のシステムやソフトウェアと連携できるかどうかも重要です。他システムと連携して情報を一元管理できれば、利便性がさらに高まります。
連携の方式は、大きく分けて「連携型(API連携型)」と「オールインワン型(ベンダー一体提供型)」の2種類があります。
連携型は、会計ソフトや予約システム、顧客管理システム(CRM)、ECサイト、デリバリーサービスなど、外部の専門的なサービスとAPI(Application Programming Interface)を通じて連携することを得意としています。導入企業は、自店舗の課題や業態に合わせて、必要な外部サービスを自由に組み合わせて利用できます。
データの一元管理や詳細な分析を重視する本部(チェーン店など)や、すでに利用している外部サービスがあり、それを活かしたい店舗に向いています。ただし、連携するサービスごとに個別の契約が必要になる場合があります。
オールインワン型POSレジは提供ベンダーが、モバイルオーダーやテイクアウト、顧客管理、簡易的なデータ分析など、店舗運営に必要な周辺機能も自社で開発・提供しているタイプです。
必要な機能がベンダーのサービス内で完結しているため、導入や操作がシンプルで、問い合わせ窓口も1つにまとまる利点があります。現場での運用の簡便さや、システム導入の手間を最小限に抑えたい個人店や小規模店舗に適しています。
本記事で紹介しているおすすめのPOSレジ各製品の特徴や機能を比較表にまとめました。ぜひ、製品選びの参考にしてください。(比較表は右にスクロールできます)
| 製品名 | スマレジ | CASHIER | POS+(ポスタス) | ユビレジ エンタープライズ | Airレジ | Square POSレジ | ワンレジ | blaynレジ | NECモバイルPOS | funfo(ファンフォ) | USENレジ | SalonAnswer | Bionly | パワーナレッジPOS | STORESレジ | ORANGE POS | パワクラ |
| 初期費用 | 0円 | 0円~ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 0円 | 0円 | 330,000円~ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 0円 | 0円 | 143,000円 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 0円 | 要問い合わせ | 0円~ |
| 月額費用 | 0円~15,400円 | 0円~4,400円 | 15,400円~ | 要問い合わせ | 0円 | 0円 | 11,000円~ | 3,080円~ | 要問い合わせ | 0円~ | 25,278円~ | 10,780円~ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 0円~ | 要問い合わせ | 0円~ |
| 製品タイプ | 汎用型 | 汎用型 | 汎用型 | 汎用型 | 汎用型 | 汎用型 | 飲食店向け | 飲食店向け | 飲食店向け | 飲食店向け | 飲食店向け | 美容室向け | 美容室向け | 美容室向け | 小売店向け | 小売店向け | 小売店向け |
| 端末タイプ | タブレット | ・タブレット ・ターミナル | ・タブレット ・ターミナル | タブレット | タブレット | タブレット | タブレット | ターミナル | タブレット | タブレット | パソコン | ・タブレット ・パソコン | タブレット | ターミナル | ・タブレット ・パソコン | タブレット | ・タブレット ・パソコン ・ターミナル |
| 売上管理・分析 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 商品・在庫管理 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| 顧客管理 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | △ | ● | ● |
| 予約管理 | ● | ● | ● | - | ● | ● | ● | - | - | - | ● | ● | ● | ● | △ | ● | - |
| スタッフ管理 | ● | - | ● | - | ● | ● | ● | ● | - | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - |
| キャッシュレス決済 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
| アプリ連携 | ・会計ソフト ・予約システム | - | ・会計ソフト ・予約システム | ・基幹システム ・会計ソフト | ・会計ソフト ・CRM | ・会計ソフト ・予約システム ・ECサイト | ・会計ソフト ・予約システム | ・会計ソフト | ・会計ソフト ・CRM ・予約システム | ・LINE | ・会計ソフト ・予約システム | ・予約サイト ・LINE | - | - | ・ECサイト | ・ERP ・倉庫管理 | ・ECサイト ・LINE |
| サポート | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・訪問 | ・電話 ・メール ・ヘルプページ | ・メール ・チャット | ・電話 ・メール | ・電話 | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール ・ヘルプページ | ・遠隔サポート ・電話 ・ヘルプサイト | ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール | ・電話 ・メール |
※ミツモア調べ(2025年11月時点)
※「△」はオプションで対応可能
※「-」はホームページに記載なし、要問い合わせ
※価格は税込表記
多くの機能を活用したい場合は「スマレジ」や「POS+」がおすすめです。商品・在庫管理から顧客管理、スタッフ管理や外部システムの連携まで豊富な機能を搭載しています。
初期費用や月額費用を抑えたい場合は「Airレジ」や「Square POSレジ」がおすすめです。有料製品に引けを取らない性能で、いずれも初期費用と月額費用が0円。決済手数料や周辺機器代のみですぐに使えるのが魅力です。
ほかの製品は飲食業など各業界に特化した機能を搭載していたり、操作性に優れていたりします。この後は各製品の特徴や機能を一挙紹介しているので、比較ポイントに沿って各製品の比較を進めていきましょう。
その他業界向けPOSレジを紹介します。
POSレジの導入を検討しているユーザーを対象に実施したアンケートデータから、ユーザーが実際に求めているPOSレジの機能を業界別で紹介します。
なお全体としては「キャッシュレス決済」と「会計ソフト連携」が業種を問わず非常に高いニーズがあることがわかりました。これは現代の店舗運営において、以下2点が共通の重要課題であることを示唆しています。
そのうえで各業種で次に求められる機能が異なっており、ここに各業界固有の課題やビジネスモデルが色濃く反映されているといえます。

※ミツモアでPOSレジへの関心を示した飲食業に従事するユーザー2472名を対象に集計(調査期間:2025年2月~5月)
飲食店では「キャッシュレス決済(42.5%)」「会計ソフト連携(22.6%)」「予約システム連携(12.5%)」の順で利用したい機能がランクインしていました。
飲食店の最大の特徴は「客席の回転率」が売上に直結する点です。特にランチタイムなどのピーク時には、顧客をいかにスムーズに案内して注文を取り、会計を済ませるかが重要になります。
| ユーザーがPOSレジに求めている機能 | 人気の理由 |
| 1位:キャッシュレス決済(42.5%) | 圧倒的な1位である理由は会計時間を短縮してピーク時の回転率を上げるためです。現金授受の手間やミスがなくなることで、1組あたりの会計時間が短縮され、次のお客様を早く案内できます。また、衛生面でのメリットも飲食店にとっては重要です。 |
| 2位:会計ソフト連携(22.6%) | 日々の売上集計、仕入れ管理、人件費計算など、飲食店は経理業務が複雑になりがちです。POSレジの売上データが自動で会計ソフトに連携されれば、オーナーや店長が深夜に行っていた煩雑な事務作業から解放され、メニュー開発や接客改善といった本来注力すべき業務に時間を使えるようになります。 |
| 3位:予約システム連携(12.5%) | レストランや居酒屋など、予約が売上の多くを占める業態では、予約管理が生命線です。グルメサイトなどの外部予約システムとPOSレジが連携することで、ダブルブッキングを防ぎ、予約状況と来店状況を一元管理できます。これにより、機会損失を減らし、スムーズな席案内を実現します。 |
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※ミツモアでPOSレジへの関心を示した小売店に従事するユーザー1090名を対象に集計(調査期間:2025年2月~5月)
小売店では「キャッシュレス決済(42.9%)」「会計ソフト連携(23.0%)」「自動釣銭機(13.2%)」の順で利用したい機能がランクイン。小売店は不特定多数の顧客が来店し、レジでの金銭授受の正確性とスピードが求められる業種であることがこれらの機能の人気を後押ししているといえます。
| ユーザーがPOSレジに求めている機能 | 人気の理由 |
| 1位:キャッシュレス決済(42.9%) | 飲食店と同様に会計の高速化が主な理由です。顧客がレジで待つストレスを軽減することは、店舗の印象を左右する重要な要素です。また、高額商品を扱う店舗では、現金の持ち運びリスクを減らす目的もあります。 |
| 2位:会計ソフト連携(23.0%) | 売上管理に加えて、小売店では在庫管理が非常に重要です。POSレジと会計ソフトの連携は、売上と在庫のデータを連動させ、正確な利益計算や棚卸業務の効率化に繋がります。 |
| 3位:自動釣銭機(13.2%) | 小売店でこの機能の優先度が高いのは、レジ締め作業の負担軽減と、釣銭間違いの防止が大きな目的です。特にパート・アルバイトのスタッフが多い店舗では、誰がレジ操作をしてもミスが起こらない仕組みが求められます。新人スタッフへの教育コスト削減にも繋がります。 |

※ミツモアでPOSレジへの関心を示した美容・サロンに従事するユーザー861名を対象に集計(調査期間:2025年2月~5月)
美容室・サロンでは「キャッシュレス決済(34.0%)」「予約システム連携(26.1%)」「会計ソフト連携(21.8%)」の順で利用したい機能が人気を博していました。美容室やサロンは、「顧客との長期的な関係性」と「予約管理」がビジネスの根幹を成す業種です。そのため他業種と比べて予約システム連携やCRM連携の人気が高まっています。
| ユーザーがPOSレジに求めている機能 | 人気の理由 |
| 1位:キャッシュレス決済(34.0%) | 他業種に比べて割合が低いものの1位であるのは、客単価が比較的高いためです。数千円〜数万円の支払いをキャッシュレスで行いたいという顧客ニーズに応えること、また、サービス後の会計をスマートに済ませることで、顧客体験の向上を図る狙いがあります。 |
| 2位:予約システム連携(26.1%) | この業種で2位と非常に高い割合を占めているのが最大の特徴です。美容・サロンの多くは予約制であり、スタッフの指名や出勤スケジュールと予約枠を連動させる必要があります。POSレジと予約システムが連携すれば、電話やネットからの予約を一元管理し、空き状況をリアルタイムで反映できるため、業務効率が劇的に向上します。 |
| CRM連携(5.6%) | 全体に占める割合は低いですが、他業種(飲食店4.1%、小売店3.4%)と比較して最も高い数値です。これは、美容・サロンがリピート顧客によって支えられるビジネスモデルであるためです。POSレジに蓄積された来店履歴や施術内容、購入商品などのデータをCRM(顧客関係管理)と連携させることで、顧客一人ひとりに合わせた最適な提案やDM送付が可能になり、再来店を促進します。 |
これまでのデータや考察から、POSレジに求められる機能は単なる会計ツールとしての役割を超え、各業界が抱える「業務効率化」「顧客体験の向上」「売上機会の最大化」といった経営課題を解決するためのソリューションとして期待されていることが明確に見て取れます。
飲食店は「回転率」を重視し、決済と予約のスピードを求める。
小売店は「正確性」を重視し、レジ締めや在庫管理の自動化を求める。
美容・サロンは「顧客管理」を重視し、予約から会計、そして再来店促進までを一気通貫で管理できる仕組みを求める。
これらのニーズの違いを理解することは、POSレジを導入する事業者にとって非常に重要であると言えるでしょう。
現代の店舗運営において、POSレジはもはや単なる会計ツールではありません。売上分析、在庫管理、顧客管理、そして外部サービスとの連携を通じて店舗運営の根幹を支える「経営の司令塔」へと進化しています。
ここでは今、POSレジの導入を検討している2,718の事業者のみなさまから寄せられた生の声を基に、最新の導入傾向を徹底分析します。
「POSレジをどのように選べばいいのかわからない」「ほかの店舗はどのようにしてPOSレジの導入を検討しているのか」と気になる方はぜひ選び方の参考にしてください。
調査期間:2025年2月1日~2025年5月31日
調査対象:ミツモアを利用したPOSレジの導入を検討しているユーザー2,718名

「POSレジ導入検討企業の業種」を分析すると、特定の業種に導入意欲が集中していることがわかります。この背景には、各業界が直面する固有の課題と、それを解決する手段としてのPOSレジへの高い期待が明確に見て取れます。
調査対象の実に約半数(47.8%)を飲食店が占めるという事実は、この業界が抱える課題の深刻さを物語っています。飲食業界は、恒常的な人手不足という大きな課題に直面しており、少ない人数で店舗を効率的に運営するため、デジタルツールの活用が不可欠となっています。
この課題に対する直接的な解決策として、POSレジが注目されています。例えば、ハンディ端末などのオーダーエントリーシステムやキッチンプリンターと連携することで、注文を受けてからキッチンにオーダーが伝わるまでのプロセスが自動化され、ホールスタッフの移動距離や負担を劇的に削減します 。また、グルメサイトなど外部の予約システムと連携すれば、予約情報が自動で反映され、ダブルブッキングのリスクなく予約管理を効率化できます。
このように、飲食店にとってのPOSレジ導入は、単なるコスト削減という守りの一手ではありません。人手不足という厳しい現実の中で、「サービスの質を落とさずに店舗を運営し続ける」ための、攻めの経営戦略なのです。デジタルツールで定型業務を自動化し、スタッフがお客様への配慮やコミュニケーションといった、本来の付加価値の高い業務に集中できる環境を構築することが、真の目的と言えるでしょう。
飲食店に次いで導入検討が多いのが、小売・卸売業(23.5%)です。この背景には、避けては通れない制度対応と、変化する販売チャネルへの適応という2つの大きな動機が存在します。
第一のトリガーは、2023年10月から開始されたインボイス制度です。これにより、事業者は適格請求書の発行・保存が義務付けられ、経理業務が複雑化しました。インボイス制度に対応したPOSレジは、複数税率の計算や適格請求書の要件を満たしたレシート・領収書の発行を自動で行うため、事業者の負担を大幅に軽減します。もはやインボイス対応は「選択」ではなく「必須」の機能なのです。
第二のトリガーは、実店舗とECサイトの両方で商品を販売する「オムニチャネル」の一般化です。この販売形態では、店舗とECサイトの在庫情報をいかに正確に、リアルタイムで同期させるかが生命線となります。POSレジをECサイトと連携させることで、どちらかのチャネルで商品が売れた際に、もう一方の在庫数も自動で更新されます。これにより、顧客がECサイトで注文したのに店舗に在庫がなかった、という「販売機会の損失」や、逆に売れ残りを抱える「過剰在庫」のリスクを効果的に防ぐことができるのです。
小売業にとってのPOSレジは、法改正への「対応コスト」を、より戦略的な経営改善へと繋げる「投資」に変えるツールです。インボイス対応という義務をきっかけに、在庫管理の最適化や販売データの分析といった、より高度な店舗運営に着手する絶好の機会と捉えられています。
美容室やエステサロンといった業種も、13.8%と高い導入意欲を示しています。この業界では、会計の効率化以上に、顧客一人ひとりとの関係性を深める「顧客管理(CRM)」の側面が強く求められます。
美容・サロン業界は、リピート顧客が売上の中心となるビジネスモデルです。そのため、POSレジは単なる会計機ではなく、顧客情報を管理する「電子カルテ」としての役割を担います。顧客の基本情報はもちろん、過去の来店日、担当スタイリスト、施術内容、購入した店販品、さらには会話の中での好みといった情報まで記録できます。これにより、前回の施術内容を踏まえたパーソナライズされた提案や、来店サイクルに合わせたキャンペーンDMの送付など、顧客満足度を高める質の高いサービス提供が可能になります。
また、予約サイトとの連携機能も極めて重要です。複数の予約サイトや電話予約などを一元管理し、ダブルブッキングを自動で防ぐことで、予約管理業務を劇的に効率化します。
このことから、美容・サロン業界におけるPOSレジ導入は、単なる業務のデジタル化ではなく、「顧客体験の向上」を目的とした戦略的投資であると結論付けられます。施術データや予約情報を一元管理することで、スタイリストやセラピストは煩雑な事務作業から解放され、カウンセリングやコミュニケーションといった、最も価値のある「おもてなし」の時間に集中できるようになるのです。
従業員数、店舗数、導入台数、そして年間売上高。これら4つのグラフを統合的に分析すると、現在のPOSレジ市場を牽引しているのが、巨大なチェーン企業ではなく、地域に根差して日々奮闘する個人・小規模事業者であるという明確な事実が浮かび上がってきます。



調査結果は圧倒的です。POSレジの導入を検討している企業の約7割(69.0%)が従業員5名以下の小規模事業者であり、そのうち91.0%が「1店舗」のみでの導入を予定しています。さらに、導入予定台数も「1台」が87.2%を占めており、市場の主役が誰であるかは一目瞭然です。
この背景には、テクノロジーの進化がもたらした市場構造の変化があります。かつてPOSシステムは、専用の大型ハードウェアが必要で導入に数百万円かかる、まさに大企業のものでした。しかし、「タブレットPOS」の登場がすべてを変えました。iPadなどの汎用的なタブレットにアプリをインストールするだけで、高機能なPOSシステムが利用できるようになったのです。初期費用は無料または数万円程度、月額料金も安価なプランや無料プランが用意されており、個人経営の店舗でも導入のハードルが劇的に下がりました。
むしろ、限られた人員で店舗を運営しなければならない小規模事業者こそ、会計、売上集計、在庫確認といった日々の定型業務を自動化してくれるPOSレジの恩恵を最も大きく受けることができるのです。これは、POSレジ市場の「民主化」と言えるでしょう。かつて大企業しか享受できなかったデータに基づいた経営手法が、今や小規模事業者の手に届くものとなり、大手と競争するための強力な「武器」となっています。

導入検討企業の半数以上(51.2%)が年間売上1,000万円未満であるという事実は、導入における「コスト感度」が非常に高いことを示唆しています。この層にとって、数十万円の初期投資は経営を圧迫しかねない大きな負担です。
そのため、初期費用が無料または数万円程度で始められるタブレットPOSが主流となるのは必然の流れです。そして、このコスト負担をさらに軽減する強力な後押しとなっているのが、「IT導入補助金」に代表される公的支援制度の存在です。
例えば「IT導入補助金2025」のインボイス枠を活用すれば、ソフトウェア費用だけでなく、POSレジ本体(PC・タブレット等)や周辺機器の購入費用も補助対象となります。補助率も最大で費用の4/5に達する場合があり、実質的な自己負担を数万円に抑えて高機能なシステムを導入することも可能です。
これは、「売上規模が小さいからIT投資はできない」という時代が終わりを迎えたことを意味します。むしろ、「売上規模を拡大するために、補助金を最大限に活用して低コストでIT投資を行う」という逆転の発想が、これからの小規模事業者のスタンダードになりつつあるのです。POSレジの導入はもはや贅沢品ではなく、事業成長のために不可欠な先行投資として認識されています。

では、具体的にどのタイプのPOSレジが選ばれているのでしょうか。データは明確に、市場の主役が「タブレット型POS」であることを示しています。ここではその理由を深掘りするとともに、多くの事業者が抱える「選べない」という悩みにも光を当てます。
導入したいPOSレジの種類を尋ねたところ、「タブレット型POS」が51.5%と過半数を占め、他の選択肢を圧倒しました。この結果は、前章で明らかになった「市場の主役は小規模事業者」という事実と完全に符合します。
タブレットPOSが支持される理由は、従来のターミナル型POSと比較した際の圧倒的なメリットにあります。
これらの特徴はすべて、限られた予算、スペース、人員で運営する小規模店舗のニーズに完璧に応えるものです。一方、ターミナル型POS(9.2%)は、ハードウェア一体型で動作の安定性が高いものの、導入コストが数十万~百万円以上と高額で、システムの改修にも多額の費用がかかるため、その利用は主に大規模チェーンやスーパーマーケットなどに限定されています。
ここで注目すべきは、「タブレット型が良いとは思うものの、具体的にどの製品にすべきか決めかねている」層の存在です。「未定・相談したい」という回答が34.3%と、3分の1以上を占めている点がそれを物語っています。
市場にはAirレジ、スマレジ、Square POSレジ、ユビレジといった優れたタブレットPOSが多数存在し、それぞれが微妙に異なる料金体系、機能、連携サービスを持っています 。事業者自身がこれら全ての情報を収集・比較し、自店の業種や業務フローに最適な一つを見つけ出すのは、多大な時間と労力を要する困難な作業です。この「選べない」という悩みこそ、多くの事業者が直面しているリアルな課題なのです。

導入検討者は、POSレジにどのような「追加機能」を求めているのでしょうか。データは、POSレジが単体の会計ツールとしてではなく、店舗運営に関わる様々な業務システムを繋ぐ「ハブ」としての役割を強く期待されていることを示しています。
求める追加機能のトップは、40.6%と圧倒的な差をつけて「キャッシュレス決済連携」でした。これはもはや「追加機能」というより、現代の店舗運営における「標準機能」として認識されていることの表れです。
店舗側のメリットは計り知れません。会計にかかる時間が短縮され、レジ締め作業も劇的に効率化します。また、釣銭の準備や銀行への入金といった現金管理の手間とコスト、お釣りの渡し間違いといったヒューマンエラーも削減できます。
一方、顧客にとってもメリットは大きいです。スピーディーな支払いでレジの待ち時間が短縮されるだけでなく、クレジットカードやQRコード決済のポイント還元など、お得に買い物ができるため、顧客満足度の向上に直結します。現金を持ち歩かない顧客層や、キャッシュレス決済が主流であるインバウンド観光客を取り込む上でも、今や不可欠なインフラです。キャッシュレス決済に対応していないことが、販売機会の損失や顧客離反に直結するリスクとなり得るため、事業の存続に関わる「防御的な投資」としての側面が強まっています。
2番目に多く求められているのは、「会計ソフト連携」(21.8%)です。これは特に、経営者自身が経理業務も兼任することが多い個人・小規模事業者にとって、極めて切実なニーズを反映しています。
POSレジと会計ソフト(freee、マネーフォワード クラウド、弥生会計など)を連携させることで、日々の売上データが自動で会計ソフトに転記され、勘定科目ごとに仕訳まで行われます。これにより、これまで手作業で行っていた入力作業が不要になり、主に3つの大きなメリットが生まれます。(1)経理業務にかかる時間の大幅な削減、(2)入力ミスや転記ミスの撲滅による正確な帳簿管理、(3)リアルタイムでの経営状況の可視化です。
この連携がもたらす最大の価値は、経営者を煩雑な事務作業から解放し、その時間を捻出することにあります。空いた時間で、売上向上のための施策を考えたり、新サービスを開発したり、顧客とのコミュニケーションを深めたりと、より創造的で付加価値の高い「経営者本来の仕事」に集中できるようになるのです。
3番手は「予約システム連携」(13.5%)です。この数値は、本調査で導入検討企業の半数以上を占めた飲食店や美容・サロンといったサービス業のニーズを色濃く反映しています。
これらの業種では、自社のウェブサイト、複数のグルメサイトや予約ポータル、さらには電話予約など、様々なチャネルから予約が入ります。システム連携がない場合、これらを手作業でひとつの予約台帳に転記する必要があり、転記ミスや見落としによるダブルブッキングといった、顧客の信頼を著しく損なう致命的なエラーのリスクが常に伴います。
POSレジと予約システムを連携させることで、全ての予約情報が一つの画面に一元管理され、空席・空き状況がリアルタイムで自動更新されます。これにより、ダブルブッキングのリスクを根本から解消し、24時間365日、人手を介さずに予約受付を自動化することが可能になります。
ここで注目すべきは、求められる機能の上位3つ(決済、会計、予約)が、店舗運営における「お金の流れ」「情報の流れ」「顧客の流れ」という3つの根幹的な要素をデジタル化し、連携させたいというニーズを示している点です。現代の事業者がPOSレジに求めているのは、個別の機能の優劣ではなく、これら3つの流れを統合管理する「ビジネス・オペレーティング・システム」としての役割だといえるでしょう。

最後に導入検討者が持つ「熱量」をデータから読み解きます。そして、その高い意欲に応え、導入を成功に導くための、失敗しないPOSレジ選びの最終的なポイントを提示します。
「利用開始予定時期」に関する調査で最も多かった回答は、「良い製品があればすぐ」であり、全体の約4割(39.4%)を占めました。さらに、「1ヶ月以内」(14.6%)、「3ヶ月以内」(19.3%)を合わせると、全体の7割以上が半年以内の導入を具体的に視野に入れていることがわかります。
この結果は、POSレジの導入がもはや「あれば便利なもの」ではなく、「なければ事業運営に支障をきたす」経営インフラとして認識されていることを強く示唆しています。深刻化する人手不足、待ったなしのインボイス制度対応、そして加速するキャッシュレス化の波といった外部環境の急激な変化が、事業者に迅速な対応を迫っているのです。多くの事業者はすでに課題を明確に認識しており、解決策を探し、比較検討の最終段階にいると言えます。

※ミツモアでPOSレジへの関心を示したユーザー72名を対象に集計(調査期間:2025年3月~5月)
ミツモアでは、POSレジの導入を検討している事業者を対象にどの製品に関心があるかを独自に調査しました。今回のアンケートからは「Airレジ (31.3%)」「Square POSレジ (23.4%)」「POS+ (12.5%)」が高い関心を集めていることがわかります。
今回人気を博した「Airレジ」や「Square POSレジ」「POS+」は導入の手軽さやコストの明確さからPOSレジをはじめて導入する中小規模の事業者にとって選ばれやすい傾向があります。
特に「Airレジ」と「Square POSレジ」は無料プランの存在やタブレット型のスマートな操作性が評価されており、業種を問わず幅広い支持を集めています。また「POS+」は小売店や飲食店など各業種に特化した料金プランと機能を提供しており、サポート体制や多機能性からもユーザーからの評価を集めています。
これまでの分析を踏まえ、具体的な製品選びに移る際に、思考を整理し、見落としを防ぐための実践的なチェックリストを提案します。これは、数ある選択肢の中から自社に最適な一台を選び抜くためのフレームワークです。
今回の2,718社への調査から、日々の運営に奮闘する個人・小規模事業者を中心にPOSレジのニーズが高まっていることがわかりました。さらに人手不足や制度変更といった荒波を乗り越えるため、低コストで高機能な「タブレットPOS」を、生き残りと成長のための「経営の武器」として求めていることがわかります。そして、その価値はもはや会計機能そのものではなく、決済、会計、在庫、予約といったバラバラだった業務システムを連携させる「統合プラットフォーム」としての役割にこそあるのです。
POSレジを選ぶという行為は、単なる機器の選定作業ではありません。それは、自社の課題と真摯に向き合い、業務プロセスを見直し、未来の成長戦略を描くプロセスそのものです。データに基づいた的確な意思決定、業務の自動化による貴重な時間の創出、そしてテクノロジーを活用した顧客体験の向上。これらを実現する最適なパートナー(POSレジ)を見つけることが、変化の激しい時代を勝ち抜くための、最も重要で確実な第一歩となるでしょう。
あなたの店に最適なPOSレジは、もう見つかりましたか? ミツモアなら、業種や欲しい機能などの簡単な質問に答えるだけで、最大5社のPOSレジベンダーから、あなたの店の課題や予算に合わせた提案と見積もりが届きます。
IT導入補助金の活用サポートに強い事業者も多数登録。導入コストを大幅に抑えるチャンスです。まずは無料で、あなたにぴったりのPOSレジを探してみてください。
POSレジはバーコードの読み取りや画面上の商品選択で金額を読み取れます。そのため、金額の入力ミスが発生することは原理的にありません。ミスすることなく、会計をスピーディーに進めることができます。
また決済端末と連携すれば、クレジットカードやQRコード決済など様々な支払い方法への対応も可能に。会計業務の効率化を通じて、顧客満足度の向上も見込めます。
POSレジは「いつ」「どこで」「誰に」「何が」「どのくらい」売れたのかをリアルタイムに集計してデータ化します。そのため実際の販売データをもとにして、売上分析を効率的に進められます。
〈売上分析の例〉
リアルタイムにデータを集計できることから、売上分析に着手するタイミングも思いのまま。スキマ時間を有効活用しながら、販売戦略を立てられます。

POSレジの販売データを活用すれば、効果的な販促施策も実行できます。
〈POSレジを活用した販促施策の例〉
POSレジに蓄積される販売データは、販売施策の効果を最大限に引き出すうえで非常に有用な情報です。実際の購買記録から得られるデータは、売上のトレンドやお客様の購買行動を具体的に把握するための正確な情報源になります。
POSレジは、どの商品がどのくらい売れたのかといった販売情報を収集して、売れ筋と死に筋をスムーズに把握できます。そのため発注の増加や取り扱い停止など、商品の在庫管理にかかわる意思決定を取りやすくなります。
最適な在庫数を保つことで在庫切れによる販売機会の損失を防いだり、過剰コストの解消につなげたりできます。
POSレジは会員情報を参照して、お客様の購買履歴や来店頻度、顧客属性などさまざまな顧客情報を管理できます。これらの顧客情報を活用すれば、リピート拡大に向けた効果的なマーケティング施策を行えます。
〈POSレジを活用したマーケティング施策の例〉
顧客情報は店舗運営を進めていく中で、売上データに匹敵する重要なデータです。顧客のニーズを読み解くうえで、POSレジに蓄積した数々のデータが大きく役立ちます。
POSレジの導入から利用までのおおまかな流れを解説します。運用開始までにいくつかのステップを踏む必要があるので、利用を開始したい1~2ヶ月前までを目処にベンダーへ問い合わせ始めるとよいでしょう。
POSレジの導入を進めるにあたって最初に行うべきステップは、各ベンダーへの問い合わせです。当記事で比較した情報をもとに、興味があるPOSレジの会社へ問い合わせをしましょう。
問い合わせ方法は問い合わせフォームやメール、電話などがあげられます。自社の業種や店舗規模、欲しい機能や運用形態を事前に洗い出して明確にしておくと、ベンダー担当者との話をスムーズに進められます。
候補となるPOSレジ各社へ同様に問い合わせて複数の見積もりを取得して、料金や機能を比較していきます。
「予算に収まるかどうか」「抱えている課題を解決できそうか」「やりたいことを実現できそうかどうか」など複数の観点から各製品を比較して、自店舗と相性がよいPOSレジを決めましょう。
スケジュールに余裕があれば、無料トライアルやデモを活用して実際の使用感を確かめるのも効果的です。また導入後のアフターサポートについても、各製品で確認しておきましょう。
ミツモアなら、複数のベンダーへ問い合わせる前に、業種や欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最大5製品診断できます。あなたの店舗にぴったりの製品だけで作った比較表で料金プランや機能を比べられるので、ぜひご活用ください。
導入するPOSレジと契約を結んで、POSレジの機器やシステムを購入します。
キャッシュドロアや決済端末など、POSレジ運用に必要な周辺機器の構成も決めて発注します。中には、各種機器のセット販売やリースを行っているベンダーもあります。予算に応じて最適なプランを選びましょう。
導入サポートとして機器の設置を支援してくれるベンダーもあるので、必要に応じて活用すると導入をスムーズに進められます。
POSレジの設置が済んだら、初期設定を行います。店舗情報や商品データの登録、ユーザーアカウントの作成やレシートのデザイン設定など、各種情報を登録します。
多くのベンダーは設定マニュアルや導入サポートを提供しているため、特に大きな心配はいりません。そして今後の情報更新時にスムーズな対応ができるように、このタイミングでマニュアルをひととおりチェックしておくと安心です。POSレジが適切に作動するように、各機器の接続も確認しておきましょう。
初期設定が完了したら、POSレジの動作確認を兼ねて使い方を覚えていきます。会計や売上管理などの基本操作はもちろん、売上レポートの見方や在庫管理の方法、顧客データの管理など、高度な機能についても学びましょう。
またお店で必要な会計業務をスムーズに行えるように、スタッフ教育もあわせて実施します。ベンダーによっては、現地でのトレーニングや研修プログラムを提供している場合もあります。
POSレジの操作を習得して運用準備が整ったら、POSレジの運用スタートです。便利で豊富な機能を存分に活用して、店舗運営に役立てていきましょう。

POSレジは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬ製品との出会いもあるかもしれません。
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