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【場所別】リフォームの費用相場一覧!目的や部位ごとの平均費用を把握しよう

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最終更新日: 2024年06月28日

一軒家の全面リフォームにはいくらかかる?

一軒家を全面リフォームするには現在の法基準やライフスタイルに合わせ、耐震補強や断熱対策等も必要なため、1000万円以上かかります。さらに工事中の仮住まいやトランクルームの手配も必要になります。

マンションのリフォームにはいくらかかる?

60平米くらいの2LDKや3LDKのマンションだと、間取り変更を含む大規模なリフォームには450万円以上かかります。しかし、マンションは一軒家と比べてリフォームできる範囲が限られており、一般的には一軒家よりも安く済みます。

全面リフォーム・場所別リフォームの費用相場一覧

工事中の家

一軒家を全面リフォームするには現在の法基準やライフスタイルに合わせ、耐震補強や断熱対策等も必要なため、1000万円以上かかります。

しかし一口に全面リフォーム(フルリフォーム)といっても、壁紙など表面だけの改装なのか、間取りの変更をともなう大がかりなリフォームなのかで費用の目安も大分変わってきます。

相場を調べる際には、どこまでリフォームしたいのかを明確にしておくとよいですよ。

全面リフォームの費用相場

リフォーム内容 費用相場
外壁は残して内部は間取りも変更 1,500万~1,800万円
外壁も内部も全て解体

(スケルトンリフォーム)

1,800万~2,200万円

また「二世帯へのリフォーム」や「耐震改築」など、目的があってリフォームをする人もいるでしょう。そのような場合の費用目安は以下のとおりです。

リフォーム内容 費用相場
ニ世帯へのリフォーム 1,200万円
バリアフリー改装 150万~300万円
耐震改装 150万~200万円
断熱・省エネ 300万~500万円
中古住宅購入後のリフォーム 500~600万円

バリアフリー改装や耐震改装、断熱・省エネ目的のリフォームは補助金制度を利用できるかもしれません。詳しくは補助金制度でリフォームを安く抑えられるかも?で解説しています。

このように一軒家を全面リフォームするには現在の法基準やライフスタイルに合わせ、耐震補強や断熱対策等も必要なため、1000万円以上かかります。さらに工事中の仮住まいやトランクルームの手配も必要になります。

場所別リフォームの費用相場

以下の部分リフォームの費用相場を解説します。

リフォーム場所 リフォーム相場
キッチン 50万~150万円
お風呂 60万~130万円
トイレ 10万~40万円
壁紙・クロスの張り替え 4万~7万円
フローリングの張り替え 7万~15万円
階段 10万~20万円
和室 10万~100万円
外壁・屋根塗装 60万~100万円
エクステリア・外構 50万~100万円

キッチンリフォーム費用相場:50万~150万円

I型キッチン

キッチンのリフォーム費用相場は50万~150万円です。施工内容ごとの費用相場は以下の通りです。
内容 費用相場
ガスコンロの設置・交換 5万~10万円
IHヒーターの設置・交換 3万~10万円
システムキッチンの設置・交換 50万~100万円
アイランドキッチンへの変更 200万円~

キッチン全体のリフォームには50万〜150万円かかりますが、一部のみの場合は30万円以下で収まることが多いです。システムキッチンの設置や移動はやや高額になります。

キッチンのリフォームについて詳しく知りたい方は、関連記事をご覧ください。

関連記事:キッチンリフォームの費用相場!事例や工事内容を確認して、いくらでどんなキッチンになるかを把握しよう|ミツモア 
見積もり依頼ページ:キッチンのリフォーム業者おすすめ12選【費用・口コミで比較】|ミツモア 

ミツモアでキッチンのリフォームを依頼する

お風呂場リフォーム費用相場:60万~130万円

お風呂

お風呂場のリフォーム費用相場は60万~130万円です。施工内容ごとの費用相場は以下の通りです。

内容 費用相場
ユニットバスの交換 60万~100万円
ユニットバスの設置 60万~150万円
ユニットバス以外の浴室の交換 50万~100万円
浴室の拡張・増築 200万円~
給湯器の設置・交換 5万~60万円
手すり設置 3万~5万円
ドア交換 10万~55万円

ユニットバスを新しく設置する場合は解体費用が高くなり、リフォーム費用も高額になります。バリアフリーのために手すりを設置するのは安い費用ででき、工期も1時間と短いです。

お風呂・浴室のリフォームについて詳しく知りたい方は、関連記事をご覧ください。

関連記事:お風呂・浴室リフォームの費用相場・工期は?安くおさえる方法も解説|ミツモア 
関連記事:給湯器交換の費用相場をタイプ別に紹介!工事内容や業者選びのポイントも|ミツモア 
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ミツモアでお風呂場のリフォームを依頼する

トイレリフォーム費用相場:10万~40万円

トイレ

トイレのリフォーム費用相場は10万~40万円です。施工内容ごとの費用相場は以下の通りです。

内容 費用相場
ウォシュレット交換 1万~4万円
便器の交換+バリアフリー化 30万~80万円
便器の交換+内装工事 30万~60万円
和式から洋式に変える 15万~60万円
洋式トイレの交換 7万~20万円
手洗い場の設置 10万~20万円

トイレの床や壁を壊す大規模なリフォームは、費用が高くなる傾向にあります。トイレのリフォームについて詳しく知りたい方は、関連記事をご覧ください。

関連記事:トイレリフォーム費用の目安とは?費用の内訳や業者選びの方法も|ミツモア
見積もり依頼ページ:トイレのリフォーム業者おすすめ12選【費用・口コミで比較】|ミツモア 

壁紙・クロス・フローリングの張り替えの費用相場:4万~15万円

壁紙クロス 張り替え業者

壁紙・クロス・フローリングの張り替えの費用相場は以下の通りです。

内容 費用相場
壁紙・クロスの張り替え 4万~7万円
フローリングの張り替え 7万~15万円

壁紙やフローリングは、張り替える素材の種類や面積によって費用が変動します。詳しくは関連記事をご覧ください。

壁紙・クロスの張り替え

関連記事:壁紙(クロス)張り替えの費用・リフォーム内容!事例を交えて単価や注意点を解説!|ミツモア
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フローリングの張り替え

関連記事:フローリングの張り替え費用!床材・部屋・工事方法別の単価や総額はいくら?|ミツモア
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階段リフォーム費用相場:10万~20万円

階段

階段のリフォーム費用相場は10万~20万円です。具体的な費用相場は以下の通りです。

内容 費用相場
室内の直階段に手すりをつける 4万~7万円
U字型階段に手すりをつける 7万5千~15万円
玄関の階段に手すりをつける 10万~13万円
滑り止めをつける 1万円程度
階段の部材を変える 30万~50万円

階段のリフォームについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

関連記事:階段の手すり取り付けに必要な費用は?知っておきたい補助金も|ミツモア
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和室リフォーム費用相場:10万~100万円

畳の部屋 和室

和室のリフォーム費用相場は10万~100万円です。具体的な費用相場は以下の通りです。

内容 費用相場
畳の裏返し(6畳一間あたり) 1万8千~3万円
畳の表替え(6畳一間あたり) 2万4千~9万円
畳の新調(6畳一間あたり) 6万~13万円
畳からフローリングに変える 10万~30万円
ふすまを引き戸や開き戸に変更する 5万円~
和室から洋室へのフルリフォーム 60万~100万円

和室のリフォームや畳の張り替えについて詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

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外装・屋根塗装の費用相場:60万~100万円

外装・屋根塗装の費用相場は60万~100万円です。費用は塗装範囲や塗料、壁や屋根の種類によって異なります。

内容 費用相場
外壁塗装(20坪~25坪) 50万~70万円
ストレート屋根(30坪) 21万~63万円

より詳しい内容は関連記事をご覧ください。

関連記事:外壁塗装の費用相場は?単価&坪数でカンタンに計算してみよう!|ミツモア
関連記事:屋根塗装の費用相場!単価の目安や面積ごとの費用例も!安く塗装するコツも紹介|ミツモア
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エクステリア・外構リフォーム費用相場:50万~100万円

クローズ外構

エクステリア・外構は住宅の外周部分のことを指します。リフォームの費用相場は50万~100万円です

内容 費用相場
門扉の交換・新設 10万~25万円
カーポートの設置 40万~100万円/1台
ウッドデッキの設置 50万~150万円
人工芝を敷く 1万円/㎡
フェンスの設置 2万~4万円/m
ブロック塀の設置 2万~3万円/m
見積もり依頼ページ:外構工事・エクステリアおすすめ業者【費用・口コミで比較】|ミツモア 

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リフォームで費用を抑えるためには間取りや構造を生かそう

手すりを触っている男性

全面リフォームをする際には、できるだけ現在の間取りや構造を生かすようにすると、費用を安く抑えることができます。

間取りを変更しなくても、収納の位置や壁紙、照明を変えればガラリと違う雰囲気になるもの。間取りの変更をしなくても目的が達成できるプランがないかどうか、業者に相談してみるのもよいでしょう。

また、内部を全て解体して間取りから変更するリフォームにおいても費用を抑えられるポイントがあります。それは、窓の位置をそのままにすることです。サッシを交換しなければ外壁をいじる必要がないため、最小限の費用で済ませることができるのです。

部分リフォームの場合は「キッチンと浴室など水回りをまとめて」「外壁と屋根の塗り替えをまとめて」など、複数の箇所をまとめて依頼すると1つあたりの単価が安くなることがあります。

またリフォーム工事中はなにかと生活に不便が生じますが、一度にリフォームを行ってしまえば、気を配る期間が短く済みます。このように、手間が省ける点もまとめてリフォームをするメリットと言えるでしょう。

仮住まいや引っ越し、トランクルームなどの手配が必須

全面リフォームをする場合、リフォーム工事をしているあいだは家に住むことができません。そのため仮住まいや引っ越し、トランクルームなどの手配が必要です。それぞれに追加で費用がかかるので注意が必要です。

仮住まい・トランクルーム代 リフォームの工事中に住む場所のほか、家具や荷物を置いておくためのトランクルームが必要。
引っ越し代 家具や荷物を移動させるため。
駐車場代 リフォーム業者の車を置くスペースがなければ、工事期間中の駐車場代を払う必要がある。

リフォームは建て替えよりも安く抑えられる

「全面リフォームをするなら、いっそのこと立て替えてしまった方が良いかもしれない」と考える人もいるのではないでしょうか。

建て替えとは、住宅の基礎部分から一度取り壊して、新しく建て直すことです。

目安として、建て替えには1000万~4000万円ほどかかります。

リフォームは既存の間取りを生かすなど、工夫の仕方次第で費用を抑えつつ家全体を新しくすることができるので、基本的に建て替えと比べて安くなります。

しかし築30年以上経っている建物は基礎や骨組みが古くなっているため、建て替えをすることが多いようです。

新築の購入よりも中古住宅のリフォームがお得

中古住宅を購入してリフォームをすれば、新築住宅を購入するよりも費用を抑えて新しい家を手に入れることができます。しかし、金額だけでかんたんには決められないものでしょう。

新築を購入する場合と比べた「中古住宅のリフォーム」のメリット・デメリットを以下にまとめたので、どちらにするか迷っている人は検討する際のヒントにしてみてくださいね。

メリット
  • 新築を購入するよりも安く済む
  • 立地の選択肢が広がる
デメリット
  • 耐震性が低いことがある
  • 後から予期せぬ追加工事が発生することがある

介護や断熱・省エネ目的の場合、減税制度や補助金制度を利用できる

電卓と見積書

介護や断熱、省エネなどの目的でリフォームする場合は、減税制度や補助金制度を利用できるかもしれません。

リフォームをすると所得税、固定資産税、贈与税を減税できる場合があります。リフォームの目的が以下の表に当てはまる場合は、補助金制度について詳しく調べてみるとよいでしょう。

リフォームの目的 使えるかもしれない補助金金制度
介護・バリアフリー
  • 介護保険の住宅改修費補助
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 各地方自治体で実施するリフォーム補助金制度
  • リフォーム減税
耐震・住宅の長寿命化
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 各地方自治体で実施するリフォーム補助金制度
  • リフォーム減税
節水節電などエコ・省エネ
  • 次世代省エネ建材の実証支援事業
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 各地方自治体で実施するリフォーム補助金制度
  • リフォーム減税
創エネ・蓄エネなどのスマートハウス化
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 各地方自治体で実施するリフォーム補助金制度
  • リフォーム減税

補助金を受け取るための要件や申請スケジュールが複雑なので、公式ホームページなどで確認しておきましょう。

リフォーム業者が申請しなくてはならない制度もあるので、補助金制度に対応した経験のある事業者を選ぶのがおすすめです。

▽補助金については、以下の関連記事で詳しく解説しています。

関連記事:住宅リフォームの補助金制度一覧!条件や対象者・いくらもらえるか確認しよう|ミツモア

マンションと戸建てのリフォーム費用の違い・注意点

家具のない部屋

基本的には戸建ての方がマンションより費用がかかってしまいます。その理由は同じ3LDKでもマンションより戸建ての方が若干広く、リフォームの自由度が高いという点にあります。

マンションの場合は部屋面積などの条件が固定されており、購入者であっても変更ができません。共有部分についても当然変更不可です。またマンションによっては、リフォームで使える材料が指定されていることも。

そのためマンションではサイズ変更など金額がアップする要因も少ないのですね。リフォームにかかる費用は戸建てに比べてコンパクトになります。

最近は中古物件を購入し、好きにリフォームして新築のようにしてから住むスタイルが増えています。マンションか戸建てかを悩むのであれば、それぞれのメリットとデメリットを比較して考えてみましょう。

マンション 戸建て
広さ(一般的な3LDK) 70㎡ 90㎡
フルリフォームの費用相場 600万~1,000万円 1,000万~1,500万円
メリット
  • 工期が短い
  • 費用がコンパクト
  • ルールや制限がない
  • 好きな材料や仕様を選べる
  • 総面積やサイズを変更できる
デメリット
  • ルールや制限がある
  • 総面積は変更不可能
  • 工期が長い
  • 費用が増大しがち

信頼できるリフォーム業者の選び方!

ガッツポーズをしている男性

慣れないリフォームでは、どんな業者に依頼すればよいか分からない人もたくさんいるでしょう。

ここでは、リフォームの依頼先にはどんな選択肢があるのかや信頼できる業者の選び方などを解説していきます。

リフォーム依頼先はリフォーム専門会社・ハウスメーカー・工務店

リフォームを依頼する先には、リフォーム専門会社、ハウスメーカー、工務店などの選択肢があります。

リフォーム専門会社 難しいリフォーム工事も、専門の会社であれば安心して任せることができます。ただし得意分野・専門分野は業者によって違うので、事前にホームページなどでよく確認しましょう。
ハウスメーカー 大手ハウスメーカーでは、リフォーム部門があるところがあります。耐震工事からオール電化まで幅広い分野に対応可能である一方、費用は高くなりがちです。
工務店 地域密着型で、費用を安く抑えられる傾向があります。得意分野が会社によって異なるので、事前に実績を確認するとよいでしょう。

3社程度から見積もりを取ることがおすすめ

リフォームはとても大きな金額の買い物です。しかし定価があるものではないため、適切な金額がどれくらいなのかを判断しにくいのが難しいところ。

そのため面倒でも、3社程度から見積もりを取ることをおすすめします。

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「金額の安さ」だけで選ばないのが納得のいくリフォーム業者を選ぶポイント

選んだ業者は、リフォームが終わるまでに何度も打ち合わせを重ねることになる相手です。

「見積もりの金額が安いから」という理由だけで選んでしまうと、対応が雑だったり後から膨大な追加費用を請求されたりして、嫌な思いをすることになってしまうかもしれません。

納得のいくリフォームができる業者を選ぶためには、費用のほかにも以下の点に注目してみてください。

費用のほかに注目すべきポイント
  • リフォームしたい分野に関して十分な実績があるか
  • 提案の内容が要望に合っているか
  • 保証やアフターサービスがしっかりしているか
  • 担当者との相性がよいか

リフォームはのちのち追加工事が発生することもあるので、誠実な対応をしてくれる業者を選びましょう。対応の丁寧さや説明の細かさ、契約を急かさないか、なども見るポイントです。

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