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6月の引越し料金相場は?梅雨時期の注意点と気を付けるポイント

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最終更新日: 2024年04月22日

6月は連休がなく雨天の日も多いため、年間で最も引越し件数が少ない時期です。そのため繁忙期に比べて安く引っ越せますが、雨や湿気に備えた対策が必要です。

6月の引越し費用相場や、より安く抑える方法、6月に引っ越すときの注意点を紹介します。

6月の引越し料金の相場

6月の引越し料金は、単身であれば2万5600円~14万800円家族であれば3万6400円~10万6100円が目安です。

ミツモアで実際に依頼されたデータをもとに、6月の引越しの費用相場をまとめました。

6月の単身の引越し費用相場

単身者が6月に引っ越すときの費用は、同じ都道府県内なら2万5600円~2万7100円です。

移動距離 単身
0~15km未満
(同一市区町村)
25,600円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
27,100円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
35,700円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
67,500円
500km~
(遠距離地方程度)
140,800円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2023年6月時点)

引越しは移動距離が長いほど費用が高くなります。たとえば東京から福岡など500km以上の引越しなら10万円以上かかるでしょう。

正確な費用を知りたい場合、実際に見積もりを取って確認するのがオススメです。

6月の単身引越しの料金を比較する

6月の家族の引越し費用相場

2名以上の家族が6月に引っ越すときの費用は、同じ都道府県なら3万6400円~6万5500円です。

移動距離 2人暮らし 3人家族 4人家族 5人以上の家族
0~15km未満
(同一市区町村)
36,400円 42,000円 45,400円 45,700円
15~50km未満
(同一都道府県程度)
43,300円 42,900円 65,500円 34,800円
50~200km未満
(同一・近隣地方程度)
56,600円 60,700円 75,100円 79,400円
200~500km未満
(近・中距離地方程度)
92,100円 106,100円 82,000円 97,900円
500km~
(遠距離地方程度)
17,0700円 161,500円 201,100円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2023年6月時点)

家族引越しは世帯によって荷物量も異なり、料金にも差が出やすいです。引越し先が400~500kmの遠方で、荷物量が2トントラック2台分などの家族引っ越しでは10万円~20万円はかかります。

料金相場を確認するため、実際に複数の引越し業者から見積もりを取るのがオススメです。

6月の家族引越しの料金を比較する

6月の引越しは5月や7月と比べて安い?

6月は見積もり金額がほぼ底値になる、年間を通して最も引越し費用が安い月です。5月や7月と比べても安く引っ越せます

引越し料金の年間推移(6月)
※年間の引越し見積もり平均価格(2023年3月~2024年2月)

5月はゴールデンウィーク期間があるため、6月よりも引っ越す人が多く料金が高めです。7月とは平均価格がほぼ変わらないですが、6月の方が若干安めです。

引越し料金は需要に合わせて大きく変動するので、ひと月ずれるだけでも価格が異なります。5月と7月の引越し料金については、以下の記事で詳しく紹介しています。

月ごとの引越し費用を比較したい人は、以下の記事を参照ください。

2024年6月の引越し料金が安い日程

6月の引越し料金が安い日程は、上旬~中旬の平日です。とくに上旬の月曜日から木曜日は、6月の中でも安く引っ越せるでしょう。

6月は上旬の引越し料金がとくに安い

実際のミツモアの引越し見積もりデータから、6月上旬・中旬・下旬の費用を比較しました。

下旬と比べて、上旬の引越し料金の方が単身者は3000円、3人家族5000円ほど安いです。

時期 単身  2人暮らし 3人家族 4人家族
上旬 35,600円 42,700円 43,800円 52,700円
中旬 35,600円 44,700円 45,500円 46,400円
下旬 38,100円 41,300円 49,600円 47,200円

※ミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(2023年6月時点)

2024年6月の引越し料金カレンダー

大手引越し業者の料金予測や、ミツモアでの料金の傾向をもとに、引越し料金の予測カレンダーを独自で作成しました。

6月の引越し料金カレンダー

6月は月間を通じて連休や大きな生活の変化もなく、引越し費用が安い日が多いです。中でも上旬の月曜日から木曜日は、とくに安く引っ越せます

なお6月であっても、仕事が休みで引っ越す人が多い土日は料金が高めです。

6月の引越し費用を安くおさえるコツ

引越し費用を安くするコツについて、6月で使える方法に絞って紹介します。

6月の引越し費用を安くする方法 節約できる料金
6月上旬~中旬の平日に引っ越す 1000~3万円
梅雨入り後の値引きを狙う 1000~5000円
衣替えなどで私物を整理し荷物量を減らす 5000~数万円
気温上昇前にエアコン清掃を同時依頼するとお得 1000~5000円

年間を通じて使える引越し費用を安くする方法は、以下で詳しく紹介しています。

6月上旬~中旬の平日に引っ越す

土日祝日は引っ越す人が多いため、平日よりも料金が高い傾向です。日程に融通が利くなら6月上旬~下旬の平日に引っ越すと、費用を抑えられます

仏滅や赤口の日の引越しを選ぶするのもおすすめです。縁起の悪い日とされており、引越しを避ける人もいるため料金が安価に設定されている可能性があります。

2024年6月で平日の仏滅は6月11日(火)、17日(月)、赤口は3日(月)、13日(木)、19日(水)、25日(火)です。

引越しの相見積もりをする

梅雨入り後の値引きを狙う

梅雨シーズンは引越しを控える人が多く予約数が減るため、費用が安くなりやすいです。引越し日に雨が降ってしまうと、荷物が濡れたり作業時間が長引くことがあるためです。

気象庁のデータによると、平年6月7日ごろに全国的に梅雨入りします。とくに単身者や大型家電が少ない人は、雨で濡れて困る家財が少なくお得に利用できるでしょう。

雨の日の引越しの注意点は「梅雨シーズンで荷物が濡れるリスクがある」も参考ください。

衣替えで整理した服を処分し荷物量を減らす

引越しをする前に不要な衣服や家具を処分することで、荷物量が減り、料金が安くなります。

6月は気温が暖かくなり衣替えをする人も多い季節です。着なくなった冬物・春物のコートやジャケットは、不用品回収やリサイクルショップに出してしまいましょう

また傘などの雨具はかさばるため、必要最低限だけ残して処分するのがおすすめです。湿気に弱い、使わなそうな調味料や食品なども処分しましょう。

不用品回収も依頼できる引越し業者を探す

気温上昇前にエアコン清掃を同時依頼するとお得

6月は引越しと同時にエアコンクリーニングすると、7月以降に別途依頼するよりも割安です。

7月になるとエアコンクリーニングの需要が増して料金が高くなります。シーズン前の6月に、引越しのタイミングでエアコンクリーニングも済ませてしまいましょう。早めの依頼でエアコン内部のカビの繁殖も防げます。

引越しの料金を直接下げられるわけではないですが、新生活にかかるトータル費用を安くすることが可能です。

エアコン清掃も依頼できる引越し業者を探す

6月に引越しする場合の注意点

6月に引っ越すときに注意しておきたい点をまとめました。

梅雨シーズンで荷物が濡れるリスクがある

6月は全国的に梅雨の時期であり、雨が降る日が多く湿度も高いです。

雨が降っても基本的に引越し作業は行われますが、積み込み・積み下ろしのときに荷物が濡れてしまうおそれがあります。

天気予報を確認し、引越し日に雨が降る可能性があるかどうかを確認しておきましょう。

書籍や電子機器などの濡らしたくない荷物は、ビニール袋に入れてから段ボールに詰めるなどの対策をすると安心です。搬入時に水滴を拭く用の雑巾を、複数枚用意しておくのも良いでしょう。

大型家具・家電は引越し業者が濡れないように配慮してくれることが多いですが、心配な場合は事前に対応を聞いておくのがおすすめです。

なお雨に濡れた段ボールをそのままにしておくと、湿気で中の荷物が痛んだり、カビが生えたりするおそれがあります。荷ほどきは早めに行いましょう。

通常期でも土日の引越しは割高

引越し閑散期と言われる6月であっても、土日の引越しは年中需要重要が高く、平日と比べると割高です。場合によっては繁忙期の平日の方が、6月の土日よりも安いケースもあります。

安く引っ越したいなら平日に引越し日を調整するか、「荷物を減らす」「相見積もりをとる」といった方法を試しましょう。

6月の引越し料金を安く抑えるには相見積もりがおすすめ

6月は1年のなかでもとくに安く引っ越せる月です。ただし「雨天時に荷物が濡れる」「土日は料金が高い」といった点には気を付けなければなりません。

また引越し料金は、同じ荷物量、距離でも業者によって大きく異なります。少しでも安くするために、複数の引越し業者から見積もりを取って、料金を確認しましょう。

ミツモアなら最大5社まで同時に料金がわかり、同じサービスを利用した人の口コミも見れて便利です。

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