引越し費用は荷物量と移動距離、引越し時期で大きく動きますし、引越し業者でも差があります。例えば、単身引越しは料金相場は17,700~40,000円でありながら、同じ市区町村の引越しでは15,900~35,200円、同一地方の引越しでは25,700~52,700円と変わります。
引越しの時期・人数・距離別の費用相場
閑散期(6月~8月)の平均引越し費用
引越しの需要は時期によって偏りがあり、価格も大きく変動します。閑散期は繁忙期と比べて見積もり金額が低く、20~30%下がります。
距離 | 単身 | 2人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|---|---|
~15km未満 同市区町村程度 |
25,600円 | 37,000円 | 42,100円 | 43,700円 | 44,800円 |
15~50km未満 同都道府県程度 |
26,700円 | 40,600円 | 47,600円 | 53,800円 | 56,000円 |
50~200km未満 同一地方程度 |
37,630円 | 54,820円 | 60,480円 | 72,520円 | 68,100円 |
200~500km未満 近隣地方程度 |
68,300円 | 88,500円 | 98,100円 | 105,400円 | 93,500円 |
500km以上 遠距離地方 |
136,900円 | 165,200円 | 165,100円 | 186,900円 | 150,900円 |
全平均 | 36,800円 | 44,200円 | 46,400円 | 48,000円 | 48,500円 |
通常期(5月・9月~1月)の平均引越し費用
5月、9月~1月は通常期であり、世帯人数と距離が増えるほど金額は上がっていきます。
距離 | 単身 | 2人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|---|---|
~15km未満 同市区町村程度 |
26,400円 | 26,300円 | 33,700円 | 38,800円 | 42,200円 |
15~50km未満 同都道府県程度 |
27,600円 | 44,100円 | 54,400円 | 62,300円 | 65,500円 |
50~200km未満 同一地方程度 |
38,800円 | 56,900円 | 66,900円 | 69,700円 | 71,400円 |
200~500km未満 近隣地方程度 |
72,000円 | 97,100円 | 113,700円 | 114,900円 | 126,400円 |
500km以上 遠距離地方 |
81,000円 | 94,800円 | 94,800円 | 89,300円 | 92,400円 |
全平均 | 43,600円 | 45,700円 | 46,200円 | 49,600円 | 52,600円 |
※ミツモアを通して依頼された引越し案件の平均見積もり価格(2023年5月~2024年1月)
繁忙期(2月~4月)の平均引越し費用
繁忙期は新大学生や新社会人が、進学や就職を機に新しい環境へ引っ越すため、料金が高いです。特に3月後半から4月前半は1年間で最も高い時期であり、予約も取りにくくなります。
距離 | 単身 | 2人暮らし | 3人家族 | 4人家族 | 5人家族 |
---|---|---|---|---|---|
~15km未満 同市区町村程度 |
29,900円 | 45,500円 | 53,500円 | 57,500円 | 56,900円 |
15~50km未満 同都道府県程度 |
31,200円 | 51,300円 | 62,800円 | 65,100円 | 76,700円 |
50~200km未満 同一地方程度 |
43,600円 | 64,200円 | 82,100円 | 82,500円 | 71,000円 |
200~500km未満 近隣地方程度 |
77,500円 | 112,000円 | 117,000円 | 125,900円 | 123,100円 |
500km以上 遠距離地方 |
158,200円 | 199,200円 | 202,400円 | 229,000円 | 224,700円 |
全平均 | 49,200円 | 58,300円 | 63,000円 | 68,300円 | 68,700円 |
※ミツモアを通して依頼された引越し案件の平均見積もり価格(2024年2月~4月)
引越し見積もりの平均料金を計算する
具体的な金額を知るために「人数、距離、引越し月」で引越し費用の平均相場を計算してみましょう。
※ ミツモアにおける引越し依頼への応募価格から算出しています。(2023年5月1日~2024年3月20日)
月別の引越し費用相場
世帯人数にかかわらず、最も引越し料金が高くなるのは進学・就職シーズンである3月という結果になりました。一方、6~10月の夏から秋にかけては料金が安い傾向にあり、引越し需要は落ち着いているようです。
月 | 単身 | 2人家族 | 3人家族 |
---|---|---|---|
1月 | 47,900円 | 56,900円 | 64,000円 |
2月 | 55,400円 | 61,400円 | 70,200円 |
3月 | 59,100円 | 66,000円 | 74,800円 |
4月 | 47,100円 | 58,200円 | 63,700円 |
5月 | 39,500円 | 46,500円 | 51,600円 |
6月 | 36,500円 | 43,100円 | 46,400円 |
7月 | 37,300円 | 44,100円 | 45,200円 |
8月 | 36,300円 | 45,300円 | 47,700円 |
9月 | 37,200円 | 47,700円 | 51,000円 |
10月 | 38,000円 | 47,000円 | 49,200円 |
11月 | 42,400円 | 51,600円 | 59,800円 |
12月 | 45,100円 | 54,100円 | 56,500円 |
※2022年11月~2023年10月の「ミツモア」における引越し見積もり価格
単身引越しは最も高い3月が59,100円、最も安い8月が36,100円と、約23,000円の差がありました。
2人家族の場合、最も高い3月が66,000円、最も安い6月が43,100円で、単身と同じく差額は約23,000円でした。3人家族の場合、最も高い3月が74,800円、最も安い7月が45,200円で約3万円と、やや差額が大きい結果となっています。
繁忙期の前後は1か月違うだけでも引越し料金がかなり変わることがわかりました。引越し時期をある程度自由に決められるのであれば、少しでも繁忙期から引越し日をずらすのがおすすめです。
平日と休日の引越し費用相場
曜日別の引越し料金を算出したところ、平日と休日(土日祝日)に大きな金額の差はないことがわかりました。平日よりも土日のほうが引越しの需要が大きく、料金も高くなるイメージがありますが、実際はそこまで変わらないようです。
ただし大型連休などのゆとりをもって引越しできる日程は人気になりやすく、見積もり金額も高くなる可能性はあります。繁忙期や大型連休でなければ、そこまで曜日を気にする必要はないでしょう。
曜日 | 平均成約価格 |
---|---|
月曜日 | 58,800円 |
火曜日 | 58,900円 |
水曜日 | 59,900円 |
木曜日 | 59,900円 |
金曜日 | 59,200円 |
土曜日 | 58,000円 |
日曜日 | 58,500円 |
※ミツモアを通して行われた引越し案件の平均成約価格(2022年11月~2023年10月)
※単身~5人引越しの全平均
時間別(6時~21時)の引越し費用相場
引越しの作業時間帯ごとの平均成約価格を調べたところ、大きな違いはないものの、9~12時に引越し作業を依頼すると最も料金が高い結果となりました。午前中の引越し作業は開始が遅れることも少なく、荷物の運び込み後に余裕をもって新居の片付けができるので、人気の時間帯であることが予想されます。
早朝6~9時、夕方以降の18~21時は少し安くなっています。ただしこの時間帯の予約は受け付けていない業者もいるので、注意が必要でしょう。
時間帯 | 平均成約価格 |
---|---|
6~9時 | 42,200円 |
9~12時 | 50,000円 |
12~15時 | 49,600円 |
15~18時 | 49,800円 |
18~21時 | 48,000円 |
※ミツモアを通して行われた引越し案件の平均成約価格(2023年1月~2023年12月)
※単身~5人引越しの全平均
都道府県別の引越し費用相場
主要な都道府県における、移動距離15~50kmの引越し(同一都道府県内程度)にかかる費用の目安をまとめました。
通常期(5~1月)の主要な都道府県の引越し費用
全体的に繁忙期よりも料金が下がり、単身引越しであれば3万円を切る都道府県もあります。
都道府県 | 単身 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|---|
北海道 | 26,600円 | 44,000円 | 67,100円 | 66,100円 |
宮城県 | 35,000円 | 50,100円 | 67,100円 | 66,100円 |
東京都 | 30,500円 | 54,300円 | 80,100円 | 61,300円 |
埼玉県 | 29,700円 | 50,100円 | 76,300円 | 88,900円 |
千葉県 | 30,000円 | 35,200円 | 57,800円 | 66,100円 |
神奈川県 | 30,900円 | 50,100円 | 64,700円 | 66,100円 |
愛知県 | 28,900円 | 38,700円 | 70,100円 | 66,100円 |
京都府 | 24,500円 | 50,100円 | 67,100円 | 66,100円 |
大阪府 | 24,600円 | 36,100円 | 65,600円 | 56,200円 |
兵庫県 | 26,100円 | 42,200円 | 48,300円 | 83,700円 |
福岡県 | 29,200円 | 50,100円 | 58,000円 | 66,100円 |
※ミツモアにおける過去の依頼データ(2022年5月~2023年4月)から各都道府県の引越し料金を算出。
繁忙期(2~4月)の主要な都道府県の引越し費用
基本的に都道府県間で大きな差はありません。繁忙期の場合は、単身引越しであっても多くの都道府県で4万円近い引越し料金がかかるようです。
都道府県 | 単身 | 2人家族 | 3人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|---|
北海道 | 36,600円 | 61,600円 | 77,900円 | 98,500円 |
宮城県 | 33,900円 | 61,600円 | 77,900円 | 98,500円 |
東京都 | 37,600円 | 77,000円 | 77,900円 | 98,500円 |
埼玉県 | 33,900円 | 66,600円 | 57,200円 | 58,900円 |
千葉県 | 41,800円 | 50,500円 | 105,900円 | 50,400円 |
神奈川県 | 39,200円 | 53,800円 | 91,500円 | 98,500円 |
愛知県 | 35,400円 | 58,300円 | 44,800円 | 67,500円 |
京都府 | 38,000円 | 38,200円 | 69,600円 | 98,500円 |
大阪府 | 34,600円 | 53,300円 | 75,400円 | 98,500円 |
兵庫県 | 36,100円 | 67,700円 | 80,500円 | 88,800円 |
福岡県 | 25,700円 | 61,600円 | 77,900円 | 49,700円 |
※ミツモアにおける過去の依頼データ(2022年5月~2023年4月)から各都道府県の引越し料金を算出。
発着地別の引越し費用
都道府県をまたぐ長距離の引越しをするときの料金の目安を、発着地ごとに記事にまとめました。遠方に引っ越す方は参考にしてみてください。
旧居の都道府県 | 新居の都道府県 |
---|---|
北海道から | 東京|愛知|大阪|福岡 |
宮城から | 東京 |
東京から | 北海道|宮城|埼玉|千葉|神奈川|静岡|愛知|大阪|京都|兵庫|広島|福岡 |
千葉から | 東京 |
埼玉から | 東京 |
神奈川から | 東京 |
愛知から | 北海道|東京|大阪|福岡 |
静岡から | 東京 |
大阪から | 北海道|東京|愛知|京都|福岡 |
京都から | 東京|大阪 |
兵庫から | 東京 |
広島から | 東京 |
福岡から | 北海道|東京|愛知|大阪 |
引越し見積もり費用の内訳
引越しサービスの見積もり額の内訳は、主に「基本料金+実費+オプション」に分かれます。例えば「単身者、30km移動、2階建てのアパート」の見積もり額が2万4000円だったときの内訳は、次の通りです。
項目 | 料金内訳 | 割合 |
基本料金(トラック代) | 1万2000円 | 50% |
基本料金(輸送距離) | 4800円 | 20% |
基本料金(階数) | 2400円 | 10% |
実費(荷物代・梱包資材費) | 4800円 | 20% |
オプション(エアコン移設など) | 0円 | 0% |
合計 | 2万4000円 | 100% |
1. 基本料金
トラック代は「トラックの種類+スタッフの人件費」です。基本料金の1つであるため、全体の50%を占めています。荷物量が多いほど、トラックは「軽トラック、2トンショート、2トンロング、2トンロングワイド、3トン、4トントラック」といった大型車両を手配することになり、スタッフの人数も「1人、2人、3人、ドライバー」と増えていきます。
輸送距離は5km単位で設定されていることが多く、全体の20%程度を占めます。ただし、距離によって差があり、例えば「10kmは1600円、20kmは3200円、30kmは4800円」と明確に決められているため、近いほど料金がかからない仕組みです。
階数は階段で上り下りする階であるため、エレベーターがあればかからないこともあります。引越し業者にもよりますが、単身であれば1階増えるごとに5~20%プラスされるイメージです。
2. 実費
荷物代は細かく決められており、「ダンボール箱1個当たり100円、衣装ケース1個当たり200円、冷蔵庫700円、洗濯機500円、テレビ500円」などとなります。
3. オプション
オプションは引越し業者で大きく異なります。例えば「タワーマンションの割増料金60%、家具組み立て料金1個当たり1000円、ハンガーボックス貸出し100円」などです。よくあるオプションには「エアコン移設やピアノなど重量物の運送、家電の引き取り、家具の組み立て」もあります。
引越し見積もり費用が上がる4つの要因
引越し作業の中にはオプションで料金がかかる作業がいくつかありますが、中でも見落としやすいケース4つをまとめました。当日思わぬ追加料金が発生しないようにするには、引越し業者に荷物の量とサイズ、旧居と新居の状況を正しく伝えることが大切です。
1. エアコンや洗濯機の取り外し・取り付けが必要
新居へエアコンを移設する場合、取り外しと取り付けはオプション料金になることが多いです。
エアコンの移設にかかる費用は1万~2万円が目安ですが、ほかに追加料金が発生する作業は以下の例が挙げられます。
作業内容 | 費用相場 |
エアコン専用コンセントへの形状変更 | 3,000円〜 |
電圧の切り替え | 3,000円〜 |
配管用の穴あけ | 5,000円〜 |
配管の延長 | 2,000円〜/1m |
化粧カバーの設置 | 室内:8,000円〜 屋外:6,000円~ |
新居でエアコンを設置したい場所の周辺状況によって必要な作業量が変わります。引越し業者にあらかじめ共有しておけば、事前に費用が把握できるでしょう。
2. 新居周りの道路幅が狭く、トラックが入れない
新居の周りの道路幅が狭かったり、急な坂や階段に面していたりすると、トラックが建物横まで入れないので人力で家財を運ばなくてはなりません。
この場合は作業量が大幅に増えるので、追加で料金が発生する可能性があります。2トントラックが入れる道路幅は約2.3mですが、搬入作業をするためのスペースを考慮して4mはあると理想です。
現地で発覚して思わぬ追加料金が発生しないようにするには、新居の周辺状況を引越し業者に共有しておき、正確な見積もりを出してもらうことが大切です。
3. 大型家具・家電が廊下や玄関を通れない
ピアノや洗濯機、冷蔵庫、解体ができないベッドやソファーなどの大型家具・家電は、現在の住居からの運び出しと新居への運び入れができるかどうか確かめておかなくてはなりません。
廊下や階段、玄関を通れない場合はクレーンによる吊り作業や手吊りが必要になり、追加料金がかかります。
現地で判明すると追加料金がかかるだけでなく、作業人数や機材が足りなくてその場で搬入できないというケースもあり得ます。家財を一時預かりが必要になった場合はその分の費用もかかるでしょう。
またピアノや大型金庫などの重量物は、引越し業者のスタッフではなく提携の専門業者によって運ばれることが多く、オプション扱いになります。
4. 時間までに荷造りが終わっていない
引越し当日までに荷造りが終わっていないと、梱包作業代が追加されたり引越し作業自体を拒否されたりといったトラブルにつながります。
多くの引越し業者は、国土交通省が定める「標準引越運送約款」をもとにした契約内容で顧客と契約を結びます。「引越し当日までに依頼人が荷造りを行うこと」が義務付けられているため、引越し作業ができない場合は断れるのです。
計画的に荷造りを終わらせるのが何より重要ですが、難しい場合は追加料金を払って引越し業者に梱包を依頼するか、残しておいて宅配便で送るという選択肢があります。
前日までであれば、家事代行業者などに手伝ってもらうのも1つの手です。
引越し見積もり費用を下げる5つのコツ
引越しの見積もり料金は、荷物量や引越し日程・時期によって大きく変動します。なるべく安くおさえるコツを紹介します。
以下の記事では、引越し費用を安く抑えるポイントをより詳しく解説しています。かかる手間や節約できる金額目安もまとめているので参考にしてみてください。
1. 相見積もりを3社以上から取る
はっきりした定価がない引越しサービスでは、複数の業者から見積もりを取って比較するのがおすすめです。
同じ条件で複数社の見積もりを比較すれば、料金設定の安い業者を見つけられます。また、別の業者から提示された見積もり金額を伝えて交渉することで、当初の見積もり金額から値引きしてもらえる可能性もあります。
2. 不用品を処分して荷物を減らす
要らないものを処分して、運んでもらう荷物の量を減らすのも1つの方法です。
増えすぎた衣類や収納しっぱなしで使っていない物は、荷造りする前に一度見直してみましょう。
まだ使える品物であれば、リサイクルショップの出張買取で一気に引き取ってもらうのがおすすめです。売れないものは量が少なければ粗大ごみや家庭ごみ、多ければ不用品回収業者に依頼しましょう。
古い家電がある場合、引越しのタイミングで買い替える選択肢もあります。古い家電を持って行かずに処分し、新しく購入した方を新居に配送してもらうと、荷物がコンパクトになります。
また大型家具・家電だけを引越し業者に依頼し、衣類や生活用品を宅配便で送るという手段もあります。
宅配便は時期にかかわらず送料が一定なので、繁忙期に引越ししなければならない場合は特に節約につながりやすいでしょう。
ただし引越し業者は段ボールの数量が1~2個上下しても料金が変わらないことが多いですが、宅配便は1個増えるごとに費用が積み重なっていきます。
複数の荷物の配送で割引がきくこともありますが、段ボールの量が多すぎると引越し業者に依頼するよりも高くつくので注意しましょう。
3. 午後便や時間帯フリー便を利用する
移動や搬入後の荷ほどきに時間がかかるので、引越し作業の時間帯は基本的に午前が人気です。
そのため、多くの引越し業者は比較的依頼が少ない午後便や、時間帯の指定ができないフリー便を安く提供しています。
引越し業者側はスタッフや車両の稼働のムラをなくし、なるべくたくさんの引越し作業をこなしたいので、人気な時間帯とそうでない時間帯に料金差をつけているのです。
ただし午後便は作業の開始が遅いので、搬入が夕方から夜になることも。フリー便だと直前まで運び出しの開始時間が確定しないことが多いです。
引越し当日から翌日に時間の余裕がある場合におすすめの方法といえるでしょう。
4. 発着日に余裕を持たせてお得なプランを利用する
料金を安くするには、引越し業者が用意する「混載便」「帰り便」「コンテナ便」などのお得なプランを利用する手段もあります。
いずれも通常のトラックより時間がかかり、発着日の指定がしづらいというデメリットがありますが、輸送コストをおさえた運び方なので料金は安くなります。発着日の融通がきく場合は利用を検討してみると良いでしょう。
代表的なプランの特徴は以下の通りです。
プランの種類 | 特徴 |
---|---|
混載便 |
|
帰り便 |
|
コンテナ便 |
|
ただしこれらのプランが用意されているかどうかは事業者によります。
5. 安い時期に引っ越す
引越し業界の最繁忙期は2~4月頃であり、それ以外はほとんどが閑散期です。引っ越す時期を自分で決められる場合は、閑散期を狙って引越しましょう。
閑散期は少しでも依頼を増やすため、割引を実施している業者もいます。上手く利用すれば、繁忙期と比べて半分近い金額で引越しできるかもしれません。
引越し費用は相見積もりでお得に下げる
質問に答えるだけで最大5社から見積もりが届く
スマホやパソコンからかんたんな質問に答えると、自動で条件にぴったりのおすすめ事業者から最大5件の見積もりが届きます。
手作業で条件や日程が合う事業者を1件ずつ探す必要はありません。
料金・口コミ評判を比較して選べる
見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。
チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心
契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。