「フローリングが傷ついて、きしみも気になる」
「畳をフローリングに変えたい」


そこでフローリング張り替えの料金シミュレーションから、過去25,900件以上の見積もりをもとにした平均料金まで、一目で把握できるようにまとめました。
さらにフローリング張り替えの費用が高くなるケースや安くするコツも掲載しています。
フローリング張り替えの料金シミュレーション
「部屋の広さ、床材の種類、大型家具の運び出し」を選ぶだけで、フローリング張り替えの料金がわかります。
※ シミュレーションのフローリング・床の張り替えの料金は、実際の見積もり価格とは異なる場合があります。
床材別のフローリング張り替えの費用
床材別の1㎡あたり平均単価と、6畳あたり平均費用です。今の床を張り替えるほうが高く、今の床に重ねる上張りのほうが安いです。
床材の種類 | 1㎡あたり平均単価 | 6畳あたり平均費用 |
---|---|---|
複合フローリング(張り替え) | 10,897円 | 109,478円 |
複合フローリング(上張り) | 6,673円 | 68,421円 |
無垢フローリング(張り替え) | 12,375円 | 123,785円 |
無垢フローリング(上張り) | 8,391円 | 85,160円 |
クッションフロア(張り替え) | 3,377円 | 36,424円 |
カーペット・タイルカーペット | 3,365円 | 36,308円 |
フロアタイル | 5,028円 | 52,432円 |
※ミツモアにおけるフローリング・床の張り替えの見積もり価格から算出。(2024年1月1日~12月31日)
工法別のフローリング張り替えの費用
フローリングの施工には「張り替え工法」と「上張り工法」があります。張り替えは床をはがして取り替える方法です。上張りはすでにある床の上に重ね張りする方法で、古い床を剥がす必要がないため、割安です。
項目 | 張り替え工法 | 上張り工法 |
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金額 | 10万〜20万円 | 6万〜15万円 |
工期 | 2~5日 | 1~2日 |
メリット |
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デメリット |
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上張りは費用を抑えて短期間で施工できますが、段差や下地の劣化、床暖房の効きにくさなどのデメリットもあるため、事前に業者と相談して施工方法を決めるのがおすすめです。
複合フローリングの張り替えと上張り
複合フローリングは比較的安価で、通常1平方メートルあたり3,000~8,000円程度で購入できます。製造過程で合板の上に薄い天然木の化粧材を貼り合わせているため、コストを抑えられるのが特徴です。
畳数 | 張り替え | 上張り |
---|---|---|
6畳 | 115,000~165,000円 | 70,000~120,000円 |
8畳 | 150,000~215,000円 | 90,000~155,000円 |
12畳 | 250,000~290,000円 | 200,000~270,000円 |
20畳 | 420,000~480,000円 | 215,000~290,000円 |
無垢フローリングの張り替えと上張り
無垢フローリングは高価な傾向にあり、1平方メートルあたり10,000円~30,000円以上することもあります。これは天然木を丸ごと使用しているため、木材そのものの価格や加工コストが反映されるためです。また、木の種類(オーク、チーク、松など)によっても価格は大きく変動します。
畳数 | 張り替え | 上張り |
---|---|---|
6畳 | 150,000~220,000円 | 105,000~175,000円 |
8畳 | 195,000~285,000円 | 140,000~230,000円 |
12畳 | 280,000~350,000円 | 260,000~320,000円 |
20畳 | 460,000~580,000円 | 330,000~530,000円 |
フローリングから別の床材に張り替える費用
床材名 | 外見 | 特徴 |
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クッションフロア | ![]() |
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フロアタイル |
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カーペット | 画像![]() |
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畳 | ![]() |
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フローリングからクッションフロアに変える費用
畳数 | 費用相場 |
6畳 | 4.5~8万円 |
8畳 | 6~10万円 |
12畳 | 8~12万円 |
20畳 | 4~20万円 |
フローリングからフロアタイルに変える費用
畳数 | 費用相場 |
6畳 | 6~10万円 |
8畳 | 9~13万円 |
12畳 | 10~14.5万円 |
20畳 | 16~24万円 |
フローリングからカーペットに変える費用
畳数 | 費用相場 |
6畳 | 6~10万円 |
8畳 | 9~13万円 |
12畳 | 10~14.5万円 |
20畳 | 16~24万円 |
カーペットから畳に変える費用
畳数 | 費用相場 |
6畳 | 8~20万円 |
8畳 | 12~24万円 |
12畳 | 17~26万円 |
20畳 | 28~40万円 |
別の床材からフローリングに張り替える費用
カーペット・クッションフロアや畳をフローリングへ張り替える費用は、部屋の広さと材質で大きく変動し、6畳で約8.5〜21.5万円、20畳では32〜50万円が目安です。特に畳からの張り替えは下地調整が必要になるため、同じ広さでもカーペットより数万円高くなる傾向があります。
畳数 | カーペット・クッションフロア | 畳 |
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6畳 | 複合:8.5~13.5万円 無垢:11~13万円 |
複合:11~16万円 無垢:14.5~21.5万円 |
8畳 | 複合:11~17.5万円 無垢:12~19万円 |
複合:14~21万円 無垢:19~28万円 |
12畳 | 複合:20~25万円 無垢:21~26万円 |
複合:27~31万円 無垢:28~34万円 |
20畳 | 複合:32~43万円 無垢:40~50万円 |
複合:20~40万円 無垢:40~50万円 |
フローリング張り替え費用が高くなる2つのケース
グレードの高いフローリングに張り替える時
フローリングに張り替える場合には、新しいフローリングの機能やデザインのグレードによって本体価格が変わります。
耐久性や撥水性が高いもの、傷がつきにくい加工やワックスがけがいらない加工がされているものは高くなります。
水回りや和室を張り替える時
キッチン・洗面所・トイレ・脱衣所などの水回りや、畳が敷かれた和室をフローリングに張り替える時には、他の場所よりも価格が高くなる傾向があります。
「防水施工」や「下地の取り替え」などの追加工事を必要とするケースが多いためです。
費用相場よりも高いと感じたら、業者に理由を聞いてみましょう。きちんとした業者であれば、費用の内訳を丁寧に説明してくれるはずです。
フローリング張り替え費用を安くする4つのコツ
フローリングの張り替え費用はできるだけ安く済ませたいですよね。張り替え費用を抑えるコツを4つ紹介します。
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①複数の業者から見積もりを取り比較する
床のリフォーム業者を選ぶときは、必ず複数社に見積もりをとって比較することが大切です。業者ごとに料金設定が異なりますが、いくつかの見積もりを比較することである程度の相場がつかめます。
見積もり書をもらった際に確認すべきところは以下です。
材料費 | 商品の型番や個数などが書いてあるか |
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施工費 | どのような工事が含まれるのか |
諸経費 | 複数社見積もりをし、諸経費が高すぎないかどうか |
各項目に詳細が記載されている見積もり書は、信用できる見積もり書といえるでしょう。疑問に感じる部分があれば見積もりの段階で担当者に質問してくださいね。
②追加工事の発生を事前に把握しておく
きちんと床をリフォームするためには、追加工事が必要不可欠となるケースもあります。ただし「不要な追加工事をされないようにする」「見積もり時との金額差を少なくする」ことには気を付けましょう。
よくある追加工事は以下の4つがあげられます。
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基本的には施工前の現地見積もりで、ある程度は正確な金額が算出されます。しかし事前に「追加工事が行われる可能性がある」点を考慮して、見積もりをしっかりと確認しておくことが大切です。予想外の出費の回避につながります。
③「新しい床材」は単価が低いものを選ぶ
張り替える時の新しい床材の種類によって、費用は大きく変わります。
新しい床材を選ぶときは、「デザイン」「機能」「安さ」のどれを重視するのかを決めておきましょう。あらかじめ基準を決めておけば、不必要に高い床材を選ばずに張り替えができます。
最も安く済ませたいなら、新しい床材には「合板」かつ「シンプルな性能のフローリング」を選ぶのがオススメです。
もしフローリング選びに自信がないのであれば、施工業者に相談してサポートしてもらうとよいでしょう。
④重ね張り工法でフローリングを張る
できるだけ価格を抑えたい場合は、重ね張り工法を検討しましょう。重ね張り工法は元の床を剥がさずにそのまま重ねるため、費用を安く抑えられます。
ただしその分床の高さが上がってしまったり、下地の状態が確認できなかったりするため注意が必要です。コストを抑えたいけど張り替え後の影響が気になる方は、施工業者に相談してみることをオススメします。
複合フローリングは安くてお手軽
複合フローリングとは、複数の合板を圧縮して張り合わせた下地材に、薄い天然木材(または木目シール)を貼りつけた床材です。
表面木材が2mm以上の厚さなら「挽き板」、0.3〜1mmなら「突き板」、そして木目シールなら「シート」というふうに呼び分けられます。
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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複合フローリングの張り合わせに使われる接着剤には、微量ですがホルムアルデヒドという有害な化学物質が含まれていることにも注意が必要です。
子どもや高齢者、化学物質に過敏な体質の方が長時間家にいる場合は、少し高価ですが無垢フローリングにすると安心でしょう。
無垢フローリングは天然素材の良さを楽しめる
無垢フローリングとは、天然木を100%使用した床材を指します。木の質感や香りがそのまま感じられる、ナチュラルな作りが特徴です。
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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防音性能の面からマンションでは使えない場合もあるので、規約をよく確認しましょう。また、掃除の際は水気を吸収させないよう、乾拭きのみで行う必要があります。
張り替えの費用だけ見れば、複合フローリングの方が安いです。しかし無垢フローリングは削ればきれいになるため、将来的に長く使えるのは無垢フローリングといえます。
フローリングの張り替えはDIYできる?
「フローリングの張り替え工事のみ」に焦点を当てた場合、最も安く済むのはDIYです。
業者に依頼すると6畳で11〜20万円ほどかかりますが、自分でDIYする場合、ざっと2〜10万円程度でフローリングの張り替えが可能です。
ただし素人や初心者によるDIYは、以下の理由からオススメできません。
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DIYにチャレンジしたものの「いざフローリングを並べてみると、隙間ができたり曲がってしまったりしていた」というケースはよくあります。
床は人の生活に欠かせない部分だからこそ、安全性に信頼の置けるプロに任せるのが原則です。
住みながらフローリングを張り替えることはできる?
フローリングの張り替えを行う場合、「住みながらの施工」と「一時的に仮住まいに移動して施工」のどちらかを選択する必要があります。
住みながらの張り替え工事は、以下のケースに当てはまる場合おすすめしません。
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住みながらの施工は、荷物を移動しながら1部屋ずつ張り替えます。そのため、施工する部屋にある荷物を移して置いておくためのある程度のスペースが必要です。
また施工中はホコリが出るため、赤ちゃんや高齢者などホコリに敏感な家族がいる家庭には向いていません。
ペットにもリスクは及びやすいです。現場でペットが動き回っていると、機械や破片でケガをする可能性が高まります。
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