POSレジは種類が多く、サービスによって価格や機能もさまざま。そこでこの記事ではPOSレジ導入にかかる費用の目安をご紹介。
そしておすすめのPOSレジ10製品を初期費用と月額費用で比較します。ぜひPOSレジ導入の参考にしてください。
POSレジの価格相場
POSレジの価格相場はタイプによって異なります。最もコストを抑えられるものはタブレット型のPOSレジです。目安として0~20万円程度で導入できます。
そのほかにはパソコン型のPOSレジや本格的なターミナル型のPOSレジがあり、機材などの費用を合わせると50万円~100万円が相場です。
小規模店舗や個人のお店にはタブレット型のPOSレジが導入しやすいでしょう。
おすすめPOSレジ10選!料金や特徴で徹底比較
おすすめのPOSレジ10製品を料金や特徴で徹底比較しました。
製品名 | 初期費用 | 月額費用 |
POSasy | 0円 | 3,500円 |
スマレジ | 0円 | 5,500円~ |
UMaTレジ | 要問合せ | 2,800円~ |
AirREGI | 0円~ | 0円~ |
SQUARE POSレジ | 0円 | 0円 |
POS+ | 0円~ | 1万2,000円~ |
ユビレジ | 0円 | 6,900円~ |
PCPOS | 0円 | 0円~ |
BCPOS | 0円 | 0円~ |
ブレインレジ | 0円 | 0円~ |
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POSasy

- POSレジシェア率18年連続No.1
- テイクアウトや返品処理など細かな要望にも対応可能
- 売上に関する情報をグラフ化してくれる
POSasyは東芝テックが提供する基本的な機能を搭載したPOSレジです。本当に必要な機能を搭載しているため、導入費用も安く抑えられています。操作性や画面レイアウトも初心者向けで、レクチャーもしやすいでしょう。
またお客様の要望に細かく応えることができ、テイクアウトや返品処理、領収書の発行などが可能です。
店舗の時間ごとの売上や売れている製品など、店舗経営に関する情報をグラフ化してくれます。表計算ソフトの専門的な知識がなくても経営に役立つ情報を整理できるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 3,500円(1店舗) |
端末 | iPad |
無料トライアル | 約1カ月 |
スマレジ

- 12万6,000店舗以上で導入されているアプリベースのPOSレジ
- 非接触の注文、決済にも対応
- 無料で始められる
「スマレジ」はアプリをインストールするだけで使えるPOSレジです。導入のハードルが低いこともあり、導入実績は12万6,000店舗を突破しています。
非接触の接客を実現することもでき、モバイルオーダーや自動釣銭機もあわせて導入することも可能です。感染症を気にする場合やオペレーションの自動化を目指す店舗に最適でしょう。
iPad・iPhone・iPod touchのいずれかがあれば、無料で始められるのもポイントです。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 5,500円~ |
端末 | iPad・iPhone・iPod touch |
無料トライアル | 30日間 |
UMaTレジ

- 飲食店に特化したPOSレジ
- テーブルごとの情報がひと目でわかる
- すべてのプランに無料電話サポートが付帯
UMaTレジは飲食店にうれしい機能を多く搭載したPOSレジです。例えば席ごとの稼働状況をひと目でわかり、商品提供の遅延やコース利用の際に便利でしょう。
また万が一オフラインになってしまった場合でも、会計処理やレシートの印刷は問題なく行えます。
そのほかの問題が発生した場合には、無料で受けられる電話サポートもあるため安心です。アプリをインストールするPOSレジとは異なり、端末とシステムが一体型のため、すべてのトラブルをサポートセンターが解決してくれます。
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 2,800円~ |
端末 | 専用端末 |
無料トライアル | – |
AirREGI

- デザイン性が高く、シンプルで操作しやすい画面
- 簡単に売上集計・分析ができる
- デリバリーシステムと連携し、売上アップも目指せる
「AirREGI」はデザイン性の高いタブレット型POSレジです。画面がシンプルで、直感的に入力しやすい点が特徴です。
「Airペイ」を併用すれば、カードリーダー1台でさまざまなキャッシュレス決済にも対応できます。決済情報は端末に自動反映されるので、再入力の手間もありません。
注文入力や会計、分析機能までを含むサービスが0円で提供されています。周辺機器はレシートプリンターが2万4,800円(税込)から、キャッシュドロアが9,020円(税込)から購入可能です。
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 0円~ |
端末 | iPad・iPhone |
無料トライアル | – |
SQUARE POSレジ

- 最短申込当日で利用を開始できる
- かかる費用は決済手数料のみ
- 移動販売にも使える
SQUARE POSレジは最短で申し込みをしたその日から使えるPOSレジです。店舗規模や業種関係なく導入できるため、汎用性も高いでしょう。
システム自体は無料で導入でき、月額コストは決済手数料のみと導入のハードルも高くありません。
また移動販売にも対応しているため、キッチンカーでの利用にも最適でしょう。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
端末 | iOS・Android |
無料トライアル | – |
POS+

- 主要都市にあるショールームや、サービスカウンターで体験可能
- テイクアウト・デリバリー(Ordeeとの連携)にも対応
- セルフオーダー機能などの利用で人員を削減
「POS+」は主要都市にショールーム・サービスカウンターが設けられているため、気軽に操作性を確認できます。
テイクアウト・デリバリーの注文一元管理サービス「Ordee」と連携しているのも特徴です。営業後に店舗とデリバリーサービスで売上を別々に処理する必要がなくなるため、業務効率化につながるでしょう。
価格は業種ごとのサービスによって異なります。小売店・美容院・飲食店特化型のプランは月額1万3,200円(税込)から、また小規模飲食店向けのプランは月額6,600円(税込)からです。
初期費用 | 0円~ |
月額費用 | 1万2,000円~ |
端末 | iPad |
無料トライアル | – |
ユビレジ

- 業種に合わせた機能が充実
- オンラインデモや無料トライアルあり
- さまざまな会計システムとの連携で、業務効率をアップ
「ユビレジ」は業種ごとに必要な機能をセットで展開しているiPad専用POSレジです。売上アップに役立つ機能が充実しており、店舗規模にかかわらず使えることから99%の継続利用率を誇ります。
オーダリング機能・顧客管理機能・複数店舗管理機能などが用意されているほか、外部システムとの連携も可能です。
1カ月間は無料でお試しでき、有料版は月額7,590円(税込)から。ハンディ機能・在庫管理機能など、オプション追加も豊富なため、自社に合ったPOSレジにできるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円~ |
端末 | iPad |
無料トライアル | 1カ月間 |
PCPOS

- 基本機能が無料で使える
- カスタマイズも可能
- 柔軟な連携機能で業務を効率化できる
「PCPOS」は販売機能やレシート編集など、POSレジの基本的な機能が無料で使えるシステムです。無料なので使い勝手を確認しやすく、導入前の不安を取り除けるでしょう。
オープンソースで作成されたシステムで、自由にカスタマイズ可能。自社業務に合わせたシステムを構築すれば、業務効率アップに大きく貢献してくれます。
システムは自社でも自由に追加カスタマイズができ、柔軟性も高いです。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円~ |
端末 | PC(Windows) |
無料トライアル | – |
BCPOS

- セミセルフレジやレシートプリンターと一体型などレジの形が選べる
- タッチパネルで簡単操作
- 法改正にも随時対応
「BCPOS」の特徴はPOSレジの形態が選べることです。場所を取らないスマートなタイプや、レシートプリンターが一体型となったタイプなどから選択できます。
いずれもタッチパネル式で簡単に操作可能なので、PCの操作が苦手な人でも安心して利用できるでしょう。
価格はシンプルなPOSセットで、21万7,800~39万6,000円(税込)です。このほか幅広く用意されているので、自社に合ったPOSハードウェアを選択できるでしょう。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円~ |
端末 | 専用端末 |
無料トライアル | – |
ブレインレジ

- デザイン性が高く省スペースを実現
- 手軽に利用できる無料プランあり
- 補助金利用で導入しやすい
「ブレインレジ」は飲食店などスペースが限られている場所に最適でしょう。デザイン性が高く、場所を取らないPOSレジです。
「無料プラン」があるので、気軽に操作性を確認できます。無料プランではPOSレジ機能のほか、会計ソフトと連携できる機能などが利用可能です。
月額4,800円の「ライトプラン」になると、複数店舗の管理ができるようになります。そして月額9,800円の「プレミアムプラン」では、ハンディやキッチンプリンターを導入可能。
補助金の対象となるPOSレジであり、申請すれば初期費用の約2/3が還元されるのもうれしいポイントです。申請手続きは代行もしてくれます。
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円~ |
端末 | 専用端末 |
無料トライアル | – |
POSレジを選ぶポイント
POSレジを選ぶ際は以下の5点を比較しましょう。
機材をリースできるか
POSレジを導入するにはPOSの端末以外にも、自動釣銭機やキャッシュレス決済専用の端末、Wi-fi関係などたくさんの機材が必要です。
POSレジによっては機材をリースできる製品もあるため、比較的に初期費用を抑えられる場合があります。また購入前にPOSレジの使用感を試す場合にもリースを活用しましょう。
オプション費用や価格表示
POSレジにはシステムのほかにオプションや機材、ネット環境構築などさまざまな費用が掛かります。
製品によって価格表記の方法が違ったり、同じ機材でも値段が異なったりする場合があるので注意が必要です。またセット料金で費用を抑えられるケースもあるため、POSレジの導入に何が必要なのかを洗い出してから費用を比較するのが良いでしょう。
使いやすさ
どれだけ機能が充実していたり、コストが安かったりしても使い勝手が悪いと運用しづらいと思います。
POSレジを使うのはスタッフです。まずは無料プランやお試し期間などを利用し、現場スタッフが使いやすい製品を選ぶとよいでしょう。
拡張性
将来的に店舗を拡大したり、機能を追加したりする予定があれば、拡張性の高いPOSレジを選択すると便利です。
そうすれば店舗ごとの売上目標を一括管理できたり、比較できたりします。また1店舗だけでも商品の入れ替わりが激しい場合や品数が多い場合では拡張性が高いと、柔軟な対応ができ重宝します。
外部システムと連携できるか
例えばすでに使っている会計システムがあれば、POSレジと連携できるかを確認しましょう。売上を会計システムに連携すれば、会計システムに売上を手入力する手間が省けます。
そのほかにもサロンなどで予約システムを導入している場合、POSと連携できると顧客情報と会計情報を紐づけすることも可能です。
POSレジを導入する際の注意点
POSレジを導入する際は、運用方法や補助金について注意しましょう。
インターネット環境が必要
複数店舗をまたがって運用する場合やクラウド型・タブレット型のPOSシステムを使用する場合は、インターネット環境が必要になります。
そのため予算の中にインターネット回線・プロバイダー契約にかかる費用も含めるようにしましょう。
補助金が使えない場合もある
POSレジによっては国からの補助金を使えるものがあります。補助金を利用できるのかどうかは、事前にメーカーへ確認しておくとよいでしょう。
補助金にはIT導入補助金や、小規模事業者持続化補助金などがあります。しかし補助金対象のPOSレジだったとしても、さまざまな要件をクリアしていないと補助金は出ません。
「補助金を当てにしていたが、いざ導入しようとしたら要件を満たしていなかった」ということがないように気を付けましょう。
停電・故障時の対応も検討しておく
POSレジを購入した後はあらゆる業務がデジタル化されますが、停電・故障時は利用できなくなる場合もあります。
そのためPOSレジが利用できなくなった場合を想定して、対処方法を検討しておかなければなりません。例えば故障時に迅速に修理できるよう、メーカー保証を手厚くしてすぐに駆け付けてもらえる体制を用意する手段もあります。
また簡単にできる対策として電卓を用意しておいたり、手書きの領収書などを準備したりするといった方法も有効です。
POSレジを導入して生産性向上を図ろう
POSレジにはPC型・ターミナル型・タブレット型があります。PC型・タブレット型はコストを抑えやすく、持ち運びやすいメリットがあります。ターミナル型は初期費用は高くなるものの、機能が充実しておりランニングコストが安価です。
またPOSレジには補助金が出るものや、機材をリースできるものもあります。なるべくコストを抑えて自社にあったPOSレジを導入できれば、生産性向上につながるでしょう。
ぜひこの機会にPOSレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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POSレジは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのシステムを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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