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2月の引越し料金相場は?繁忙期に入り割高な費用を安く抑えるコツ

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最終更新日: 2024年04月23日

2月は進学や就職や転勤に向けて引っ越す人が増えてくる時期です。そのため引越し件数がピークを迎える3月に向けて、料金が高くなっていきます。

日程に都合がつくなら2月上旬の方が、下旬よりも安く引っ越せます。また地域によっては雪も降る季節のため、防水対策が必要です。

2月の引越し費用相場2月の中でも安い日料金を安くおさえるコツを解説します。

2月の引越し料金の相場

2月の引越し料金は、単身であれば2万9600円~15万7900円家族であれば4万7100円~22万7100円が目安です。

2月の単身の引越し費用相場

単身者が2月に引っ越すときの費用は、同じ都道府県内なら2万9600円~3万1000円県外への移動となると4万3900円~15万7900円が目安です。

移動距離 単身
0~15km未満
(同一市区町村)
29,600円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
31,000円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
43,900円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
77,700円
500km~
(遠距離地方程度)
157,900円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年2月時点)

正確な費用を知りたい場合、実際に見積もりを取って確認するのがオススメです。

2月の単身引越しの料金を比較する

2月の家族の引越し料金相場

2名以上の家族が2月に引っ越すときの費用は、同じ都道府県内なら4万5000円~7万4500円県外への移動となると6万8300円~22万7100円が相場です。

移動距離 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人以上の家族
0~15km未満
(同一市区町村)
45,000円 54,400円 58,300円 57,000円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
51,000円 63,400円 67,900円 74,500円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
68,300円 88,600円 88,700円 73,900円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
114,300円 115,700円 131,900円 134,000円
500km~
(遠距離地方程度)
197,800円 202,600円 223,600円 227,100円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年2月時点)

4人以上の引越しは世帯によって荷物量も異なり、料金にも差が出やすいです。正確な料金を知るためには、実際に見積もりを取ってみることをおすすめします。

2月の家族引越しの料金を比較する

2月の引越しは3月よりも安い?

引越し料金の年間推移表
年間の引越し見積もり平均価格(2023年3月~2024年2月)

2月の引越し料金は1月に比べると高く、3月より安いです。

2月は進学先や就職先が決まり始める時期で、引越しの需要が高まり繁忙期に入り始めます。そのため1月に比べると料金が高い傾向です。

3月に入ると、新年度に向けた引越しラッシュにより、より引越し料金も高くなります。1月、3月の引越し料金については、以下の記事で詳しく紹介しています。

月ごとの引越し費用を比較したい人は、以下の記事を参照ください。

2025年2月の引越し料金が安い日程

2月で最も引越し費用が安い日は、上旬の平日です。引越し料金は同じ月の中でも、上旬・中旬・下旬のタイミングや曜日にも左右されます。

2月は中旬以降の引越し料金が高い

2月は繁忙期である3月に迫るにつれて、引越し料金が高くなっていきます

時期  単身 2人暮らし 3人家族 4人家族
上旬 47,000円 58,600円 61,200円 69,900円
中旬 51,100円 60,900円 67,200円 73,900円
下旬 52,500円 60,900円 68,500円 71,500円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年2月時点、全距離・荷物量)

2024年2月の引越し費用データによると、下旬と比べて上旬の引越し料金の方が単身者で5000円ほど安くなっています。

2025年2月の引越し料金カレンダー

2025年2月引越しカレンダー

大手引越し業者等の料金予測や、ミツモアでの料金の傾向をもとに、引越し料金の予測カレンダーを独自で作成しました。

2025年2月で引越し料金が安い日は、2月6日(木)、12日(水)、13日(木)、19日(木)といった上旬・中旬の平日です。

2月は転勤の内示が出始めたり、進学先が決まり始めたりし、引っ越す人が増え始めます。3月に近づくほどどんどん引越し予約数も埋まっていくため、下旬の方が料金が高いです。

2月の引越し費用を安くおさえるコツ

「引越しの時期は変えられないけど、費用をなるべく安く抑えたい」という人も多いでしょう。2月の引越しで費用を安くする方法を紹介します。

2月の引越し費用を安くする方法 節約できる料金
2月の上旬から中旬の平日に引っ越す 1000円~5000円
建国記念日や天皇誕生日の連休は避ける 1000円~1万円
早朝や夕16時以降の作業を依頼する 1000円~5000円
冬物アイテムを整理して荷物量を減らす 1000円~数万円

年間を通じて使える引越し費用を安くする方法は、以下で詳しく紹介しています。

2月の上旬から中旬の平日に引っ越す

2月は繁忙期である3月が近づくにつれて引越し料金が高くなります。また土日は年間を通じて引っ越す人が多く、平日よりも料金が高いです。

そのため2月中に引っ越すのなら、上旬から中旬の平日を選ぶと料金を安く抑えられます。バレンタインデーの前後までに引越しを終えてしまうと良いでしょう。

引越し日には良くないとされる「仏滅」「赤口」を選ぶのもオススメです。縁起を気にする人は依頼を避けるため、引越し費用が安い可能性ががあります。

2025年2月前半の平日で、仏滅は7日(金)、13日(木)、19日(水)、赤口は3日(月)、21日(金)です。

建国記念日や天皇誕生日の連休は避ける

できるだけ安く引っ越したいなら、土日祝日の連休はなるべく避けましょう連休を通して搬出から荷解きまで完結させられることから、引越し需要が高く料金も高いです。

2025年2月の場合、建国記念日は火曜日ですが、天皇誕生日を含む2月22(土)~24日(月)は3連休となります。本格的な繁忙期を迎える前に新生活の準備を終わらせたい人や、長距離引越しで連休中に移動を済ませたい人が多くなるため、別日に依頼するのが無難です。

早朝や夕方16時以降の作業を依頼する

引越しの早朝や夕方は比較的予約が取りやすく、料金も割安になる傾向があります。2月は日照時間が短く日没も早いので、早朝や夕方16時以降の作業はねらい目です。

ただし暗い時間帯の作業は事故にリスクがある点に注意しましょう。早朝や夕方は気温が低くなるため、防寒対策や体調管理にも配慮が必要です。

冬物アイテムを整理して荷物量を減らす

引越しは荷物量や大型家具の数で大きく料金が変わります。2月中に引越しをする予定なら、使わないコートやジャケット、正月飾りなどを処理しておきましょう

また古くなったヒーターやエアコン、こたつなど、かさばる電化製品は処分するだけで運ぶ量が減り料金が安くなります。

冬物の服やスキー・スノボ用品は売れる可能性もあるため、処分する前にフリーマーケットアプリやオークションサイトに出品してみるのも良いでしょう。

引越し業者によっては不用品回収や買取と兼任していることがあります。新居で不要なものは当日に売り渡せるので、手間を省きたい人にオススメです。

不用品回収もできる引越し業者を探す

2月に引越しする場合の注意点

2月に引っ越すときに注意しておきたい点をまとめました。

3月に近づくほど引越し業者の予約が取りにくい

2月は引越しシーズン直前のため、月が進むにつれて引越し業者の予約が取りにくくなります。とくに下旬は繁忙期の3月に近く、予約が埋まってしまう可能性が高いです。

引越し日の候補が限られている人は、早めに業者に連絡を取り、予約を確保しましょう。人気の引越し業者や週末の予約は競争率が高くなるため、複数の業者に問い合わせを行い、予約が取れる業者を探すのがオススメです。

早めに複数の業者から見積もりを取ることで、価格交渉の余地も生まれます。

降雪に備えた防水対策が必要

2月は冬本番で、とくに北陸や東北、北海道などの日本海側では大雪に見舞われることが少なくありません。雪の日は、荷物を運ぶ際に濡れてしまう可能性があるため、引越し当日の天候にも注意が必要です。

段ボールは水に弱いため、濡れると強度が落ちて破れやすくなります。大切な荷物を守るために、段ボールをビニールシートで覆ったり、防水スプレーを吹きかけたりするなどの対策をしましょう

また引越し業者とも事前に雪対策について確認しておくと安心です。

確定申告する人は提出時点の住所を書く

個人事業主や副業で収入がある人の場合、確定申告の時期と重なる2月の引越しでは、申告書類の住所記載に注意しましょう。

確定申告書類に記載する住所は、原則「提出時点に住んでいる場所の住所」です。2月28日に引っ越す予定の人が、2月20日に確定申告書類を提出する場合は旧住所を記入します。

なお「1月1日時点の住所」を記載する欄もあるので、忘れずに書きましょう。

書類の提出先は、提出時点で住んでいる住所を管轄する税務署で問題ありません。引越し後であれば、引越し先の管轄税務署に提出しましょう。

2月の引越し料金を安く抑えるには相見積もりがおすすめ

2月は引越しの繁忙期に差し掛かる時期で、料金も閑散期に比べると決して安くはありません。

また引越し費用は移動距離や荷物量は同じでも、業者によって数万円もの差が出ることがあります。安い業者を見つけるには、複数の引越し見積もりをとって、料金やサービスを比較するのがおすすめです。

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