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単身向け引っ越し見積もりが安い業者21選!最安1万円や2万円で依頼できる

ぴったりの引越し業者をさがす
最終更新日: 2024年10月24日

1人暮らしの引っ越しでは、引越し業者によって料金差が大きいです。地域密着型の引越し業者は、作業員1人で軽トラックを使って1万円台で運んだり、作業員2人で県内限定で2万円前後で引っ越せたりするなど、かなり安くなります。

大手引越し業者も専用コンテナによる単身パックは2万2,000円~、単身専用プランは3万5,000円~でお得です。今回は単身引越しの平均的な料金から割安な引越し業者までを紹介します。

単身向けの引っ越し見積もり業者をチェック

単身引っ越し費用は2万~18万円が相場

単身者の引越し費用は、同一県内など近隣への引越しで2万~4万円、別の地方など遠方への引越しで6万~18万円が目安です。

移動距離 単身引越しの見積もり料金
~15km
同市町村内
17,800~35,500円
15〜50km
同都道府県内
20,200~38,000円
50〜200km
同地方内
29,000~54,600円
200〜500km
近隣地方
55,600~107,500円
500km~
遠方
95,900~185,900円

※ミツモアにおける引越し見積もり価格(2023年1月~12月)

単身引越しに特化している業者の場合、1万円前後で依頼できることもあります。2名以上の家族に比べて荷物の少ない単身に絞れば、保有する車両の保管費や運搬のための人件費を抑えて作業費を安くできるためです。

また、卒業や就職で新生活シーズンとなる3月と4月は、引越し需要が増すために料金も通常より1.2~1.5倍高くなります。

単身向け引っ越し見積もりが安い中小業者11選

できる限り安い料金で引っ越しをしたい単身者は、地域密着の引っ越し業者に依頼するといいでしょう。中小の引越し業者は事前にダンボールを届けるといった付帯サービスの削減や、対応できるエリアを限定したりすることで、コストを抑えた料金で見積もりを出してもらえます。

ミツモアで登録している引っ越し業者のうち、比較的安い料金で対応できるおすすめの業者の一部を紹介します。

引越し業者 サービス名 料金
Hikoyasu【引越し・家具組立・便利屋】 単身向け 距離料金(~10㎞まで) 4,000円~
イーキャリー 軽ワンボックスパック 5,500円~
スケットダック 単身向け基本料金 8,000円~
come 単身向け 激安プラン 8,800円~
39サンキューサービス 1日2組限定単身引っ越し 9,900円~
SLサービス 単身向け引っ越し 13,200円~
ほくと運送 軽トラパック 16,500円~
サンスマイルサービス 軽トラック1台分 18,000円~
ファミリー引越センター シングルプラン 標準コース 23,100円~
引越匠u 単身向け 24,000円~
引越専門便利屋 引越道 単身向け引っ越しプラン 要見積もり
<おすすめポイント>
  • 関西だけでなく、関東など遠方への引っ越しも対応
  • 最安4,000円~引っ越しができる

大阪市に拠点を置く引っ越し業者です。関西を中心に引っ越しサービスを提供していますが、関東を含め遠方への引っ越しも対応しています。基本料金は移動距離が10kmまでは4,000円、それ以降も距離に応じて加算されていく価格体系です。また女性の利用者が8割を占めており、重い家電や家具も運搬してもらえるため、女性の単身者でも安心して引っ越せます。

対応エリア関西を中心に全国(沖縄は除く)
料金4,000円~(移動距離が~10㎞まで)
口コミ

イーキャリー

神奈川県川崎市幸区遠藤町
<おすすめポイント>
  • 単身引っ越しに特化したサービスを提供
  • 現地見積もりなど付帯サービスを削減したことで低料金を実現

神奈川県川崎市に拠点を置く引っ越し業者です。単身者に特化した引っ越しサービスを提供しており、軽ワンボックスプランは5,500円からと安い料金で見積もりを計算しています。作業スタッフや車両、付帯サービスを削減したことで低料金を実現しているため、荷物の量が少ない単身者におすすめです。

対応エリア首都圏
料金5,500円~(軽ワンボックスパック)
口コミ
<おすすめポイント>
  • 急に引っ越しが決まったときにも対応
  • 基本料金8,000円~!移動距離50㎞まで追加料金無料

埼玉県和光市に拠点を置く引っ越し業者で関東圏内を中心に引っ越しサービスを提供しています。年中無休で6時~24時まで営業しているため、急に引っ越しが決まった人にはおすすめです。
基本料金は8,000円から設定しており、移動距離が50㎞以内なら追加料金は発生しません。さらに無料で布団カバーやハンガーラックも貸してもらえるため、必要な道具を購入する必要がないのもメリットでしょう。


対応エリア神奈川県,千葉県,群馬県,埼玉県,茨城県,東京都
料金8,000円~
口コミ

come

北海道旭川市永山10条
<おすすめポイント>
  • 引っ越し料金は定額制を採用
  • 北海道内で引っ越しをしたい単身者や学生におすすめ

北海道旭川市に拠点を置く引っ越し業者です。北海道全域で対応しており、単身者や学生向けの引っ越しを得意としています。基本料金は軽トラック荷台半分程度の荷物量で引き受けられる激安プランで8,800円~、軽トラック1台分の節約プランで17,600円~と安く、定額制を採用しているため、追加料金がかかる心配はありません。

対応エリア北海道全域
料金8,800円~(激安プラン)

口コミ
  • 1日2組限定で9,900円~
  • 通常の単身引っ越しでも2万円前後で対応
  • やり取りが迅速なのでお急ぎでも相談しやすい
口コミ

SLサービス

愛知県名古屋市千種区春岡通

<おすすめポイント>

  • 走行距離9.9㎞以内なら距離料金無料
  • 洗濯機の着脱作業は無料


愛知県名古屋市に拠点を置く引っ越し業者です。愛知県・岐阜県・三重県を中心に引っ越しサービスを提供しており、WebサイトやLINEでも引っ越し料金の見積もりを出してもらえます。基本料金は13,200円からですが、引っ越し先までの移動距離が9.9㎞以内なら距離料金なしで引っ越しができます。また引っ越しをする際、洗濯機の着脱作業は無料で受けられるのも特徴です。


対応エリア愛知県、岐阜県、三重県の一部
料金13,200円~
口コミ

ほくと運送

福岡県福岡市南区的場
<おすすめポイント>
  • 16,500円~福岡を中心とした地域で引っ越しサービスを提供
  • 女性の単身者も安心!女性スタッフの同行も可能

福岡市内に拠点を置く引っ越し業者です。単身引っ越しに特化しており、事前にダンボールを届けるサービスもないため、基本料金は16,500円から設定しています。また女性スタッフの同行もできるため、女性の単身者も安心して引っ越しができます。

対応エリア福岡市を中心とした地域
料金16,500円~(軽トラパック)
口コミ

<おすすめポイント>

  • 事務手数料や管理費の軽減で高品質と安価を実現
  • 洗濯機の付け外しは無料


東京都府中市に拠点を置く引っ越し業者です。一都三県を中心に展開しており、移動距離と荷物の量に応じて18,000円から見積もりを計算してもらえます。事務手数料や管理費などを抑えた料金で質の高いサービスを提供するほか、洗濯機の付け外しも無料で受けられます。


対応エリア東京を中心に長距離も対応
料金18,000円~(軽トラック1台分)

口コミ

<おすすめポイント>
  • 引っ越し料金を抑えたいなら「標準コース」
  • 業者任せの「お得なフリー便」で安く引っ越しが可能

首都圏を中心に引っ越しサービスを提供する業者です。単身向けでは家具の搬出や設置といった業務をお任せする「標準コース」で23,100円から引き受けてもらうことができ、近距離から遠距離まで依頼できます。また「お得なフリー便」というプランもあり、引っ越しの開始時間を業者にお任せすることで時間指定の貸切便よりも安く依頼できます。


対応エリア東京、神奈川、千葉、埼玉(一部対象外の地域あり)
料金
23,100円~(シングルプラン 標準コース)


口コミ

引越匠u

大阪府羽曳野市野
<おすすめポイント>
  • 関西圏を中心に展開!24,200円~から引き受け可能
  • 無料で家具家電の梱包などのサービスが受けられる

大阪府羽曳野市に拠点を置く引っ越し業者です。大手引っ越し会社で20年以上勤めた代表のもと、単身者のニーズにあった引っ越しプランを提供します。見積もり料金は24,200円から設定していますが、無料で家具や家電の梱包、洗濯機の設置などの作業も行います。


対応エリア大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県(一部地域を除く)
料金24,200円~
口コミ
<おすすめポイント>
  • 全国対応も可能
  • 初めて引っ越しをする人も安心!丁寧な説明で不安を解消

岐阜県多治見市に拠点を置く引っ越し業者です。移動距離や家財の量などによって引っ越し料金は変わりますが、低価格で引き受けてもらえます。岐阜県をはじめとした東海エリアだけでなく、全国各地で対応してもらえる点に特徴があり、大手引っ越し会社で勤務経験のあるスタッフが在籍しています。経験やノウハウを活かして懇切丁寧に説明してもらえるため、初めて引っ越しをする人におすすめです。


対応エリア岐阜県、愛知県を含め全国各地で対応
料金要見積もり
口コミ

今回紹介した引っ越し業者のほかにも、ミツモアでは全国各地で単身向けに安い料金で引っ越しができる業者が数多く登録されています。

ミツモアで単身向けの引っ越し業者を探す

単身向け引っ越し見積もりが安い大手業者10選

大手の引越し業者は「単身プラン」と「単身パック」を提供しています。単身プランは荷物の多い単身者を対象としており、冷蔵庫やベッドなど大型の家具家電が複数あったり、ダンボールも量が比較的多いため、2トントラックなどで荷物を運びます。

単身パックとは荷物の少ない単身者向けであり、サイズが決まったコンテナに荷物を収めてコンパクトに運ぶため、引越し料金が割安です。

引越し業者 サービス名 料金
赤帽 赤帽引越しシングルパック® 14,300円~
カルガモ引越しセンター 単身引っ越しプラン 19,800円~
ヤマトホームコンビニエンス わたしの引越 23,100円~
日本通運 引越し単身パックL 30,800円~
アート引越センター 単身のお引越し 要見積もり
サカイ引越センター 小口便引越サービス 要見積もり
アリさんマークの引越社 節約派にうれしい単身 経済パック 要見積もり
ハート引越センター スタンダードパック 要見積もり
アーク引越センター ミニ引越しプラン 要見積もり
アップル引越センター 単身のお引越し 要見積もり

赤帽

出典:引越案内|引越し・配送は赤帽へ

赤帽は運送業務をしている個人事業主が集まっている団体で、引っ越しサービスも提供しています。基本料金は20㎞以内で14,300円からですが、作業スタッフを増やしたり、距離が遠くなればなるほど追加料金がかかるので、注意しましょう。

サービス名 単身引越し
単身パック
料金 14,300円~(20㎞以内で引っ越しする場合)
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)
参考:引越案内|引越し・配送は赤帽へ

カルガモ引越センター

出典:カルガモ引越センター「単身引っ越しプラン」

カルガモ引越センターは、一都三県を中心に引っ越しサービスを提供する業者です。単身向けに「単身引っ越しプラン」を提供しており、東京23区内で引っ越しをする場合、19,800円からと費用を抑えられます。一方で運べる荷物の量はトラック1トン分までなので注意しましょう。

サービス名 単身引っ越しプラン
単身パック
料金 19,800円~(東京23区内で引っ越す場合)
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉(一部対象外の地域あり)

ヤマトホームコンビニエンス

出典:ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」

専用のボックスを使用したヤマトホームコンビニエンスが提供する単身パックです。専用ボックスに全て収納できればリーズナブルな料金で引っ越しができます。ただし、指定された荷物量が上回ると追加料金が発生するので注意が必要です。

サービス名 わたしの引越
単身パック 〇(専用ボックス)
料金 23,100円~
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

日本通運

出典:日本通運「引越し単身パックL」

日本通運では、引っ越しの距離や荷物量などの条件に基づいて見積もり料金を計算するのが特徴です。荷物量が少なくて遠距離で引っ越しをする人向けの「単身パックL」や、近距離で引っ越しをする人向けの「単身パック当日便」があります。

サービス名 引越し単身パックL
単身パック 〇(専用コンテナ)
料金 30,800円~(引越し単身パックLの場合)
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

アート引越センター

出典:アート引越センター「単身のお引越し」

アート引越センターでは学生や女性、60歳以上の人に向けた単身向け引っ越しプランが充実しています。できる限り費用を抑えたい人はプラン内の「基本コース」を選択するといいでしょう。安く費用を抑える分、自分で荷造りや荷解きをする必要がありますが、家電や家具の搬入や搬出、梱包を行ってもらえます。

サービス名 単身のお引越し
単身パック
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

サカイ引越センター

出典:サカイ引越センター「単身者のお引越しなら小口引越便プラン」

サカイ引越センターでは、単身者向けに「小口引越便プラン」を提供しています。ボックス単位で見積もりができ、荷物が少ないほど引っ越し料金が抑えられるのが特徴です。ただし長距離引っ越しのみ対応しているので、利用する際は注意しましょう。

サービス名 単身者のお引越しなら小口引越便プラン
単身パック 〇(専用コンテナ)
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

アリさんマークの引越社

出典:アリさんマークの引越社「単身でお引越し」

アリさんマークの引越社では「フルパック」と「アリさんパック」、「経済パック」の単身パックを提供しています。少しでも料金を安く抑えたい人は「経済パック」を選びましょう。小物や家具の中身は自分で梱包する必要がありますが、家具の運び出しから配置までは作業スタッフが担当します。

サービス名 単身でお引越し
単身パック
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

ハート引越センター

出典:ハート引越センター「スタンダードパック」

北海道から九州まで全国各地で展開する引っ越し業者です。単身者向けに「スタンダードパック」や「エコノミーパック」、「パーフェクトパック」を提供していますが、引っ越し料金をなるべく抑えたい人は、小物の荷造りや荷解き以外の作業を依頼する「スタンダードパック」を検討しましょう。なお新品のダンボールは申し込み時、10枚まで無料でもらえます。

サービス名 スタンダードパック
単身パック
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

アーク引越センター

出典:アーク引越センター「ミニ引越しプラン」

全国200箇所以上の拠点を展開する引っ越し業者です。近距離で引っ越しする人向けの「ミニ引越しプラン」では、小物の荷造りと荷解き以外は作業スタッフが担当するため、見積もり料金を抑えられます。この他にも、遠距離で引っ越しをする人向けの「ミニ引越し長距離プラン」や、「荷物多め単身プラン」、「すべてお任せフルフルプラン」も提供しています。

サービス名 ミニ引越しプラン
単身パック
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

アップル引越センター

出典:アップル引越センター「単身のお引越し」

関東や関西エリアを中心に展開する引っ越し業者です。訪問見積もりはなく、24時間365日いつでもWebサイトで引っ越しの予約ができます。運んでもらう荷物の量や移動距離などによって比較的に抑えた見積もりを提示してもらえます。

サービス名 単身のお引越し
単身パック
料金 要見積もり
対応エリア 全国(一部対象外の地域あり)

単身の引っ越し料金を安く抑える5つのコツ

単身者が引っ越しをする際、荷物の量や移動距離などによって引っ越し料金が変わってきます。進学や就職で引っ越さないといけない時期を含め、少しでも引っ越し料金を安く抑えるコツは下記のとおりです。

  1. 相見積もりで複数の引っ越し業者から見積もりを取る
  2. 単身引っ越しパックを利用する
  3. 繫忙期や土日祝日を避ける
  4. 運ぶ荷物の量を減らす
  5. 転居先で大型の家具を購入する
関連記事:
引越し費用の相場はいくら?人数別・月別・距離別の平均料金を比較
単身引っ越しの見積もりはいくら?最安1万円から安く頼めるコツ

1. 相見積もりで複数の引っ越し業者から見積もりを取る

単身者の引っ越しでも引っ越し業者の料金に定価がないため、価格に差が出ます。そのため、複数の引っ越し業者が提示した引っ越し料金やサービスを比較できる相見積もりサービスを利用しましょう。

たとえばミツモアでは、引っ越し先の住所や引っ越す時期など、簡単な質問に答えるだけで最大5つの引っ越し業者から条件に合う見積もりが届きます。

ミツモアで引っ越し相見積もりを取ってみる

2. 単身引っ越しパックを利用する

引っ越し料金を安く抑えたいなら、単身引っ越しパックを利用するのもおすすめです。滑車付きのコンテナボックスに入る量やダンボールの数など、持っていく荷物の量が制限されている分、通常の引っ越しプランよりも安い料金で利用できます。

関連記事:引越しの単身パックはお得?料金やサイズの目安・通常プランとの比較!

3. 繁忙期や土日祝日を避ける

一般的に3月から4月にかけて引っ越しが集中します。引っ越し業者はこの時期を繁忙期として料金を高く設定します。そのため、繁忙期の時期はなるべく避けることで引っ越し料金を抑えられるでしょう。またオフシーズンでも午前中や月末月初、土日・祝日も料金を高く設定する傾向があるため、できる限り避けることをおすすめします。

4. 運ぶ荷物の量を減らす

引っ越し業者に運んでもらう荷物の量を最小限の抑えるのもおすすめです。荷物の量が多ければ多いほど、引っ越し費用は高くなります。家具や家電はもちろん、ダンボールの個数によって価格も変わってくるので、意識して荷物の量を減らしましょう。

5. 転居先で大型の家具を購入する

ソファやテーブル、タンスといった大型家具の運搬も費用がかかります。そのため、家具を買い替えたい人は転居先で購入することで引っ越し料金を安く抑えられます。ただし買い替えた分、処分や購入の費用がかかるケースもあります。事前に買い替えが必要かどうか考えたうえで購入費用や処分費用を計算し、引っ越し見積もりを依頼しましょう。

関連記事:単身の引っ越しで見積もりを取るコツとは?お得な業者を見つけよう

単身プランvs単身パック!安いのはどっち?

引越しの「単身プラン」と「単身パック」では、どちらの方がお得なのでしょうか。

単身プランと単身パックの見積もり費用について、それぞれの特徴を比較しながら紹介します。

そもそも単身プランと単身パックとは?何が違う?

単身プランの説明をする前に、まずは「単身パック」について解説します。単身パックとは、1つのトラックで複数名の荷物を同時運搬し、運送代を抑えることで安く提供している引越しサービスです。

詰める荷物量は「1つのコンテナ(専用ボックス)に積み切れる荷物量」と決まっています。一般的には、一人暮らしサイズの家具家電2~3点+段ボール15箱程度です。

単身プランの定義はさまざまですが、この記事では「単身引越しに特化したプラン」を指します。コンテナボックスではなく軽トラックや1ボックスカーで荷物を運搬し、単身パックのような細かな制限がない点が特徴です。

近距離では単身プラン、遠距離では単身パックが安い

移動距離 単身プラン(※1) 単身パック(※2)
~15km
同市町村内
15,900~31,100円 23,100円~
15〜50km
同都道府県内
18,100~32,300円 23,100円~
50〜200km
同地方内
25,700~45,500円 23,100円~
200〜500km
近隣地方
50,000~84,800円 33,000円~
500km~
遠方
91,200~180,000円 33,000円~

※1 ミツモアにおける通常期の引越し見積もり価格(2023年5月~2024年1月)
※2 全国対応の単身パック複数のうち最安値を記載(梱包材なし・1コンテナのみ)

上の表は引越し通常期である5~1月の費用で算出しています。繁忙期の3~4月に引っ越す場合、単身プランは5000~1万円、単身パックは9000円ほど通常期よりも高くなります。

料金表のとおり、移動距離が50km程度の同一市内や県内の引越しなら、単身プランの方が最安値が低いです。

一方で、移動距離が50kmを超え、県外への移動となると単身パックの方が安くなります。単身赴任や進学・就職などで遠方へ引っ越す人は、単身パックがおすすめです。

遠距離でも荷物が多いと単身プランが安い場合がある

単身パックのコンテナ1つに積み切れない荷物がある場合は、通常の単身プランを使った方が安いケースがあります。

荷物が収まらない場合の対処は、「コンテナボックスを2つ以上使う」「別途宅配する」など状況や業者によりさまざまです。ボックスを複数使うケースでは、料金が倍以上かかってしまいます。

たとえば単身パックのコンテナが2つになると、50〜200kmの引越しで4万円以上です。

そのため「家具家電が3~4点以上ある」「荷物量が読めない」という人は、単身プランの方が安い可能性があります。

どのプランも業者によって料金が大きく違う

引越しサービスには定価がありません。そのため移動距離や荷物量のみではなく、引越し業者によって見積もり費用は大きく変わります。

引越しの単身プランでは、業者により5万円以上の差が出ることも。単身パックも以下のように、業者ごとに価格設定が違います。

単身パック名 15km以内の近距離引っ越し 東京~大阪など500kmの引っ越し
日本通運「単身パックL」 29,700円~
※インターネット割引を適用
41,800円~
ヤマトホームコンビニエンス「わたしの引越」 23,100円~ 33,000円~
サカイ引越センター「小口便引越プラン」 要見積もり 要見積もり

たとえば東京から静岡へ約200kmの引越しの場合、日通の単身パックでは34,100円~のため単身プランの最安値の方が安いです。

なお梱包材を用意してくれるかどうかも、業者により異なります。段ボールやガムテープを自分で用意する場合は追加費用がかかるでしょう。

安い単身向け引っ越し業者が揃っているミツモア

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引っ越し業者のプランやオプションサービスの内容によって、引っ越し料金は異なります。引っ越したい時期や荷物の量など、条件によっては大手よりも中小の引っ越し業者に見積もりを依頼したほうが料金が安くなります。少しでも料金を抑えて引っ越しをしたい単身者は、無料で複数の引っ越し業者から見積もりが取れる「ミツモア」を利用してみてはいかがでしょうか。

単身向けの安い引越し業者に依頼する