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引っ越し時の荷物一時預かりサービスとは?利用の流れと料金相場

最終更新日: 2024年11月25日

新居へ引っ越す際、賃貸物件の契約や仕事などの都合で退去日と入居日にタイムラグがあるとき、運び出した荷物を一時的に預かってもらえるサービスがあります。

主にサービスを提供している業態は、引っ越し業者やトランクルーム業者、宅配収納業者です。ただし利用目的や期間、料金を考えたうえで決める必要があります

引っ越し時に役立つ荷物の一時預かりサービスについて、利用する流れや業態別の料金相場を含めて紹介します。

預かりサービスがある優良な引越し業者を探す

引っ越しに役立つ荷物一時預かりサービスとは?

引っ越しで荷物を運ぶ際、一時的に荷物を預けてもらえるのが「荷物一時預かりサービス」です。退去日と入居日にタイムラグがあるときをはじめ、自宅の建て替えやリフォームを理由にすぐに引っ越し先に荷物を搬入できないとき、新居に設置できない大型家具がある場合などで利用できます。

事前に予約が必要ですが、自分で探して空きがあれば依頼できるので検討しましょう。

引っ越しの荷物の一時預かりサービスを提供する業態は、下記のとおりです。

業態 料金相場 利用期間 おすすめの人
引っ越し業者 要見積もり 数日~5か月
  • 既に引っ越し先の住所が決まっている人
  • 自身で荷物の預け先まで運ぶ方法がない人
トランクルーム業者 月額8,000円~(税込)※保険料等含む 1か月間~
  • 新居が決まってなく、近距離で引っ越す人
  • 一時的に預けてほしい荷物がある人
  • 自由に荷物の出し入れをしたい人
宅配収納サービス業者 4,500円(税込)~※専用ボックス15箱を預けた想定(1箱:300円~) 1か月間~
  • 新居が決まってなく、長距離で引っ越す人
  • 自分で荷物を持ってくるのが面倒と感じている人
  • 荷物の預かり料金を抑えたい人

1.引っ越し業者

引っ越しの搬出作業とあわせて荷物を預けてもらうサービスです。保管期間は数日から5か月に設定するところが多く、旧居の退去日から預けてもらえます

基本的にオプションになるケースが多く、引っ越し料金とは別途費用がかかるため、見積もりの段階で料金を確認しましょ。なお預ける荷物の量が少なかったり、預ける日数が少ない場合は、荷物の保管料がかからない業者もあります。

流れ
  1. 利用する業者を選択する
  2. 業者と連絡を取り利用日日時や荷物の量などを伝える
  3. 荷造りをする
  4. トラックへ荷物を搬入し、保管庫へ移送する
  5. 保管期間終了後、新居へ荷物を搬入する
メリット
  • 荷物の引き取り・保管・配送まで行ってもらえる
  • しっかり梱包した状態で保管してもらえる
  • 荷物量が少ないまたは保管期間が短いときは引っ越し料金に含まれる
デメリット
  • 一度預かりを依頼すると自由に荷物の出し入れができない
  • 冷凍・冷蔵食品や楽器類、革製品の預かりができない

メリット

引っ越し業者に荷物の一時預かりを依頼すれば、旧居の搬出から倉庫での一時保管、新居への搬入まで手配できるため、すでに新居の住所が決まっている人や荷物の預け先まで運ぶ手段がない人におすすめです。

家具・家電を含む大量の荷物も預けてもらえるほか、作業スタッフが丁寧に梱包や配送を行うため、破損や紛失のリスクも軽減できます。

デメリット

引っ越し業者が常温の倉庫に荷物を保管するため、冷蔵・冷凍食品やピアノをはじめとした楽器類、革製品といった温度や湿度管理が必要な荷物は預けてもらえません

あわせて、一度預かった荷物は基本的に出し入れすることができないので注意しましょう。

引っ越し荷物の一時預かりが可能な業者を探す

2.トランクルーム業者

倉庫を取り扱う業者などが運営する荷物の預かりサービスです。利用期間は1か月以上と長期間のため、新居の住所が決まってなく、近距離で引っ越す人におすすめします。

トランクルームの広さや階数などによって異なりますが、費用相場は月額8,000円〜です。

流れ
  1. 借りたいトランクルームを決めて申し込む
  2. 利用審査を受ける
  3. 期日までに初期費用を振り込む
  4. 荷物を運び込む
メリット
  • 長期間引っ越しの荷物を預けられる
  • トランクルームの営業時間内で荷物の出し入れができる
  • セキュリティや温度・湿度にデリケートな荷物を預けられる
デメリット
  • 月額利用料や保険料といった高額な初期費用がかかる
  • トランクルームの利用開始まで1週間以上かかる
  • 自分で荷物の搬入・搬出作業を行う

メリット

屋外だけでなく、屋内にトランクルームを設置しているところがあります。セキュリティだけでなく、温度や湿度も管理されているので、楽器や革製品、美術品といったデリケートな荷物を預けられます

加えて長期間利用する場合、引っ越し業者に預けるよりも料金が安くなるほか、トランクルームの営業時間内なら、自由に荷物の出し入れができるのもメリットのひとつです。

デメリット

利用する際、月額利用料のほかに事務手数料や保険料、敷金といった初期費用がかかります。短期間で解約しても、解約手数料や鍵の交換費用を請求する業者もあるため、契約内容をよく確認したうえで申し込まないといけません。

あわせて申し込みから審査を経て契約するため、利用開始まで1週間かかるほか、荷物の搬入・搬出作業は自分で行う必要があります。自家用車がないと手間と時間がかかるため、注意が必要です。

3.宅配収納サービス業者

引っ越しでダンボールに梱包した荷物を宅配業者に倉庫まで発送して保管した後、好きなタイミングで新居まで運んでもらうサービスです。

全国対応可能な宅配業者を利用すれば、どの場所にいても荷物の預け入れや配送を依頼できるため、長距離の引っ越しで新居の住所が決まっていない人なら安心して利用できます

保管期間は短期間から長期間まで幅広く対応できますが、最低保管期間が1か月のところが多いです。料金もダンボール1個につき送料と保管料が発生します。

流れ
  1. 利用したいサービスに会員登録をする
  2. 預けたい荷物を入力し見積もりを取る
  3. 集荷依頼を出す
  4. 集荷に来た業者に荷物を預ける
メリット
  • 自分で荷物の搬入・搬出作業を行う必要がない
  • 利用者自身で預けた荷物を管理できる
デメリット
  • 預けた荷物の配送は翌日以降になる
  • 大型の家具・家電の預かりは不可能
  • 大量の荷物を預けると料金が高くなる

メリット

引っ越しで一時的に預けたい荷物をダンボールに詰めた後、宅配業者が訪問して回収するため、自分で荷物の搬入・搬出作業を行う必要はありません

加えてダンボール1個から預けてもらえるほか、利用者自身で荷物を管理できるシステムも提供してもらえるため、いつでもスマホで預けた荷物を管理できます

デメリット

宅配業者に預けた荷物が急に必要になっても、すぐには取り出せません。配送を依頼する場合、受け取れるのは翌日以降になる点に注意しましょう。

あわせてサービスを利用する際、指定のダンボールに入らないものは預けてもらえない業者があることから、大型の家具・家電は預けてもらえません

さらにダンボール1個につき料金がかかるため、大量の荷物を預けるとトランクルームで利用したときよりも高くなる可能性があります

荷物預かりができる引っ越し業者6選

荷物の一時預かりサービスを提供する引っ越し業者は、下記6つです。ただし、荷物預かりのみの利用はできないので注意しましょう。

引っ越し業者のサービス名 料金の目安 利用期間 対応エリア
日本通運「一時保管サービス」 要見積もり 1か月~ 全国
アート引越センター「一時預かりサービス」 要見積もり 特に設定なし 全国
アーク引越センター「荷物の一時保管」 要見積もり 特に設定なし 全国
アップル引越センター「家財保管サービス」 8,800円~(1週間の場合、要見積もり) 1週間~ 全国
カルガモ引越センター「トランクルーム」 月額10,131円~ 契約開始月から6か月以上 板橋区・練馬区・和光市
サカイ引越センター「建て替えプラン」 要見積もり 特に設定なし 全国

1.日本通運「一時保管サービス」

NX Azukari
画像引用:引越し時のお荷物一時保管に トランクルーム「ハローストレージ」 | キャンペーン・特典 |NXの国内引越サービス

引っ越し先が決まっていない人向けに、オプションとして荷物の一時預かりサービスを提供しています。

ただし荷物の預かりが1週間以内の場合、鉄道コンテナの輸送で保管料がかからないように提案してもらえるほか、家の建て替えで5か月以上家財を保管する場合、提携会社による預かりを紹介してもらえるので確認しましょう。

さらにトランクルーム業者「ハローストレージ」のトランクルームを使って荷物の一時保管ができるキャンペーンも行っています。1か月未満から数か月間まで幅広く対応しており、利用料金は荷物量や時期によって変わるため、引っ越し料金とあわせて見積もりを依頼しましょう。

2.アート引越センター「一時預かりサービス」

Art Azukari
画像引用:一時預かりサービス|アート引越センター

見積もりの段階で保管期間と搬入先住所が確定している場合に利用できるのが特徴です。

荷物を搬入したり、倉庫から搬出する際に作業費と保管期間に応じて料金が発生しますが、預かる日数が短くて、荷物量が少ないときは保管分の追加料金がかからないこともあります。

3〜4月の繁忙期や保管時期、地域によっては荷物の一時預かりができない可能性があるので注意が必要です。

3.アーク引越センター「荷物の一時保管」

Ark option
画像引用:オプションサービス|アーク引越センター

オプションサービスとして、住居の建て替えなどで一時的に荷物を置く場所がない場合、トランクルームへ一時保存することができます。サービスを利用する際、引っ越し見積もりとあわせて依頼するようにしましょう。

4.アップル引越センター「家財保管サービス」

Apple Hikkoshi
画像引用:アップル引越センター

引っ越し先が決まっていて、一時的に家財を預けたい人におすすめのサービスです。アップル引越センターに引っ越しを依頼することが条件ですが、短期から長期まで保管してもらえます。

たとえば、2トントラック分の荷物を1週間預ける場合は、8,800円~の利用料金がかかりますが、状況によっては引き受けられないこともあるので注意しましょう。

5.カルガモ引越センター「トランクルーム」

Katugamo Azukari
画像引用:一時預かり保管サービス(トランクルーム)|カルガモ引越センター

東京・板橋区と練馬区、埼玉県和光市に引っ越す人限定の荷物預かりキャンペーンです。引っ越し時に利用する際、2週間無料で荷物を預けられますが、超える場合も月額10,131円〜で利用できます

2024年11月現在は満室ですが、空き次第問い合わせてみるのもおすすめです。

6.サカイ引越センター「建て替えプラン」

Sakai Ichiji Azukari
画像引用:建て替えプラン|サカイ引越センター

新居への引っ越しでは利用できませんが、家の建て替えやリフォームに伴って引っ越す場合、荷物を一時的に預けることができます

長期間保管することも可能ですが、料金は預ける家財の量や期間によって変わり、取り扱いに特別な注意が必要な品物などは追加料金が必要です。

引っ越しの荷物預かりができるトランクルーム業者7選

引っ越しで運びきれなかった荷物を預けられる主なトランクルーム業者は、下記のとおりです。

業者名 料金の目安 利用期間 対応エリア
Day倉庫 15円(税込17円)~/日(通常保管)

550円~/日(詰め放題カーゴSプラン)

1日~ 全国(荷物の搬入・搬出を依頼する時は、東京都中央区付近から50km圏内)
ハローストレージ 月額使用料:店舗によって異なる

月額管理費:1,100円~

鍵買取代:4,400円

安心保証パック:月額770円~

1か月間~ 全国
キュラーズ 月額管理費(初月日割り分+翌月分、店舗によって異なる)

セキュリティカード代金:2,970円

特に設定なし 東京、神奈川、千葉、名古屋、大阪、広島、福岡、札幌、新潟
アルファトランク 月額使用料(当月日割り+翌月分、店舗によって異なる)

保証料:賃料2か月

事務手数料:賃料0.5か月

1年間 東京、神奈川、千葉
イナバボックス 月額利用料(日割り+翌月分、店舗によって異なる)

月額管理費:1,100円

保証金:3ヶ月分

1か月間~ 首都圏、群馬、栃木、宮城、静岡、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡
スペースプラス 賃料(当月分の日割賃料+翌月分+翌々月分、店舗によって異なる)

契約事務手数料:賃料1ヶ月分、下限5,000円

2か月間~ 全国(青森、福井、鳥取、愛媛、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、沖縄を除く)
収納PIT 月額3,080円~(0.3畳~)

契約事務手数料:8,800円

初回保証料:賃料の0.5か月分

1日間~ 関西、関東、東海、山梨、宮城、秋田、岡山、広島、山口、愛媛、徳島、福岡、佐賀

1.Day倉庫

Daysoko
画像引用:Day倉庫

東京都江東区にある倉庫会社・月島倉庫株式会社の倉庫を利用したトランクルームです。一般的なトランクルームとは異なり、荷物1つ単位を基準にして日割りで利用料金が決定します。

1日1個17円から預けることができ保管期限の短縮または延長は1日単位で対応できます。荷物の集荷と配送は、トランクルームがある東京都中央区付近から50km圏内に住んでいる人は自社スタッフに運んでもらえますが、エリア外の人は宅配便などで配送するか、依頼者自身で運ばないといけない点に注意しましょう。

あわせて荷物を保管している倉庫内に入って、自由に持ち出すことはできません

2.ハローストレージ

Hallo Strage
画像引用:Hello storage

北海道から九州まで約60,000室の屋外型トランクルームと、首都圏を中心に約17,000室の屋内型トランクルームを展開する業者です。

24時間出し入れができますが、月額使用料に加えて事務手数料や管理費、鍵買取代といった費用がかかります。加えて月額770円からの安心保証パックに加入すると、最大50万円を補償する保険が付帯するほか、無料で鍵の再発行ができます。

短期で利用すると、初期費用の負担が大きいため、長期間荷物を預かりたい人におすすめです。

3.キュラーズ

Quraz
画像引用:キュラーズ トランクルーム

東京都を中心に全国の主要都市で展開するトランクルーム業者です。事務手数料や管理費、更新料などがかからず、月額料金のみで利用できるので出費を抑えられます。

預けた荷物は24時間自由に出し入れできるほか、保管期間に期限はありません。月額1,650円支払えば、スマホで荷物の搬入・搬出作業ができる宅配サポートもあるので、マイカーを持っていない人は利用してみましょう。

4.アルファトランク

αtrunk
画像引用:アルファトランク

東京都・神奈川県・埼玉県に62店舗のトランクルームを展開する業者です。契約期間は1年間で、申し込みから最短翌日から使用できます開始後2か月間は使用料がかからないほか、管理費もかかりません

ただし契約するとき、賃料2か月の保証金や、0.5か月の事務手数料、日割りの使用料がかかる点に注意が必要です。

セキュリティも綜合警備保障のサービスを利用しているため、安心して預けられるのはもちろん、24時間いつでも自由に出し入れができます。ただし荷物の配送は自分で行う必要がありますが、配送業者の紹介はできるので、相談してみましょう。

5.イナバボックス

Inababox
画像引用:イナバボックス

「100人乗っても大丈夫!」というCMで有名なイナバ物置のトランクルームサービスを提供する業者です。1か月から利用できますが、引っ越し時の一時利用にあわせて短期間の契約も受け付けてもらえます

24時間荷物の出し入れができるほか、契約者以外がトランクルームに近づけないよう、ピッキング対応キーを採用しているため、大切な荷物を預けたい人におすすめです。

6.スペースプラス

space plus
画像引用:Space Plus

屋内型と屋外型、両方のトランクルームを提供する業者です。一部地域を除いて全国各地で提供しており、賃料はコンテナサイズや地域によって変わります。

インターネットまたは電話で申し込んだ後、3営業日以降から利用できますが、最短で2か月間利用する必要がある点に注意しましょう。加えて解約する際、5,500円の解約手数料がかかる点に注意が必要です。

参考:Space Plus

7.収納PIT

Syunopit
画像引用:収納ピット

大阪や兵庫を中心に展開するトランクルーム業者です。0.3〜3.0畳以上まで荷物の量にあわせてプランを選べるほか、関西または関西で利用する場合、業者のオフィスに行けば、最短即日でトランクルームを利用できます。

契約は原則として1か月以上で、1日または1週間の利用もできますが、解約日は月末固定になる点に注意が必要です。

加えて、初期費用は賃料(当月と翌月分)のほか、8,800円の契約事務手数料や0.5か月分の初回保証料がかかります。

引っ越しの荷物預かりができる宅配収納サービス業者7選

遠方への引っ越しは決まっているものの、新居が決まっていない人で荷物預かりを考えている人におすすめの宅配収納サービス業者は、下記のとおりです。

業者名 利用料金の目安 最低保管期間 対応エリア
sharekura(シェアクラ) 【月額保管料】
ボックスプラン:110円~
スペースプラン:5,500円~
1か月間~ スペースプラン:東京23区内

スペースプラン:全国

 

サマリーポケット 【エコノミープラン】

月額保管料:1箱330円~

取り出し送料:1梱包1,100円~

3か月間~ 全国(一部地域を除く)
minikura(ミニクラ) 【HAKOプラン】

月額保管料:1箱320円~

取り出し送料:1梱包1,100円~

3か月間~ 全国(一部地域を除く)
エアトランク
【ベーシック】

0.2㎥プラン(0.1畳):月額保管料2,948円~

3か月間~ 【ベーシック】

首都圏、大阪、兵庫、愛知(一部エリア)

 

CARAETO(カラエト)
月額保管料:1箱308円~

取り出し送料:1箱990円~

2か月間~ 全国(一部地域を除く)
AZUKEL(アズケル) 月額保管料:1箱200円~

取り出し送料:1箱1,100円~

設定なし 全国(一部地域を除く)
宅トラ 【ちびトラ3料金】

月額保管料:1,628円~

初回引取料:6,270円~

ダンボール費用:1,110円

配送料金(片道):2,090円

6か月間 関東地方、山梨県

1.sharekura(シェアクラ)

sharekura
画像引用:sharekura(シェアクラ)

月額1箱110円〜の利用料で荷物を預けられる宅配収納サービスです。0.4畳と0.7畳単位で保管できるスペースプランのほか、洋服や書籍などをまとめて預けられるボックスプランを提供しています。

マイページの登録が必要ですが、集荷日時を指定してできるほか、引っ越し先が決まったとき、マイページを通して荷物の取り出しを依頼できます。

2.サマリーポケット

samaly pocket
画像引用:サマリーポケット

月額1箱330円〜利用できる宅配収納サービスです。スマホアプリで専用ボックスを取り寄せた後、倉庫へ発送する仕組みでアイテム、またはアイテム単位で取り出せます。

ただしサービスに登録した後、最低3か月間利用する必要があり、早期に取り出しても2か月分の月額保管料がかかる点に注意しましょう。

3.minikura(ミニクラ)

minikura
画像引用:minikura

寺田倉庫が手掛ける宅配型トランクルームサービスです。月額で専用ボックス1箱につき320円から倉庫に預けてもらうことができ、アイテムまたはボックス単位でいつでも取り出せます。

希望があれば、整理収納アドバイザーによるお片付けサービスも利用できるので、引っ越しを機に整理整頓をしたい人におすすめです。

ただし「サマリーポケット」と同様、最低保管期間は3か月間です。入庫初月から短期間で取り出してしまうと、通常の取り出し料金に加え、980円の早期取り出し手数料がかかるので注意しましょう。

4.エアトランク

airtrunk
画像引用:airtrunk【エアトランク】

宅配型のトランクルームで荷物の一時預かりをはじめ、集荷から配送まで何回も無料で対応してもらえるサービスです。

荷物を梱包する専用のダンボールも無料で取り寄せられるほか、オプションで全国発送や保管品の荷造りを手伝ってもらえるサービスも有料で利用できます。

5.CARAETO(カラエト)

CARAETO
画像引用:CARAETO(カラエト)

専用ボックスの取り寄せから倉庫への一時預かりができる宅配収納サービスです。料金は月額で1箱308円〜で預け入れ時の送料はかかりません。

専用ボックスのほかに自分が所有する160サイズ以内のダンボールも預けられます。最低利用期間が2ヵ月ですが、2ヵ月以内に取り出すとき、1,980円の早期取り出しサービス利用料金がかかるので注意しましょう。

6.AZUKEL(アズケル)

Azukel
画像引用:AZUKEL(アズケル)

ダンボール1箱だけでなく、ソファやベビーカーなど、3辺の合計が「151㎝以上」の家具や荷物も預けてもらえる宅配収納サービスです。

1箱200円/箱から依頼でき、専用BOX以外に3辺の合計が110cm以内のダンボールの場合も預けてもらえます。

最低保管期間はありませんが、集荷から1週間以内で荷物の取り出しはできない可能性があるので、注意しましょう。

7.宅トラ

Takutora
画像引用:宅トラ

ヤマト運輸が手掛ける宅配収納サービスです。ダンボールだけでなく、ベッドやソファ、2ドアタイプの冷蔵庫といった大型家具の一時預かりも対応してもらえます

ただし最低保管期間は6か月に設定されており、短期間で解約しても6か月分の保管料が発生するので注意しましょう。加えて6,270円の初回引取料や1,110円のダンボール費用もかかります。

※2024年11月現在、新規で申し込んだ方について一部荷物の出庫や追加入庫の対応を停止しています。詳細は公式ホームページでご確認ください。

参考:宅トラ

引っ越し荷物の預け先が見つからないときの対処法6選

3つの荷物一時預かりサービスを利用しても、利用条件の不一致や料金の高さなどを理由に預け先が見つからない場合、下記の対処法を行いましょう。

1.家族や友人に預ける

家族や友人に自分の家財を預けてもらえないか交渉しましょう。荷物の量や大きさによって異なりますが、衣類や本、雑貨などが入ったダンボールを数点に絞って預けてもらうのがおすすめです。

2.物置シェアサービスを利用する

物を保管したい人と収納スペースを提供できる人をつなぐサービスです。引っ越し先にトランクルームがないときや、賃貸借契約まで時間がない人は、物置シェアサービスを利用しましょう。

たとえば「モノオク」というサービスでは、全国各地の貸しスペースを探せますが、月額のスペース利用料金と10%の手数料がかかります。

3.指定日配達を利用する

新居が決まっていて、運びたい荷物がダンボールに収まる場合、宅配便の指定日配達を利用するのもおすすめです。発送日の翌日から7〜10日以内で指定日配達ができるほか、不在時に7日間の保管期間もあるため、発送日から2週間は荷物を預けられます。

ただし、宅配業者によって指定できる日付が異なる点に注意しましょう。

宅配サービス 指定できる日付 保管期間
ヤマト運輸 発送日の翌日から、発送日翌日を含めて7日間 7日間
日本郵便(ゆうパック) 配達予定日を含め10日以内 7日間
佐川急便 出荷予定日から30日以内 7日間

4.不動産会社に退去日または入居日の交渉をする

現住所の管理会社、または大家に退去日を伸ばせないか交渉するのも選択肢のひとつです。次の住人の入居やハウスクリーニングの予定が入っていない場合、数日程度延長できる可能性があります。

加えて新居の入居が決まっている人は、入居日を早められないか管理会社や大家に交渉するのもおすすめです。

5.レンタカーを借りて車内に荷物を保管する

レンタカーを借りて数日間荷物を保管するのも選択肢に入れましょう。大型車なら単身引越し分の荷物を載せられる可能性があります。

たとえばトヨタレンタカーでハイエースバンを1日レンタルした時の料金は14,850円で、1日延長すると11,000円の追加料金で借りられます。

6.荷物を処分する

どうしても荷物の預け先や移動方法を見つけられないとき、荷物を処分することも考えましょう。

不用品回収業者に依頼してトラックの荷台に積み切れる分は定額で引き取ってもらえるプランを利用すると手間なく安価に処分できます

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賃貸物件の契約や仕事などの都合で入退去日にタイムラグが生じた場合、荷物の預け先として丁寧に取り扱ってもらえる引っ越し業者に依頼するのがおすすめです。

保管期間が短ければ、追加費用を抑えられる可能性があるほか、地域密着の引っ越し業者も荷物の一時預かりができるところがあります。

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