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引越しを安く済ませるコツ16選!単身・家族に役立つ節約術と裏ワザ

最終更新日: 2025年02月25日

引越し料金は人数や時期などの条件によっては、9,000〜10,000円前後で引き受けてもらえる業者があり、大手業者よりも5,000〜10,000円安くできます

少しでも引越し料金を抑えるためには、荷物量や時期を見直したり、複数の業者から見積もりを取るなど、安く済ませるコツを知っておくことが大切です。

単身や家族世帯の引越し料金を安く済ませるコツについて、鉄板の節約術から単身、家族世帯にも応用できる裏ワザを含めて確認しましょう。

安い引越し業者をチェック

引越しにどれくらいの料金がかかる?

引越しは時期や荷物量、移動距離などによって料金相場が変わります。世帯人数別にまとめた「引越し料金早見表」による繁忙期(2〜4月)と、通常期(5〜1月)の料金相場は、以下のとおりです。

繁忙期(2~4月)の引越し料金相場

世帯人数 引越し料金相場
1人暮らし 15,700円~27,300円
2人暮らし 20,400円~37,100円
3人家族 22,300円~47,200円
4人家族 20,200円~49,900円
5人家族以上 17,400円~42,600円

※ ミツモアにおける引越し依頼の成約価格(0~15km未満の同一市区町村程度)データ(2024年2月1日~2024年4月30日)

繁忙期(2月〜4月)の引越し料金相場は、1人暮らしの場合は15,000〜27,000円、2人暮らしは20,000〜37,000円となっており、世帯人数が増えるほど料金が高くなります。

新年度が始まる前に就職と進学による需要で引っ越す人が多いことから、高めの金額に設定するのが理由です。

大手引越し業者よりも5,000〜10,000円安くなるため、「この時期にしては安い」「安心できる料金で満足」という口コミも寄せられています。

通常期(5〜1月)の引越し料金相場

世帯人数 引越し料金相場
1人暮らし 15,200円~27,300円
2人暮らし 18,800円~36,600円
3人家族 20,200円~42,700円
4人家族 19,000円~46,400円
5人家族以上 16,900円~44,000円

※ ミツモアにおける引越し依頼の成約価格(0~15km未満の同一市区町村程度)データ(2024年5月1日~2025年1月31日)

一方で通常期(5〜1月)の引越し料金の相場は、1人暮らしの場合は15,000〜27,000円、2人暮らしは18,000〜36,000円で、繫忙期と比較すると10%の差があります

進学や転勤が落ち着くことで引越し需要が減少することから料金が安くなる傾向です。

引越しを安く済ませる鉄板の節約術3選

単身や家族を問わず、引越しを安く済ませたいなら、下記3つの節約術を行うのが鉄則です。

安く済ませる鉄板の節約術 値下げ額の目安 必要な手間
料金が安い時期に引っ越す
200~40,000円
運ぶ荷物を減らす 3,000~5,000円
複数の業者から相見積もりを取る 5,000〜10,000円

1.料金が安い時期に引っ越す

引越し料金を少しでも安く済ませたいなら、料金が安い時期に引っ越せるスケジュールを立てましょう

時期や曜日、時間帯によって料金が大きく変わり、引越し日時を決めるうえで大切なポイントは下記3点です。

安く済ませるコツ 値下げ額の目安
通常期に引越しをする 600〜4,900円
引越し日を平日に調整する 200〜4,500円
時間指定をしない 5,000~40,000円

通常期に引越しをする

会社の転勤や大学などの進学が多い繁忙期(2〜4月)を避けて、引越し需要が落ち着く通常期(5〜1月)の引越しを検討しましょう

世帯人数別にまとめた「引越し料金早見表」によると、繁忙期と閑散期の引越し料金は下記のとおりです。

世帯人数 繁忙期の平均料金 通常期の平均料金 差額
1人暮らし 23,300円 22,700円 600円
2人暮らし 32,100円 30,100円 2,000円
3人家族 37,500円 34,700円 2,800円
4人家族 39,500円 34,600円 4,900円
5人家族以上 34,400円 35,100円 700円

※ミツモアにおける引越し依頼の成約価格データ(0~15km未満の同一市区町村程度、閑散期:2024年5月1日~2025年1月31日、繫忙期:2024年2月1日~2024年4月30日、全距離の平均引越し料金)をもとに算出

通常期に引越すと、繁忙期と比べて引越し料金は600〜4,900円安くなります。新年度による転勤や進学による移動や、賃貸物件の入居者の入れ替えが落ち着くことで引越し需要が減少するのが理由です。

ただし通常期でも、社会人の異動や転勤が多い9〜10月頃は少し高めの料金を設定する業者もあるので、複数の業者から見積もりを取ったうえで判断しましょう。

値下げ額の目安 600〜4,900円
関連記事 安く引っ越しするなら閑散期がおすすめ!繁忙期との料金の差を検証

引越し日を平日に調整する

土日祝日は会社や学校が休みの日が多く、引越し需要が高いことから料金は割高になります料金が安く抑えられる平日に引越せるようにスケジュールを調整しましょう。

平日と休日の平均引越し料金を比較すると、下記のとおりです。

引越し人数 休日 平日
1人 23,100円 22,900円
2人 30,900円 30,900円
3人 35,900円 35,000円
4人 37,100円 35,500円
5人以上 37,000円 32,500円

※ ミツモアにおける引越しの日程・曜日別成約価格データの平均料金(0~15km未満の同一市区町村程度2024年2月1日~2025年1月31日)

荷物量や時期によって変わりますが、平日に引越したほうが休日よりも200〜4,500円の節約になることがわかります。

ただし引越し先までの移動距離によっては、10,000円ほど安くなる場合もあるので、複数の候補日を考えておきましょう。

値下げ額の目安 200〜4,500円
関連記事 引っ越しは平日と休日のどちらがお得?土曜より平均7%安い曜日で料金を下げる

時間指定をしない

引越し料金は作業する時間帯によっても大きく変わります。もっとも需要が高い朝の時間帯からスタートする「午前便」は高くなるため、午後の時間帯からスタートする「午後便」、または業者に作業開始時間を任せる「フリー便」を利用しましょう。

引越し時間帯/料金相場 単身世帯 家族世帯
午前便 30,000~50,000円 70,000~120,000円
午後便 25,000~40,000円 60,000~100,000円
フリー便 15,000~30,000円 40,000~80,000円

荷物量や移動距離などの条件によって変わりますが、午後便を利用すると単身世帯では午前便よりも5,000〜10,000円、家族世帯では10,000〜20,000円安く済みます

フリー便は、午前便と午後便と比較して10,000〜40,000円抑えられます。

午前便は1日で引越し作業が終わりやすく、需要が多いことから料金が高くなる傾向です。一方で午後便やフリー便は、作業時間が夜遅くまでかかるケースもあり、需要が少ないことから引越し料金は安くなります。

ただし、料金だけで判断せず、当日のスケジュールを考えたうえで利用するかどうか決めましょう。

値下げ額の目安 5,000~40,000円
関連記事 引越し料金が安い時間帯はいつ?お得に引っ越す方法を解説

2.運ぶ荷物を減らす

見積もりを依頼する前にできるだけ引越し先に持っていく荷物量を減らしましょう。荷物の量が増えるほど、業者が使用するトラックのサイズが大きくなって積載量が増える分、引越し料金が高くなるからです。

運ぶ荷物を減らすコツ

  • リサイクルショップやネットオークションなどで不用品を売却する
  • 市区町村や不用品回収業者に回収を依頼する
  • 知人や友人に譲る

引越す人数によって変わりますが、荷物量を減らすと3,000〜5,000円抑えられる可能性があります

ただし不用品によっては回収費用が高くなったり、想定した売却金額よりも安い場合があるので注意しましょう。

値下げ額の目安 3,000~5,000円
関連記事 引越し時の不用品処分の方法7つ!引越し業者は回収してくれる?

3.複数の業者から相見積もりを取る

新居に持っていく荷物を減らすのと同時に単身や家族を問わず、引越し料金を安く済ませたいなら、複数の業者から相見積もりを取ることです。

1社だけでは適正な料金相場がわからないため、2〜5社の引越し業者に見積もりを取りましょう業者ごとに引越しの基本料金や人件費が異なって見積もり価格に差が出るため、希望の金額やサービス内容などを納得したうえで依頼したい業者を選べます。

1社ずつ見積もりを取ろうとすると手間がかかるため、一括見積もりサイトを利用しましょう。具体的な手順は、下記のとおりです。

引越し一括見積もりサイトによる相見積もりを取る手順

  1. 引越し一括見積もりサイトを選ぶ
  2. 住所や荷物量といった必要な情報を入力した後、見積もりを依頼する
  3. 条件にあった複数の引越し業者から電話やメールで見積もりが届く
  4. 2~5社に絞り、場合によっては訪問見積もりを実施
  5. 見積書をもとに比較検討した後、依頼したい業者を決める

料金相場が把握でき、他社との引き合いによる価格競争で5,000〜10,000円安くなる可能性があります

値下げ額の目安 5,000円~10,000円
関連記事 引っ越しの相見積もりは何社?複数同時にするときの流れとポイント

引越し費用を安く済ませる裏ワザ3選

引越し時期や荷物量、相見積もりのほかに、下記3つの裏ワザを活用すると、引越し料金が安くなる可能性があります。

安く済ませる裏ワザ 値下げ額の目安 必要な手間 おすすめ度
宅配便を利用する 5,000~50,840円 ★★★☆☆
引越し先で家具や家電を買い替える 2,800円~24,700円 ★★★★☆
トラックのサイズを含めた値引き交渉をする 2,000〜13,000円 ★★★☆☆

1.宅配便を利用する

引越し料金は時期によって変動する一方で、宅配便は1年を通して料金が安定しているのが特徴です。少しでも料金を抑えたい人は、宅配便による荷物の配送も検討しましょう。

引越し業者と宅配便で比較すると、料金相場は下記のとおりです。

移動距離 引越し業者 宅配便
~15km(同市区町程度) 32,750円~ 27,750円~
~50km(同都道府県程度) 33,360円~ 27,750円~
~200km(同一地方程度) 45,730円~ 27,750円~
~500km(近隣地方程度) 80,390円~ 29,550円~

※「引越し業者」の料金は、ミツモアにおける応募価格(2024年1月1日~2024年12月31日、ダンボール10~15個、全距離の平均引越し料金の平均値データ)をもとに算出

※宅配便の料金は、ヤマト運輸「宅急便運賃一覧表:関東」で120サイズのダンボール15箱を運んだときの料金で算出

荷物量や移動距離、ダンボールのサイズなどによって変わりますが、宅配便を利用したほうが引越し業者よりも5,000〜50,000円安くなることがわかります。

ただし引越し当日には荷物は届かず、翌日以降になる点に注意しましょう。あわせて宅配便で送れる荷物は、外形3辺(縦×横×高さ)の合計が200cm以内で重さ30kg以内に収まるものです。

値下げ額の目安 5,000~50,840円
関連記事 引越しは宅配便を使うと安くなる!ヤマトや佐川急便などの費用を比較
参考 引越しの荷物を送る場合、どのサービスを利用したらいいですか?|ヤマト運輸

2.引越し先で家具や家電を買い替える

引越しを機に家具や家電を買い替えたい人は、新居へ移動する前に不要な家具・家電を処分した後、新たに店舗で購入した製品を直接新居に届ける手配をしましょう

引越し業者に依頼した場合と、ホームセンターまたは家電量販店で買い換えた製品を引越し先に届けたケースで比較すると、下記のとおりです。

対象製品/配送料金の相場 引越し業者に配送 店舗で買い換えて配送
ベッド 5,000~25,000円 2,200~5,500円
タンス 5,000~15,000円 2,200~5,500円
冷蔵庫 10,000~30,000円 4,290~5,280円
洗濯機 10,000~25,000円 4,180円~5,280円

※「店舗で買い換え」の項目について、ベッドとタンスはニトリの配送料、冷蔵庫と洗濯機はヨドバシカメラで購入し、新居へ配送する場合の料金を参照

家具・家電の大きさや移動距離などによって変わりますが、引越し前に店舗で買い換えて新居まで運んでもらったほうが引越し業者よりも、2,800〜24,700円料金が抑えられます引越し業者によって金額に差があるものの、ベッドや冷蔵庫といった家具・家電1個あたりの設定金額が決まっているからです。

ただし製品によっては、家具・家電の回収費用や買い替え費用が高くなるケースがあります。引っ越し業者に見積もりを取る際、荷物量が減ることでどれくらい料金が安くなるのか確認しましょう。

値下げ額の目安 2,800円~24,700円
関連記事 引っ越しで家電・家具のみ運ぶ料金相場!おすすめの業者と安くする方法

3.値引き交渉をする

5〜1月の通常期に引越し料金を安くしてもらえないか業者と値引き交渉をするのも選択肢のひとつです。見積もりを提示する際、引越し業者はあらかじめ安くできる幅を持たせて料金を出します。

あわせて見積もり時に大型のトラックが提案された場合は、担当者に荷物を減らすことを伝え、小さめのトラックに変更できるか相談しましょう

トラックの大きさ 引越し人数 引越し料金 荷物量の目安
2tショートトラック 単身者 29,400円~ ダンボール10~30箱
2tロングトラック 2~3人家族 36,300円~ ダンボール30~40箱
3tトラック 2~3人家族 40,400円~ ダンボール40箱前後
4tトラック 4人家族 42,500円~ ダンボール40~50箱

※引越し料金は、ミツモアにおける引越しの平均成約価格(2024年1月~12月)

トラックは積載量が増える分、料金が高くなる傾向ですが、積載量を減らしたサイズが小さいトラックを使用すれば、2,000〜13,000円の引っ越し料金が節約できる可能性があります

値下げ額の目安 2,000〜13,000円
関連記事 引越し料金の値切りはいくらまで?交渉のコツと注意点を解説!

引越しで使うトラックの種類と荷物積載量の目安!自分でレンタルする場合の注意点も解説

単身引越しで料金を安く済ませるコツ3選

引越し料金を安く済ませる鉄板の節約術や裏ワザについて紹介しましたが、さらに引越し料金を安く済ませたい単身世帯におすすめのコツは、下記3つです。

安く済ませるコツ 値下げ額の目安 必要な手間 おすすめ度
お得なプランやキャンペーンを利用する 2,000~20,000円 ★★★★☆
複数の荷物を積んだトラックに載せて運ぶ 13,000〜52,000円 ★★☆☆☆
自分で荷物を運ぶ 5,000~15,000円 ★☆☆☆☆

1.お得なプランやキャンペーンを利用する

学生や単身者で荷物量が少ないときは、「単身パック」や「学割パック」の利用を検討しましょう。ほかの荷物と一緒に専用ボックスに積んで新居まで運ぶため、通常の引越しプランよりも5,000〜10,000円安く済ませられる可能性があります。

単身パックを利用したときの引越し料金は、下記のとおりです。

移動距離 通常期(5~1月) 繁忙期(2~4月)
~15km(同市区町程度) 30,800円~ 39,600円~
~50km(同都道府県程度) 33,000円~ 41,800円~
~200km(同一地方程度) 34,100円~ 42,900円~
~500km(近隣地方程度) 39,600円~ 48,400円~
500km~(遠距離地方程度) 42,900円~ 51,700円~

※日本通運「単身パックL料金検索」をもとに料金相場を算出(コンテナ1台分、各種割引やオプション適用はなし。繁忙期は日通の単身パックLの3/20~4/5までの期間+8,800円(税込)を加算)

通常期(5月~1月)と比べて、8,800円加算した料金で繫忙期(2月~4月)に引っ越せます。ただし専用のコンテナに積み込める分しか運ぶことができず、追加で手配すると追加料金が発生するので注意しましょう。

なお大手引っ越し業者を中心に見積もりや成約時に、引越し料金の割引キャンペーンを提供するところもあります。

値下げ額の目安 5,000〜10,000円
関連記事 引っ越しの単身パックは安い!業者別の料金相場や積載量を比較する

2.複数の荷物を積んだトラックに載せて運ぶ

東京から仙台、大阪といったように新居が400kmを超える場所へ引越す場合、1台のトラックで複数の引越し利用者の荷物をトラックで運ぶ「混載便」を利用するのもおすすめです。

移動距離や荷物量、人数によって変わりますが、通常の引越し業者に依頼したケースと比較すると、以下の金額になります。

移動距離/引越し料金相場 引越し業者 混載便
~500km(近隣地方程度) 65,400~101,500円 52,300~71,000円
500km~(遠距離地方程度) 107,600~175,100円 86,000~122,570円

※「引越し業者」への依頼は、ミツモア調べ(2024年1月1日~2024年12月31日で1~5人暮らしの引越し料金をもとに算出)

他の利用者の荷物を一緒に運ぶため、13,000〜52,000円のガソリン代や高速料金といった実費負担が軽減する可能性があります。

ただし依頼者の荷物をすべて集めてから配送日が決まるため、引越し先に届くまで時間がかかり、日時の指定もできません。あわせて荷物の紛失リスクも高い点に注意が必要です。

値下げ額の目安 13,000〜52,000円
関連記事 長距離引越しの料金相場!安くする方法や日数がかかるときの注意点

3.自分で荷物を運ぶ

レンタカーや自家用車を使って、自分で引越し先まで荷物を運ぶのも料金を安く済ませる方法のひとつです。たとえば近距離にある新居まで引越す場合、レンタカーを利用したほうが引越し業者に依頼するよりも約15,000円節約できます

引越し手段 金額の目安
引越し業者への依頼 25,330円
レンタカーで引っ越し 10,120円(24時間プラン)
差額 15,120円

※引っ越し業者への依頼はミツモア調べ(2024年1月1日~2024年12月31日で1人暮らしの引越し料金をもとに算出)

※移動距離は15~50km未満の近距離引越しを想定

※レンタカーは「ニッポンレンタカー」でトラック「マツダ・ボンゴ」をレンタルした場合を想定

ただし一度にすべての荷物を運びきれず、新居と旧居を往復する手間がかかります。ガソリン代や手伝ってくれた人への謝礼も支払う必要もあるため、引越し業者に見積もりを取ったうえで判断しましょう。

値下げ額の目安 5,000~15,000円
関連記事 引越しを自分でしたときの料金と手順!業者や宅急便と比べていくらお得?

家族引越しで料金を安く済ませるコツ3選

引越し料金を安く済ませたい家族世帯におすすめするコツは、下記3つです。

安く済ませるコツ 値下げ額の目安 必要な手間 おすすめ度
引越しの給付金や補助金を利用する 5,000~20,000円 ★★☆☆☆
荷物を一時的にトランクルームに預ける 2,000~5,000円 ★★☆☆☆
賃貸物件の初期費用を節約する 30,000~200,000円 ★☆☆☆☆

1.引っ越しの給付金や補助金を利用する

新居のある自治体によっては、引越しを支援する給付金や補助金を支給してもらえるところがあります。主な制度は、以下のとおりです。

支給を受けると5,000〜20,000円の節約につながります。自治体によって給付金や補助金の条件が異なるので、引越す前に確認しましょう。

値下げ額の目安 5,000~20,000円
関連記事 【2025年】引っ越しの給付金や補助金!受けられる対象者と条件は?

2.一時的に荷物をトランクルームに預ける

引越し先の住まいでまだ住人が過ごしていたり、荷物が多いときは、一時的にトランクルームに荷物を預けた後、入居できる状況になったら新居へ運び入れるのも方法のひとつです。

トランクルームに荷物を一時的に預けるまでの流れ

  • 新居に近いトランクルームを探す
  • 利用審査が通ったら期日までに初期費用を振り込む
  • 旧居の荷物をトランクルームに運び込む
  • 新居に入居できる状況になったら運び出す

トランクルームの設備や面積、移動距離によって変わりますが、引越し業者に依頼したときよりも2,000〜5,000円安く抑えられます

荷物の出し入れが自由にできる点がメリットである一方で、宅配型を除いて屋内型や屋外型のトランクルームを利用する際、荷物の運び出しは自分で行う必要があります。

値下げ額の目安 2,000~5,000円
関連記事 引っ越しの荷物預かりサービスを比較!目安の料金と保管期間は?

3.賃貸物件の初期費用を節約する

賃貸物件に引っ越す人は敷金や礼金、仲介手数料といった初期費用を節約するのもおすすめです。

賃貸物件の初期費用を節約するコツ

  • 敷金または礼金がかからない物件を探す
  • 仲介手数料が安い不動産会社と契約する
  • 不動産業界の閑散期(6~8月)に物件を探す
  • 入居日を月初にして前家賃の負担を減らす

賃貸借契約時にかかる初期費用を見直すことで、30,000〜200,000円節約できる可能性がありますが、入居時の条件などを確認したうえで判断しましょう

値下げ額の目安 30,000〜200,000円
関連記事 引越しの初期費用はいくら?賃貸物件と引越しでかかる金額の内訳

引越し料金をさらに安く済ませるために必要な作業2選

見積もり時だけでなく、引越し当日に向けて準備を進めるなかで下記2つの作業を行うと、2,000〜5,000円の節約につながります。

安く済ませるコツ 値下げ額の目安 必要な手間 おすすめ度
荷造りや荷ほどきは自分たちで行う 3,000~5,000円 ★★★★★
自分たちで梱包資材を用意する 2,000~5,000円 ★★★★☆

1.荷造りや荷ほどきは自分たちで行う

荷造りや荷ほどきをサポートするサービスもありますが、基本的に有料です。引越し料金を安く済ませたいなら、自分たちで作業しましょう

自分たちで荷造りや荷ほどきをするコツ

  • 引越し日まで計画を立てて荷造りを行う
  • 普段から使わないものから早めに梱包し始める

自分で荷物を梱包したり、取り出して片付けたりすることで3,000〜5,000円の節約になります。ただし引越し当日までに荷造りが終わらないと、作業スタッフが手伝うことになり、追加料金が発生するのでスケジュールに余裕を持って進めましょう。

値下げ額の目安 3,000~5,000円
関連記事 引越しの荷造りはいつから始める?2週間前から使わないものをダンボールに詰める

2.自分たちで梱包資材を用意する

ダンボールや緩衝材といった梱包材は、大手を中心とした引越し業者から無料で提供してもらえます。ただし足りなくなると追加料金がかかるため、自分たちで不足分を用意しましょう

自分たちでダンボールを用意するコツ

  • スーパーマーケットやホームセンターといった店舗でダンボールをもらう
  • 日用品のECサイトや100円ショップで梱包資材を購入する

自分たちで用意すると、2,000〜5,000円安くなる可能性があります

値下げ額の目安 3,000~5,000円
関連記事 ダンボールを無料で手に入れる方法は?もらえるお店と注意点

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引越し料金を安く済ませる方法と裏ワザについて解説しました。値下げ額の目安や時間によっては難しいケースもあります。最も効果的な方法は、複数の引越し業者から相見積もりを取って料金やサービス内容などを比較し、最適な業者を決めることです。

引越しの一括見積もりサービスを提供するミツモアは、住居の情報や荷物の個数など、簡単な質問に答えるだけで条件に合った見積もりが最大5件届きます。料金はもちろん、利用者からの口コミ評価も確認できるため、効率よく引っ越し業者を探せるでしょう。

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