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引越し時のエアコン移設ってどうするの?取り外しすべき?簡単かつ安価な移設方法を紹介!

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最終更新日: 2023年01月13日

引越しをする際、エアコンはどうすれば良いのでしょうか。新居に移設するべきか、引越しを機にあらたなエアコンを購入するべきか、迷いますよね。この記事では、エアコン買い替えの基準や、エアコン移設の依頼方法を解説します。

引越し時のエアコンは移設か?買い替えか?

移設の場合の費用は2~3万円、買い替えの場合の費用は新品エアコン購入費用を含んで7~16万なので、引越し時にかかる費用で考えると移設がお得と言えるでしょう。ただしエアコンの一般的な寿命は10年程度なので、すでに10年近く使っている場合は買い替えを検討した方がよいかもしれません。

エアコン移設はどこに頼むべき?

基本的にはエアコン専門業者か、引越し業者のどちらかになるでしょう。高所取り付け、隠蔽配管など難易度が高い場合はエアコン専門業者に、手軽に済ませたい場合は引っ越し業者に頼むとよいでしょう。

引越しのときエアコンはどうする?パターン別にオススメの方法を紹介

エアコン

引越しのとき、自前で購入したエアコンを新居に移設するかどうかは悩みますよね。おもに以下のような3つの選択肢があります。費用相場と一緒に確認してみましょう。

方法 費用相場
1.引越し業者に依頼して移設 総額:約2万~3万円
2.エアコン工事の専門業者に依頼して移設 総額:約2万~3万円

  • 取り外し:約8,000円~
  • 取り付け:約10,000円~
  • 運搬費:約2,000~6,000円
3.古いエアコンを処分して買い替える 総額:約7万~16万円

  • 取り外し:約8,000円~
  • リサイクル費用:約1,000円
  • 新品の購入・取り付け:約6万~15万円

エアコンの寿命はおよそ10年ほどが一般的なので、それを基準にまだ2~3年以上使えるかどうかで判断して、買い替えるのか移設するのかを決めてみましょう。

関連記事:エアコンの寿命は何年?故障を知らせる6つのサイン | ミツモア

「引越し業者」「エアコン業者」を選ぶ際は、ぜひミツモアの無料一括見積で費用やサービス内容を比較してみてください!地域や引越しの予定日、予算にあわせて最大5件の見積もりを比較検討することができます。

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方法1.引越し業者に依頼して移設するのがオススメな人

引越し業者にエアコンの移設を依頼するのは、1つの会社にまるごと委託できるので、もっとも手間をかけずに済む方法です。以下のような場合にはとくにオススメ。

  • 手間がかからないことを一番重視したい
  • 使いはじめてから7~8年以内のエアコン
  • 新居の部屋の広さが、現在とほとんど変わらない
  • 業者選びやその他のリサーチ・作業に時間をかけたくない
  • 県外など遠距離の引越しである

遠距離の引越しだと運搬費用が高くついてしまうので、引越し業者にエアコンを運搬から設置まで依頼すると安く済む可能性が高いです。

新居でエアコンを設置する部屋が旧居と同じくらいの広さであれば、エアコンの機能的には問題なく使えます。

方法2.エアコン工事の専門業者に依頼して移設するのがオススメな人

エアコン工事の専門業者に依頼すると、中間マージン(下請け費用)が掛からないので、引越し業者よりも安く済ませられる可能性があります。とくに以下のような場合にはオススメです。

  • 自分でエアコンを運搬できる(自家用車がある)
  • エアコン設置業者の技術力やサービスの質を、自分で選びたい
  • 費用総額をなるべく安く抑えたい
  • 県内や近隣への引越しである
  • 使いはじめてから7~8年以内のエアコン
  • 新居の部屋の広さが、現在とほとんど変わらない

近隣への引越しであれば、自分でエアコンを運び込んで、運搬費用を抑えることができます。そのため少しでも安く済ませられる方法を探している方にはオススメの方法です。

また引越し業者に依頼したときには、エアコン設置業者はどんな人が担当するか分かりません。自分で業者を選びたいという方は、引越し業者とは別にエアコン専門業者を探してみるのもよいでしょう。

方法3.古いエアコンを処分して買い替えるのがオススメな人

今使っているエアコンを処分したほうがよいのは、「もう1~2年も使えば交換が必要になる」という場合です。わざわざ引越しでエアコンを移設しても、新しいエアコンに交換するときにまた取り付け・取り外しの費用がかかってしまうからです。

ほかにも以下のようなポイントを確認して、エアコンを買い替えたほうが安く済むかどうか検討してみましょう。

  • エアコンを使用しはじめてもうすぐ10年が経つ
  • 新居が広くて、今のエアコンだと能力不足になる
  • 今のエアコンに異音や水漏れなどが発生している
  • 購入時の値段が安いエアコンだった

10年以上前のエアコンだと省エネ性能も劣るので、買い替えたほうが電気代もお得になる可能性があります。すでに異音や水漏れなどが起こっている場合は、寿命のサインなので、こちらも買い替えを検討しましょう。

またマンションなどの管理会社が「エアコンを残したまま退居しても問題ない」と言ってくれた場合は、処分費用がかからなくて済みます。ただし無許可で放置したまま退去することはできないので、かならず事前に問い合わせましょう。

自分でエアコン移設するのはリスクが大きい

「自分でエアコンを移設する」という方法もありますが、正直に言ってオススメできません。その理由は次の3つです。

  1. 専用工具、専門器具の準備にお金がかかるから
  2. 高度な知識が必要だから
  3. 故障リスクが非常に高く、故障した場合移設と同じくらいの修理費用がかかるから

特にエアコンの「取り付け」は素人が安易にできる作業ではありません。取り付けには以下の専門器具が必要になるのです。

  • レンチ
  • フレアツール
  • 真空ポンプ
  • 配管セット
  • チューブカッター
  • 電動ドライバー

これらの基本的な道具を揃えるだけでも、総額10,000円近くの出費になります。その上、状況によっては新居の壁に穴をあける・冷媒ガスの充填をするといった専門的な作業も必要に。また、配線関係や電圧の変換には「電気工事士」の資格も必要です。

故障の危険性やコストパフォーマンスを考えても、圧倒的に「業者への依頼」か「買い替え」の方がお得になります。

関連記事:エアコン取り付けはDIYできる? | ミツモア

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方法1.引越し業者にすべて任せる

引っ越し業者

「引越し業者にエアコン移設の全工程を依頼する」という方法ならもっとも簡単で手間がかかりません。「費用が多少高くなっても良いから、全てを丸投げして楽に引越しを済ませたい」という方におすすめです。

費用相場は2万~3万円

引越し業者にエアコンの取り外し・取り付けを依頼するのは「オプション」に当たります。追加で発生するオプション料金は2万~3万円ほどが相場です。

基本的には下請けのエアコン業者に発注してエアコンの移設作業をおこなっているので、料金のなかには中間マージン(仲介料)が含まれているとされています。

また以下のような場合には、エアコンの移設にかかる料金が高くなることもあります。

  • 引越しの先までの運搬距離が長い場合
  • 追加工事・部品交換などが発生した場合
  • エアコンのサイズが大きい場合
  • 高所・搬入が難しい場所での工事の場合

こちらはエアコン取り付け業者に依頼した場合も同じです。たとえば「エアコンから室外機までの距離が遠く、配管カバーを延長する必要がある」といった場合にはそのぶんの部材費が必要になります。

引越し業者に依頼するメリット

引越し業者にエアコンの移設を依頼するメリットは以下の通りです。

  • 取り外し・運搬・取り付けの全工程を依頼できるため、日程調整や相見積もりの手間がほとんどない
  • 引越し当日に取り付けできるため、新居に着いてすぐエアコンが使える
  • 故障リスクの高い「運搬作業」を、プロに任せられるので安心

いちばんのメリットは手軽さ。引越し業者を1社だけ選べばあとは任せるだけで、入居当日からエアコンを使うことができます。

また運搬のプロである引越し業者に運んでもらうことで、精密機器であるエアコンを故障させるリスクが下がるのもよい点です。

引越し業者に依頼するデメリット

引越し業者に依頼するときのデメリットは以下の通りです。

  • 引越し業者がエアコン専門業者に作業を依頼するため、仲介料が含まれて割高になる
  • エアコン専門業者と直接やりとりできないので、トラブルになることも
  • 引越し業者がエアコン専門業者を選ぶため、業者の作業品質が分からない

いちばんのデメリットは、他の方法に比べると費用が若干高くなる点です。とはいえエアコン業者に依頼した場合との差分はわずかなので、手間を考えるとひとまとめに引越し業者に依頼するほうがコスパがよいと言えます。

ただし引越し業者はエアコン工事の専門家ではないので、見積もりの段階では「具体的な工事内容」が判断できないことも。そのため、追加料金が発生したときなどは専門業者と直接やり取りしづらくて不満が出てくるかもしれません。

また自分で作業するエアコン業者を選べないこともデメリットになります。作業品質が分からないことや、作業にかかった費用の内訳が見えづらいのが欠点です。

少しでも安く済ませるには?

エアコン移設を引越し業者に依頼する場合は、通常は追加料金としてかかる作業分もセットになっているプランを利用するとよいです。

ふつうはエアコン移設で追加作業が発生すると、作業ごとに料金が上乗せされていきます。エアコン移設が基本料金だけで済むことはほとんどないので、気づけば思わぬ高額料金を請求されてしまうこともあります。

しかしセットプランで契約しておけば、金額は少々高めですが、もしさまざまな追加作業が必要だったとしてもプラン料金以上のお金はかかりません。保険料のような感じですね。

エアコンパックのサービス内容は各社様々なので、見積もりを取る際に必ず内容を確認してください。エアコン移設セットプランを利用することができる引越し業者には、日通やサカイなどがあります。

エアコンの取り外し・取り付けオプションがある引越し業者

ここではオプションでエアコンの移設を任せることができる引越し業者の具体例を紹介します。

アート引越センター

「アート引越センター」ではエアコンの取り外し・取り付けをはじめとして、洗濯機や食洗器などの各家電の移設に対応しています。

エアコンクリーニングもオプションで依頼できるので、新居でも気持ちよくエアコンを使うことが可能です。

参考:各種電気工事|アート引越センター

サカイ引越センター

サカイ引越センターでエアコンの移設を依頼すると「株式会社エレコン」というグループ会社が施工してくれるので、やり取りのスムーズさや見積もりの明瞭さが期待できます。

また不用品回収にも対応しているので、エアコンを処分したい場合にも対応してもらうことが可能です。

参考:オプションサービス一覧|サカイ引越センター

ヤマトホームコンビニエンス

「ヤマトホームコンビニエンス」はエアコン移設の基本料金を明示しています。

  • 取り外し工事:8,800円(税込)~
  • 取り付け工事:13,200円(税込)~

ただしこちらの料金には運搬費用が含まれていないので注意が必要です。運搬作業では、家電1つごとに別料金が発生します。

参考:エアコン取り付け・取りはずし|ヤマトホームコンビニエンス

日通

日通の場合は、「エアコン取り外し・取り付け」「ガス補充・ガスチャージ」「旧居の穴埋めプレート設置」「コンセントの延長」など、まとめてパックになっている嬉しいプランがあります。

追加料金がかかる様々な作業があらかじめパック料金に組み込まれているので、見積もり時に料金が分かりやすくなるのが特徴です。

公式HP:エアコン工事|引越しは日通

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方法2.エアコン専門業者に移設を依頼する

エアコン業者
(画像提供:PIXTA)

エアコン専門業者にお願いする方法もあります。しかしエアコン専門業者によっては「取り外し」「取り付け」のみ対応で、運搬はサービスに含まれていないこともあるので注意してください。

費用相場は2~3万円

エアコンの移設を専門業者に依頼すると、一般的には2万~3万円ほどになるのが相場です。エアコン取り外しが約8,000円~、取り付けは約10,000円~、そして運搬費用が合わさります。

しかし近年は引越し需要に対応するパック料金を打ち出している業者も多く、エアコンの取り外し・取り付けだけなら1万円台で依頼できることもあります。

問題はやはり運搬費用です。運搬作業に対応してくれる業者もありますが、多くはオプション料金がかかります。例として「県内であれば一律3,500円で運搬」などで対応してくれるという業者も。

以下のような場合は、追加費用がかかる可能性もあります。

  • 引越しの先までの運搬距離が長い場合
  • 追加工事・部品交換などが発生した場合
  • エアコンのサイズが大きい場合
  • 高所・搬入が難しい場所での工事の場合

追加料金の発生条件は引越し業者に移設を依頼した場合も同じです。ただし技術力のある業者を自分で選ぶことで、それぞれの作業工程について見積もりの明瞭さや作業の的確さへの満足度が上がるでしょう。

エアコン専門業者に依頼するメリット

エアコン専門業者に依頼する一番のメリットは、サービス内容や業者の技術力を確認したうえで依頼できる点。業者によっては取り付け後の動作に保証を設けているところもあるので、引越し後に不調が起こったときにも安心です。

おもに以下のようなメリットがあります。

  1. 自分が気に入ったサービスや、技術力のある業者を選べる
  2. 作業内容による料金体系がわかりやすく、追加料金などが発生しても納得がしやすい
  3. 自分でエアコンを運搬すれば安く済む可能性が高い

自分でエアコンを運搬できるなら、運搬費用を浮かせることができます。また引越し業者から依頼する場合と違って、エアコン業者に直接依頼をするので仲介料がかかりません。

エアコン専門業者に依頼するデメリット

エアコン専門業者に依頼する大きなデメリットは、引越し業者と別に探さなくてはいけないので手間がかかるという点です。以下のポイントを確認しましょう。

  1. 日程調整や業者の比較に手間がかかる
  2. 自分でエアコンを運搬しないとそこまで安くならないことも

引越し業者とエアコン業者にそれぞれ退去・入居の日付を伝えておいたり、そもそも自分で優良業者をいくつも比較したりするのがかなり手間です。

また運搬までエアコン専門業者に依頼する場合は、引越し業者に比べてそこまで安くならないので、自分で運搬しないとそこまで費用を抑えられない可能性もあります。

業者探しに関しては、一括見積もりができるサイトで比較してみるとカンタンです。ミツモアでは最大5件のエアコン業者から無料見積もりを受け取ることができるので、ぜひお試しください。

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少しでも安く済ませるには?

エアコン専門業者への依頼を安く抑えるには、一括見積もりで料金とサービスを比較することが大切です。

一括見積もりを取るメリットは2つあります。

  1. 基本のサービス内容や料金を比較し、よりお得な方を選べる
  2. 料金体系が不明瞭な業者を避けられる

ただし一括見積もりを取る際は、単純に見積もり金額だけで選ばないようにしましょう。

基本料金が相場(10,000円~15,000円)より極端に安く設定されている業者の場合、最終的に多くの追加料金が発生するケースがあるからです。

  • 料金体系が明確か
  • 基本料金の中に含まれているサービス内容は何か
  • 保証の有無
  • 追加料金発生条件の説明が明確か

見積もりを取る際は、上記の観点で比較することを徹底してください。

関連記事:エアコン取り付け・取り外し・交換業者おすすめ12選【費用・口コミで比較】|ミツモア

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方法3.古いエアコンを処分して買い替える

エアコン 購入

旧居で使っていたエアコンが7~8年経っている場合は、買い替えがオススメです。新居に移設しても、一般的には約2~3年ほどで寿命を迎えてしまうので、かえって費用が高くなってしまう可能性があります。

取り外し・取り付けや運搬にかかる費用はもちろんのこと、約10年のあいだでエアコンの省エネ性能はかなり上がっているので、買い替えによって電気代の節約につながる可能性も高いです。

関連記事:エアコンの電気代を賢く節約しよう!使い方のコツや併用アイテムを紹介 | ミツモア

エアコン処分費用の相場

エアコンを処分するときは、取り外しにかかる8,000円~の料金に加えて処分費用が必要になります。

処分にかかるのは「リサイクル料金(リサイクル券の購入費)」と「収集運搬費用」の2つ。エアコンは「家電リサイクル法」に該当する家電製品なので、廃棄にはリサイクル料がかかってしまうのです。

リサイクル料金は大手メーカーのエアコンであれば、おおむね990円で済みます。処分のトータル費用を安くするには、収集運搬費用が安い場所で回収してもらいましょう。

エアコン1台だけを回収してもらいたい場合は、買い替える家電量販店へ持ち込むのが安上がりです。しかし引越し先に古いエアコンを持っていくことにならないよう、事前にチェーン店などで購入と配達依頼をしておく必要があります。

もしエアコンが比較的新品に近い状態であれば、買い取り業者やネットオークションで売るというのもひとつの手です。

関連記事:エアコンの処分費用が知りたい!一般的な処分費用と無料処分の方法 | ミツモア

エアコン購入費用の相場

エアコンは高性能モデルになるほど値段が上がるので、購入費用はピンキリです。しかし一般的には以下のような値段が最低限の目安となります。

  • 6畳用:60,000円~ 
  • 8畳用 :70,000円~ 
  • 10畳用:80,000円~
  • 12~18畳用:100,000円~ 
  • 20~26畳用:160,000円~

またエアコンの取り付け料金は10,000円~という料金相場です。家電量販店によっては、購入時に取り付けの依頼もできますが、施工の技術力を求めるならエアコン専門業者に依頼するのがオススメ。

エアコンの施工ミスはトラブルのもとです。いざというときすぐに連絡できること、そして設置後の保証が手厚いことを基準に、自分で業者を選んでみてはいかがでしょうか。

関連記事:エアコン取り付け業者の選び方!依頼前に確認すべきポイントとは? | ミツモア

少しでも安く済ませるには?

エアコンの処分には、リサイクルショップや買取業者を利用するのが最もおすすめ。さらに以下のようなポイントを押さえておくと、高く買い取ってもらえる可能性が上がります。

  • エアコンの金額が上がる夏前(5月~6月)のタイミングに売却する
  • 一括査定をしてもらい、少しでも高く買い取ってくれる業者を探す
  • 収集運搬費用の安い業者を探す

また新しく購入するエアコンを安く買うコツもあります。エアコン購入費用を少しでも安くするには「秋」に買うのがベスト。

エアコンの需要が落ちて安くなる時期であるうえ、10月頃に新製品が発表されることが多く、型落ちした安いエアコンを狙うことができます。

引越しのエアコン移設で起こりがちなトラブルと注意点

エアコン

エアコンを移設する前に、引越しの際にありがちなトラブルについて把握しておきましょう。

  1. 電圧の違うエアコンは変換工事が必要
  2. 旧居が賃貸の場合、エアコンをそのまま置いてはダメ
  3. 新居が賃貸の場合も、設置前には管理会社に連絡を
  4. 追加料金が膨大になることがある
  5. 移設したエアコンが故障してしまうことがある
  6. 家電量販店は、基本的にエアコン移設対応外

順に詳しく説明していきます。

注意点①:電圧に注意!移設するのは100Vと200Vのエアコンどっち?

エアコンには、電圧が100Vのものと200Vのものがあります。

「エアコンを取り付けてから電圧が違うことに気づいた!」というのは、エアコンの移設でちらほら聞くトラブルです。

電圧によって部屋についているコンセントの形状が違うので、100V用の部屋に200Vのエアコンを設置したい場合は、電圧の変換工事をする必要があります。その場合の追加料金は数千円ほど。

ところが築年数の古いアパートなどでは、100V→200Vへの変換工事そのものができないことも。そうなったら200Vのエアコンを持って行ったとしても、100Vのエアコンを買い直すしかありません。

事前に大家さんまたは管理会社に確認してからエアコンの処遇を決めましょう。

注意点②:【賃貸】旧居にエアコンをそのまま置いて行ってはダメ!

賃貸では、基本的にエアコンをそのままにして置いていくことができません。賃貸物件から引越す場合、基本的には「入居したときと同じ状態に戻す」ことが原則です。管理会社には「エアコンをそのままにして引越ししても良いか」を必ず事前確認してください

古いエアコンを部屋に設置したまま退居できない場合は、購入した家電量販店に依頼して処分するか、不用品回収業者やリサイクルショップなどに引き取ってもらいましょう。

関連記事:エアコンの処分費用が知りたい!一般的な処分費用と無料処分の方法|ミツモア

注意点③:新居が賃貸の場合も、設置前には管理会社に連絡を

入居先にエアコン取り付けをする際にも、賃貸であれば大家さんや管理会社に連絡しておかなくてはいけません。

たとえばエアコン設置必要な配管穴がない場合は、壁に穴をあける工事をしなくてはいけません。

もし許可を得ずにそういった大掛かりな工事をおこなうとトラブルのもとです。場合によっては高額な補修費用がかかってしまう可能性もあるので、注意しましょう。

注意点④:移設作業で追加料金が膨大になることがある

業者を利用するときに最も多いトラブルが「作業後の追加料金が大幅に発生した」というもの。追加料金を回避するために、見積もり時に必ず以下の内容を確認しておきましょう。

  • 料金に含まれているサービスの内容
  • どういったときに追加工事が発生するのか
  • エアコンの設置場所情報(設置場所のサイズ・電源位置・配管を通す穴の有無・壁の材質・室外機を置く場所)
  • エアコンのサイズ

なお、発生しがちな追加工事は以下を参考にしてください。

作業内容 費用相場
  • 配管の延長や交換

配管パイプが劣化していた場合には交換が必要

1mごとに2,000円~(4m以上の配管が必要になる場合に、延長料金がかかる場合があります)
  • 電圧の変換工事

エアコンと部屋の対応電圧が合わない場合に必要

5,000円~
  • コンセントの交換工事

エアコンのプラグと部屋のコンセントの形状が合わない場合に必要

3,000円~
  • 壁の穴あけ工事
3,000円~(壁の材質によって、価格が異なります)
  • 化粧カバーの設置
1,000円~

追加料金を事前に防げるのが一番ですが、エアコンを外してみないと分からない劣化がある場合もあります。劣化した部品を使い続けるのは危険が伴うので、ある程度の部品交換や追加工事は想定した上で依頼すると良いでしょう。

大事なのは、不透明な見積もりや悪徳業者の請求による不必要な出費を避けることです。見積もりの内容をはっきりさせない業者は、追加料金を請求されてしまうかもしれません。そういった業者への依頼は避けましょう。

注意点⑤:移設したエアコンが故障してしまうことがある

「移設したエアコンが起動しない」「故障してしまった」というトラブルが起こることも。原因としては、エアコン専門業者の質が低いことや、エアコン自体の劣化が進んでいたことが考えられます。

業者の取り付け失敗による故障は、「保証付きのサービスを選ぶこと」と「施工件数の多さや創業年数の長さがある業者を選ぶこと」で回避できます。

引越し業者に依頼する場合は、事前にエアコン故障時の対応について確認しておきましょう。

注意点⑥:エアコンのガス補充は必要?

エアコンの冷房・暖房には、「冷媒ガス」というものが必要です。冷媒ガスが不足すると、空気の熱をうまく取り込んだり排出したりできなくなります。

しかし「冷媒ガスの補充が必要」と急に言われても、本当に必要なのか判断しにくいですよね。追加料金にも納得できないかもしれません。

そこで冷媒ガスが漏れているかどうか、引越しの前にチェックしておくのがオススメです。

<エアコンのガス漏れチェック方法>

  1. エアコンを冷房にして15分ほど稼働させる
  2. 室外機についている銅管を確認してみる

銅管に水滴がついている場合は、ガス漏れしている可能性は低いです。

しかし銅管が冷えていない場合や、霜がついている場合には「ガス漏れ」「ガス欠」などの不調が考えられます。

関連記事:エアコンの冷媒ガスを補充・チャージする方法と、必要かどうかチェックするポイント | ミツモア

注意点⑦:家電量販店は移設してくれない

購入時にはエアコンの無料設置などのサービスがある家電量販店ですが、「エアコンの移設」つまり取り外しから運搬までを含む業務には対応していないことがほとんどなため注意してください。

「家電量販店に設置を依頼できるのは、購入時だけ」という点を覚えておきましょう。

また施工ミスによるエアコンの不調を防ぐなら、家電量販店ではなく、口コミや評判をもとにエアコン取り付け業者を探すのがオススメです。

工事を頼む前には、エアコン工事の大まかな手順を知っておこう!

エアコン

エアコン移設を業者に依頼する前には、エアコン工事の大まかな手順を知っておくと安心。工事手順を把握しておけば、見積もり時に依頼内容を伝えやすくなります。作業に違和感があった場合にも、指摘できるようになりますよ。

<エアコンの取り外しの手順>
  1. ポンプダウン(エアコンの室内機と室外機を循環するガスを室外機に閉じ込める作業)
  2. パイプ・ホース類の取り外し
  3. 室外機の取り外し
  4. 室内機の取り外し
  5. 壁の配管穴をふさぐ作業
<エアコン取り付けの手順>
  1. 壁の配管穴をあける(穴がない場合)
  2. 室内機の設置場所に「背面板」を取り付け、本体を設置
  3. パイプ・ホース類の取り付け作業
  4. 室外機を設置し、室内機からのばした配管を取り付け
  5. 真空引き(室外機を真空状態にして乾燥させる作業)
  6. 電気配線を接続して試運転

このように専門知識と技術が必要な、複雑な工程であることが分かると思います。エアコンの移設は自分でやるのでなく、専門業者に依頼しましょう。

引越しに合わせてエアコンクリーニングをするとお得!

エアコンクリーニング普段使っているエアコンの内部をのぞいてみたことはありますか? エアコン内部には、想像以上のほこりやカビが溜まっています。そのまま使い続けると、エアコンの効きが悪くなったり健康に害が出ることも。引越しでせっかくエアコンを取り外すのですから、クリーニングも合わせて依頼してしまうのがおすすめです。

特にこんな人にはエアコンクリーニングがおすすめ!

  • エアコンを稼働したときに匂いが気になる
  • 結露の多い家に住んでいる

業者に依頼するエアコンクリーニングの種類

エアコンの掃除方法は「壁掛け洗浄」「分解洗浄」の2つ。それぞれ簡単に紹介します。

<壁掛け洗浄> エアコンを壁に取り付けたまま洗浄する。
費用相場 10,000円前後
所要時間 約1~2時間
<分解洗浄> エアコンを壁から取り外した状態で細かく分解し、徹底的に洗浄する。
費用相場 20,000円ほど
所要時間 持ち帰ることが多いため数日

特に分解洗浄は、エアコンを取り外すタイミングでないとなかなか頼めません。

引越しの機会に思い切ってクリーニングするとその後の電気代を安く抑えられる可能性がありますよ。

エアコンクリーニングは引越し業者のオプションでまとめて依頼

引越し業者のなかには、エアコンクリーニングを有料オプションサービスとして提供しているところがあります。

大手引越し業者のアート引越センターサカイ引越センターがその代表例です。

壁掛け洗浄・分解洗浄から選ぶことができます。

参考:オプションサービス エアコンクリーニング|アート引越センター
参考:オプションサービス エアコン工事|サカイ引越センター

引越しを機にエアコンを自分で掃除したい場合は

エアコンクリーニングを業者に頼むのはお金がもったいないけれど、引越しの荷造りで部屋が片付いたので自分でエアコンを掃除したい。そんな人は自分でできるエアコンの掃除方法を実践してみましょう。

関連記事:エアコン掃除を自分でやるカンタンな方法と注意点|必要な道具から手順まで徹底解説|ミツモア

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