オンライン見積もりができる引越しサービス12選！事前準備と注意点

引越し業者から見積もりを取るために、自宅に招き入れるのに少し不安がありますよね。実はオンラインで引越し業者から相見積もりができるサービスや、Zoomをはじめとしたビデオ通話ツールで部屋の様子を映して引越し料金を計算してもらえるサービスがあります。

引越し業者から正確な料金を出してもらうには、事前に荷物量や引越し先などの情報をまとめておいたり、当日に依頼する作業内容を決めておくことが大切です。

正確な引越し見積もりを出してもらう際に必要な準備と注意点を含め、オンラインで引越しの見積もりができるサービスについて紹介します。

オンラインで引越し見積もりをする

オンラインで正確な見積もりを出すために必要な3つの準備

スマホやビデオ通話ツールなどを使って引越し業者からオンラインで正確な見積もり金額を出してもらうとき、下記3つの作業が必要です。

1. 転居先に持っていく荷物を選別しておく

引越し料金は荷物の量によって変わります。オンラインで見積もりを依頼する前に「引越し先に持っていく荷物」と「処分する荷物」を分けておきましょう。引越し業者から見積もりを取った後、持っていく荷物が増えるとトラックに載せられない可能性があり、追加料金を支払うケースもあります。

2. 事前に部屋を整理しておく

ビデオ電話で引越し見積もりを取る場合は、事前に部屋の中を掃除したり、整理整頓しておきましょう。

散らかっている状態でZoomで見積もりを取ると、ダンボールの数や部屋の広さを確認できず、正確な見積もり費用を計算できなくなります。

3. 引越し業者の作業範囲を決めておく

引越し見積もりを依頼する業者によっては、エアコンの取り付けや大型家具の解体、組み立てといったオプションサービスも用意しています。

引越し業者に依頼したい作業があれば、オンラインで見積もりを取る前に決めておきましょう。追加料金はかかりますが、利用すると作業の手間がかからずに済むでしょう。

ビデオ通話ツールで引越し見積もりができるサービス5選

ZoomやSkypeといったビデオ通話ツールで引越しの見積もりを完結できる業者のサービスは、下記のとおりです。

1.日本通運「リモミ®」

日本通運が提供するリモートで引越し料金の見積もりが取れるサービスです。ビデオ通話アプリを使って部屋の様子を撮影し、担当者に荷物量や運ぶ経路などを担当者に伝えましょう。20～30分を目途にメールで見積書が届きます。

ただし、事前に電話またはWebでの申し込みと、LINEアプリのダウンロードが必要なので忘れないようにしましょう。

2.サカイ引越センター「まリモ」

サカイ引越センターが提供するリモートによるビデオ通話見積もりサービスです。担当者の案内に従って部屋の状況を撮影したり、荷物の内訳について説明したりすることで引越し見積もりが取れます。

利用する際は事前にWebサイトで予約する必要があるほか、SMSを受信できるように設定環境を確認しておきましょう。

3.アート引越センター「ミライ」

アート引越センターが提供するオンラインで引越し見積もりができるサービスです。

予約情報メールに記載されたオンライン接客ツールのURLをタップし、アクセスの許可と名前を入力しましょう。その後、営業担当者とやり取りをしながら、荷物量や部屋の状況についてスマートフォンやタブレットで撮影します。

撮影した内容に基づいて引越し料金の見積もりを出しますが、日程の変更やキャンセルをしたいときは、専用ページで手続きを行いましょう。

4.キタザワ引越センター「K-Chat」

首都圏を中心に引越しを手がけるキタザワ引越センターのオンライン見積もりサービスです。ビデオ通話による見積もりは22時まで対応できるため、夜の時間帯でしか空いていない人におすすめします。

当日に申し込んで見積もりを取ってもらいたい人は、21時までに受付を済ませましょう。

5.ヒカリ引越センター「訪問なし！ZOOMとスマホで引越し見積り」

兵庫県・大阪府を中心に引越しサービスを展開する企業のオンライン見積もりサービスです。

単身者や荷物が少ない人に向けて、ZOOMを使って荷物の量や部屋の様子を撮影し、約20～30分で見積もりを出してもらえます。引越しに関して気になることやわからないことがあっても質問できますが、当日の申し込みは受け付けていません。

Web入力で引越し見積もりができるサービス3選

Webサイトに必要な情報を入力するだけで、引越し見積もりができる業者のサービスは、下記3つです。

1.アート引越センター「単身引越スイスイ！お見積り」

アート引越センターが提供する単身向けの引越しサービスです。現住所や引越し先の情報、家財の数、引越し日を選択するだけで引越し見積もりを完結でき、料金に問題がなければ申し込めます。

あわせて引越しや新居の契約費用などを管理する「引越出納帳」や、カレンダー上でTODOリストをチェックできる機能もついているので、計画的に引越しの準備をしたい人におすすめです。

2.アートセッティングデリバリー「わたしの引越」

アートセッティングデリバリー（旧アートセッティングデリバリー）が提供する単身者向けの引越しサービスです。トラックではなく専用のカーゴボックスで運ぶため、通常の輸送よりも料金を抑えられます。

Webで引越し見積もりを完結できますが、ボックスの利用本数は1世帯あたり2本までです。運ぶ荷物の量が多い人は量を減らしたり、事前にボックスのサイズや容量を確認しておきましょう。

3.アップル引越センター「ラクニコス」

アップル引越センターが提供するビッグデータを活用して引越し見積もりを出すサービスです。

年齢や性別、部屋の間取りなどを入力し、約100万件の引越し見積もりデータを分析したうえで確定した引越し見積もりを算出します。

営業電話や担当者の訪問はなく、24時間いつでも利用できるため、移動時間を使って引越し料金の見積もりを取りたい人におすすめです。

オンラインで引越しの相見積もりができるサービス1選

引越しの見積もりを取る際、直接引越し業者に依頼したり、見積もりサービスを利用するやり方があります。1社だけでなく、複数の引越し業者から見積もりを取りたい人は、オンラインで相見積もりが完結できるサービスを利用しましょう。引越す時期や引越し先の住所、荷物の量などの情報を入力すると複数の引越し業者から見積もりを取得できます。

たとえば、ミツモアの引越し相見積もりサービスの場合、パソコンやスマホで家電の個数や荷物の運びたい日時など、簡単な質問に答えると自動で条件に合う引越し業者から見積もりが届きます。

正確な引越し料金がわかるほか、付帯するサービスや引越し業者の口コミといった情報を確認できるので、最適な引越し業者を選ぶ際の参考に使ってみるといいでしょう。

ミツモアの引越し相見積もりサービスを利用してみる

オンラインで引越し料金の概算がわかるサービス3選

引越し業者に見積もりを依頼する前に料金がどれくらいかかるのか知りたい人は、WebサイトまたはLINEに必要な情報を入力すれば、引越し料金の概算がわかります。

引越し料金の概算を把握できるサービスは、下記3つのサービスです。

ミツモアでも引越しする時期、人数、移動距離のみで、だいたいの引越し料金がわかるシミュレーションを用意しています。

1.アーク引越センター「引越見積りシミュレーション」

アーク引越センターが提供する引越し見積もりサービスです。現住所の周辺環境や家具の数、オプションサービスの有無などを入力すると、概算で引越し料金が算出されます。

金額を見て問題なければ申し込めるので、引越し料金の相場を調べたい人や、手間をかけずに引越し業者を決めたい人におすすめです。

ただし、算出された金額はあくまでも概算のため、実際に依頼したときの料金と異なる場合があるので注意しましょう。

2.スター引越センター「LINEでお見積り」

神奈川県に本社を構える引越し業者が展開するオンライン見積もりサービスです。LINEのお友達登録をした後、住所や引越し日などを記入すると、引越し料金の概算見積もりを取得できます。

提示した後は詳しい内容についてLINEでやり取りをしながら、引越し料金を確定させるので電話や自宅への訪問見積もりを避けたい人には、おすすめです。

3.カルガモ引越センター「LINE見積もり」

首都圏を中心に展開する老舗の引越し業者の見積もりサービスです。公式LINEに友だち追加をした後、トーク画面に「見積もり」と入力して送信します。

その後、指示どおりに引越し人数や現住所、引越し先の住所を入力すると概算の引越し料金が表示されるので確認しましょう。料金に問題がなければ、電話またはメールで正式に申し込みをします。

オンラインで引越し見積もりを行う際の注意点

ビデオ通話ツールをはじめとしたオンラインで引越し見積もりを行うとき、新居へ持っていく荷物や料金でトラブルにならないように、下記3つのポイントに注意しましょう。

1.できる限り引越し先へ運ぶ荷物の詳細を伝える

スマホやビデオ通話ツールなどで見積もりを取るとき、引越し先へ持っていく荷物の詳細はできる限り正確に伝えましょう。

Webサイト上で入力する際、ダンボールの枚数を多めに設定したり、家具・家電の数を正確に入力すると引越し料金の概算がわかります。

ビデオ通話ツールで見積もりを取るときは、営業担当者に部屋の様子や持っていきたい家具・家電のサイズがわかるように映しましょう。部屋の様子や家具、家電のサイズを把握することで、引越し当日に必要なトラックの大きさや作業スタッフの人数を決められます。

2.旧居と新居の搬出入経路の詳細を伝える

現住所と引越し先について、搬出入経路の詳細を伝えることも大切です。主にベッドや冷蔵庫といった大型の家具・家電を運び出す際、廊下が狭いことや手すり、駐車場の有無といった情報を伝えないと、引越し当日に荷物が運べないトラブルが発生する可能性があります。

場合によっては、追加料金が発生することもあるので注意しましょう。

3.見積もりを提示した後に即決しない

オンラインで引越し見積もりを行った後、業者によってはその場で見積書を提示するところがあります。料金やサービス内容などを確認して納得がいかなければ、その場で決めないようにしましょう。

特典を紹介したり、ダンボールをはじめとした梱包資材をすぐに送付したりすることがあり、断りづらくなってしまいます。あわせて見積もり時に予算は伝えないようにしましょう。

オンラインで引越し見積もりを取るならミツモア

オンラインで引越し見積もりができる業者に依頼することは、セキュリティにおいて赤の他人が訪ねてくる心配はありません。ただ提示された見積もり費用は概算のケースがあるため、正確に情報を伝えないと引越し当日に追加料金がかかるかもしれません。

複数の引越し業者から提示した見積もりから料金、サービス内容を見て選びたい人は、ミツモアを含むオンラインで引越しの相見積もりができるサービスを利用してみてください。

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