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引越し見積もりの費用相場は?おおまかな料金が人数別や距離別でわかる

最終更新日: 2024年12月19日

引越し業者の見積額は「引越しする人数、引越しで移動する距離、引越しする月」で大きく変動し、都道府県によっても差があります。そこであなたの引越し条件に合わせた平均料金を確認できるようにしました。

おおまかな条件を入力するだけで、ミツモアにおける「過去1年間の引越し見積もりデータ29万件」を元にして、費用相場が算出できます。

例えば「単身、移動距離0~15km、1月引越し、東京都」という条件では、平均料金は27,511円、費用相場は17,800~31,600円です。一方「4人家族、移動距離50~200km、3月引越し、北海道」という条件では、平均料金113,431円、費用相場は81,948~130,960円に変わります。

引越し見積もりの費用相場をチェック

引越し見積もりのおおまかな平均費用は?

  1. 引越し人数、移動距離、引越し月を選びます。
  2. 平均値、最安値、最高値が表示されます。

平均的な引越し費用相場

平均値


最安値


最高値

引越し見積もりのおおまかな平均費用は、次の基準で選定しています。

  • ミツモアの引越しサービスにて、依頼された見積もり金額を使用しています。
  • データは2023年12月1日~2024年11月30日の294,048件が対象です。
  • 実際の金額はシミュレーションとは異なる場合があります。

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人数・移動距離別の引越し見積もり相場

引越しする人数と距離別の引越し見積もり費用相場です。データは「ミツモアの引越しサービスにて、2023年12月~2024年11月に依頼された見積もりの平均価格」から算出しています。

移動距離:~15km~50km~200km~500km500km~

~15km未満(同市区町村程度)の平均引越し費用

最も料金が安く、家族人数による料金上昇が緩やかな距離です。4~5人家族や繁忙期でも6万円以内に収まります

時期 単身 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人家族
閑散期
6~8月
25,600円 37,000円 42,100円 43,700円 44,800円
通常期
5月・9~12月・1月
26,400円 26,300円 33,700円 38,800円 42,200円
繁忙期
2~4月
29,900円 45,500円 53,500円 57,500円 56,900

15~50km未満(同都道府県程度)の平均引越し費用

15km未満と比べて5,000~10,000円ほど高くなり、家族人数や時期による料金変動が明確に表れる距離です。

時期 単身 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人家族
閑散期
6~8月
26,700円 40,600円 47,600円 53,800円 56,000円
通常期
5月・9~12月・1月
27,600円 44,100円 54,400円 62,300円 65,500円
繁忙期
2~4月
31,200円 51,300円 62,800円 65,100円 76,700

50~200km未満(同一地方程度)の平均引越し費用

中距離移動の典型例で単身者でも4万円前後からと料金が上昇し始めます。家族人数による価格上昇が比較的均等に現れる距離です。

時期 単身 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人家族
閑散期
6~8月
37,630円 54,820円 60,480円 72,520円 68,100円
通常期
5月・9~12月・1月
38,800円 56,900円 66,900円 69,700円 71,400円
繁忙期
2~4月
43,600円 64,200円 82,100円 82,500円 71,000

200~500km未満(近隣地方程度)の平均引越し費用

すべての家族構成で10万円前後となり大きな出費となる一方で、家族人数による料金上昇は緩やかな距離です。

時期 単身 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人家族
閑散期
6~8月
68,300円 88,500円 98,100円 105,400円 93,500円
通常期
5月・9~12月・1月
72,000円 97,100円 113,700円 114,900円 126,400円
繁忙期
2~4月
77,500円 112,000円 117,000 125,900円 123,100

500km以上(遠距離地方)の平均引越し費用

最も料金が高額で閑散期と繁忙期の価格差が大きく、時期の選択が料金に大きく影響する距離です。

時期 単身 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人家族
閑散期
6~8月
136,900円 165,200円 165,100円 186,900円 150,900円
通常期
5月・9~12月・1月
81,000円 94,800円 94,800円 89,300円 92,400円
繁忙期
2~4月
158,200円 199,200円 202,400円 229,000円 224,700

旧居から新居までの都道府県別の引越し費用

都道府県をまたぐ長距離の引越しをするときの費用相場をまとめました。

旧居の都道府県 新居の都道府県
北海道 東京愛知大阪福岡
宮城県 東京
東京都 北海道宮城埼玉千葉神奈川静岡愛知大阪京都兵庫広島福岡
千葉県 東京
埼玉県 東京
神奈川県 東京
愛知県 北海道東京大阪福岡
静岡県 東京
大阪県 北海道東京愛知京都福岡
京都県 東京大阪
兵庫県 東京
広島県 東京
福岡県 北海道東京愛知大阪

旧居から新居までの正確な料金をチェック

人数・1~12月別の引越し見積もり相場

引越し料金の年間推移グラフ

引越しする人数と1月~12月の引越し見積もり費用相場です。データは「ミツモアの引越しサービスにて、2023年12月~2024年11月に依頼された見積もりの平均価格」から算出しています。

単身引越し 2人暮らし 3人家族
1月 47,900円 56,900円 64,000円
2月 55,400円 61,400円 70,200円
3月 59,100円 66,000円 74,800円
4月 47,100円 58,200円 63,700円
5月 39,500円 46,500円 51,600円
6月 36,500円 43,100円 46,400円
7月 37,300円 44,100円 45,200円
8月 36,300円 45,300円 47,700円
9月 37,200円 47,700円 51,000円
10月 38,000円 47,000円 49,200円
11月 42,400円 51,600円 59,800円
12月 45,100円 54,100円 56,500円

単身の引越しでは、最も安い月が8月で36,300円、最も高い月が3月で59,100円となり、差額は22,800円でした。引越しの需要は時期によって偏りがあり、費用相場にも差が生じます。

2人暮らしの引越しでは、最も安い月が6月で43,100円、最も高い月が3月で66,000円となり、差額は22,900円です。

3人家族の引越しでは、最も安い月は7月で45,200円、最も高い月は3月で74,800円となり、差額は29,600円となりました。

引越し時期をある程度自由に決められるのであれば、繁忙期を避けることがおすすめです。当初は3月25日に引っ越す予定であっても、早めの2月25日したり、遅めの4月5日にずらします。

時期 特徴
閑散期
6~8月
  • 引越し見積もり金額が低くなり、繁忙期より20~30%下がります。
  • 春にあった引越し需要が落ち着いて、夏は料金が安い傾向が続きます。
通常期
5月・9~12月・1月
  • 秋から冬にかけて徐々に料金が上がっていきます。
  • 年末年始は特別料金となり、繁忙期よりも高いときがあります。
繁忙期
2~4月
  • 新大学生や新社会人が新しい環境へ引っ越すため、料金が上がります。
  • 3月後半から4月前半は年間で最も需要が集中して、予約も取りにくくなります。

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人数・都道府県別の引越し見積もり相場

引越しする人数別に都道府県の引越し見積もり費用相場です。

都心のほうが引越しする移動距離が短いため、平均費用としては下がる傾向があります。ただし、地方のほうが引越し価格そのものが割安なこともあり、都心と地方とで大きな料金差は発生していません

旧居の都道府県 単身 2人 3人 4人 5人以上
全国平均 29,450円 43,760円 51,660円 54,740円 52,840円
北海道 28,470円 38,940円 43,860円 38,880円 42,680円
青森県 41,540円 49,490円 53,560円 62,580円 56,440円
岩手県 33,220円 45,920円 55,810円 19,190円 109,290円
秋田県 32,460円 36,190円 44,080円 63,810円 42,770円
宮城県 33,110円 45,810円 49,860円 57,410円 48,850円
山形県 29,850円 25,720円 35,690円 33,710円 15,800円
福島県 32,340円 49,460円 54,790円 44,440円 102,520円
茨城県 30,890円 42,260円 47,200円 47,720円 50,850円
栃木県 33,330円 41,860円 48,960円 46,880円 52,410円
群馬県 30,400円 40,720円 44,380円 46,650円 39,070円
埼玉県 29,810円 44,740円 53,080円 60,570円 50,660円
千葉県 30,420円 46,370円 54,010円 58,750円 55,840円
東京都 30,700円 48,700円 62,880円 66,420円 70,630円
神奈川県 29,490円 47,540円 57,030円 61,670円 59,820円
新潟県 37,890円 54,880円 49,920円 59,650円 55,880円
富山県 32,740円 54,040円 44,790円 108,150円
石川県 31,480円 36,620円 54,170円 91,930円 59,230円
福井県 30,990円 33,640円 37,440円 49,170円 27,960円
山梨県 35,000円 45,780円 51,050円 58,500円 60,680円
長野県 32,660円 47,240円 44,840円 54,800円 50,400円
岐阜県 27,450円 32,720円 39,630円 41,800円 33,320円
静岡県 34,960円 47,120円 49,790円 50,930円 39,910円
愛知県 28,470円 37,990円 42,660円 44,710円 46,290円
三重県 29,890円 37,020円 40,250円 46,200円 33,630円
滋賀県 31,900円 39,250円 40,150円 47,750円 54,510円
京都府 27,940円 41,510円 47,730円 50,330円 78,280円
大阪府 26,680円 42,640円 51,250円 49,470円 49,540円
兵庫県 26,550円 41,230円 49,580円 54,750円 49,240円
奈良県 26,970円 38,730円 46,930円 43,380円 48,710円
和歌山県 27,960円 35,090円 36,050円 36,740円 39,770円
鳥取県 39,960円 53,240円 41,740円 37,500円 84,380円
島根県 36,380円 49,330円 30,860円 52,750円
岡山県 34,210円 42,520円 50,960円 41,950円 46,600円
広島県 35,260円 47,300円 46,750円 45,090円 60,410円
山口県 30,680円 36,840円 33,640円 34,910円 28,220円
徳島県 33,660円 40,480円 46,270円 44,250円 41,010円
香川県 32,160円 45,100円 47,370円 44,530円 57,230円
愛媛県 32,810円 42,490円 54,250円 47,150円 43,020円
高知県 36,480円 44,000円 43,980円 38,980円
福岡県 22,640円 34,190円 40,240円 43,930円 39,110円
佐賀県 25,110円 36,390円 36,600円 36,230円 37,040円
長崎県 40,530円 45,810円 45,430円 63,340円 49,870円
熊本県 31,410円 41,890円 45,940円 60,610円 46,940円
大分県 34,720円 51,090円 51,280円 49,420円 45,670円
宮崎県 30,700円 39,050円 43,460円 47,950円 37,650円
鹿児島県 33,870円 39,920円 52,450円 53,330円 69,940円
沖縄県 28,040円 43,280円 52,060円 45,710円 37,190円

引越し人数別+都道府県別の見積もり費用相場は、次の基準で選定しています。

  • ミツモアの引越しサービスにて、依頼された見積もり金額を使用しています。
  • データは2023年12月1日~2024年11月30日の294,048件が対象です。
  • 移動距離は全エリアともに0~15km未満に設定して、抽出しています。

都道府県別の引越し業者の料金をチェック

引越し業者の曜日別の平均成約価格

曜日別の引越し料金グラフ

引越し料金は平日よりも土日のほうが引越しの需要がありますが、平日と土日に大きな金額の差はないことがわかります。

ただし、年間平均では差が見えにくいだけで、連休付近や繁忙期の土日はシーズン価格が追加されて、見積もり金額が高くなる傾向が顕著です。

曜日 平均成約価格
月曜日 58,800円
火曜日 58,900円
水曜日 59,900円
木曜日 59,900円
金曜日 59,200円
土曜日 58,000円
日曜日 58,500円

※ミツモアの引越しサービスを通して依頼された案件の平均成約価格(2022年11月~2023年10月)

引越し業者の時間別の平均成約価格

時間帯別の引越し料金グラフ

引越し料金は早朝6~9時がかなり安いです。ただしこの時間帯の予約は受け付けていない引越し業者もいるので注意が必要です。

一般的には9時スタートが1番手であって、作業開始が遅れることがありません。午前中に荷物の運び込みが完了することもあり、余裕をもって新居の片付けができます。9~12時は人気の時間帯で割高です。

次に12~15時、15~18時と遅いほど、料金が下がっていきます。夕方以降の18~21時は夜暗くなり、あまり需要がないため安くなります。

時間帯 平均成約価格
6~9時 42,200円
9~12時 50,000円
12~15時 49,600円
15~18時 49,800円
18~21時 48,000円

※ミツモアの引越しサービスを通して依頼された案件の平均成約価格(2022年11月~2023年10月)

時間指定で引越し費用をチェックする

引越し見積もり費用の内訳とは?

引越し見積もり費用=基本料金+実費+オプション

引越しサービスの見積もり額の内訳は、主に「基本料金+実費+オプション」にわかれます。例えば「単身、移動距離30km、2階建てアパート」の引越し見積額が24,000円だったときの内訳は、次の通りです。

項目 料金内訳 割合
基本料金(トラック代) 1万2000円 50%
基本料金(輸送距離) 4800円 20%
基本料金(階数) 2400円 10%
実費(荷物代・梱包資材費) 4800円 20%
オプション(エアコン移設など) 0円 0%
合計 2万4000円 100%

1. 基本料金

トラック代は「トラックの種類+スタッフの人件費」です。基本料金の1つであるため、全体の50%を占めています。荷物量が多いほど、トラックは「軽トラック、2トンショート、2トンロング、2トンロングワイド、3トン、4トントラック」といった大型車両を手配することになり、スタッフの人数も「1人、2人、3人、ドライバー」と増えていきます。

輸送距離は5km単位で設定されていることが多く、全体の20%程度を占めます。ただし、距離によって差があり、例えば「10kmは1600円、20kmは3200円、30kmは4800円」と明確に決められているため、近いほど料金がかからない仕組みです。

階数は階段で上り下りする階であるため、エレベーターがあればかからないこともあります。引越し業者にもよりますが、単身であれば1階増えるごとに5~20%プラスされるイメージです。

2. 実費

荷物代は細かく決められており、「ダンボール箱1個当たり100円、衣装ケース1個当たり200円、冷蔵庫700円、洗濯機500円、テレビ500円」などとなります。

3. オプション

オプションは引越し業者で大きく異なります。例えば「タワーマンションの割増料金60%、家具組み立て料金1個当たり1000円、ハンガーボックス貸出し100円」などです。よくあるオプションには「エアコン移設やピアノなど重量物の運送、家電の引き取り、家具の組み立て」もあります。

引越し見積もり費用を下げる5つのコツ

引越し見積もり費用を下げるコツ

引越しの見積もり料金は、荷物量や引越し日程・時期によって大きく変動します。なるべく安くおさえるコツを紹介します。

以下の記事では、引越し費用を安く抑えるポイントをより詳しく解説しています。かかる手間や節約できる金額目安もまとめているので参考にしてみてください。

1. 荷物量を減らすために不用品を処分する

引越しの荷物を減らすためには、不要なものを処分するのが効果的な方法です。まずは増えすぎた衣類や長期間使用していない収納品を、荷造り前に見直してみましょう。

まだ使える品物であれば、リサイクルショップの出張買取サービスを利用すると一括で処分できて便利です。売却が難しいものについては、量が少なければ粗大ごみや家庭ごみとして、多い場合は不用品回収業者に依頼して処分することをおすすめします。

古い家電製品がある場合は、引越しのタイミングでの買い替えも検討する人も多いです。古い家電を事前に処分し、新しい製品を新居に直接配送してもらえば、運搬する荷物をさらに減らすことができます。

また、引越しの方法として、大型家具・家電は引越し業者に依頼し、衣類や生活用品は宅配便で送るという分散型の手段もあります。宅配便は時期に関係なく送料が一定のため、引越し繁忙期に予定がある場合は、特に費用を抑えられる可能性があります。

ただし、この方法にも注意点があります。引越し業者の場合、段ボール数が1~2個程度増減しても料金はほとんど変わりませんが、宅配便は1個ごとに料金が加算されていきます。

複数個の配送で割引が適用される場合もありますが、段ボールの量が多くなりすぎると、引越し業者に一括依頼した方が安くなることもあるため、事前に費用を比較検討することをお勧めします。

2. 料金が安い時期に引っ越す

引越し業界の繁忙期は2月から4月頃で、それ以外の時期はほとんどが閑散期となっています。引越しの時期を自由に選べる場合は、この閑散期を活用することをおすすめします。

閑散期には、引越し業者が依頼件数を増やすために割引サービスを提供していることが多く、うまく活用すれば繁忙期の半額程度で引越しができる可能性もあります。

3. フリー便や午後便を利用する

引越し作業は、移動時間と搬入後の荷ほどきに時間がかかるため、午前中の時間帯が最も人気があります。

このため、多くの引越し業者では時間指定のできないフリー便や、比較的依頼の少ない午後便を割安な料金で提供しています。これはスタッフや車両の稼働率を平準化し、より多くの引越し作業をこなすための料金設定です。

ただし、割安なプランには注意点もあります。フリー便は運び出し開始時間が直前まで確定しないことが一般的です。午後便は作業開始が遅いため、搬入が夕方から夜にかかる可能性があります。

そのため、これらのプランは引越し当日から翌日にかけて十分な時間の余裕がある場合に特におすすめです。

4. 混載便などお得なプランを利用する

引越し費用を抑える方法として「混載便」「帰り便」「コンテナ便」など、引越し業者が提供する特別プランの利用も検討できます。

これらのプランは、通常のトラック便と比べて時間がかかり、発着日の指定が難しいというデメリットがあります。しかし、輸送コストを抑えた運送方法のため、料金を大幅に節約できます。ただし、引越し業者によっては用意していないことも多いです。

プランの種類 特徴
混載便
  • 1つのトラックに複数世帯の荷物を載せて運ぶ
  • 荷物量が多いと混載できないことがある
帰り便
  • 別世帯の引越しを終えたトラックが事業所へ戻る時に荷物を運んでもらう
  • 希望の発着地と日程がぴったり合う便を見つけるのが難しい
コンテナ便
  • 鉄道や船に他の貨物と一緒に引越し荷物を積み込んで輸送する
  • 移動距離が長いほどお得になりやすい

5. 相見積もりを3社以上から取る

引越しサービスは明確な定価設定がないため、複数の業者から見積もりを取得して比較検討しましょう。

同じ条件で複数社の見積もりを比較することで、より安価な料金設定の業者を見つけることができます。さらに、他社から提示された見積もり金額を交渉材料として使うことで、当初の見積もり金額からさらなる値引きを引き出せる可能性もあります。

引越しの一括見積もりを依頼する

引越し見積もり費用が上がる4つの要因

引越し作業には、追加料金が発生するオプションサービスがいくつか存在します。特に見落としやすい4つのケースについてまとめました。

1. エアコンの取り外しと取り付けが必要

新居へエアコンを移設する場合、取り外しと取り付けはオプション料金になることが多いです。エアコンの移設にかかる費用は1万~2万円が目安ですが、さらに追加料金が発生する作業は次の通りです。

作業内容 費用相場
エアコン専用コンセントへの形状変更 3,000円〜
電圧の切り替え 3,000円〜
配管用の穴あけ 5,000円〜
配管の延長 1mあたり2,000円〜
化粧カバーの設置 室内:8,000円〜
屋外:6,000円~

2. 新居周辺の道路が狭くてトラックが入れない

新居周辺の道路が狭かったり、急な坂や階段に面していたりすると、トラックが建物の近くまで進入できず、人力での運搬が必要となります。このような場合、作業量が大幅に増えるため、追加料金が発生する可能性があります。

一般的なトラックが道路に進入するために必要な道路幅は、2トントラックで幅2m、4トントラックで幅3.3mです。実際の道路をふさがずに搬入作業をスムーズするには、4.5m以上のスペースが理想的です。

予期せぬ追加料金を避けるためには、事前に新居周辺の状況を引越し業者に詳しく伝えましょう。

3. 大型家具や家電が部屋に入らない

ピアノや洗濯機、冷蔵庫、解体ができないベッドやソファーなどの大型家具・家電は、現在の住居からの運び出しと新居への運び入れができるかどうか確かめておかなくてはなりません。

廊下や階段、玄関を通れない場合はクレーンによる吊り作業や手吊りが必要になり、追加料金がかかります。

現地で判明すると追加料金がかかるだけでなく、作業人数や機材が足りなくてその場で搬入できないというケースもあり得ます。家財を一時預かりが必要になった場合はその分の費用もかかるでしょう。

またピアノや大型金庫などの重量物は、引越し業者のスタッフではなく提携の専門業者によって運ばれることが多く、オプション扱いになります。

4. 引越し業者が来るまで荷造りが終わっていない

引越し当日までに荷造りが完了していないと、梱包作業の追加料金が発生したり、最悪の場合は引越し作業自体を拒否されたりするトラブルが起こる可能性があります。

多くの引越し業者が国土交通省の定める「標準引越運送約款」に基づいて契約を結んでおり、その中で「引越し当日までに依頼人が荷造りを行うこと」が義務付けられているためです。そのため、荷造りが終わっていない場合、業者は作業を断ることができます。

最も重要なのは計画的に荷造りを完了させることですが、それが困難な場合はいくつかの対処方法があります。追加料金を支払って引越し業者に梱包を依頼する、荷造りが間に合わなかった荷物は後日宅配便で送る、または前日までに家事代行サービスを利用して荷造りを手伝ってもらうといった選択肢があります。

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スマホやパソコンからかんたんな質問に答えると、自動で条件にぴったりのおすすめ事業者から最大5件の見積もりが届きます。手作業で条件や日程が合う事業者を1件ずつ探す必要はありません。

 

料金や口コミ評判を比較して選べる

見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

 

チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心

契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。

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