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引っ越し時の家電はどうする?運搬前の準備と買い替えにかかる費用相場

最終更新日: 2024年10月29日

新居の引っ越しで頭を悩ませるポイントが、冷蔵庫や液晶テレビといった家電製品の取り扱いです。引っ越し前日までに作業員が効率よく運べるように水抜き作業をしたり、テレビのケーブルをまとめておく必要があります。

その一方で、部屋の広さや家電の状態などによっては引っ越し日の1〜2週間前までに買い替える必要もありますが、購入する家電によっては、新居へ持っていく場合と比べて100,000円以上高くなるケースもあるため、引っ越しに充てる予算を考えたうえで決めることが大切です。

引っ越し時の家電の取り扱い方について、運搬前に必要な準備や買い替えにかかる費用相場、不要な家電の処分方法を含めて解説します。

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引っ越しで家電は持っていく?買い替える?

引っ越しにあたり、旧居で使用していた家電を新居へ運んでもらうか、処分して新たに家電を購入するか判断する必要があります。引っ越し費用を節約したい人は、それぞれの費用を比較したうえで抑えられる方法を選びましょう。主な選択肢は、以下の4つです。

  1. 引っ越し業者に家電を運んでもらう
  2. 家電を処分して買い替える
  3. 家電のサブスクサービスを利用する
  4. 自分で家電を運ぶ

1.引っ越し業者に家電を運んでもらう

最もおすすめなのが、引っ越し業者に家電を運んでもらうことです。複数名の作業員が安全でかつ迅速に運んでもらえます。

引っ越しに伴う家電の運搬費用は荷物量や移動距離、家電のサイズなどによって異なり、家電1点あたりにかかる運搬費用は下記のとおりです。

家電製品 1台あたりの運搬費用
冷蔵庫(1・2ドア) 700円
冷蔵庫(3ドア以上) 1,000円
縦型洗濯機 700円
ドラム式洗濯機 1,000円
エアコン 500円
テレビ 500円
パソコン・モニタ 200円
電子レンジ・掃除機などの中型家電 100円

※1台あたりの運搬費用は参考価格です。

ただし、進学や就職・転勤シーズンは引っ越し費用が2倍以上高くなるケースもあるため、少しでも引っ越し費用を抑えたい人は日時をずらしたり、土日や午前中を避けたりすることも検討しましょう。

2.家電を処分して買い替える

新居に現在使用中の家電を設置するスペースがなかったり、既に故障している場合は、引っ越しを機に処分して買い替えましょう

量販店やホームセンターで家電を購入すると、新居に直接配送してもらえるため、引っ越し費用や運搬の手間が軽減できます。メーカーや機能などによって変わりますが、各商品別購入費用の相場は、下記のとおりです。

家電の種類 購入費用の相場
冷蔵庫(単身用2ドア) 30,000~70,000円
冷蔵庫(家族用6ドア) 100,000~200,000円
洗濯機(全自動) 40,000~90,000円
洗濯機(縦型乾燥機能付き) 70,000~120,000円
洗濯機(ドラム型乾燥機能付き) 120,000~300,000円
電子レンジ 8,000~30,000円
炊飯器 9,000~50,000円
掃除機 10,000~50,000円
テレビ(単身向け) 30,000~80,000円
テレビ(家族向け) 100,000~200,000円
ノートパソコン 50,000~150,000円
デスクトップ型パソコン 50,000~150,000円
エアコン(6~8畳) 40,000~80,000円
エアコン(10~16畳) 60,000~160,000円
照明器具(シーリングライト) 7,000~38,000円
照明器具(ペンダントライト) 6,000~15,000円

ただし家電を買い替える際、古い家電の処分費用もかかります。引っ越し費用はもちろん、部屋の間取りや新居での必要性を考慮したうえで優先的に購入する家電を決めましょう。

3.家電のサブスクサービスを利用する

家電によって変わりますが、引っ越しを機に買い替えると10〜30万円かかります少しでも家電の購入費用を抑えたい人は、サブスクサービスで家電を利用するのも選択肢に入れましょう。

家電の種類や契約期間によって異なりますが、月額1,000〜20,000円で借りられるため、大幅に経済的負担が軽減できます。主な家電製品の月額レンタル料金は以下のとおりです。

家電の種類 月額レンタル料金の相場
冷蔵庫(1・2ドア) 1,500~5,000円
冷蔵庫(3ドア以上) 7,000~9,700円
洗濯機(全自動) 1,500~4,500円
洗濯機(縦型乾燥機能付き) 3,000~9,500円
洗濯機(ドラム型乾燥機能付き) 7,000~11,000円
電子レンジ 1,300~7,000円
炊飯器 1,000~4,000円
掃除機 1,000~5,000円
テレビ(単身向け) 1,000~3,000円
テレビ(家族向け) 4,000~10,000円
ノートパソコン 1,500~16,000円
デスクトップ型パソコン 5,500~15,000円
エアコン(6畳用) 3,200円~
照明器具(シーリングライト) 1,000円~
照明器具(ペンダントライト) 1,000~13,000円

ただし家電のサブスクサービスを3年以上利用すると、製品によっては購入時よりも利用料金が高くなる場合があるほか、サービスによっては利用期間中に途中解約ができない、もしくは違約金を請求する業者もあります。料金やサービス内容をよく確認したうえで利用しましょう。

4.自分で家電を運ぶ

車を使って新居まで移動でき、手伝ってもらえる友人や家族がいる場合は、自分で家電を運ぶのも方法のひとつです。費用を安く抑えられるほか、時期や時間を気にすることなく引っ越せます。

一方で家電を破損させてしまったり、運搬に時間と労力がかかったりするリスクがあるので注意が必要です。

引っ越し先に家電を搬入する際に確認すべきポイント

現在使用中の家電を引っ越し先に持っていきたいとき、内見時に下記のポイントを踏まえて搬入できるのか確認しましょう。

  1. 搬入経路
  2. 部屋の間取り
  3. 洗濯機置き場のサイズ
  4. 冷蔵庫置き場のサイズ
  5. 引っ掛けシーリングや天井の種類
  6. 電源周波数

1.搬入経路

玄関から各家電を設置する場所までの搬入経路も幅や奥行き、高さなどを測っておくのも大切です。特に洗濯機や冷蔵庫といった大型家電を搬入する際、下記のポイントを意識したうえで確認しましょう。

  • 玄関やエレベーターで搬入可能なスペースを確保できるか
  • 廊下や階段で搬入可能なスペースを確保できるか
  • 出っ張りや手すり、ドアノブなど、搬入の妨げになる障害物がないか

2.部屋の間取り

新居の間取りによっては、旧居で使っていた家電が使えなくなる場合があります。

たとえば、エアコンは部屋のサイズが合わないと温度調整ができず、電気代が高くなってしまいます。照明器具も間取りにあったものを選ばないと、明るすぎたり暗すぎたりして日々の生活に支障をきたす可能性があるでしょう。

3.洗濯機置き場のサイズ

引っ越し先に洗濯機を持っていきたい人は、内見時に下記のポイントを確認しておきましょう。

  • 洗濯機置き場周辺のスペース
  • 洗濯機の脚の位置
  • 防水パンのサイズ
  • 排水口と給水口の位置
  • 蛇口の形状
  • ドラム式洗濯機の扉を前面に開けられるスペースの有無

洗濯機置き場の幅や奥行き、高さ、防水パンの内寸を測っておかないとサイズが大きすぎて洗濯機が置けない可能性があります。

加えて排水口や給水口の位置、蛇口の形状も確認しないと高さや向きが合わず、洗濯時の給水や排水ができないこともあるので、忘れずに確認しましょう。

4.冷蔵庫置き場のサイズ

冷蔵庫置き場も下記のポイントを踏まえて設置できるか確認することが大切です。

  • 冷蔵庫置き場の幅・高さ・奥行き
  • 冷蔵庫の扉を開ける前方スペース
  • 床面が丈夫で水平であるか

冷蔵庫は冷却時に放熱するため、壁や天井が近すぎるとうまくいかず、消費電力が増えたり、故障の原因になったりします。取扱説明書に従って、側面に1〜10cm、天井に5〜10cmの放熱スペースができるか調べておきましょう。

5.引っ掛けシーリングや天井の種類

シーリングライトやシーリングソケット対応の照明器具を使用している人は、天井に引っ掛けシーリングや埋め込みシーリングといった配線器具があれば、工事することなく簡単に照明器具を取り付けられます。

ただし配線器具によっては丸型でなく、角型のタイプがあるほか、天井が斜めになっていたり、凸凹があったりすると現在使っている照明器具が取り付けられないケースがあるので注意しましょう。

6.電源周波数

東日本と西日本間で引っ越しをする人は、電源周波数の違いも注意が必要です。東日本の電源周波数は50Hzに対して、西日本は60Hzと異なります。

基本的に周波数が異なっても使用できる家電は多いものの、製品によっては電子レンジや洗濯機、照明器具などの家電は使えません

周波数に対応していない家電を使用すると、故障してしまうほか、火災や事故を引き起こす可能性があります。引っ越し前に使用したい家電の周波数を確認し、電源周波数に合わない場合は買い替えましょう

引っ越しに必要な家電の運搬準備

引っ越し業者に大型家電の運搬を依頼するにあたって、下記のような準備を行うとトラブルなく搬出入作業が進められます。

家電の種類 運搬前に必要な作業
冷蔵庫 ・引っ越し前日までに中身を空にする

・食べきれない食材はクーラーボックスで保存する

・電源を切って水抜きと霜取り作業をする

洗濯機 洗濯機の排水口から排水ホースを取り外す
電子レンジ ・中に入っている皿を取り出す

・本体を緩衝材で梱包する

・コンセントとアース線を取り外す

炊飯器などの生活家電 本体を緩衝材や新聞紙で包み、ダンボールに梱包する
テレビ ・梱包前に配線の様子を撮影しておく

・ケーブルに接続箇所の名称を書いたテープを貼っておく

パソコン ・ノートパソコンは自分で運ぶ

・デスクトップPCは本体とディスプレイを緩衝材で梱包する

・梱包前にUSBメモリや外付けハードディスクなどでテータを保存する

エアコン ・引っ越し先に配管穴やエアコン用コンセントがあるか確認する

・引っ越し先が賃貸物件の場合は取り付けても良いか、管理会社や大家に確認する

照明器具 ・カバーとコネクタ、シーリングアダプターなどの器具を取り外す

・緩衝材で電球や蛍光灯などを保護する

1.冷蔵庫

引っ越し前日までに冷蔵庫の霜取りと水抜き作業を行いましょう。内部に水が残っていると、新居を汚したり運搬中に他の荷物を濡らしてしまったりする可能性があります。具体的な作業は、以下のとおりです。

  1. 製氷機の氷や水を全て捨てる
  2. 引っ越し前日の午前中までにコンセントを抜く(翌日には冷凍室の霜取りができ、冷蔵庫の水が全て抜けます)
  3. 蒸発皿にたまった水を捨てれば水抜き完了

加えて前日までに電源を切るため、中に入っていた食材は当日までに食べきってしまうか、クーラーボックスで一時的に保存しておきましょう。

2.洗濯機

冷蔵庫と同様に洗濯機も引っ越し前日までに水抜き作業を行います。引っ越し当日は洗濯ができないため、洗濯物は水抜き作業を行う前に洗っておきましょう。具体的な作業は、下記のとおりです。

  1. 給水の蛇口を閉める
  2. 洗濯機を1分から2分程度回す
  3. 給水ホースを外す
  4. 洗濯機の脱水を1分から2分程度回す
  5. 排水ホースを外す

ドラム式の場合は給水ホースを外した後に、糸くずフィルターのつまみを緩め、洗面器で水を受ける作業が加わります。メーカーや機種によって必要な作業は異なるため、取扱説明書を確認しながら作業しましょう。

給水ホースと排水ホースから水が出ない状態になれば水抜きは完了です。水が残っている可能性もあるので、念のためホースは洗濯槽の中に入れておいたほうが安心です。

3.電子レンジ

引っ越し業者に運搬を依頼するときは、コンセントとアース線を取り外したり、内部の皿を取り外して緩衝材で包んでおきましょう。アース線は「ねじ式」と「ワンタッチ式」があり、「ねじ式」はドライバーを使ってねじを緩めた後に、「ワンタッチ式」は黒いボタンを押しながらアース線を引き抜きます。

電子レンジの皿は割れやすいため、緩衝材で包んだ後、ダンボールの中で動かないように養生テープなどで固定しましょう。本体の梱包は基本的に引っ越し業者が行いますが、自分でやるときは緩衝材やタオルで包んだ後、ダンボールやビニール袋などに入れて梱包します。

4.炊飯器などの生活家電

炊飯器や電気ケトル、トースターといった生活家電は付属品を取り外した後、クッション性のある緩衝材で包んだうえでダンボールに梱包しましょう。

家電の大きさに合ったダンボールに単体で梱包し、衝撃を与えないようにダンボールのすき間に新聞紙やタオルを敷き詰めておくと衝撃を軽減できます。

5.テレビ

引っ越し先でテレビを設置して配線し直す際、アンテナケーブルを挿す位置を覚えていないと映るのに時間がかかります。梱包する前にスマホでテレビの配線状況を撮影しておきましょう

あわせてケーブルを外す前に養生テープなどで接続箇所の名称を記載し、ケーブルに貼っておくとスムーズに接続作業ができます。

6.パソコン

ノートパソコンは原則として、自分で引っ越し先に持っていきます

一方、デスクトップPCやモニターはサイズが大きい精密機械のため、引っ越し業者に梱包してもらえるか見積もり時に確認しましょう。業者によっては梱包してもらえますが、自分で梱包するときは、デスクトップ本体とディスプレイを緩衝材で包んだ後、大きめのダンボールに新聞紙やタオルなどをすき間に詰めて梱包します。

梱包する前にUSBメモリーや外付けハードディスクなどでバックアップデータを保存しておくと、安心して運搬を依頼できるでしょう。

7.エアコン

引っ越し先にエアコンを移設するときは、不動産管理会社や大家に配管穴やエアコン用コンセントの有無を確認したうえで取り付けても良いか確認しましょう。

工事が必要なときは引っ越し業者にその旨を伝えた後、見積もりを取っておくと当日に費用面でトラブルが発生するリスクは軽減します。

8.照明器具

引っ越し業者に取り外しを依頼することもできますが、自分で取り外すときは以下の方法で行いましょう。

<シーリングタイプの場合>

  1. カバーを取り外す
  2. コネクタを引き抜く
  3. 蛍光灯が落下しないように本体を支えながら、シーリングアダプターを外す
  4. 蛍光灯や電球などを緩衝材で包む
  5. 大きめのダンボールに梱包した後「割れ物」であることをわかるようにしておく

ただし、照明器具が高所にあるときや重さのあるシャンデリアを使っているときは、引っ越し業者に取り外しと取り付けを依頼しましょう。

引っ越しで家電を買い替える際に判断する3つのポイント

引っ越しを機に家電を買い替えることで当日運ぶ荷物を減らしても、処分費用や新しく購入する費用を考えると、決して引っ越し費用の総額が安くなるわけではありません。

ただし下記のケースに該当する場合、買い替えたほうがよいでしょう。

  1. 家電の耐用年数が近いとき
  2. 新居に設置するスペースが合わないとき
  3. 今の部屋よりも新居が広くなるとき

1.家電の耐用年数が近いとき

メーカーや使用環境によって異なりますが、冷蔵庫やエアコンといった家電の寿命は、以下のとおりです。

家電の種類 耐用年数
冷蔵庫 6~9年
洗濯機 6~7年
電子レンジ 8~10年
炊飯器 6年
液晶テレビ 8~10年
パソコン 4年(ノートPC、デスクトップPC)
エアコン 10年
照明器具 15年

耐用年数を過ぎると異音がしたり、操作ボタンや画面に不具合などの事象が発生します。耐用年数を過ぎたら、引っ越しを機に買い替えを検討しましょう。

2.新居に設置するスペースが合わないとき

冷蔵庫や洗濯機といった大型家電の設置スペースが合わないときも買い替えたほうが良いケースです。故障がなく使用できる状態の家電は、不用品回収業者やリサイクルショップに買い取りを依頼しましょう。

3.新居が今の部屋よりも著しく広い場合

新居に引っ越しした際、旧居よりも間取りが広かったり、狭かったりするとエアコンや照明器具のサイズが合わず、使えないこともあります。部屋の広さに合った家電製品に買い替えた後、旧居で使用していた家電製品を買い取ってもらうか、処分するようにしましょう。

引っ越しを機に買い替えた家電を搬入するタイミング

家電量販店やネットショップの在庫数によって異なりますが、家電製品は早くて1か月前、遅くても2〜3週間前までに買い替えて引っ越し先の住所に搬入しましょう。

買い替えた家電製品の納品時期は、冷蔵庫や洗濯機、エアコンといった大型家電は引っ越し日の当日または翌日、その他の家電は引っ越し日の翌日以降に届けてもらうのがおすすめです。

サブスクサービスで大型家電の利用を申し込むタイミング

一方、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電をサブスクサービスで利用する場合は、できる限り引っ越し日の1〜2か月前までに申し込むことをおすすめします。

家電の在庫状況によって異なりますが、利用者から注文を受けてサービスの運営会社からメーカーに発注をかけた後、新居に届くまで1か月以上かかる可能性があるからです。

引っ越しで不要になった家電の処分方法

引っ越しで家電を買い替える際、不要になった家電を処分する方法は、以下の4つです。

  1. 引っ越し業者に処分を依頼する
  2. 粗大ゴミとして自治体に回収を依頼する
  3. 家電量販店に引き取りを依頼する
  4. 不用品回収業者やリサイクル業者に引き取ってもらう

1.引っ越し業者に処分を依頼する

引っ越し業者の中には有料ですが、オプションとして不用品の回収・買い取りを行っているところがあります。不要になった家電を回収してもらいたいときは、見積もり時に依頼しましょう

粗大ゴミとして出せない家電リサイクル法の対象家電(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機)のみ回収を受け付けているところがあるので、内容をよく確認することが大切です。

引っ越し業者 家電の回収 家電の買い取り
サカイ引越センター 可能(家電リサイクル法対象4品目のみ) 可能
日本通運 不可能 不可能
アーク引越センター 可能(一部フランチャイズ店は不可能) 不可能
アリさんマークの引越社 可能(家電リサイクル法対象4品目のみ) 不可能
アート引越センター 可能(家電リサイクル法対象4品目のみ) 不可能
ヤマトホームコンビニエンス 不可能 不可能

2.粗大ゴミとして自治体に回収を依頼する

新居へ引っ越す前に現住所の自治体に不要な家電の処分を依頼するのもおすすめです。エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機といった家電リサイクル法の対象となる家電を処分する際、リサイクル料がかかります

家電の種類や大きさによって金額が異なるため、各自治体に確認しましょう。

3.家電量販店に引き取りを依頼する

家電量販店によっては不要になった家電を引き取ってもらえるお店があります。量販店で家電を購入したとき、不要な家電を引き取ってもらうと下取りキャンペーンが利用できる可能性があるため、確認しましょう。

ただし、家電リサイクル法対象の家電を回収する際、リサイクル料がかかります。

4.不用品回収業者やリサイクル業者に引き取ってもらう

不用品回収業者やリサイクルショップに家電の引き取りを依頼するのも選択肢のひとつです。不用品回収業者に依頼する際、「一般廃棄物処理業」の許可を得ているところでないと、不法投棄や高額請求のトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意が必要です。

リサイクルショップに家電の引き取りを依頼すると、買い取ってもらえるため、引っ越し費用の足しになります。ただし製造から5年以上経過している家電は、故障のリスクを考慮して買い取ってもらえないケースがあるので気をつけましょう。

不要になった家電の引き取りを依頼する

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新居への引っ越しにあたり、現在使用中の家電を継続して利用するには、搬入経路や設置スペースに十分な広さがあるのか、事前に確認することが大切です。確認した後、引っ越し業者を探し始めますが、依頼するにあたって家電を丁寧に運んでもらえる業者や不要になった家電を引き取ってもらえるところを探すようにしましょう。

ミツモアでは新居に持っていきたい家電の種類やエアコンの取り外し、取り付けの工事の有無など、簡単な質問に答えるだけで最大5つの引っ越し業者から見積もりが届きます。気になる業者が見つかれば、チャットで家電の搬出入作業や不要になった家電の回収の相談もできるので、安心して依頼できるでしょう。

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