雨樋の修理・掃除

「雨樋にゴミが詰まって屋根から水が落ちてくる」

「外壁に水が伝っていて、雨漏りが心配」

雨樋の詰まりや変色、変形、割れ、金具の外れ、水漏れといった劣化のサインを見つけたら、早めに修理や清掃を依頼しましょう。雨樋修理の費用は3万～5万円、掃除費用は1万～3万円が目安です。屋内へ水が染みる、隣家に流水するなどのトラブルが起きる前に、早急な対応が欠かせません。

ただ全国には大手から地域優良店までたくさんの工事店がいて、どこが安くてお得な優良業者であるかはわかりにくいです。そこで雨樋修理や掃除の料金相場、業者の選び方、おすすめの雨樋修理・掃除業者などをまとめて解説しました。

広範囲の雨樋を交換する際や、屋根の傾斜がきつい際は、同時に外壁足場を建てる必要があります。その場合15万円前後の高額な費用がかかるでしょう。

雨樋交換だけで足場設置をするのはもったいないため、通常足場が必要な外壁塗装などの工事も同時に行うとお得です。

①見積もり価格が明確で、説明が丁寧か

まずは修理や掃除の方法が明確に見積もりに明確に記載されているかを確認しましょう。修理をする際はとくに「既存の雨樋を使用して修理を行うのか」「部分的に新しく差し替えるのか」も事前に聞いておくのがオススメです。

複数事業者から見積もりを取るのも重要です。雨樋の修理は様々な工法で行えるので、修理の見積もりを取る際は1社だけでなく複数社に依頼し、比較をしてから選定すると良いでしょう。

見積もりする際に、現地調査をしっかり行っているかもチェックポイントです。雨樋ははしごなどを使用して調査をしないと適切な対処方法が判断できません。

②雨樋の施工・修理の実績が豊富か

雨樋は自然災害などでも影響を受けやすい場所です。地域に密着しており、修理件数やトラブル解決の実績が豊富な業者だと安心できます。

雨樋は主に屋根工事と同時に扱う部材なので、屋根板金屋や瓦屋だと、雨樋の扱いにも慣れていることからより安心でしょう。

③口コミ評価が高いか

雨樋のトラブルは放っておくと二次災害に繋がります。トラブルに早急に対処してもらうためには、コミュニケーションの円滑さが重要です。

実際に依頼した人の口コミを見て、「メッセージ上でのやり取りがスムーズであるか」「要望をしっかりと聞いてくれるか」を確認しましょう。

④保険適用の説明をしてくれるか

雨樋は火災保険が適用される場合があります。費用を少しでも抑えたい方は、火災保険の適用に慣れている業者を選ぶのがオススメです。

台風や大雨などの自然災害によって雨樋が壊れた場合や、修理費用が総額20万円を超える場合に火災保険が適用されます。しかし長年の使用による経年劣化が原因で雨樋が壊れたときは、火災保険は適用されないので注意が必要です。

しっかりと火災保険の適用条件を把握したうえで、提案してくれる業者は信頼できます。自然災害による破損や劣化がある人は、事前にチャットで相談してみると良いでしょう。

◎台風や強風の後

◎季節の変わり目

◎経年劣化

◎雨漏り

◎外観を損なう

◎カビ・シロアリ発生

◎近隣トラブル

■火災保険が適用されるケース

逆に以下のようなケースでは、火災保険は適用されません。

火災保険には大きく分けて以下2つの加入コースがあります。

■火災保険の申請方法

雨樋は竪樋（縦）・軒樋（横）・集水器の3つから構成されています。3つともは丸形と角形から選ぶことが出来ます。丸形の方が少し安価で購入することが出来ます。

雨樋の素材

雨樋に使用される代表的な素材は以下です。

・塩化ビニル

最も多く使用されている素材です。安価で軽く取り扱いが簡単ですが、割れたり変色を起しやすいです。

・合成樹脂

塩化ビニルよりも耐久性に優れた素材です。塩化ビニルより少し高価です。

・ガルバリウム鋼鈑

屋根材にもしようされる素材です。サビに強く耐久性も優れています。近年では普及量も増えてきている素材です。

・銅

古民家など、築年数の古い住宅に使用されていることが多い素材です。

耐久性が高く、メンテナンスフリーな素材ですが、取り扱いが難しく、価格も非常に高価です。

雨樋のメーカー

代表的なメーカーをいくつか紹介します。

・Panasonic

非常に高いシェアを誇る建材メーカーです。様々な規格の雨樋を取り扱っています。

・積水化学工業

歴史の長い大手資材メーカーです。耐久性の高い樹脂製の雨樋を取り扱っています。

・タキロンシーアイ

防水製品なども取り扱うメーカーです。ホームセンターやネットでも購入できます。