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ふすまの張り替え費用の相場は?知っておきたいふすまの張り替え目安

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最終更新日: 2023年10月02日

ふすまの張り替え費用はいくら?

ふすまの張り替えにかかる費用相場はおおよそ3,000円~7,000円です。種類や品質にこだわると、25,000円ほどかかることもあります。

ふすまの張り替えを安く依頼できる業者は?

ふすまの張り替えを安く依頼するには地域密着型のリフォーム業者二依頼するのが最も安く依頼することができるでしょう。ホームセンター二依頼すると費用が割高になってしまう傾向があります。

ふすまを張り替える費用相場は3,000~7,000円

ふすま張り替えの価格帯

ふすまを張り替える場合の費用相場は、おおよそ3,000~7,000円です。安いと2,000円程で済み、種類や品質にこだわると25,000円程かかることもあります。

ふすま紙だけを張り替える場合の費用相場

場所 費用
ふすま 3,000~7,000円/枚
押入れ 3,000~6,000円/枚
天袋 2,000~5,000円/枚
地袋 1,500~4,000円/枚

ふすま紙を張り替える場所ごとの費用は上記の通りです。「天袋」とは、押し入れ上部の収納部を指しており、天井面に接して作られます。また「地袋」は床近くに作られた戸棚のことを指しています。

ふすまの張り替え費用が変動するポイント

ポイント

  1. ふすまの種類
  2. ふすま紙の種類

ふすまの張り替え費用は、「自宅で使用しているふすまの種類」や「どのふすま紙で張り替えるか」によって費用相場が大きく異なります。以下で変動ポイントについて詳しく紹介します。

①ふすまの種類

ふすまの種類 費用相場
本ふすま 3,500円~6,000円/枚
板ふすま(戸ふすま) 2,500~5,000円/枚
発泡スチロール/段ボールふすま 1,500~2,500円/枚

ふすまの種類によって、張り替えの費用相場は大きく異なります。自分の家に使われているふすまがどれなのか把握しておくことで、費用相場感がつかみやすくなります。見分け方は以下の通りです。

見分け方
表面を触ると木枠の骨組みが確認できる 本ふすま
表面をたたくと木の音がする 板ふすま(戸ふすま)
持ち上げると非常に軽い ダンボールふすま/発泡スチロールふすま

本ふすま

本ふすまの構造

費用相場 張り替え:3,500円~6,000円/枚

本ふすまは木で組まれた枠の上に紙を重ね張りしているのが特徴です。枠を外せば、何度もふすま紙を張り替えることができます。

板ふすま(戸ふすま)

板ふすまの構造

費用相場 2,500~5,000円/枚

板ふすま(戸ふすま)は、木枠の上にベニヤ板が重ねてあり、その上に紙を張っています。枠を外すことができないため、ふすま紙が古くなった場合は、重ね張りをする必要があります。

発泡スチロール/段ボールふすま

発泡スチロールふすまの構造を

費用相場 1,500~2,500円/枚

発泡スチロールふすまは、芯に発泡スチロールが使用されているため、非常に軽いのが特徴的です。同じように、段ボールふすまは段ボールを芯材としています。

②ふすま紙の種類

ふすま紙には2種類の紙があり、「和紙」と「織物」に分類されます。和紙では「鳥の子」と呼ばれる種類のふすま紙を使用することが多いです。使用するふすま紙によってグレードに差があり費用相場も異なります。

和紙(鳥の子)の種類

種類 費用相場
新鳥の子 1,000~2,000円/枚
上新鳥の子 2,000~3,000円/枚
鳥の子 2,000~4,000円/枚
本鳥の子 10,000~25,000円/枚

値段が上がるにつれてグレードも上がっていきます。

最もグレードが高いのは「本鳥の子」です。本鳥の子が他と比べて大きく費用相場が異なる理由は、手作業で作られているからです。

織物の種類

種類 費用相場
普及版織物 2,000~4,000円/枚
中級織物 4,500円~6,000円/枚
上級織物 15,000~25,000円/枚

糸を織り合わせて作る、布のような質感のふすま紙です。高級感を出すためにふすま紙に図柄が入っていたり、装飾が豊かだったりするものが多く、比較的費用が高額になります。

ふすまの張り替えはどこに頼む?業者ごとに費用を比較

和室のふすま

ふすまの張り替えができる業者
  1. ホームセンター
  2. リフォーム店
  3. ふすまの専門店

ホームセンター

ふすまの張り替えはホームセンターで依頼することができます。「カインズホーム」や「コメリ」「ビバホーム」といった大手のホームセンターでも依頼できるので、近くにホームセンターがある場合には、張り替えを依頼できるか確認しておきましょう。

注意点は、実際に施工するのは下請け業者で、ホームセンターではないという点です。また、ホームセンターが下請け業者に仲介する費用として中間マージン(仲介手数料)がかかってしまうため、費用は高くなる傾向にあります。

カインズホーム

費用相場(片面)
量産タイプ 3,980円/枚
糸入りタイプ 5,980円/枚
上新鳥タイプ 6,980円/枚

カインズホームでは、ふすまの張り替えを依頼することができます。ふすまの柄を選ぶ際には、依頼者のグレードに合わせた見本帳を持って対応してくれるので、自宅にあうふすまを選ぶことができます。

施工期間は3日~1週間程度で、その期間はふすまをカインズホームに預ける必要があります。

参考:襖(ふすま)張り替え|カインズホーム

コメリ

費用相場(片面)
普及ふすま紙 4,000円~/枚
糸入りふすま 6,000円~/枚
鳥の子和紙 7,000円~/枚

コメリでふすまの張り替えを依頼することができます。自分で張り替えて綺麗にできなかった場合でも、コメリに依頼することで綺麗な状態のふすまに張り替えてくれます。

施工期間が短いのが特徴で、引き取りから3日で自宅にふすまを届けてくれます。

参考:襖(ふすま)張り替ええ|コメリ

ビバホーム

費用相場(片面)
新鳥の子 5,478円/枚
上新鳥の子 6,028円/枚
高級鳥の子 6,880円/枚
極上鳥の子 別途見積もり

ビバホームでふすまの張り替えを依頼することができます。ふすまの引き取りから納品までの期間が長く、7日~14日程度かかることがあります。

参考:襖(ふすま)張り替え|ビバホーム

リフォーム店

費用相場
地域密着型のリフォーム業者 3,000円~/枚
大手リフォーム業者 依頼できない

リフォーム業者にふすまの張り替えを依頼する際は、地域密着型のリフォーム業者に依頼するのがおすすめです。業者によって異なりますが、ふすま1枚3,000円~(種類指定なし)で受け入れてくれる業者が多く、他の業者と比べて最も安く依頼できます。

大手リフォーム業者はおすすめできない

大手リフォーム業者は基本的に大規模リフォームの依頼を受け付けているふすまの張り替えだけに対応してくれる業者は少ないです。また、依頼できたとしても、費用が割高になってしまうケースが多いです。

ふすまの専門店

お店によって費用やサービスは異なりますが、安価な「新鳥の子(片面)」だと1枚1,400~2,000円で張り替えてくれる業者が多いです。

また、ホームセンターやリフォーム店と比べて、ふすまの種類や柄が非常に豊富あり。知識も豊富なので、ふすまの細かい相談にも乗ってくれるでしょう。

ふすまの張り替えをDIYすると安くなる?

ふすまの張替えをする男性のイラスト

DIYでふすまの張り替え費用を抑えることができます。かかる費用は材料費だけで、ふすま1枚1,000円以内で購入できるケースが多いです。

しかし、素人がふすまを張り替えようとすると、手間と時間がかかってしまうことに加え、失敗するリスクもあります。綺麗にふすまを張り替えたいという方は、必ず業者に依頼するようにしましょう。

DIYでふすまを張り替える方法

DIYでふすまを張り替える場合は、ふすまの種類によって張り替え方法が異なります。

見分け方
表面を触ると木枠の骨組みが確認できる 本ふすま
表面をたたくと木の音がする 板ふすま(戸ふすま)
持ち上げると非常に軽い ダンボールふすま/発泡スチロールふすま

「本ふすま」の場合には枠を外すことで何度も張り替えることができますが、枠を外す作業が素人には難しく、ケガをしてしまうことも。自宅のふすまが本ふすまである場合には、業者への依頼を検討しましょう。

「戸ふすま」や「発泡スチロールふすま/段ボールふすま」の場合には、枠を取り外す必要がなく古いふすま紙の上から重ね張りすることができます。素人でも簡単に張り替えられるので、費用を安く抑えたいという方はぜひ試してみることをおすすめします。以下で作業手順を紹介します。

ふすま張り替えの見積もりを依頼する

戸ふすまや発泡スチロールふすま/段ボールふすまの張り替え手順

ここではシールタイプのふすま紙をつかって「戸ふすま」や「発泡スチロールふすま/段ボールふすま」を張り替える方法を紹介します。

張り替え手順
  1. バールを使って引手を鳥ハウス
  2. 枠に汚れがつかないようマスキングテープを貼る
  3. ふすまの上からシールタイプのふすま紙をかぶせて貼る位置に印をつけておく
  4. シールを10cmほどはがしてゆっくりふすまに貼っていく
  5. 定規を使って空気が入らないようにふすま紙を密着させる
  6. ふすま紙の余った部分を切り落とす
  7. 取っ手を元の位置に取り付ける

他の張り替え方法について知りたい方は、以下の関連記事で詳しく紹介しているので、是非参考にしてみてください。

関連記事:襖(ふすま)の張り替えで失敗しやすいポイントと対策!修復方法も紹介|ミツモア

関連記事:ふすまの張り替えをしてみよう!外枠を外さない方法の手順と注意点|ミツモア

賃貸物件の場合は誰が張り替え費用を負担する?

賃貸アパート

自己負担となる場合
  • 入居者の過失によってふすまを破損させた・汚してしまった
    <例>
    飲み物をこぼしてふすまにシミがついた
    ふすまの近くに家具を置いていて、気づいたときにはへこみがあった
    子供がいたずらで破いてしまった
貸主負担
  • 経年劣化による破損・汚染

基本的に、賃貸物件でふすまが破れた場合には貸主となる大家さんや管理会社の負担になりますが、上記のように入居者の過失によってふすまが破れてしまった場合には入居者が負担することになります。

また、大家さんや管理会社に相談なく、ふすまを勝手に張り替えてしまうと、後からトラブルになったり、張り替え費用を請求されることもあります。

ふすまが破れたり、汚れたりした場合には自己判断ではなく、必ず大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。

ふすま張り替え業者の選び方

悩む女性

  1. 張り替え実績や資格があるか確認する
  2. 誠実に対応してくれるか確認する
  3. 複数の業者から見積もりをとる

張り替え実績や資格があるか確認する

豊富な実績がある業者であれば、ふすまの張り替えを失敗なく行ってくれるので安心して依頼できます。また、施工写真をホームページに掲載している業者であれば、実際の仕上がりのイメージも湧きやすいでしょう。

また、業者に依頼する際は、「表装技能士」という国家資格を持っているかも確認しておきましょう。ふすまの張り替えを行うには資格が必要であるため、無資格の業者に依頼するのは避けておくのが無難です。

誠実に対応してくれるか確認する

質問や相談に、誠実に対応してくれるかどうかはとても重要です。業者の対応が丁寧であったり、人柄が柔らかかったりすれば、安心して任せることができます。

ふすまは素材の種類やふすま紙の種類など、家庭によって異なる点が多いものです。張り替えを依頼する際も、わからない点や相談したい点が多く出てくるはずです。

業者に依頼する際は、対応の雰囲気も検討材料に加えておきましょう。

複数の業者から見積もりをとる

できるだけ安く優良な業者に依頼したい場合は、複数の業者を比較することが重要です。いくつかの業者の実績や、見積もりを比べることで、より自分に合った張り替え業者を選ぶことができます。

複数の業者に見積もり依頼をする時間がないという方は、ミツモアの無料一括見積もりを利用して、相見積もりを取りましょう。条件を選択するだけで、自分に合った複数の業者が、無料で見積もりを提示してくれるので、簡単に業者を比較できます。

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