千葉から東京へ引越しする予定の方は、料金がいくらかかるのか不安に思われているかもしれません。長距離の引越しでも、なるべく費用は安くおさえたいですよね。
この記事では、千葉から東京からへの引越しを業者に依頼したときの料金相場のほか、お得な引越し方法の検証、引越し費用を安くする方法をお伝えします。
千葉から東京の引越し料金相場
千葉から東京の引越し料金は、単身であれば33,600円〜37,300円、家族であれば47,000円~72,800円が目安です。
就職や進学、転勤の時期である2~4月は、引越しの依頼が集中するため料金が高くなりやすく、通常期の2倍以上かかることもあります。
事業者が提示する引越し料金の内訳や、引越し費用の全国平均については以下の記事もご覧ください。
単身者が千葉から東京へ引越しするときの料金相場
1人暮らしの人が千葉から東京へ引越しするときの料金相場は、以下の通りです。
世帯人数 | 通常期(5~1月) | 繁忙期(2~4月) |
---|---|---|
単身 | 33,600円 | 37,300円 |
※ミツモアにおける千葉から東京への引越しの平均見積もり価格(2022年5月~2023年4月)
家族で千葉から東京へ引越しするときの料金相場
2人暮らし以上で千葉から東京へ引越しするときの料金相場は以下の通りです。
世帯人数 | 通常期(5~1月) | 繁忙期(2~4月) |
---|---|---|
2人暮らし | 47,000円 | 64,900円 |
3人家族 | 66,400円 | 72,800円 |
※ミツモアにおける千葉から東京への引越しの平均見積もり価格(2022年5月~2023年4月)
4人以上の引越しは荷物量の差が大きく、相場料金にも幅があります。正確な料金を知るには一度見積もりを取るのがおすすめです。
単身者の引越しを安くおさえる選択肢
単身者の場合は荷物量が少ないので、引越し業者に依頼する以外の方法でもっと安く引越しができないかと検討される方もいらっしゃるかもしれません。代表的な方法はおもに以下の3つがあります。
- 単身向けパックを利用する
- 宅配便で送る
- レンタカーを借りて自力で運ぶ
引越し業者に依頼する場合の費用相場と、これらの方法で荷物を運ぶ場合の費用の目安を比較してみます。
単身パックで千葉から東京に引越しする費用の目安
1人暮らしで荷物が少ない方は、引越し業者が提供する単身向けパックを利用するとお得に引っ越せることが多いです。
決められたサイズのコンテナに収まるだけの荷物を運んでもらえるプランで、コンテナの数に対して料金が決まっています。
千葉から東京への引越しで、大手引越し業者の単身向けパックの料金例と、ミツモアにおける単身引越しの料金相場を比較してみました。
業者名 | 基本料金(千葉→東京) | 追加料金・割引等 |
---|---|---|
日本通運 (単身パック) |
30,800円 | 土日祝日別は料金 インターネット割引適用済 |
ヤマトホームコンビニエンス (わたしの引越) |
24,200円 | 土日祝日+4,400円 時間指定+1,100円 |
西濃運輸 (カンガルー単身MAX+1) |
41,800円 | 土日祝日+2,200円 夜間配達(18~21時)+3,300円 |
通常の単身引越し | 33,600円 |
※すべて通常期(5~1月)のコンテナ1つ分(例:冷蔵庫×1、縦型洗濯機×1、電子レンジ、炊飯器、段ボール5箱程度)の料金で比較
※「日本通運(単身パック)」の基本料金は、「単身パックL」サービスページの「かんたん料金・サービス対象エリア検索」より引用
※「ヤマトホームコンビニエンス(わたしの引越)」の基本料金は、「わたしの引越」サービスページの「基本料金・サービス提供エリア検索」より引用
※「西濃運輸(カンガルー単身MAX+1) 」の基本料金は、「カンガルー単身MAX+1」サービスページの「概算見積」にて算出
※「通常の単身引越し」料金はミツモアにおける引越しの平均見積もり価格(通常期:2022年5月~2023年1月)
単身パックで運べる荷物の種類や量には制限があり、ベッドや自転車、大型の家具・家電は別料金になることもあります。荷物が入りきらない場合は、引越し業者に依頼したほうが手間なく安く運べる可能性が高いです。
コンテナ1つ分におさまる程度の荷物であれば、単身向けパックのほうが安くなるケースが多いでしょう。
宅配便で千葉から東京に引越しする費用の目安
実家から出て1人暮らしを始める場合や、大型の家具・家電が1~2点しかない場合など、荷物量が特に少ない引越しであれば、宅配便を利用するのも1つの手段です。
ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」を利用して、千葉から東京まで家具・家電を配送したときの料金目安は以下の通りです。
品目 | 料金(千葉→東京) |
---|---|
シングルベッド | 17,070円 |
洗濯機(縦型・ドラム式) | 7,740円 |
冷蔵庫(単身サイズ) | 7,740円 |
炊飯器 | 2,240円 |
ソファー(2人掛け) | 11,270円 |
120サイズ(3辺の合計が120cm以下)の段ボール5個を千葉から東京まで宅配便で送ったときの料金目安は以下の通りです。
※複数個割引、メンバーズ割引適用後の金額
一方で、千葉から東京に単身引越しするときの引越し業者の料金相場は、33,600円程度です。
宅配便は1点ごとに配送料がかかるので、ある程度の荷物量がある場合は単身パックや引越し業者の通常プランの利用がおすすめです。
家具・家電がなく段ボールのみの場合や、あっても1~2点に収まる場合は、宅配便を使ったほうがお得でしょう。
レンタカーで千葉から東京に引越しする費用の目安
荷物量がそこまで多くなく、部屋から自力で運び出せる場合は、レンタカーを使って自力で引越しすることを検討している方もいらっしゃるかもしれません。
引越し業者に依頼した場合と、レンタカーで自力で運んだ場合の料金シミュレーションを比較してみました。
引越し手段 | 料金の目安 |
---|---|
引越し業者に依頼する | 34,470円 |
レンタカーで運ぶ | 25,850円 |
※引越し業者に依頼する場合の料金は、ミツモアにおける通常期の単身引越し料金相場と新幹線で自身が移動する費用の合計金額
レンタカーで引越しする場合、荷物の積み込み・積み下ろし、長距離の運転をすべて自力で行う必要があります。搬出入や移動のときに、荷物や車を傷つける恐れもあるでしょう。労力やリスクを考えると、引越し業者に依頼するのがおすすめです。
ただし大型の家具や壊れやすい荷物が少なく、手間がかかっても少しでも安く引っ越したい場合は、レンタカーを使う手もあるでしょう。
引越し業者に依頼する場合と、レンタカーで引越しする場合の費用の内訳を紹介します。
引越し業者に依頼する場合
引越し業者に依頼するときは、業者に荷物を運んでもらう料金と、自分自身の移動費用がかかります。
単身で千葉から東京に引越しするとき、引越し業者の料金相場は33,600円〜37,300円です。
また、交通手段ごとの移動費用は以下の通りです。
交通手段 | 料金(千葉→東京) | 区間 |
---|---|---|
電車 | 870円~1,230円 | 蘇我~五反田 (JR、千葉メトロ、都営地下鉄など) |
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引越し業者に荷物の依頼をするときは、トラックに依頼者が同乗することはできません。バス会社やタクシー会社と異なり、引越し業者は人を乗せて運ぶために必要な許可を取っていないからです。
レンタカーで引越しする場合
レンタカーを使って千葉から東京まで移動するのにかかる費用の目安は以下の通りです。
費用項目 | 料金(千葉→東京) |
---|---|
基本料金(12時間) | 15,510円 |
乗り捨て代 | 6,600円 |
保険・補償料金 | 1,430円 |
ガソリン代 | 540円 |
高速道路利用料 | 1,770円 |
合計 | 25,850円 |
※ニッポンレンタカーにてトヨタ ハイエースをレンタルした場合の料金
千葉から東京まで車で移動するときの所要時間は1~2時間が目安です。休憩時間なども含めると、2~3時間はみておいたほうが良いでしょう。
レンタカーで引越しする場合は自分自身も車に乗って移動できるので、プラスの交通費はかかりません。
千葉から東京の引越し費用を安くする方法
千葉から東京への引越し費用を安くするには、以下の方法がおすすめです。
- 3社以上から相見積もりを取る
- 単身パックを利用する
- オプションを頼まず自分で業者を手配する
- 不用品を処分して荷物を減らす
- 平日の午後を指定する
- 発着日に余裕を持たせてお得なプランを利用する
- 安い時期に引っ越す
引越し料金を下げる方法については、以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
3社以上から相見積もりを取る
はっきりした定価がない引越しサービスでは、複数の業者から見積もりを取って比較するのがおすすめです。
同じ条件で複数社の見積もりを比較すれば、料金設定の安い業者を見つけられます。また、別の業者から提示された見積もり金額を伝えて交渉することで、当初の見積もり金額から値引いてもらえる可能性もあります。
単身パックを利用する
単身で荷物量が少ない引越しであれば、単身パックの利用がお得です。
決められた大きさのコンテナに荷物を積み、複数のコンテナを同時に輸送することで料金をおさえたプランです。時期によっては、通常の引越しの2分の1〜3分の1ほどの料金で済む場合もあります。
ただしコンテナの数で料金が決まっているので、1つのコンテナに荷物を積み切れず2つ以上になってしまうと、通常の引越しとあまり変わらない金額になることもあります。事前に荷物が入るかどうかシミュレーションしておきましょう。
単身パックと通常の引越し料金の比較は以下の見出しをご覧ください。
オプションを頼まず自分で業者を手配する
引越し業者によっては、エアコンの移設、新居での洗濯機設置などのオプション作業を依頼することができます。ただし、これらの作業は自分で業者を探したほうが安くなることがあります。
引越し業者が直接エアコンの取り付けや洗濯機の設置をするわけではなく、提携している下請け業者に再依頼します。そのため、中間マージンの料金が高くなりやすいのです。
やり取りする業者が増える手間はありますが、とにかく費用を抑えたい場合は検討するとよいでしょう。
「ミツモア」ではエアコン取り付け、洗濯機の設置に対応している業者を探すこともできます。
不用品を処分して荷物を減らす
要らないものを処分して、運んでもらう荷物の量を減らすのも1つの方法です。
増えすぎた衣類や収納しっぱなしで使っていない物は、荷造りする前に一度見直してみましょう。
また古い家電がある場合、引越しのタイミングで買い替える選択肢もあります。古い家電を持って行かずに処分し、新しく購入した家電を新居に配送してもらうと、荷物がコンパクトになります。
平日の午後を指定する
引越しの日程や時間にある程度融通が利く場合は、平日の午後を指定しましょう。休日や午前の指定よりも、割安で依頼できる可能性があります。
連休の期間中、特に初日は引越し費用が高くなる傾向にあります。土日などの連休を利用して、引越しを済ませたいと考える人が多いためです。また早い時間帯のトラックは、距離によっては当日中に到着するため、午前の依頼も料金が高くなりがちです。
ただしトラックの出発が午後になるため、搬入作業が翌々日になる可能性があります。日程に余裕がある場合の選択肢として、頭に入れておきましょう。
発着日に余裕を持たせてお得なプランを利用する
料金を安くするには、引越し業者が用意する「混載便」「帰り便」「コンテナ便」などのお得なプランを利用する手段もあります。
いずれも通常のトラックより時間がかかり、発着日の指定がしづらいというデメリットがありますが、輸送コストをおさえた運び方なので料金は安くなります。発着日の融通がきく場合は利用を検討してみると良いでしょう。
代表的なプランの特徴は以下の通りです。
プランの種類 | 特徴 |
---|---|
混載便 |
|
帰り便 |
|
コンテナ便 |
|
ただしこれらのプランが用意されているかどうかは事業者によります。
安い時期に引っ越す
引越し業界の最繁忙期は2~4月頃であり、それ以外はほとんどが閑散期です。引っ越す時期を自分で決められる場合は、閑散期を狙って引越しましょう。
閑散期は少しでも依頼を増やすため、割引を実施している業者もいます。上手く利用すれば、繁忙期と比べて半分近い金額で引越しできるかもしれません。
千葉から東京の引越しにかかる日数
千葉から東京まで引っ越すときにかかる日数は1日が目安です。
千葉と東京間の距離は60kmほどで、通常の車での移動時間は1~2時間ほどです。運転手の休憩や渋滞で移動時間が延びる可能性や、荷物の運び出し・運び入れの時間を考えると、引越しには1日かかると見ておくと良いでしょう。
時期などの条件によっても変わる可能性があるので、必ず事前に引越し業者に確認しましょう。
引越しは3社以上の相見積もりがおすすめ
相見積もりで引越し業者を探すなら、ミツモアがおすすめです。多くの登録事業者の中から、自身に最適な提案をしてくれる業者に出会えます。
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料金・口コミ評判を比較して選べる
見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
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