新社会人や新入生をはじめ、4月は新しい環境に移り住む人が増える時期です。引越し件数は3月にピークに達して、4月の前半も引越し各社の見積もり額は割高になります。
最終更新日: 2023年03月27日
ただ、4月でも料金が安くなる「大安以外の平日」を選んだり、依頼先を地域密着の引越し業者にしたりと、割安にする方法はあります。引越し料金カレンダーや引越し業者の相見積もりで料金を下げましょう。
2023年4月の引越し料金カレンダー
ミツモアが持つデータから算出した引越し見積もり額の料金カレンダーです。平均的な相場と比較して「安い、平均、高め、高い」で色分けしています。
4月の狙い目は「10、11、13日」といった平日で、特に4月17日以降は安いです。12(水)と18(月)が周辺より高いのは、大安だからです。すべてにおいて縁起が良いとされるため、実は人気があります。大安を気にしないなら、4月はなるべく後半の平日がお得です。またゴールデンウイーク前も値段が上がっていきます。
4月が難しい人は5月の引越し料金も視野に入れましょう。5月は8日以降にグッと安くなるため、値段重視であれば4月前半を避けて、4月中盤、5月のゴールデンウイークがオススメです。
2023年4月の引越し料金の相場
4月は引越し業者が過密スケジュールになりやすいです。通常期より料金が20~30%高くなる傾向があるため、できたら早めに見積もりを取って、価格を下げましょう。
単身世帯の引越し費用平均
全国平均 | ~15km未満(同市区町村程度) | ~50km未満(同都道府県程度) | ~200km未満(同一地方程度) | ~500km未満(近隣地方程度) | 500km以上(遠距離) | |
通常期 | 37,415円 | 31,450円 | 33,613円 | 41,049円 | 74,536円 | 104,207円 |
4月 | 47,043円 | 39,543円 | 42,262円 | 51,611円 | 93,716円 | 131,021円 |
家族世帯の引越し費用平均
全国平均 | ~15km未満(同市区町村程度) | ~50km未満(同都道府県程度) | ~200km未満(同一地方程度) | ~500km未満(近隣地方程度) | 500km以上(遠距離) | |
通常期 | 78,423円 | 72,059円 | 84,353円 | 80,960円 | 128,486円 | 179,059円 |
3月 | 100,277円 | 90,601円 | 106,058円 | 121,792円 | 161,548円 | 225,134円 |
4月に引越し料金を安くする方法
自治体の助成金を利用する
- 義務教育前の子供がいる家庭が、引っ越すときに助成金の対象になる自治体があります
- 1人親、高齢者、障がい者は助成金の対象になる自治体があります
- 一部の自治体では新婚世帯の引越し費用を負担してくれます
引越し業者が運ぶ荷物量を減らす
- 不用品を処分したり、フリマアプリで売却します
- 段ボールに詰めた荷物を自分では運んで、引越し業者の見積もりを下げます
- 一部の荷物は宅急便・宅配便で送ったほうが安くなることもあります/li>
時期・日にち・時間帯を調整する
- 4月でも安い曜日や時間帯を探すと料金が下がる
- ほかの利用客とトラックのスペースを共有する「混載便」を使う
- 引越し業者に時間帯を任せる「フリープラン」を利用する