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畳の張り替え方法(3種類)・費用相場!6畳の張り替えリフォームの目安は?

最終更新日: 2021年07月31日

「畳の表面がささくれていて気になる」
「いつの間にか色がすっかり変わってしまった」

このような理由で畳の張り替えを検討している方も多いでしょう。しかし畳の張り替えはどんなリフォームになるのか、どれくらいの費用や期間がかかるのか分かりづらいですよね。

そこでこの記事では、畳の張り替えに関して知っておくべきことを全て解説していきます。あなたのご自宅の畳には「どんな張り替え方法が最適」で「いくらかかるのか」が分かるようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。

畳の構造と種類を畳の張り替え前に知っておこう!

畳

畳の張り替えリフォームに関して正しく理解するためには、畳の構造を知っておかなければいけません。畳は「どの部位を新しくするか」によって、張り替え方法が異なるからです

そのためまずは畳の構造からお話ししましょう。畳は以下の3つの部位から成り立っています。

  1. 畳表(たたみおもて)
  2. 畳床(たたみどこ)
  3. 畳縁(たたみべり)

部位①:畳表(畳の表面)

畳表(たたみおもて)は普段私たちの目に見えるメインの部分。畳の表面に張られている、イグサを織り込んだ敷物のことです。麻や綿の経糸(たていと)をイグサと交差させて作られています。

畳表の種類はとても幅広く、業者によって用意している商品のラインナップが異なります。畳表の価格を分ける主なポイントは、一般的に以下の通りです。

  • 国産or中国産
  • 織り込まれている繊維の本数
  • 経糸が麻or綿

国産で繊維の数が多く、経糸に麻を使用している畳ほど高級なものになります。

ちなみに最近ではイグサの代わりに和紙を用いた「和紙畳」も人気です。

部位②:畳床(畳の土台)

畳床(たたみどこ)は畳表を張るための芯で、畳の土台となる部分です。この畳床の上に、先ほどの畳表を張るようにして畳が作られます。

畳床は基本的に、わらを何層にも重ねたものを麻糸で締めています。ただし現在の住宅用として普及しているのは「ポリスチレンフォーム」という発泡樹脂や、木材繊維を使用したものがほとんど。わら製の畳床よりも安く、軽くて耐久性に優れているのが特徴です。

部位③:畳縁(畳のふち)

畳縁(たたみべり)は畳のふちに縫いつけられている布のことです。畳床と同様に、最近では麻や綿の他に化学繊維でできたものも用意されています。業者によっては豊富なカラーバリエーションの中から好きな畳縁を選べるところもあるようですよ。

畳は畳縁の有無によって「縁あり畳」「縁なし畳」に分類されます。縁なし畳の方が価格は高くなるものの、フローリングの部屋とも調和がとれるモダンな和室に仕上げることが可能です。

畳の張り替え方法は全部で3種類!

畳の部屋 和室

畳の張り替え方法は大きく分けて3種類。「畳表と畳床の傷み具合」によって適した張り替え方法が変わります。行うべきタイミングや工期について確認しましょう。

  1. 裏返し
  2. 表替え
  3. 新調

まずそれぞれの張り替え方法を紹介します。その後費用の目安を解説していきますね。

張り替え方法①:現在の畳表を再利用する「裏返し」

現在使用している畳表(表面部分のみ)を一旦取り外し、裏返してまだ綺麗な面を再び利用する方法です。使い始めて2~3年以上が経ち、表面の劣化が気になってきた畳は裏返しを行いましょう。これだけでもまたイグサの香りが感じられ、新品のような状態に戻せます。

簡単なメンテナンスともいえるため、工期は1日あれば充分。費用も安く済みます。裏返しでは畳縁のみ新調するので、和室の雰囲気を変えたい方は今までと違う色合いを選んでみるのも良いでしょう。

張り替え方法②:畳表を新しくする「表替え」

畳表と縁を新しいものに取り替えます。過去に裏返しをしたけれど再び表面が傷んできた畳や、使用開始から5年が過ぎた畳には表替えが適しています。

こちらも裏返しと同様に、張り替えは1日で終わることが多いです。費用は新調より少し安いくらいです

張り替え方法③:畳床から一新する「新調」

今まで使っていた畳を処分し、畳表・畳床・畳縁(=畳まるごと)をすべて新しいものに一新します。どれだけ畳表を新しくしても内側の劣化は進むものです。使用を始めて10~15年を目安に新調を行いましょう。

この場合は業者が一度現在の畳を採寸した後、和室の床の広さに合わせて新しい畳を作ります。完成次第また張り替えに来てもらうことになるため、実際に部屋の畳が変わるのはそれから1週間前後が経った頃です。全てを新しくするので3種類の張り替え方法の中では一番費用が高くなります

畳の張り替えにかかる費用相場!単価や6畳間の目安も【張り替え方法別】

電卓

畳の張り替えにかかる費用は、張り替え方法と新しくする部位のランクによって異なります。それぞれの相場を確認しておきましょう。

単価(1畳) 6畳一間
裏返し 3,000~5,000円 1万8,000~3万円
表替え 6,000~1万5,000円 3万6,000~9万円
新調 張り替え費用 9,000~2万円 5万4,000~12万円
古畳の処分費用 1,000~2,000円 6,000~1万2,000円
合計 1万~2万2,000円 6万~13万2,000円

畳の張り替えでは、畳の価格と作業費を合わせた金額を設定している業者が多いです。そのためこちらの表でも同じ表記の仕方をしています。

畳の張り替えは何畳あるかを数えれば良いので、予算を考えやすいですね。6畳間の畳を全て張り替える場合は、総額10万円前後になることが予想されます。

費用は畳表のランクに左右される!おすすめはどれ?

表替えと新調の費用を大きく左右するのは、新しく取りつける畳表のランクです。一般住宅の和室には「二等」の畳が広く用いられています。そのため迷ったら二等の畳を選択しておけば、相場に近い金額で張り替えをしてもらえますよ。

先ほど紹介した予算では二等~数ランク上の縁あり畳を基準にしました。もちろん、より高級な畳や縁なし畳を選べば、1畳あたり数千円単位でさらに増額していきます。

1畳だけ張り替えたい場合は?

「畳を部分的に汚してしまった」という方は、汚れがついた1畳だけを張り替えたいとお考えかもしれませんね。その場合は新しくした畳だけ色が変わることをきちんと理解しておきましょう。

もし色が違うのが気になりそうなら、他の畳の状態をみてこの機会にすべて替えてしまうのがおすすめです。予算が心配な場合は裏返しだけに留めておくのも1つの手段。一度業者に相談してみましょう。

そもそも畳の張り替えはどこにお願いする?

畳の張り替えは以下のようなところに依頼することができます。

  1. 畳専門店
  2. リフォーム業者
  3. ハウスメーカー
  4. ホームセンター

施工費用をできる限り安く抑えたいなら、①畳専門店や②リフォーム業者などに依頼するのがおすすめです。その他のハウスメーカーやホームセンターの場合は、結局①②のような施工業者に張り替えを委託するケースも多く、その分費用が余計にかかってしまうんですね。

そのため①②のような施工業者に直接依頼するのがおすすめです。

畳張り替えの施工業者を探す際は、ぜひミツモアを利用してみてください。ミツモアは郵便番号や求める条件を入力するだけで、複数の施工業者から仮の見積もりがもらえます。それぞれの費用やサービス内容・口コミなどを比較して、より安く・安心できるところに依頼できますよ。ミツモアの利用は無料なので、ぜひ一度使ってみてださい。

ちなみに畳の張り替えを自分でやるのは結構難しいです。正確な採寸とそのサイズに合った畳がなければ、隙間ができてしまう可能性もあります。できれば評判の良い施工業者に相談するのがおすすめですよ。

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畳の張り替え前に知っておきたい注意点

真新しい畳の和室

最後に、畳を張り替える前にぜひ確認しておきたい注意点を紹介します。

安いだけの畳を選ばない

高級な畳はその分価格が上がっていきますが、それとは逆に安い畳ももちろん存在します。予算の関係で手頃な価格の畳を選ぶ場合は、品質の確認をしっかり行うようにしましょう。

同じ値段でも畳によって耐久性や肌ざわりなどが異なります。せっかく張り替えた畳がすぐに傷んでしまわないためにも、ある程度は質の高いものを選んでおく方が無難です。

基本的には前述のように二等の畳がおすすめ。その他の細かい性能や注意点などは、施工業者に相談してみてください。

賃貸の場合は、畳の張り替え費用が浮くことがある

賃貸住宅に住んでいると、契約書の内容によっては貸主(大家)が張り替え費用を負担してくれることもあります。畳が消耗品として扱われていない場合です。

基本的に自然消耗や経年劣化してしまう消耗品の交換費は、借主が負担します。しかし、契約書に「借主が負担する」と明記されていないところでは、稀に貸主が負担してくれるケースがあるようです。

張り替え前に一度賃貸契約書を確認し、畳の張り替えについて記載がないか探してみましょう。明確な規定が見当たらなければ貸主負担になるかもしれません。

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