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1月の引越し料金相場は?年始ならではの注意点や安くするコツを解説

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最終更新日: 2024年04月23日

1月は年始の引越しがやや増えるものの、繁忙期に比べると件数の少ない時期です。そのため、比較的安い料金で引っ越せます。

ただし年始に休業している業者や窓口があったり、年末調整に記入する住所で迷ったりと、手続き面で注意が必要です。

1月の引越し費用相場1月の中でも安い日料金を安くおさえるコツ1月引越しの注意点を解説します

1月の引越し料金の相場

1月の引越し料金は、単身であれば2万7200円~15万6500円家族であれば4万4600円~21万5800円が目安です。

1月の単身者の引越し費用相場

単身者が1月に引っ越したときの費用は、同じ都道府県内なら2万7200円~2万8600円県外への移動となると4万円~15万6500円が相場です。

移動距離 単身
0~15km未満
(同一市区町村)
27,200円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
28,600円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
40,000円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
71,500円
500km~
(遠距離地方程度)
156,500円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年1月時点)

正確な費用を知りたい場合、実際に見積もりを取って確認するのがオススメです。

1月の単身引越しの料金を比較する

1月の家族の引越し費用相場

2名以上の家族が1月に引っ越したときの費用は、同じ都道府県内なら4万1300円~6万3800円県外への移動となると5万7600円~21万5800円が相場です。

1月に引越しをした家族世帯の引越し料金の相場は以下の通りです。

移動距離 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人以上の家族
0~15km未満
(同一市区町村)
41,300円 51,300円 53,600円 55,300円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
45,500円 54,000円 63,800円 61,300円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
57,600円 73,000円 68,900円 71,100円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
96,900円 122,700円 109,400円 134,600円
500km~
(遠距離地方程度)
187,900円 201,900円 196,500円 215,800円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年1月時点)

正確な費用を知りたい場合、実際に見積もりを取って確認するのがオススメです。

1月の家族引越しの料金を比較する

1月の引越しは2月や12月より安い?

1月は12月に比べると高く、2月よりは安く引っ越せます

引越し料金の年間推移
年間の引越し見積もり平均価格(2023年3月~2024年2月)

引越しの最繁忙期は新生活シーズンの3月のため、引越し費用は3月に向けてだんだんと高くなります。

そのため1月の引越し費用は12月より高く、2月よりは安い傾向です。たとえば1月の単身引越しの平均費用は4万5400円ですが、2月は5万円と大幅に費用が上がります。

12月、2月の引越し料金については、以下の記事で詳しく紹介しています。

月ごとの引越し費用を比較したい人は、以下の記事を参照ください。

2025年1月の引越し料金が安い日程

1月で最も引越し費用が安い日は、上旬の平日です。引越し料金は同じ月の中でも、上旬・中旬・下旬のタイミングや曜日にも左右されます。

1月は中旬から料金が高くなる

1月の上旬は、年始に引っ越す人が少ないため比較的安い傾向です。後半に近づくにつれ、4月の新年度に備えた引越しの需要が高まり料金が高くなっていきます。

時期  単身 2人暮らし 3人家族 4人家族
上旬 44,700円 53,700円 55,000円 61,500円
中旬 46,400円 55,700円 64,400円 64,600円
下旬 44,900円 54,300円 61,500円 66,800円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2024年1月時点、全距離・荷物量)

2025年1月の引越し料金カレンダー

2025年1月引越し料金カレンダー

大手引越し業者等の料金予測や、ミツモアでの料金の傾向をもとに、引越し料金の予測カレンダーを独自で作成しました。

2025年1月でとくに引越し料金が安い日は1月6日(月)、8日(水)、9日(木)、16日(木)といった月前半の平日です。

土日祝日は一般的に平日よりも引っ越す人が多く、料金も高くなります。とくに1月13日(月)の成人の日を含む3連休は、休みのうちに荷ほどきまで終わらせられる関係で引越し需要が増し料金が高いです

月末も引越しの需要が増えます。賃貸物件を契約するとき、初月の家賃は日割りであることがほとんどで、初期費用を抑えるために月末に引っ越したいと考える人が多いためです。

くわえて1月後半は2月以降の新生活に向けた引越しシーズンに入るため、どんどん価格も上がっていく点に注意が必要です。

1月の引越し費用を安くおさえるコツ

「引越しの時期は変えられないけど、費用をなるべく安く抑えたい」という方も多いかと思います。1月の引越しで費用を安くおさえられる方法を紹介します。

1月の引越し費用を安くする方法 節約できる料金
1月上旬の平日に引っ越す 1000円~5000円
成人の日の連休は避ける 1000円~1万円
新年早々の引越しは予約が取りやすい 1000円~5000円
日没の17時以降の作業を頼む 1000円~1万円
クリスマス装飾や年末グッズを処分して荷物量を減らす 1000円~数万円
春ごろの新生活需要の前の早期割引を狙う 1000円~5000円

年間を通じて使える引越し費用を安くする方法は、以下で詳しく紹介しています。

1月上旬の平日に引っ越す

1月の中旬は成人式の連休があり、引越しの需要が増加します。1月下旬になると2月3月4月の新学期シーズンに向けて引越しの需要が増していき、料金も高くなります。

上旬の平日であれば、依頼数が少ないため割安に引っ越せる可能性が高いです。とくに仏滅や赤口は「縁起が良くない」として避ける人が多く狙い目でしょう。

2025年1月上旬の平日かつ仏滅や赤口は、6日(月)、10日(金)、16日(木)です。縁起を気にしない人であれば、引越し日に選んでも問題ありません。

成人の日の連休は避ける

成人の日が含まれる3連休は、荷物の搬入から荷ほどきまで一連の作業をすべて終わらせたい人が多いです。引越し料金が高くなるので、日程に融通が利く人はなるべく避けた方が良いでしょう。

新年早々の引越しは予約が取りやすい

1月1日~3日までの三が日は多くの人が休暇を取っているため、意外と引越しを依頼する人が少なく、割安な可能性があります

大手ではなく個人の引越し業者であれば、年始から依頼を受け付けていることも多く、料金に関しても交渉がしやすいです。年始の引越しに対応している業者をいちいち探すのは大変なので、一括見積もりサービスを利用すると簡単に料金が安い業者を見つけられるでしょう。

日没の17時以降の作業を頼む

荷物の到着が深夜や翌日以降になっても問題ない人は、日没後の17時以降に引越しを頼むと料金を抑えられるでしょう。

多くの人は当日中に荷物が届くように、午前中に作業を依頼をします。そのため日没以降は引越し業者もスケジュールが空いている可能性が高いです。

依頼する人が少ない分、日が出ている時間帯よりも安い費用で引っ越せます。

クリスマス装飾や年末グッズを処分して荷物量を減らす

引越しの料金は運搬する荷物が多いほど高くなります。1月に引っ越すなら、クリスマスツリーやリースなど年末にのみ使うグッズを処分しておくと、荷物量が減らせてその分安くなるでしょう。

大型家電と同様に、大きなクリスマスツリーなどは運搬に別途で料金がかかる可能性があります。引越し業者によっては不用品回収も受け付けているため、同時に依頼すれば手間を省けておすすめです。

不用品回収もできる引越し業者を探す

春ごろの新生活需要の前の早期割引を狙う

2月に入ると、新生活に向けて引越し準備を始める学生や社会人が増えるため、料金が高くなります。そのため1月中に事前予約をしておけば、早期の予約割引など特典が付くことが多いです。

1月を過ぎると、引越し料金が下がるのは5月以降です。なるべく早い段階で引越しの予約をしておきましょう。

1月に引越しする場合の注意点

1月に引っ越すときに注意しておきたい点をまとめました。

年始は対応してくれる引越し業者・不動産会社が少ない

お正月休みに引越ししたいと考えている場合、年末年始は営業していない引越し業者が多いので、注意が必要です。

不動産会社も年末年始は休業しているところが多く、鍵の受け取りができない可能性もあります。

どうしても年始に引っ越す必要がある場合は、日にちを指定して一括見積もりを取り、年始に対応してくれる業者を探すと良いでしょう。

年末調整・確定申告の住所や提出先を間違えやすい

1月に引っ越すとき、間違えやすいのが年末調整や確定申告のときに記載する住所です。

年末調整書類の住所は、「年末調整後の1月1日時点で住んでいる住所」を書きましょう。つまり1月2日以降に引っ越すときは、旧住所を書くことになります。

確定申告書の「現在の住所」欄には、「確定申告を提出する時点の住所」を記載しましょう。したがって、1月に引っ越す場合は新住所を書きます。一方「1月1日時点の住所」の欄は、確定申告の対象年の翌年1月1日を指しています。したがって、1月2日以降に引っ越す場合は旧住所を書きましょう。

書類の提出先は、確定申告をする時点で住んでいる場所を管轄する税務署です。

雪が降って荷物が濡れるリスクがある

1月は全国的に気温が低くなり、雪が降る地域も多いです。引越し業者は雪の日でも通常通り作業するため、荷物の濡れ対策が重要です。

段ボールは濡れると強度が落ち、中の荷物も濡れて損傷する可能性があります。積み込み・積み下ろし時の防水対策として、以下を検討しましょう。

  • 段ボールをビニールシートやラップで覆う。
  • 引越し会社に依頼し、トラックの荷台をシートで覆う。
  • 濡れてしまった段ボールは速やかに開梱し、荷物を乾燥させる。
  • 段ボールが雪で汚れたときは、新居に入る前に玄関先で汚れを落とす。

とくに書籍や電子機器などの濡らしたくない荷物がある場合は、引越し業者に相談してくのがオススメです。

積雪によって作業に支障が出る場合や、安全面に懸念がある場合は、引越し業者から引越しの延期や中止を提案されるケースもあります。天気予報を確認し、引越し日に雪が降る可能性がある場合は、事前に引越し業者と相談しておくと安心です。

暖房器具で使用する灯油は運んでもらえない

寒さが厳しい1月には、石油ストーブ、石油ファンヒーターなどの暖房器具を使用している家庭も多いかと思います。燃料である灯油は、危険物の扱いになり引越し業者に運んでもらうことができないので注意しましょう

石油ストーブやファンヒーターのタンクに灯油を残さないよう、引越し前に使い切っておきましょう。また、ポリタンクにストックしてある灯油も運んでもらえません。大量に余ってしまった場合、灯油を購入したガソリンスタンドやホームセンターに引き取ってもらうなどして処分しましょう。

1月の引越し料金を安く抑えるには相見積もりがおすすめ

引越しサービスには定価がなく、移動距離や荷物量が同じでも業者によって大きく料金が異なります。業者によっては単身引越しで5万円もの差がつくことも。複数の見積もりを比較して、安い業者を探しましょう。

複数の見積もりを取るときは、一括見積もりサービスを利用すると手間がかかりません。とくに1月は三が日などの休みの日は業者が見つけにくく、相見積もりも取りにくいでしょう。

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