POSレジは、レジ業務の効率アップや売上情報の管理、分析を可能にするレジシステムです。本記事では数あるPOSレジの中から、飲食店におすすめの12製品を厳選してご紹介。選び方のポイントや導入事例もあわせて解説します。
お店に合ったPOSレジを見つけて、業務効率の向上につなげましょう。
飲食店におすすめのPOSレジ12選
数あるPOSレジの中から、飲食店におすすめの12製品を紹介します。
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ユビレジ

- タブレット型のPOSレジで簡単な操作性を実現
- 売上がリアルタイムで反映され、営業中でも確認できる
- 1カ月無料でお試しが可能
レジ機能やオーダリング機能、顧客管理機能を搭載した、タブレット型のPOSレジです。直感的に操作できるUIと、シンプルで分かりやすいシステムにより、デジタル端末にあまり詳しくない人でもスムーズに扱えます。
顧客の属性に合わせた客単価や売り上げの傾向をデータ化。またリアルタイムで会計情報がクラウドにアップロードされるため、営業中でもすぐに売上の確認が行えます。
店内にサーバーを構築する必要がないため、低コストでの導入が可能です。お試しプランでは1カ月無料で使用できるため、導入前に使い勝手を確認できます。
スマレジ

- 最低限のレジ機能は無料で導入できる
- 飲食店に特化した高機能なプランもあり
- ほぼすべての決済方法に対応しており、完全なシステム化を実現
iPad、iPhone、iPod touchにアプリをインストールして使うPOSレジです。基本的なレジ機能や売上分析は1店舗まで無料で導入できます。
オーダー管理からレジ業務まで一元管理したい飲食店には、「フードビジネスプラン」がおすすめです。メニュー管理や注文管理、テーブル管理もシステム上で行えるため、スムーズな店舗運営を実現できるでしょう。
QRコードを含めたキャッシュレス決済やセルフレジなど、幅広い決済方法に対応しています。POSレジを導入することで現在の決済方法が使えなくなってしまう心配はありません。
USENレジ FOOD

- 飲食店経営に最適化されたシンプルな設計
- 幅広い外部サービスと連携可能
- 導入前から導入後までサポートがあり、初めてでも安心
飲食店経営に必要な会計機能やレジ機能、テーブル管理機能を搭載したPOSレジです。豊富なオーダー機能と約30種類以上の売上データ分析機能により、店舗の経営分析を向上させられます。
導入の際は、顧客ごとに提供会社であるUSENの専門サポートを受けられます。POSレジの導入になかなか踏み出せない店舗でも、心配ないでしょう。
連携できる外部サービスも多く、すでに使っている予約システムや会計ソフトなどが活かせる場合も多いです。
pos cube

- POSレジとOES(オーダーエントリーシステム)のオールインワン設計
- 豊富な機能で売上と顧客満足度を向上させられる
- 外部サービスとの連携がとれ、さらにシームレスな店舗経営を実現
個人経営のカフェからチェーンのレストランまで、幅広い飲食店に対応。POSレジとOESがセットになっており、顧客の注文管理から精算業務、売上分析まで一元管理が可能です。
さらに外部サービスと連携すれば、店舗の基幹システムとしても運用できます。連携に対応しているサービスにはキャッシュレス決済やモバイルセルフオーダーアプリ、LINEなどがあげられます。
設置からトレーニングまで、サポートを受けられるのも魅力です。POSレジの知識が少ないオーナーでも、導入しやすいでしょう。
ワンレジ

- シンプルなUIで直感的な操作を実現
- 写真撮影&顔認証機能で会計不正を防止
- 軽減税率やQR決済、個別会計などにも対応
「新人スタッフでも3時間練習すれば、使いこなせるように」といったコンセプトで設計されました。直感的に操作できるうえ、練習モードで何度でも練習できます。新人教育に割く時間とコストを大幅に軽減できるでしょう。
レジの打刻時には写真撮影と顔認証を実施できるため、会計不正が起こりにくく、スタッフが安心して働ける環境を構築できます。
軽減税率やQR決済、個別会計、値引きにも対応しており、飲食店の経営や業務の形態に即した運用が可能な点も魅力的です。
POS+ food

- クラウド型のタブレットPOSレジで、低コストを実現
- グッドデザイン賞を受賞した、シンプルで分かりやすい画面
- 売上だけでなくオーダーも同時に管理
データをクラウド上に保存するクラウド型で、多機能かつ低コストを実現しています。テイクアウトやセルフオーダー、キャッシュレス決済など、現代の飲食店に必要な機能は一通りそろっています。
幅広いオペレーションに対応できる仕様ながら、複雑な操作は必要ありません。シンプルで分かりやすいUIは高く評価され、グッドデザイン賞を受賞しました。
セルフオーダー機能が標準機能として搭載されており、オーダーの一元管理も可能です。もちろん店員がとったオーダーも反映でき、注文から調理状況、配膳状況までシステム上で管理できます。
NECモバイルPOS

- 手厚いサポートでトラブル時も安心
- サブスク型なので、使いながらシステムを最適化できる
- 既存のシステムと連携でき、現在の環境をくずさない
POSシステム開発に40年以上の実績を持つ、NECが提供するPOSレジです。24時間365日対応のコールセンターと、日本各地のフィールドサポート拠点があるので、手厚いサポートを受けられます。
機能はサブスク型で提供されるため、機能の拡張やカスタマイズが月ごとに行え、不要な費用がかかりません。従業員の声や店舗の状況に合わせてPOSレジを最適化できる点も魅力的です。
外部サービスとの連携にも対応しており、現在の環境をキープしながら業務を効率化したい飲食店におすすめです。
ブレインレジ

- モバイル・タブレット・セルフレジの3種類
- メニューや各種ボタンを多言語で表示
- POSレジの基本機能のみなら無料プランあり
飲食店のニーズに合わせて、タイプを選べるPOSレジです。軽量なモバイル型なら、テーブル会計や移動会計にも対応が可能です。オーダーの管理・レシートのプリントアウトまでカバーします。
タブレット型は省スペースがかなううえ、基本的な会計はわずか3ステップで終了するため、レジの混雑を回避できます。セルフレジなら、完全セルフオーダーが可能です。英語・中国語・韓国語にも対応しており、海外からの顧客が多い店舗も不安なく導入できます。
POSレジの基本機能のみなら無料なので、スモールスタートが可能です。
SQUARE POSレジ

- アカウント作成とアプリのインストールで、すぐに導入できる
- すでに使っているレジ端末をそのまま使える
- 無料で十分な機能を搭載
無料アカウントを作成し、アプリをインストールすれば使えるPOSレジです。オンラインで申し込んだ後に、審査に通れば、最短で申し込み当日から利用を開始できます。
すでにレジ端末を持っている場合は、そのまま使える点が魅力です。初期費用のほか、登録手数料や月額固定費も発生しません。店舗が負担するのは、キャッシュレス決済時の決済手数料のみです。
メニューや注文、売上、勤怠、顧客データなど、幅広い情報を管理できる機能を搭載しています。より幅広い決済に対応したい飲食店は、専用端末の導入を検討してもよいでしょう。
UMaTレジ

- レジとプリンターの一体型
- オフラインでの会計処理が可能
- IT導入補助金の対象(2022年度は受付終了)
専用端末を使用する、レジとレシートプリンターが一体になったPOSレジです。無料の電話サポートも付帯しているため、初めての導入でも安心です。
オフラインでも会計作業ができるため、回線トラブルでレジが止まる心配はありません。キッチンカーや店舗外での販売にも適しています。
iPadまたはiPhoneに専用アプリをインストールすれば、そのままハンディ端末として利用可能です。空席情報やテーブルごとの売上も管理でき、注文受付や顧客管理が効率化します。
Airレジ

- 基本レジ機能は運用コストが0円
- シンプルで使いやすいUIでシステム操作が苦手な人でも使いやすい
- アプリをダウンロードするだけで使える手軽さ
基本レジ機能や顧客管理・売上管理など、飲食店に必要な機能を備えたPOSレジです。シンプルで使いやすいUIが採用されており、使う人を選びません。
レジにメニュー単価を登録しておけば、精算時にそのまま反映される仕様です。スタッフは金額を打つ必要がなく、レジ業務のスピードと精度が向上します。
導入はアカウント登録を行って、アプリをダウンロードするだけです。より業務効率を上げたい場合は、レシートプリンターやキャッシュドロアなどの購入も検討しましょう。
UNIPOS

- 専用端末型POSレジ
- テーブルオーダーシステムやセルフレジ、モバイルオーダーに対応
- 365日、年中無休のサポート対応
高機能POSと省人化機能を備えた、専用端末型のPOSレジです。モバイルオーダーやセルフレジに対応しており、スタッフが少ない飲食店でも、効率よく業務を回せます。
モバイルオーダーは、顧客が自分でQRコードを読み込む仕組みです。注文のタイミングは顧客に委ねられるため、チャンスロスの心配がありません。セルフレジ機能で精算を自動化でき、スタッフの負担が軽減します。
24時間365日のサポート体制により、導入後の不安をいつでも相談できます。早朝、深夜に営業している店舗でも安心でしょう。
店舗にマッチしたPOSレジの選び方
飲食店にぴったりのPOSレジを選ぶ際のポイントを紹介します。
お店の規模にあっているか
POSレジは、基本的なレジ機能のみを搭載しているものからお店の基幹システムとしてオーダーや勤怠を管理できるものまでさまざまです。機能数と比例して、導入費用やランニングコストも高くなります。
特に小さなお店の場合、基本的なレジ機能のみを備えている製品を選ぶだけでも、業務効率を大幅に改善できるケースが多いです。まずは最低限の機能を備えたPOSレジを導入するところから始めてみましょう。
使いやすいUIを備えているか
POSレジの使いやすさは業務効率に直結します。POSレジを操作するスタッフ全員が、ストレスなく使えるかどうかを考慮しましょう。
デジタルリテラシーのレベルを問わないPOSレジなら、レジ操作のための教育が不要です。教育コストをカットできるうえ、入力ミスやトラブルのリスクも低減できます。
オーダー機能の導入も検討しているのであれば、顧客目線の使いやすさも重要です。直感的に操作できる画像付きのタッチパネル式なら、迷う顧客は少ないでしょう。
拡張性や柔軟性の高さ
POSレジを会計システムや勤怠管理システム、顧客管理システムなどと連携できれば、店舗経営のシステム化を加速できます。不要な工程やコストをカットしやすく、経営の効率化を実現可能です。
機能追加が容易なPOSレジなら、メニューや決済方法の追加や変更も難しくありません。多様なニーズに合わせやすく、常に顧客目線の経営を行えます。
店舗の拡大を検討している場合やすでに複数店舗を経営している場合、店舗間でデータを共有できるかどうかも必ずチェックしましょう。
営業時間中にサポート対応しているかどうか
営業時間中にサポート対応しているかどうかも念のためチェックしておくとよいでしょう。
システムの導入に思いがけないトラブルはつきもの。特にはじめてPOSレジを使う店舗では、決済トラブルなどの起こりうるトラブルへ備えておくに越したことはありません。
営業を止めることのないよう、年末年始や24時間サポートに対応しているサービスを選択すると安心です。
飲食店がPOSレジを導入するメリット
飲食店がPOSレジを導入すれば、顧客満足度の向上や業務効率のアップなどのメリットを期待できます。
オーダーや会計がスムーズになる
POSレジを導入すれば、オーダー受注やレジ業務の効率が上がります。「オーダーをとりにこない」「レジが込んでいて精算できない」などの不満を発生させにくく、顧客満足度の向上を期待できます。
オーダーや会計をスムーズにすることは、サービスやおもてなしの質を上げることにつながります。店舗利用の快適性が上がれば、リピーター獲得にもつながるでしょう。
仕入やメニューのラインナップを最適化できる
POSレジにはレジを打った時点の売上情報が、リアルタイムで収集・記録されます。顧客が選んだメニューや店舗が混雑する曜日・時間帯の傾向を把握可能です。
売れ筋のメニューを知ることは、戦略的な店舗経営の実現につながります。人気メニューを中心にランチメニューを展開するなど、顧客目線のメニュー設定ができるでしょう。
レジ業務の教育に時間がかからない
POSレジの多くは、タップするだけで扱える簡単な仕様です。レジ業務に慣れるための教育時間が少ないのは、飲食店にとって大きなメリットです。
パートやアルバイトが多い店舗では、教育コストに頭を抱えている場合も多いと思います。十分な教育が行えず、レジの打ち間違いや会計不正などのトラブルを頻発させるよりも、レジそのものをデジタル化した方がメリットは大きいでしょう。
飲食店のPOSレジ導入事例
POSレジ導入により、営業効率が向上した飲食店の事例を紹介します。
デリ「ギミサモ」
お弁当やお惣菜を扱う小さなデリ「ギミサモ」では、レジで受けた注文をすぐにキッチンに流せるレジを探していました。検討の結果同店が導入したのは、直感的な操作が可能な「ユビレジ」です。
ユビレジ導入後は、持ち帰りとイートインが混在する注文も、スムーズに振り分けられるようになりました。オーダーから支払いまでが効率化され、業務サイクルがうまく回るようになったとのことです。
ユビレジの分析機能を使えば、商品ごとの売上も簡単に把握できます。人気メニューを把握したり、作りすぎを防止できたり、店舗経営のムダをなくせたとのことです。
屋台・キッチンカー「株式会社リプレイス」
株式会社リプレイスは西日本を中心に、フードビジネスと土地活用の提案を行っている企業です。屋台やキッチンカービジネスにおけるレジ業務を効率化するため、「スマレジ」を導入しました。
スマレジ導入前の課題は、手計算によるミスや伝票漏れです。扱う金額が少額であるといった理由で、手計算を採用したものの、レジ業務がスタッフの負担となってしまいました。
スマレジならプリンターやコードリーダー不要で、屋台の狭さも問題になりません。ポケットWi-Fiで対応できるといった特徴も、屋台ビジネスと相性がよく、導入後はレジ業務が劇的に改善されました。
売上状況がリアルタイムで分かるメリットも大きく、仕入判断が容易になったとのことです。
多店舗経営「株式会社 Be BLOOM」
九州に居酒屋を複数店舗経営する「株式会社 Be BLOOM」ではアルバイトのオペレーションミスを改善するために「USENレジ FOOD」を導入しました。実際に担当者は課題であったアルバイトのオペレーションミスを把握していたものの、教育に費やせる時間やリソースがありませんでした。
「iPad端末なら若い人が簡単に使えるのでは」と考えた担当者は、USENレジ FOODを選択しました。結果的にiPad端末を使ったPOSレジの導入によって、打ち間違いやレジ締め作業の負担が軽減されたそうです。
業務効率は目に見えて上がり、スタッフはストレスなく働けるようになりました。
POSレジで業務効率・顧客満足度をアップさせよう
POSレジを導入すれば、会計ミスをなくせたり、オーダー管理もできたりと多くの恩恵を受けられます。またテーブルごと、商品ごとの売上データは、経営の判断材料として使えます。
ただしPOSレジの導入効果を得るためには、店舗にマッチしたPOSレジを選ぶことが大前提です。まずは課題を明確にし、どのような機能が必要かを見極めましょう。
POSレジを導入して、業務効率と顧客満足度の向上を目指してみてはいかがでしょうか。
飲食店にぴったりのPOSレジ選びはミツモアで
POSレジは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのシステムを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのPOSレジが見つかります。
ぴったりのPOSレジを最短1分で無料診断
欲しい機能や導入形態などの項目を画面上で選択するだけで、最適なPOSレジを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。
ぴったりの料金プランも一緒にお届け
希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。実際にかかる金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。
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