ミツモアメディア

引っ越したら郵便物の転送手続きが必要!方法と注意点を解説

最終更新日: 2022年10月26日

「郵便物を新しい住所に届けるためには何をすればよいんだろう?」

「転送手続きをしたけど、やっぱり解除したい」

引っ越しをするときに忘れず手続きをしておきたいのが、郵便物の転送です。

転送手続きの方法や注意点、よくある疑問について解説します。

引っ越し前に郵便転送手続きをしよう!

手紙

引っ越しの際によく耳にする、郵便の「転送手続き」や「転居届」は、一般的に市役所に提出する転居届とは異なります。手続き内容や申請の必要性について説明します。

【市役所とは別】郵便局にも転居届の提出が必要

引っ越しをするときは役所に転居届や転出・転入届を提出して住民票を異動させます。しかし住民票を異動しても、郵便物が自動的に新居に送られてくるわけではありません

なにもしないと、旧住所宛に送られた郵便物はそのまま旧居に届いてしまいます。

そんなときは郵便局が提供する「郵便物転送サービス」を利用しましょう。これは旧住所宛に送られた郵便物を、自動で新住所に転送してくれるサービスです。

新しい住所を伝え漏れていたり、各種会員サービス等の住所変更を忘れていたりしても、郵便物を新住所に届けてもらえます。

ミツモアで引っ越しの無料見積もりを依頼する

放置していると個人情報漏えいのリスクも

引っ越しをしたのに転送手続きをしないまま放置していると、もし大事なお知らせが届いても気づけません。

それだけでなく、新しい住人に個人情報を知られてしまうリスクや、大事な郵便物を捨てられてしまうリスクもあります。

単なるダイレクトメールであっても、氏名や使用しているサービスの情報を知られてしまいます。開封されて中身を見られてしまったら、もっと詳細な個人情報が漏れてしまうかもしれません。

引っ越し前に郵便物の転送手続きを行った上で、早めに各種サービスの住所変更も済ませましょう。

【ネット/窓口/郵送】引っ越し先に郵便物を転送する方法3つ

ポスト

郵便物を転送するといっても、「どこで行うのか」「いつから行うのか」と悩む方もいるのではないでしょうか。郵便物の転送サービスを利用するには、3通りの方法があります。

宛先の住所・氏名をもとに転送するので、家族のうち1人分だけ別の場所に転送設定をすることもできます

手続き方法 インターネット/郵便局の窓口/書類郵送
手数料 無料
有効期間 手続き日から1年間
手続き期限 いつでも可能
手続き上限人数 1回の手続きにつき同居家族6人分まで可能

インターネットで手続きする(e転居)

手続場所 オンライン

参考:e転居|郵便局

必要なもの
  • ゆうびんID(登録にメールアドレスが必要)
  • 電話が使用できるスマートフォン/携帯電話
手順
  1. ゆうびんIDを取得する(持っていない人)
  2. e転居利用ページからゆうびんIDでログインし、必要事項を入力する
  3. 届いたメールに記載されたナビダイヤルに電話をかける
  4. 自動音声案内にしたがい、メールに記載された確認番号を入力する
  5. メールに記載されたリンク先へ飛び、旧住所と新住所の情報を入力して送信する

最も楽な方法は、インターネットで転送手続きができる「e転居」というサービスを利用することです。

書類を取りに行く必要がなく、自宅で転送手続きが完結します。パソコンからも手続きできますが、電話による確認番号認証をしなければならないので、電話をかけられる用意をしておきましょう。

転居の事実を確認するため、日本郵便の社員が旧住所または新住所を訪問したり、書面を投函したりする可能性があります。

e転居の手続き状況を確認したい方は、日本郵便のサイトにアクセスし、転居届受付番号を入力してください。

参考:受付状況確認 e転居|日本郵便

郵便局の窓口で転居届を提出する

手続場所 郵便局の窓口(郵便窓口またはゆうゆう窓口)
必要なもの
  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
  • 旧住所が確認できる書類(運転免許証、住民票、官公庁発行の住所入り書面など)
手順
  1. 郵便局に用意されている転居届(見当たらなかったら窓口でもらう)に必要事項を記入
  2. 窓口に転居届を提出し、必要書類を提示する

郵便局の窓口で直接転送手続きをすることもできます。どの郵便局でも手続き可能なので、最寄りの郵便局で済ませるとよいでしょう。不備があっても、窓口の郵便局員にその場でチェックしてもらえるので安心です。

転居届の書き方

転居届に記入する項目は以下の通りです。忘れがちな新住所もメモして持っていきましょう。

  1. 届出年月日
  2. 転送開始希望日
  3. 旧住所
  4. 転居者全員の氏名
  5. 4以外の人物で旧住所に住む人の有無や人数
  6. 新住所
  7. ご案内の希望

転送開始希望日は自由に設定できるので、引っ越しに合わせた日付を記載します。引っ越し後に結婚や離婚などの事情によって姓が変わる場合は、旧姓の欄にも記入が必要です。

旧住所に残る人がいる場合は引っ越す人の郵便のみ転送してくれます。

転居届を郵送する

手続場所 自宅、郵便ポスト
必要なもの
  • 転居届(切手貼付・本人確認書類の同封は不要)
手順
  • 郵便局に用意されている転居届(見当たらなかったら窓口でもらう)に必要事項を記入
  • 転居届をポストに投函する

窓口で手続きをする時間がなかった、住所が確認できる書類を忘れてしまった・・・という場合は、記入した転居届を郵送すれば何度も窓口に通わずに済みます。

郵送時に本人確認書類のコピーを同封する必要はありません。ただしインターネット手続きと同様、あとから転居の事実を確認するために旧居・新居の訪問や書類の投函がおこなわれる可能性があります。

郵便物を転送する際の4つの注意点

手紙とコーヒー

郵便物の転送をスムーズにするには余裕を持った行動が大切です。転送サービスの期限にも気を付けましょう。必要な手紙や書類を受け取れずに困ることのないように、注意点を解説します。

申込から転送開始まで3日~1週間かかる

手続き直後から転送を開始できるわけではありません。申し込んだ日から転送開始までは一般的に3日~1週間ほどかかります。

転送開始希望日は先の日付でも構わないので、引っ越し先が確定したら余裕をもって早めに手続きを行うと良いでしょう。

引っ越し直前に手続きをすると、郵便局の承認が間に合わない可能性が高いです。

転送期間は届出日から1年間

転送サービスの有効期間は届出日から1年間です。転送開始日から数えるのではないことに注意しましょう。

1年が経過すると転送が終了して、元の住所宛に送られた郵便物はそのまま配達されるようになります。

1年の途中で解除することはできないので、もし元の住所に郵送されるように戻したい場合は、「新住所→旧住所」に転送手続きをする必要があります。1年経過して転送設定を延長したい場合は、もう一度同じように転送手続きを行いましょう。

何度も転送するのは手間なので、各種登録サービスの住所変更や、郵便のやり取りがある知人への転居報告は1年の間に済ませてしまうことをおすすめします。

転送の残り期間の確認方法

時間が経つと、いつまで転送が有効だったのか曖昧になってしまうことがありますよね。転送サービスの残り期間を確認するには、以下の方法があります。

  • 控えてある転居届の届出日を確認する
  • 転送された郵便物に貼られているラベルを確認する
  • オンラインで転居届受付状況を確認する

「転送不要郵便」や「他社の宅配便」は転送できない

郵便物転送サービスによって、家に届くすべての郵便物・荷物を転送できるわけではありません。

転送不要郵便

転送手続きを済ませていても、「転送不要」と書かれた郵便物は新住所に届けてもらうことができません。

転送不要郵便とは、差出人側が「受取人本人がこの住所にいない場合は返送してほしい」というときに使われるもの。住所確認が必要な場面や、重要な書類が含まれる郵便物であることが多いです。

具体的には以下のような郵便物が該当します。

  • クレジットカードやキャッシュカードが同封された郵便
  • 国や自治体が発行した税金や保険料の納付書
  • 金融機関の口座開設・住所変更などにともなう住所確認

他社の宅配便

ヤマト運輸や佐川急便といった日本郵便以外の宅配便サービスの送り先は、郵便局への届出だけでは変更できません。

ヤマト運輸には転送サービスがあるので、郵便物の転送とあわせて手続きしておくことをおすすめします。

一方で佐川急便をはじめ、転送サービスを実施していない宅配会社も多いです。旧住所に荷物が届いてしまわないよう早めに以下の対応をしましょう。

  • 通販サイトやフリマサイトの住所変更
  • 荷物を送る可能性のある親族・知人への新住所報告

不在票も旧住所のポストに入れられるので、荷物の到着に気づけない可能性があります。通販で購入したものは配送状況の追跡をこまめにすると良いでしょう。

参考:宅急便転居転送サービス|ヤマト運輸

海外や勤務先など、転送できない住所がある

転送サービスは、どんな住所への転送でも可能なわけではありません。以下のようなケースは受け付けられないので注意しましょう。

  • 海外の住所への転送
  • 勤務先の住所への転送
  • 本人が入院したときの親族への転送
  • 本人が亡くなったときの親族への転送

海外に郵便を届けたい場合は差出人に海外住所を把握してもらう必要があります。

親族には転送できませんが、本人の入院先の病院には転送できるので、長期の入院の際には手続きすると良いでしょう。

引っ越し以外でも郵便物は転送できる?

ホテルのフロント

郵便物転送サービスは引っ越し時に利用されることが多いですが、引っ越し以外の理由で生活拠点が変わったときにも使えるサービスです。

具体的にどんな状況で使えるのか、転送サービス以外にどんな選択肢があるのかをご紹介します。

長期出張・入院でもホテルや病院に転送できる

住居だけでなく、滞在先のホテルや病院に郵便物を転送してもらうこともできます。数か月にわたる長期の出張や入院の際には、転送サービスを利用するとよいでしょう。

ホテルや病院内できちんと自分まで郵便物が届くよう、フロントや事務室に話を通しておくと安心です。

30日以内の一時的な不在であれば「不在届」という手も

家を空ける日数が30日以内であれば、「不在届」を出して郵便物を郵便局に留め置いてもらうという手段もあります。保管期間の満了日翌日に、その期間に届いた郵便物をまとめて配達してもらえます。

自宅への配達を担当する管轄郵便局または自宅最寄りの郵便局で提出しましょう。手続きの際には本人確認書類の提示が必要です。

30日間ポストに郵便物を放置すると、郵便物を盗まれるリスクや、不在であることが分かって空き巣に狙われやすくなるリスクがあります。長めに家を空けるときはなるべく不在届を出すのがおすすめです。

住所が2つある場合は分けて転送できる?

集合住宅の郵便ポスト

単身赴任や学生の一人暮らしなどで、実家と赴任・下宿先の2つの拠点をもつこともあるでしょう。

実家の住所に届く自分宛の郵便物に転送設定をかけると、すべての郵便物が一人暮らし先に届くことになります。

郵便局側では、内容によって区別して転送することはできません。実家に届ける郵便物と一人暮らし先に届ける郵便物を分けたい場合は、差出人に直接伝える必要があります。

前の住人の郵便物が届いた場合の対処法

郵便物を持って考える女性

引っ越したあとには、前の住人の郵便物が届くというトラブルが時々発生します。そんなときの対処法は、主に以下の2通りです。

  • 誤配達である旨をふせんなどに記載して郵便物に貼り、ポストに投函する
  • 郵便局に郵便物を持っていき、現在の居住状況を伝える

誤って開封してしまった場合は、封筒・書類がそろった状態で新しい封筒に入れるなどして補修し、自分の住所・氏名を記した上でポストに投函するか、郵便局に直接持ち込みます。

宅配会社のメール便は郵便局管轄ではありませんので、各宅配会社に連絡しましょう。

参考:

前に住んでいた住人あての郵便物や荷物が届くのですが、どうすればいいですか?|郵便局

他人あての郵便物が届きましたが、どうしたらいいのでしょうか?|郵便局

引っ越し先に郵便物が届かない場合の対処法

頭を抱える男性

引っ越した際、新居に郵便物が届かない場合、考えられる原因は4つあります。

  • 原因①:郵便局で住所変更の手続きをしていない
  • 原因②:手続きの住所が間違っている
  • 原因③:表札を作っていない/ポストに名前を書いていない
  • 原因④:開始日の関係でまだ届いていない

原因④についてですが、手続きをしてから受理されるまで3日~1週間と幅があるため、手続きから数日のときに「郵便物が届かない」と心配をする必要はありません。

「この日からは確実に新居に郵便物が届いて欲しい」という希望がある方は、手続きの際に、転送開始希望日を記入してください。

住民票を移していないけど、郵便局で転居届は出せる?

悩む男性

「住民票を移す前に郵便局で転居届を提出したい」と考える方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、住民票を移していなくても、郵便局で転居届を出すことができます。なぜなら、手続き先が市役所と郵便局と別の機関であり、各機関の中で手続きが完了するからです。

市役所に住民票を出しても、郵便局で住所変更をしていない場合は荷物が届かないので注意してくださいね。

引っ越したら早めに郵便局で手続きをしよう

郵便物をチェックする女性

郵便局に転居届を出すと、1年間は新住所に郵送物を転送してもらえます。早めに必要なものを用意して最寄りの郵便局に行き、手続きを済ませておくと安心です。窓口や郵送で転居届を出す方法と、オンラインでの手続きから選べます。

入居してから転送開始日まで期間が空かないように、引っ越し前に手続きを終わらせておくのがおすすめです。事前に必要なものや書き方・手続きの流れを把握しておけば、用事が多い引っ越し前後の時短につながるでしょう。

引越しのプロを探すならミツモアがおすすめ

ミツモアでは豊富な経験と知識を持ったプロに引越しの見積もりの依頼ができます。

まずはプロに相談をしてみてはいかがでしょうか?

簡単!無料の3ステップでぴったりのプロが見つかる!

ミツモアで引越しのプロに依頼する