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雨樋を自分で掃除する方法と必要な道具!業者に頼むときの費用相場は?

最終更新日: 2023年01月25日

屋根を囲うように設置されている雨樋は、目立たない場所でありながら家を守るために重要なパーツです。

雨樋には異物が入り込みやすく、詰まっているとスムーズに排水されないどころか、思わぬデメリットが発生してしまうことも。

雨樋掃除の必要性や、自分でできる雨どい掃除の手順などを紹介します。

自力で雨樋を掃除する方法と準備するもの

雨樋

汚れや異物が詰まってしまった雨樋は、早めの掃除が必要です。正しい掃除方法を把握しておけば、急に掃除が必要になったとき慌てずに済みます。必要な道具も併せてチェックしておきましょう。

雨樋掃除の手順

雨樋の掃除には正しい手順が大切です。詰まりの原因になっている場所も特定できるように、次の方法で作業を進めていきます。

  1. 脚立やはしごを使って雨樋のゴミをトングで取る
  2. 水が集まる集水器のゴミをトングで取る
  3. バケツまたはホースを使って集水器から水を流す
  4. ホースを使って軒樋全体に水を流す
  5. 水が流れないときはパイプクリーナーを入れ、縦どいの下に通し引っ張る
  6. ③を2〜3回繰り返す
  7. 集水器から勢いよく水を流し、水の流れがスムーズになれば完了

掃除が終わったら再び異物が雨樋へ入り込まないよう、対策をしておきましょう。雨樋へ落ち葉や動物が侵入しにくくする「雨樋ネット」は、ホームセンターやインターネット通販で手に入れられます。

雨樋掃除に使う道具

雨樋の掃除は高所での作業となるため、掃除用具以外に登るための道具も用意しなければなりません。掃除を始める前に次のアイテムを用意しましょう。

  • 屋根に登れるほどの高さがある脚立やはしご
  • ゴミを取り除くためのホウキやトング
  • 水を流すためのホースやじょうろ
  • 軍手やゴム手袋
  • ゴミ入れ用の袋
  • バケツ

自力で雨樋掃除する時の注意点

自力で雨樋掃除する時の注意点に気を付けて作業をしましょう。

注意点①2名以上で行う

雨樋掃除の手順は難しくありませんが、屋根に登らなければならない以上は落下のリスクを回避できません。そのため2名以上で作業を行いましょう。

1階の雨樋でも高さは3メートル程あるので、脚立をかけて登るのにも支えてもらう人がいないと危ないでしょう。特に2階以上の高さに設置された雨樋を掃除する場合は、落下すると命に関わる可能性もあります。

作業になれていない人が無理に掃除をしようとすると、はしごをかけて登るときに雨樋にぶつかって、外れたりゆがませたりする危険も否めません。

屋根一周分をくまなくチェックしつつ、足元が不安定な状態で掃除するのは思いのほかハードな作業です。雨樋掃除は無理をせずプロに任せましょう。

注意点②雨樋の掃除をする時期は春と秋

雨樋の掃除のタイミングは、梅雨に入る前の春と、落ち葉の増える秋です。
具体的には、4月下旬〜5月上旬と10月。春や秋は花びらや落ち葉が舞ってくるだけでなく、風が強い時期なので砂も飛んで来やすい特徴があります。雨の長い季節や台風になる前に点検を兼ねて掃除をし、ゴミを早めに取っておくのがベストです。

2階の雨樋掃除は危険なので業者に依頼を

2階の雨樋は高さが5.6m程度で、3階以上になると10m以上の高さがあります。仮にベランダなど足場がしっかりした場所であっても、転落した場合に1階まで落ちてしまう危険があるので、業者に相談して作業してもらえるかを確認すると良いでしょう。

そのうえで自分で掃除するのは難しいかもと感じた場合は、業者に雨樋掃除を依頼しましょう。業者に依頼することで、自分で掃除するのでは得られないメリットがあります。

安全に雨樋の掃除ができる

プロは高所作業に慣れているため、安心して任せることができます。また、手の届きづらい箇所も掃除してもらえるので、自分で掃除するよりも綺麗にできるというメリットがあります。

雨樋以外にも異常がないか見てもらえる

業者に依頼すると、掃除のついでに他の箇所にも異常がないか見てもらえます。

点検なら無料で行っている業者がほとんどなので、掃除を依頼する際に「雨樋全体や周辺の屋根点検もしてほしい」と伝えておきましょう。

点検をしてもらうと、気づいていなかったお家の傷みや、普段は見えにくところでも破損個所を早期発見・補修ができます。

業者に依頼した場合の費用相場は?

金属の雨どい

雨樋の掃除は自力でもできるものの、安全性や作業の仕上がりを考えるとプロに頼むのが安心です。自力で作業しない方がよい理由や依頼の相場、業者選びのポイントを解説します。

プロに頼んだ場合の費用相場

依頼する業者によって雨樋の掃除にかかる料金は変わりますが、数千~30,000円程度が相場です。

しかし雨樋のトラブルを放置して劣化や破損が起きている場合は、修理や交換をしなければなりません。1部分だけの修理であれば数千~30,000円で済むものの、全て交換する場合は安くても約150,000円・高ければ500,000円ほどかかるケースもあります。

修繕にかかる出費を抑えるためにも、早い段階で業者に雨樋掃除を依頼しましょう。作業に慣れたプロに頼めば、高圧洗浄機を使って詰まりも汚れもスッキリ落としてくれます。

業者選びには一括見積もりが便利

業者選びの際は1社だけでなく、複数社から見積もりを取ると適正価格を把握しやすくなります。しかし一つひとつ連絡先を調べて見積もりを依頼するのは、手間も時間もかかるでしょう。

オンラインの一括見積もりサービスを活用すれば、何度も自宅の状況を説明する手間もなく複数の業者から見積もりを取れて便利です。地域の業者とユーザーをつなぐプラットフォーム「ミツモア」では、最大5社から無料で見積もりが届きます。

業者の特徴や実際に利用したユーザーからの声も見られるため、依頼前の調査に必要な情報が十分にあります。不明点がある場合は、チャットで直接業者とやり取りするのがおすすめです。

雨樋を掃除しないことのリスク

汚れた雨どい

雨樋(あまどい)は雨水を集めて、排水溝に流すためのパーツです。たまった汚れを放置していると、どのような問題が起こるのでしょうか?まずは掃除をする必要性を理解しましょう。

建物の劣化や雨漏りを引き起こす

雨樋には「軒樋」と「縦樋」の二つがあります。屋根に対して平行に設置されている軒樋が屋根からの雨水を集め、垂直の縦樋を通して地面に下ろす仕組みです。

雨樋に汚れがたまって詰まると、水が正しく流れず雨漏りを引き起こします。排水溝に向けて水が流れず、屋根から直接地面に水が落ちて建物にはねてしまうのも問題です。ひび割れがある外壁や基礎部分が雨水を吸い込むと、劣化が進みます。

詰まった汚れを掃除せずにいると、家全体に修繕が必要になって費用がかさんでしまいます。もちろん手入れを怠った雨樋自体も、詰まりからくる負担で損傷すれば交換が必要です。

シロアリの発生にも注意

木材を使用している住宅では、シロアリの発生にも注意しなければなりません。雨樋が詰まってうまく機能しない状態が続くと、湿気で木材が腐食しシロアリがすみ着きやすくなります。

湿度が上がって木材腐朽菌(木を腐らせる菌)が繁殖した家は、シロアリにとって絶好のすみかです。シロアリが増えると基礎部分や柱など、建物の強度を保つ部分まで食べられてしまう恐れがあります。

食害によりもろくなった木造住宅は、地震や災害による大きな衝撃に耐えきれません。万が一自然災害が起こったときに備えられるように、雨水から家を守る雨樋は小まめに手入れをしましょう。

ご近所トラブルの原因になる

雨樋が雨水を排水しにくくなると、自宅だけでなく隣近所に影響が及ぶのが問題です。汚れがたまった雨樋では本来のルートで排水できず、隣の敷地内に雨水が流れ込む恐れがあります。

近くにある家の外壁にはねた雨水がかかり、汚してしまうのも避けたいトラブルです。たまった汚れで雨樋への負担が大きくなると、金具が急に外れてしまいと隣人や車・隣家を傷付けるリスクもあります。

雨樋の手入れ不足で近隣に迷惑をかけると、大きなトラブルに発展する場合も少なくありません。近所と良好な関係を保つためにも、雨樋のメンテナンスが必要です。

雨樋にトラブルが起きる原因

雨が滴る屋根

雨樋に汚れがたまると詰まるだけでなく、負担がかかると壊れてしまいます。どのような要因で雨樋にトラブルが起きるのかを理解しておくと、メンテナンスや破損の予防に役立つでしょう。主な原因を紹介します。

雨水に混じった異物の流れ込み

雨樋のトラブルに最も多いのが、雨水に混じった枝葉や土などが流れ込む事です。周辺に森林や土のある場所がなくても、風で雨と共に異物が飛ばされ雨樋に入ってしまいます。

雨樋は屋根からの雨水をキャッチできるよう、上部が開いたU字状になっているのが一般的です。覆うものがないため異物が入りやすく、多くの汚れがたまると雨水によって葉や土が流される効果も薄くなってしまいます。

降水量が多い地域で雨樋の異物が流れやすかったとしても、水を集める集水器が詰まっている状態ではうまく排水されません。

悪天候や災害による破損

家の外に設置されている雨樋は、悪天候や災害の被害を受けやすい部分です。降水量が雨樋の許容範囲を超えたり、強風にさらされたりして外れるケース多くがあります。

雨樋の多くは塩化ビニルやプラスチック製のため、耐久性があまり高くありません。強い風圧や積雪によって簡単にゆがんだり、壊れたりしてしまうのです。

一部の地域では金属製の雨樋を採用する家屋があるものの、屋根周りに設置される以上、雨樋は野ざらしになります。やはり天候や自然災害による影響は避けられません。

動物の侵入による被害

雨樋は異物だけでなく動物も入りやすい構造です。特にツバメやスズメが雨樋に巣を構えてしまい、巣材が詰まりの原因になるケースはよくあります。屋根に設置された雨樋は安定感があり狭く囲われた空間で、鳥が巣を作るのに恰好の場所です。

雨樋に入り込んだ動物の巣や排せつ物は、水の流れ道をふさぎ雨漏りを引き起こします。動物が侵入した場合は専門業者に駆除を依頼しましょう。動物の種類によっては鳥獣保護法の対象となっており、捕獲や駆除に申請が必要な場合もあります。

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