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【2023年】マイナンバー管理システム比較13選!導入メリットやおすすめ製品の選び方

マイナンバー管理システムを比較する

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マイナンバー管理システムとは

マイナンバー管理システムとは、マイナンバーの取得や管理をシステム上で行うことで、マイナンバー必須の帳票発行に伴う業務負担を減らせるシステムです。マイナンバーの安全管理措置への対策が可能で、法令変更への対応もスムーズとなります。

マイナンバーを含む個人情報は特定個人情報とも呼ばれ、利用目的を超えた取り扱いは禁止です。適切な取得・管理・破棄が必要なため、管理に手間がかかり困っている担当者も多いのではないでしょうか。

法令に即した管理方法で効率的にマイナンバーを活用したい企業は、マイナンバー管理システムの導入をおすすめします。帳票のフォーマットが豊富なタイプ、セキュリティが強固な製品などさまざまなタイプがあるので、それぞれの製品の特徴を比較したうえで検討しましょう。

マイナンバー管理システム比較表

人気のマイナンバー管理システムを比較しました。表は横にスクロールできます。


オフィスステーションマイナンバー
jinjerマイナンバー
MJSマイナンバー
マイナクラウド
初期費用110,000円要問合わせ要問合わせ無料
月額費用3,300円/~100名
500円~/名要問合わせ1,000円/~10名
無料トライアル30日間ありデモあり30日間
導入実績20,000社
非公開非公開非公開
提供形態クラウドクラウドオンプレミス/クラウド/BPOクラウド

※ ミツモア調べ(2021年12月時点)


また次のボタンから「業種、従業員数、導入目的」といった簡単な質問に答えるだけで、あなたにピッタリのマイナンバー管理システムを無料で診断することもできます。

おすすめのマイナンバー管理システム一覧

  • 万全の安全性と安心のセキュリティ対策
  • 収集やチェックの手間が減り担当者の負担が軽減
  • いつでもどこからでもマイナンバーを提出できる

暗号化された状態でマイナンバーは保存され、万が一データが流出してしまった場合もマイナンバー自体が把握されることはありません。また監査ログとしてマイナンバーの閲覧履歴も自動的に保存されるので、人為的な不正利用や流出の抑止策としても有効です。

従業員ごとに一覧画面でマイナンバーの収集状況を把握できます。従業員の誤入力を防ぐチェックデジット判定や、提出確認書類の利用目的を設定可能です。収集やチェック業務が減り担当者の負担軽減につながります。

管理画面からボタン操作をするだけでマイナンバーの登録依頼ができます。従業員は依頼を受け取ったらスマートフォンからマイナンバーを入力できるため、自宅や仕事の合間など都合のよいときに登録が可能です。

収集法従業員による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票各種法定帳票
連携可能ツールマネーフォワード クラウド給与、KING OF TIMEなど
提供形態クラウド型
導入実績FiNC Technologies、キュービック、南国殖産など
更新日:2023-03-16
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
ビジネス月 5478円~
ERPプラン要お問い合わせ
マネーフォワードクラウドマイナンバー
株式会社マネーフォワード
マネーフォワードクラウドマイナンバー
ビジネス月 5478円~
ERPプラン要お問い合わせ
  • 情報漏洩を厳重に防ぐセキュリティ
  • 社外の人のマイナンバーも安全に収集できる
  • 保管期限を通知してくれるから廃棄が確実

マイナンバー管理で最大の課題である情報漏洩を、厳重なセキュリティで防げるシステムです。データはクラウド上に保管され、暗号化通信がなされるため不正アクセスの防止が可能です。さらにログインは2段階認証なので、第三者からのアクセスを防げます。

社内の人のマイナンバーはもちろん、取引先や株主など、社外の人のマイナンバーの収集も可能です。ワンタイムパスワードを設けることで安全かつ簡単に収集できます。収集したマイナンバーは給与システムとの連携で源泉徴収票への印字ができ便利です。

マイナンバーには保管期限が付与されるため、退職者や離職者のマイナンバーの削除のし忘れを確実に防止できます。個人情報絡みのトラブル防止に繋がり安全です。


収集方法従業員による入力
認証方法
2段階認証
作成可能帳票源泉徴収票
連携可能ツールマネーフォワード クラウド給与など
提供形態クラウド型
導入実績チャットワーク、ビズリーチなど(※1)

※1 マネーフォワード製品全体の導入実績

更新日:2022-06-24
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 15,000社以上(※1 )に導入されている実績
  • 大企業にも信頼される強固なセキュリティ
  • 利用目的を透明化できて安心
  • クラウドだから法令改正に自動で対応

マイナンバー管理に関する最大の懸念は、一括管理によって情報が漏洩してしまう危険性があることです。オフィスステーション マイナンバーは、トヨタや日本生命、JR東日本などの大企業や自治体にも導入されており、情報漏洩を強固なセキュリティで防止します。

管理者がマイナンバーを利用する場合、2段階認証が必要なのに加え利用目的の記録が残るため、内部からの情報漏洩と不正利用が防げます。データは二重に暗号化されてクラウド上に保管されており、機器に問題が発生した場合でも安全です。

マイナンバーは新しい制度ですので、今後も法改正や制度の変更が予想されます。オフィスステーションはクラウドサービスで、定期的に自動更新でバージョンアップが行われるため、常に最新の情勢に合わせたシステムの利用が可能です。

収集方法従業員による入力
認証方法2段階認証
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツールマネーフォワード クラウド給与、KING OF TIMEなど29種
提供形態クラウド型
導入実績トヨタ自動車、日本生命、中京銀行など


※1 株式会社エフアンドエム調べ(2021年11月時点)
更新日:2022-08-15
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
jinjerマイナンバー
jinjerマイナンバー
jinjer株式会社(jinjer Co., Ltd.)
基本プラン名/月 500円~
jinjerマイナンバー
jinjer株式会社(jinjer Co., Ltd.)
jinjerマイナンバー
基本プラン名/月 500円~
  • 提出依頼から登録までシステム上でできる
  • 1ユーザーあたり月額500円と低価格
  • 廃棄タイミングの通知で破棄忘れ防止

シリーズで累計13,000社(※1)に導入されているjinjerシリーズのマイナンバー管理システムです。1人500円(※2)からという低価格でマイナンバー管理に役立つ機能を利用できる点が強みで、少人数の企業でもコストを抑えた運用ができます。

マイナンバーの提出を従業員に求める場合、システム上で一括で通知することができ、提出状況は1つの画面で把握可能です。同時に本人確認書類の管理もできるため、このシステム1つで従業員の情報を一括でまとめられます。

セキュリティ面でも安心です。データ廃棄のタイミングを自動で通知してくれるので、退職後の個人情報管理についてのトラブル防止になります。暗号化された通信により情報保護は非常に厳重です。細かくアクセス権限を設定できるため、情報漏洩を防げ、ガイドラインの遵守に役立つでしょう。

収集方法従業員による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツールjinjer勤怠、給与計算など
提供形態クラウド型
導入実績ソフトバンク、マルコメ、フジテレビなど(※3)


※1 jinjer株式会社調べ(2021年4月時点)
※2 2021年11月時点

※3 jinjerシリーズ全体の導入実績

更新日:2022-08-15
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 個人の端末からWeb上で安全に収集できる
  • 専用データセンターでの厳重な保管で安心
  • 法定帳票の作成が安全で簡単

専用のWebサイトから個人が入力して登録できるため、安全にマイナンバーを収集できます。集められたデータは専用のデータセンターへ保管され、監視カメラや24時間体制のオペレーションルームによって厳重に管理されるので安心です。帳簿作成機能により、源泉徴収票や給与支払い報告書などを簡単に作成して自治体へ申告できます。


収集方法従業員による入力
認証方法
要お問い合わせ
作成可能帳票

源泉徴収票、給与支払い報告書など

連携可能ツール要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ
更新日:2022-08-17
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
マイナクラウド
マイナクラウド
株式会社ビットスクリプト
プラン10月 1000円~
プラン30月 2400円~
プラン60月 4800円~
プラン100月 8000円~
マイナクラウド
株式会社ビットスクリプト
マイナクラウド
プラン10月 1000円~
プラン30月 2400円~
プラン60月 4800円~
プラン100月 8000円~
  • 初期費用0円、1人あたり月額100円~の低価格
  • ログインロック機能で不正書き換えを防止
  • 豊富な管理機能で諸手続きを簡略化できる

マイナクラウドは初期費用無料、月額1人あたり100円から(※1)という低価格でマイナンバー管理に便利な機能を扱えるシステムです。低価格ながら2段階認証と暗号化通信による強固なセキュリティを備えているため、漏洩に特に気を使うべきマイナンバーを安全に取り扱えます。

マイナンバーを含む個人情報は外部への流失はもちろん、社内の不正利用や情報漏洩も懸念点です。マイナクラウドでは2段階認証に加え、マイナンバーの入力後は自動でログインを制限する機能が搭載されているため、情報の書き換えを防げます。使用履歴は用途を添えて記録されるので、不正利用の防止に繋がるでしょう。

管理に役立つ機能が豊富なのも特徴です。グループごとで登録者の情報を分けられるので、店舗や支店に応じて柔軟にグループを作成し管理できます。収集時はメールで一斉に通知し、未登録や登録済などがステータス表示されるため、現在の状況を一目で確認できて便利です。


収集方法従業員による入力、管理者官による入力
認証方法2段階認証
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツール会計ソフト、給与ソフトとの連携予定あり
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ

※1 プラン10の場合のみ。月額1,000円で10人まで管理可能(2021年11月時点)
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
フリーウェイマイナンバー
フリーウェイマイナンバー
株式会社フリーウェイジャパン
基本プラン月 1980円~
フリーウェイマイナンバー
株式会社フリーウェイジャパン
フリーウェイマイナンバー
基本プラン月 1980円~

  • 価格満足度、顧客満足度、サポート充実度で三冠達成(※1)
  • 20人まで完全無料で利用できる
  • 閲覧権限の制限で不正アクセスを防止


20人までは無料、21人以上は月額1,980円(※2)という低価格ながら、金融機関に導入されているほどの安全なセキュリティサービスで情報漏洩をしっかり防いでくれます。閲覧権限を付与された管理者のみが情報にアクセスできるため、不用意に情報を開示してしまう心配は不要です。


収集方法従業員による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票「フリーウェイ給与計算」との連携で源泉徴収票、給与明細に印字可能
連携可能ツール
フリーウェイ給与計算
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ


※1 ゼネラルリサーチ調べ(2019年)

※2 2021年11月時点

更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
皆伝!マイナンバー
皆伝!マイナンバー
スミセイ情報システム株式会社
基本プラン要お問い合わせ
皆伝!マイナンバー
スミセイ情報システム株式会社
皆伝!マイナンバー
基本プラン要お問い合わせ
  • 個人支払先もまとめて管理できる
  • 法定帳票の作成が簡単
  • 既存システムの情報と紐づけして扱える

皆伝!マイナンバーでは、従業員だけでなく個人支払先のマイナンバーも一括で管理でき、書類作成時に便利です。源泉徴収票をはじめとする法定帳票のためのフォーマットがあり、データを簡単に出力できるので、作成のために慌ただしくなることがありません。


収集方法従業員による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票各種法定帳票
連携可能ツールあり、要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 三菱電機の子会社が運営する信頼あるシステム
  • 個人をソートし検索できる
  • CSVデータ取り込み機能で登録が簡単

運営会社が三菱電機の子会社なので、盤石な体制のもと長期的な運用を期待できるでしょう。管理画面では生年月日や提出状況に応じて検索をかけられるため、必要な情報をすぐに手に入れることができます。登録時はCSVデータと連携することで一括で取り込み、必要な時に出力できて便利です。

収集方法管理者による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツール要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績花王販売株式会社、くらコーポレーションなど
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
セキュアMyNUMBER
セキュアMyNUMBER
Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社
ライトプラン月 1000円~
セキュアMyNUMBER
Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社
セキュアMyNUMBER
ライトプラン月 1000円~
  • 操作が簡単で誰でも使える
  • 扶養家族の登録分は完全無料
  • スマホからの入力や代理入力で柔軟に対応できる

シンプルで機械利用に不慣れな方でも簡単に扱える管理システムです。月額100円から(※1)という低価格かつ扶養家族は無料で登録できるので、低コストで運用できます。マイナンバー収集時に複雑な手順はありません。管理者はメールを送付し、従業員はスマホからマイナンバーを入力して登録するだけです。


収集方法従業員による入力、代理入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツールあり、要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ

※1 初期費用10,000円、月額1,000円で10人まで管理可能(2021年11月時点)
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
基本プラン要お問い合わせ
マイコレキーパー
株式会社Fleekdrive
マイコレキーパー
基本プラン要お問い合わせ
  • 通知カードと本人確認書類を一目で確認できる
  • 個人情報と分類して管理するから安心
  • 人事関連システムとの連携が容易

マイナンバーと通知カード、本人確認書類を一括で登録してもらうため、管理画面ではすべてをまとめて閲覧することができて便利です。勤怠管理や人事システムなどとの連携が容易にでき、法定帳票の作成時に役立つでしょう。


収集方法従業員による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票各種法定帳票
連携可能ツール給与システム、人事システムなど 要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 法改正に手間いらずで対応できる
  • オンラインと紙面のどちらでも対応
  • 法人ごとにキーを発行するので安全

クラウド型なので、今後の法改正が見込まれるマイナンバー制度に柔軟に対応しアップデートされます。従業員は自分のスマホで直接マイナンバーを登録することが可能です。紙面上で提出されたデータも管理者が入力して一括で管理できるので、機械に不慣れな社員が多い企業にもおすすめです。


収集方法従業員による入力、管理者による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票要お問い合わせ
連携可能ツール要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績三井化学株式会社、千葉県市川市など
更新日:2022-06-27
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。
  • 金融業や官公庁に導入されるほどの高いセキュリティ
  • 廃棄日を設定すればマイナンバーが自動で削除される
  • マイナンバーが必要な書類への印字が簡単

独自の暗号化によるセキュリティで、マイナンバーを厳重に保護します。セキュリティの厳重さは金融機関や官公庁に導入されているほどで安全です。保管期限が切れたマイナンバーは自動で廃棄されるため、廃棄のし忘れを防止できます。マイナンバーは安全のため別システムで管理されますが、源泉徴収票や給与明細などに簡単に印字することもできて便利です。


収集方法従業員による入力、管理者による入力
認証方法要お問い合わせ
作成可能帳票源泉徴収票、給与明細への印字など
連携可能ツールあり、要お問い合わせ
提供形態クラウド型
導入実績要お問い合わせ
更新日:2022-08-17
※本ページは、公表されている情報を元にミツモアが作成したものです。

マイナンバー管理が必要な書類

企業がマイナンバーを確認するタイミングは以下3回です。


  • 年末調整を行う際
  • 入社対応を行う際
  • 退社対応を行う際


マイナンバーを掲載する必要がある書類について、具体的に紹介します。

タイミングマイナンバーが必要な書類
年末調整時
  • 源泉徴収票
  • 給与支払報告書
  • 扶養控除等(異動)申告書本人・扶養家族
入社対応時
  • 健康保険
  • 雇用保険資格取得届
  • 健康保険・厚生年金資格取得届
  • 給与取得者の扶養控除等申告書
  • 健康保険被扶養者届
  • 国民年金第3号被保険者関係届
退社対応時
  • 雇用保険資格喪失届
  • 健康保険・厚生年金保険喪失届
  • 特別徴収にかかる給与所得者異動届出書
  • 退職所得の受給に関する申告書


収集対象は「「本人のみ」や「配偶者を含める」など書類によって変わってくるため、しっかりと確認し従業員から取得するようにしましょう。


企業が従業員からマイナンバーを収集し利用する際、「取得」「利用」「保管・廃棄」の面で守るべき点がいくつかあります。


気を付けるべきポイントを4つにまとめたので、確認し正しく管理しましょう。

事業者が行うマイナンバー管理4つのポイント

①何に利用するのかを伝える(取得)

企業が従業員や取引先からマイナンバーを取得する時には、何に利用するのかを必ず伝えなくてはなりません。文書などで利用目的を明示しましょう。


またなりすまし防止のために「身元確認」と「番号確認」を同時に行う必要があります。そのためマイナンバーだけでなく、本人ということが分かる書類を同時に提出してもらいましょう。


なおマイナンバーカードの場合、それ1枚のみで身元確認と番号確認が完了します。


  • マイナンバーカード
  • 顔写真付きの身元確認書類(パスポートや運転免許証など)+通知カードやマイナンバーが記載されている住民票


利用できる範囲を守る(利用)

マイナンバーを利用できる場面は、社会保障・税・災害対策の3つに関する事務作業時のみです。こちら以外の利用は原則禁止されているため注意しましょう。


③利用後は速やかに廃棄する(保管・廃棄)

マイナンバーを取り扱う手続きの終了後、取得したマイナンバーを目的なく保管することは禁止されています。直ちに廃棄または削除しましょう。

しかし帳票作成のたびにマイナンバーを取得していては、事務作業が大幅に増加し大変です。そこで以下の2つの場面に限り、長期間の保管が認められています。


  • 年単位で雇用関係が継続予定である
  • 保管期間が法令で定められている(扶養控除等申告書や退職所得の受給に関する申告書など)


上記2つの場面であっても、保管期間を終えた時には速やかに廃棄をしましょう。


④4つの安全管理措置を満たす

マイナンバーを適切に管理するためには、以下4つの安全管理措置を講じる必要があります。どのような措置なのか具体的に確認し、管理する際守れるようにしましょう。


  • 組織的安全管理措置

マイナンバーの管理者を決め、マイナンバーの取り扱い方を明確化すること。さらに実際の取り扱いがルール通りなのか、問題ないのかを確認できる仕組みの構築も必要。


  • 人的安全管理措置

マイナンバーの管理者を監督・教育し、不正な情報漏洩や盗難防止対策を行うこと。


  • 物理的安全管理措置

マイナンバーを保管する場所やサーバを決め、マイナンバー担当者しか内部に侵入できない状態にすることします。またマイナンバーを廃棄する際に、マイナンバーの復元ができない仕組みの構築も必要。


  • 技術的安全管理措置

アクセス制限やウィルス対策ソフトなどの技術的な処置をし、管理者のみがマイナンバーを取り扱えるようにすること。


参考:マイナンバーの正しい管理方法!情報の扱い方とガイドラインを紹介

マイナンバー管理システムの導入メリット3選

安全管理措置対策になる

マイナンバー管理システムを利用すれば、4つの安全管理措置へ以下のような対策を行えます。


  • 組織的安全管理措置

マイナンバーの取り扱い担当者等を限定できます。また操作履歴を残すことでルール通りの運用ができているか確認可能です。


  • 人的安全管理措置

マイナンバーの取得や利用、保管の方法がシステム上で決まっているため、教育・監督が容易です。


  • 物理的安全管理措置

マイナンバーを保管しているサーバは自社に置かず、システム提供者が物理的管理を行うので安全です。


  • 技術的安全管理措置

二重認証やデータの暗号化、ISMS、WAFなどによってウイルス侵入や不正アクセスを防ぎ、データの改ざんや流出を防止します。

マイナンバーを扱う帳票発行の手間を減らせる

マイナンバーの記載が必須の支払調書や源泉徴収票などの法定調書は、従業員が多いほど発行部数が増えます。入社や退社、育休などによる、雇用保険や健康保険関係の提出書類も多くあるため、担当者の業務量は多いです。


マイナンバー管理システムを利用すれば、マイナンバーの収集や保管、利用内容の記録をクラウド上で完結できます。さらに給与計算ソフトや労務管理ソフトと連携することで、マイナンバーの転記が必要なくなり各種書類の発行もスムーズです。


>>給与計算ソフトもお探しの方はコチラ

>>労務管理システムもお探しの方はコチラ


法令変更への対応がスムーズ

クラウド上のマイナンバー管理システムを利用する場合、法令変更への対応に手間がかかりません。システム提供者が法令変更に応じたシステム変更をしてくれるためです。各企業の担当者が対応する必要がなく、対応業務を削減できるでしょう。


マイナンバーに関する法律はこれまでにも何回か改正されており、今後マイナンバーを利用する場面が増えることで、新たに法令変更が起こることも予想されます。マイナンバー管理システムを導入することで、法令変更への対応をスムーズに行えることは、大きな魅力の1つです。

マイナンバー管理システムの基本機能

マイナンバー取得

従業員や取引先が自分でマイナンバーを入力しつつ、本人確認書類等の写真をアップロードします。システムによってはマイナンバーを手動で入力せずに、通知カードの写真をアップロードだけで完了することも可能です。


またナンバー入力や写真のアップロード先がクラウド上のため、スマホで入力完了するシステムがほとんど。ペーパーレスでマイナンバー取得が行えるので、安全管理措置対策になります。


操作履歴

操作履歴を収集しつつ、システム上に保存します。どんな操作を誰がいつ行ったのか、詳細な履歴を保存することで安全管理措置の対策が可能です。さらに履歴内の検索ができるため、過去の操作の参照も簡単に行えます。


廃棄予約

退職や派遣契約期間満了などを理由にマイナンバーを取り扱う必要がなくなった場合は、マイナンバーの廃棄が必須です。廃棄日時が決まったタイミングで、保管期限を入力して通知が来るよう設定したり、廃棄日時を予約したりできます。


廃棄したマイナンバーは物理的に削除され、復元できません。物理的安全管理措置となり安心です。


データの一括管理

マイナンバーと本人確認書類のデータを、システム上で一括管理します。ペーパーレスでの管理となる上、セキュリティ対策されたクラウド上で安全に保管可能なため、安全管理措置対策となり便利です。


データを一括管理することで検索も容易となり、すぐに必要な情報を表示できます。


CSV出力

データを一括管理するため、該当するユーザー情報を一括でCSV出力可能です。これにより外部システムとの連携や、提出書類への記載が容易になります。


さらにユーザー情報だけでなく、操作利用のログをCSV出力可能なシステムもあり、大変便利です。これによって安全管理措置対策が、より行いやすくなるでしょう。


外部システム連携

API連携ができるシステムでは、ほぼワンクリックでマイナンバーを外部システムに連携可能です。


CSVファイルで外部システムへデータ連携をすることも可能です。ただこの方法はCSVファイル上にマイナンバーが残ります。ファイルの廃棄は必須なため注意しましょう。

マイナンバー管理システムの比較ポイントと選び方

マイナンバー管理特化タイプか労務管理システム一体型か

マイナンバー管理システムには以下の2つのタイプがあるため、既存システムや自社の状況に応じて選択します。


  • マイナンバー管理特化タイプ

他の労務管理システムや人事システムと連携して利用


  • 労務管理システム一体型

労務管理システムや人事システムの一機能として、またはオプションで利用


なおシステム初導入の場合には、一体型のほうが業務効率化が進めやすいでしょう。


>>労務管理システムをお探しの方はコチラ


マイナンバーの収集方法

マイナンバーを収集する場合、大きく分けると以下の2つの方法があります。


・システム上でIDとパスワードを発行しておき、リクエストメールを送信する

・ワンタイムパスワードやURLが記載されたメールを送信する


2番目のワンタイム方式は、1度しかマイナンバーを使用しない場合に利用します。何回もマイナンバーを使用しないにも関わらず、毎回IDとパスワードを発行していては手間がかかるからです。このように収集方法を選べるようにすることで、マイナンバーの管理担当者の業務効率化できます。


逆に「1度しかマイナンバーを使用しない取引先が少ない」のであれば、ワンタイム方式のないシステムも検討しましょう。


既存のシステムとの連携

マイナンバー管理システムと連携する必要があるシステムは、給与計算ソフトや労務管理システムなどでしょう。なぜならこれらのシステムから出力する帳票の中には、マイナンバー記載が必須な支払調書や源泉徴収票などの法定調書があるからです。


既存システムでマイナンバー記載が必須の帳票を作成している場合は、マイナンバー管理システムを導入することでスムーズに帳票作成できるかの確認をしましょう。そのためには既存システムとマイナンバー管理システムを、どのように連携するか検討すべきです。


システムの連携方法は、CSVファイル連携かAPI連携になります。


CSVファイル連携は、一度CSVファイルを出力して外部システムへCSVを取り込む方法です。この方式はCSVの加工をする必要が出てくる場合もあるので、手間がかかります。さらにマイナンバーの記載されたCSVを出力した場合には、CSVファイルの廃棄を失念するリスクもあるため注意が必要です。


しかしAPI連携であればファイル出力せずに、システム連携ができます。ワンクリックでデータ同期ができるので、確実かつ安全にマイナンバーを連携可能です。


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セキュリティの強さ

マイナンバー管理システムは個人情報を取り扱うので、万全のセキュリティであるべきです。そこで以下のようなセキュリティ対策をしているか、確認しておきましょう。


・二重認証によってIDとパスワードだけでなく、ワンタイム方式も採用している

・暗号化で外部からのデータの改ざんや、データ流出の防止をしている

・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム:ISO27001)に準拠している

・WAF(Web Application Firewall)で、ウイルスや不正アクセスなどの外部攻撃を防御している


利用人数と料金体系

マイナンバー管理システムは利用人数が多ければ多いほど、一人あたりの月額費用は安価になることが多いです。そのため利用人数によって月額費用が変わります。年間で利用料金を設定しているシステムは、利用人数によって金額が変わることが少なく、費用の見積もりがしやすいです。


また導入費用はかからないシステムが多く、その場合は月額や年額の利用料のみで利用できます。従業員1人当たりの月額は300円~1,000円程度です。

平均2分!ぴったりのマイナンバー管理システム探しをミツモアで

V政府がマイナンバーを利用した政策を推し進めたいという背景もあり、「マイナンバー管理システム」の利用を検討する企業が増えています。システムを導入することで法令に則ったマイナンバー管理が行え、また法令変更への対応や帳票発行も容易になるため、業務効率化へ大きな一歩となるでしょう。


しかしどのマイナンバー管理システムでも良いというわけではありません。自社の既存システムとの連携が可能で、現在の業務がよりスムーズになるシステムを選ぶ必要があります。料金体系もさまざまなため、製品の機能と料金を比較検討するのがおすすめです。


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