社員旅行・合宿おすすめ7選

社員旅行・合宿とは法人限定の旅行サービスを指します。社員旅行やインセンティブ旅行、イベント旅行など、さまざまなプランが用意されており、用途や予算に合わせて選択が可能です。

近年は研修旅行や視察旅行など、人事研修と社員旅行を組み合わせたサービスを扱う企業が増えています。企業側が宿泊先や交通手段の確保の手続きに対応するため、幹事役の負担も軽減できます。

はじめて社員旅行・合宿サービスを利用する場合、わからないことも多いでしょう。この記事では社員旅行・合宿のメリットや選び方、おすすめのサービスなどに関してまとめました。社員旅行を計画している企業は、最後までご覧ください。

サービスの提供実績は豊富か

特別なメリットがない限り、社員旅行・合宿サービスの提供実績が豊富な企業を優先的に選ぶのが無難な選択です。実績が豊富な企業はサービスの品質や費用対効果に関して、多くの企業から評価されていると判断できます。

ミスマッチを避けるためにも、ホームページ上で利用実績や事例に関して確認しておきましょう。自社と似たような予算や従業員数、目的地での支援実績がある場合、条件を満たす提案が高確率で得られるでしょう。

また、社員旅行・合宿サービスをどのぐらいの期間提供しているか、確認することも重要です。創業年数の長い企業は多くの取引先から厚い信頼を得ており、交通機関や宿泊施設を安く利用できる可能性があります。

目的に合った登録形態か

旅行サービスを提供する企業は大きく第1種旅行業〜第3種旅行業に分けられます。第1種旅行業とは募集型企画旅行や手配旅行、受注型企画旅行など、すべての旅行契約を扱える企業です。目的地も国内と海外の双方に対応できます。

第2種旅行業とは、国内の募集型企画旅行や海外旅行の手配などに対応した企業です。オーダーメイド型の旅行商品は扱えません。

第3種旅行業とは、国内外旅行の手配や受注型企画旅行に対応した企業です。海外のパッケージツアーは基本的に扱っていません。長年利用しているサービスがない限り、第1種旅行業に該当する企業を選ぶのが無難です。

費用は予算に見合っているか

予算内で社員旅行が実現できるかも重要なポイントです。とくに積立金制度の利用や有志での慰安旅行を検討している場合、使える費用は限られています。予算を追加するのは難しいため、企業選びが非常に重要です。

社員旅行・合宿サービスは旅行日数や目的地、宿泊先によって費用が大きく変動します。ホームページ上では料金が非公開となっているケースが一般的です。複数の企業に見積を依頼し、各社の提案レベルや旅行費用の正確な把握に努めます。

また、費用対効果の高さを重視する場合、海外旅行よりも国内旅行を選びましょう。円安が続いており、海外渡航に必要な航空券や現地での宿泊費が必要以上にかかります。

社員旅行の目的ははっきりしているか

社員旅行の実施目的を明確化することが重要です。インセンティブ旅行や研修旅行、視察旅行など、社員旅行にもさまざまな種類があります。得意分野やサービスの種類は、旅行会社によって異なります。

社員旅行の目的が曖昧な状態で依頼先の選定を進めると、ミスマッチを招く可能性が高いです。たとえば、優秀な成績を残した社員への報酬として社員旅行を計画している場合は、インセンティブ旅行がおすすめです。

表彰式やディナーパーティーの開催によって特別感を演出し、社員のモチベーションアップを図れます。このように社員旅行の目的が明確になると、選択すべきサービスやプランが絞られます。

研修プログラムは豊富か

社員旅行と企業研修を組み合わせて実施したい場合、研修プログラムの選択肢が多いかを確認してください。営業スキル向上やマネジメント強化、新規事業開発など、研修での達成目標は企業によって異なります。

一例として今回の記事で紹介したONSEN WORKは、リーダーシップやイノベーションに関する研修など、さまざまなプログラムを用意しています。研修は温泉地で開催するため、学習意欲向上や心身のリフレッシュを図れる点も魅力です。

非日常空間で多くの時間を過ごすため、社員同士の相互理解促進も望めるでしょう。研修旅行を目的とする場合、自社の課題解決に合った研修を受講できるか、確認が必要です。

担当者とコミュニケーションが取りやすいか

サポート体制が充実した企業を選びましょう。社員旅行の実施回数が少なく、幹事役が企画や運営に慣れていない場合、思うように準備が進みません。企業側の担当者とスムーズにコミュニケーションが取れると、疑問点やトラブルが発生してもすぐに解決できます。

担当者との相性を確認するため、複数の企業に見積依頼や問い合わせをおこないましょう。企業側との商談の際、わかりやすい言葉で料金プランやキャンセルに関する説明が望めるか、確認することが重要です。

料金プランやキャンセルの発生基準に関する説明が曖昧な担当者への依頼は避けましょう。契約締結後にトラブルを招く可能性が高まります。

社員旅行ならではのプランを安く利用できる

社員旅行・合宿サービスの活用によって、社員旅行限定のプランを利用できます。たとえばHISの団体旅行は通常の社員旅行に加え、イベント旅行やインセンティブ旅行など、用途に合わせて複数のプランから選択できます。

ハワイとグアムに3日ずつ、バリ島とベトナムに2日ずつなど、旅行先を複数選択できる点も魅力です。社員がストレスを感じないよう、自由行動の時間を多数確保した行程も立てられます。

また、社員旅行・合宿サービスを利用した場合、宿泊先と移動手段、食事などが付いたパッケージツアーを選ぶのが一般的です。個人手配と比べて、宿泊費や交通費を安く抑えられます。

交通手段や宿泊先の確保をまとめて任せられる

旅行中の移動手段や宿泊先の確保をまとめて依頼できる点も、社員旅行・合宿サービスの利用によって得られるメリットの一つです。目的地や人数に合わせて、どの交通手段や移動経路、宿泊先が適しているかを判断してもらえます。

社員旅行の目的地に土地勘がなく、不安なケースも多いでしょう。社員旅行・合宿サービスを利用すれば、現地に精通した担当者が旅行行程を考慮した上で、交通手段や宿泊先を確保します。

事前に観光スポットから宿泊先までの道のりや所要時間を細かく調べておく必要もありません。幹事役は下調べに必要以上の時間を割かずに済み、自身の担当業務に集中して取り組めます。

おすすめの観光スポットを教えてもらえる

社員旅行・合宿サービスを提供する企業には、各地域の事情に精通した人材が在籍しています。おすすめの観光スポットやグルメ、アクティビティを教えてもらえるため、充実した時間を過ごせるでしょう。

現地情報に乏しい場所を社員旅行の目的地に選択する場合も珍しくありません。とくに海外への社員旅行を検討している場合は、どのような行程を組み、どう移動するべきか、イメージできない場合も多いです。

社員旅行・合宿サービスを利用すると、現地に精通した担当者から情報を豊富に得られます。効率的な回り方や行程を提案してもらえるため、多くの観光スポットに立ち寄れる可能性が高まります。

海外への社員旅行も安心して任せられる

海外旅行への社員旅行を検討している場合は、海外ネットワークが豊富なサービスを選びましょう。現地在住の担当者または現地情報に精通した担当者から、おすすめの観光スポットに関する情報を収集できます。

予算や旅行日数、社員の希望に合わせた旅行行程の提案が得られるため、社員の満足度工場や費用対効果が望めます。移動手段や目的地の回り方などに関する提案も得られるため、幹事役は不安を軽減できるでしょう。

また、ホテルの確保やレンタカーの手配、空港までの送迎など、自社の要望に対して柔軟な対応が望めます。移動中や宿泊先でも快適に過ごせるでしょう。

オリジナルプランを組める

独自性の高い社員旅行を企画するには、社員へのヒアリングや観光スポットの調査など、多くの手間を割かなければなりません。オーダーメイド型のサービスを選択すると、宿泊先や交通手段、旅行行程を自由に組み立てられます。

自社の要望を反映できるため、社員の記憶や思い出に残る社員旅行を実現できるでしょう。たとえば、コスモエージェンシーの団体旅行は、完全オーダーメイド制を導入しており、自由に行程を組み立てられます。

パーティー会場やBBQ会場の確保を依頼できる点も魅力です。非日常空間で食事や会話を存分に楽しめるでしょう。オーダーメイド型の社員旅行・合宿サービスは、特別感や独自性を求める企業に適しています。

キャンセル料が高い場合がある

体調不良や急な出張などが原因で、社員旅行の直前にキャンセルが発生するケースも珍しくありません。予約完了後にキャンセルが発生した場合、社員旅行・合宿サービスを利用していると、キャンセル料を請求される場合があります。

キャンセルの人数が多くなるほどキャンセル料金も高騰するため、注意が必要です。社員旅行の企画段階で、どのくらいの社員が社員旅行の開催を望んでいるか、確認をしておきましょう。

反対意見が多い場合はトラブルに発展する可能性も高く、社員旅行開催によって得られるメリットはほとんどありません。また、キャンセル料の支払いをサポートしてくれるサービスを選ぶと、キャンセルが出ても安心できます。

追加費用がかかる場合がある

航空会社やJRの個札購入を外注先に依頼する場合、手数料が発生するパターンが一般的です。個札とは予約から3日以内での支払いを求める代わりに、通常よりも安く座席を確保できる割引券です。

個札は航空会社やJRのホームページから購入手続きをおこないます。PCやスマートフォンから簡単に購入できるだけでなく、旅行会社を経由するよりも安いです。旅行会社にとって個札購入は利益確保ができない業務のため、近年は取扱手数料を設けています。

手数料の相場は往復で1人2,000円～4,000円程度です。旅行会社が契約していないホテルを希望した場合も手数料が発生する場合があるため、注意しましょう。

社員旅行・合宿は事業者によって特徴や機能もさまざま。「どのサービスを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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