ミツモアロゴ
ミツモアメディア

琉球畳は普通の畳と何が違う?メリットとデメリットを知ろう

最終更新日: 2021年01月07日

古くから日本の住宅の多くに和室があります。

住宅リフォームの際に、和室に敷く畳として近年人気なのが「琉球畳」です。

普通の畳との違いや琉球畳のメリット・デメリット、リフォーム事例を知り、琉球畳を用いたリフォームを検討しましょう!

琉球畳とは?

琉球畳に座る男女

「琉球畳」には、2通りの意味があります。

古くから使われている意味と、近年使われるようになった意味があります。

琉球畳の情報収集では、どちらの意味で使われているか、正しい判断が必要です。

①七島イを使った縁のない畳

「琉球畳」の一つ目の意味は、「七島イ(しっとうい)を素材とした縁(へり)のない畳」です。

琉球畳という呼び方は、元々琉球(沖縄県)で七島イが栽培されていたことに由来し、七島イは希少性の高い作物として知られています。

普通の畳と琉球畳では、感触や質感に大きな違いがあります。普通の畳に用いられるい草の断面は円形であるのに対し、七島イの断面は三角形です。

使い始めの琉球畳の表面はザラザラしています。使い込むにつれて柔らかくなるのが琉球畳の特徴です。

②正方形の縁なし畳の総称

二つ目の意味は「正方形の縁なし畳の総称」です。

正方形で縁がなければ、七島イ以外で作られた畳も琉球畳と呼ばれます。

特に「七島イを使った縁のない畳」としての琉球畳を探す場合は、購入前に畳の素材をよく確認しましょう。

半畳の正方形が一般的

琉球畳の形は、半畳の正方形が一般的です。

地域によって1畳のサイズは異なります。

東日本を中心に使われる「江戸間」が一般的な琉球畳の基準で、1枚あたりのサイズは「約880mm×約880mm」です。他にも約820mm四方や、約850mm四方の琉球畳もあります。

「正方形の縁なし畳の総称」の意味もあるため、琉球畳と聞くと正方形のイメージを持つ人が多いでしょう。

しかし琉球畳を取り扱う店の中には、1畳サイズの琉球畳を販売する店もあります。

琉球畳をオーダーメイドできる店もあるため、部屋の間取りに合わせて琉球畳を敷けます。

知っておきたいメリット

琉球畳

素材もサイズも普通の畳と異なる琉球畳には、

  1. 色が豊富でおしゃれ
  2. 洋室とも相性が良い
  3. 縁がないので広く見える

などのメリットがあります。

琉球畳を購入するなら、そのメリットを最大限に活用できる使用方法を考えましょう!

1.色が豊富でおしゃれ

畳と聞くと、グリーンやベージュなど、自然ない草の色を想像する人が多いでしょう。

琉球畳は普通の畳と異なり、豊富なカラーバリエーションが特徴の一つです。

ブラウンやグレーのような落ち着いた色はもちろん、ピンクやブルーといった明るい色も選択可能です。鮮やかなカラーも、モノトーンもあります。

複数色を組み合わせても1色で統一してもよく、自由に組み合わせ可能です。

琉球畳の色選びは、インテリアコーディネートの腕の見せ所といえるでしょう。

2.洋室とも相性が良い

琉球畳は洋室とも相性が良いです。

洋室に普通の畳を敷くと違和感を覚えるのに対し、琉球畳は違和感なくなじみやすいです。

洋室の床全面に敷いてもOKですし、フローリングの一角に敷いてカーペットのようにも使用できます。

半畳の琉球畳の特徴を生かした市松模様を作れば、洋室にもマッチするでしょう。

1色でも2色でも、琉球畳の市松模様は作れます。1色で市松模様を作る場合、畳の目の向きをずらして配置します。

目の向きで光の反射が変わるため、異なる色に見える仕組みです。

3.縁がないので広く見える

琉球畳には畳縁がありません。補強と装飾の機能を兼ね備えた、畳の長手方向に着けられた布が畳縁です。

畳縁のない琉球畳は、空間を広く見せられます。

畳が縁取られていない琉球畳なら、和室と洋室をボーダーレスに演出可能です。

LDKや洋室と、続き間の和室に琉球畳を敷けば、すっきりとした印象を与えられるでしょう。

より部屋を広く見せたいなら、畳の目の向きをそろえて、1色の琉球畳を敷くことがおすすめです。

1枚1枚の琉球畳の境界がより曖昧になるため、市松模様に並べるより部屋を広く見せられます。

注意したいデメリット

琉球畳

琉球畳にはデメリットもあります。

  1. 普通の畳より値段が高い
  2. 角が傷みやすい

畳の施工や貼り替えは業者に依頼するのが一般的なため、万が一畳選びに失敗しても簡単に買い替えられません。

購入前に琉球畳のデメリットを把握し、できる対策をしておきましょう!

1.普通の畳より値段が高い

普通の畳より値段が高いのが、琉球畳のデメリットです。

畳1枚あたりの面積は普通の畳の半分にもかかわらず、琉球畳の値段は普通の畳と大差ありません。

同じ広さの部屋に敷く琉球畳の費用は、一般的には普通の畳の約2倍です。

たとえば6畳の部屋に畳を敷く場合、普通の1畳サイズの畳は6枚です。しかし琉球畳の場合、12枚買う必要があります。

面積あたりの必要枚数以外に、琉球畳を作れる職人の少なさも琉球畳が高額になる理由でしょう。

琉球畳の6畳の価格は、15-20万円程度が多いです。

畳縁のない琉球畳の製作には、高度な加工技術を要するためです。

2.角が傷みやすい

畳の補強を目的とする畳縁が、琉球畳にはありません。

角が保護されないため、普通の畳に比べて琉球畳の角は傷みやすくなっています。

素材によって強度は異なるものの、七島イやい草といった自然素材は特に強度が低めです。

長く使うためには、頻繁に状態をチェックする必要があります。樹脂製や和紙製の琉球畳は、自然素材に比べて強度は高めです。

普通の畳より傷みやすいため、琉球畳の上に重い家具を置くときは、畳を保護する必要があります

防振マットや座卓敷、柔らかい布などを敷きましょう。重い家具を移動させるときは複数人で行い、家具を引きずらないようにするのも重要です。

琉球畳を使ったリフォーム事例

琉球畳

琉球畳を敷いている家庭では、どのように琉球畳を使っているのでしょうか?

琉球畳を使ったリフォーム事例を確認し、インテリアコーディネートの参考にしましょう!

リビングの一角に和室を作る

ポピュラーな琉球畳の取り入れ方の一つが、リビングの続きに琉球畳の区画を作る方法です。

用途はリラックススペースや応接間など、多岐にわたります。

フローリングに琉球畳の一角があると、間仕切りがなくても空間にメリハリができます。

フローリングと琉球畳の色味や高さを合わせれば、統一感が生じて部屋を広く演出可能です。

小上がりに琉球畳を取り入れる場合、段差の下を収納スペースとして有効活用もできます。

段差に合わせてパーティションやカーテンで空間を仕切れるようにすれば、家族や来客用の寝室としても使えるでしょう。

古い和室をモダンに

カラーバリエーションが豊富な琉球畳を使うなら、普通の畳にない色でガラリと部屋の雰囲気を変えましょう。

古い和室も、モダンな空間に生まれ変わります。

モダンな雰囲気に仕上げるなら、市松模様状に琉球畳を敷きましょう。

琉球畳の色は色味の近い2色か1色がおすすめです。壁や襖などの色にもよりますが、障子の枠と琉球畳の色味をそろえると、部屋に統一感を出せます。

あえて洋室と空間を仕切るなら、ブラックやネイビーなどの濃い色の琉球畳がおすすめです。

洋室のフローリングの色はライトブラウンが多いため、畳の色を濃くするとメリハリが生まれます。

掘りごたつと琉球畳でくつろぎの空間

琉球畳は掘りごたつとの相性も抜群です。

掘りごたつを設置するリフォームの場合、最初に掘りごたつの場所を指定します。テーブルを囲む人数や部屋の広さから、掘りごたつの大きさを決めましょう。

掘りごたつの大きさや置き場所が決まったら、周りを囲むように琉球畳を敷きます。

掘りごたつと和モダンな琉球畳を組み合わせば、旅館のようなくつろぎの空間を自宅で演出できるでしょう

ラグとして琉球風畳を敷く

またフローリングの上にラグとして琉球風畳を置いて楽しむという方法もあります。

洋室のお部屋にもマッチしますし、縁がないのでつまづきにくく、子どもがいる家庭でも安心して使うことができます。

琉球風畳のおすすめを紹介しますね。

つなぎ目がつまづきにくいユニットタタミ。(2枚セット ブルー)

ニトリのフチなしタイプの置き畳で、コンパクトタイプなので移動や設置が簡単です。

表面はい草100%、密度が高く仕上がりが美しい2/2目織りです。い草のいい香りが部屋中に広がるでしょう。

ずれにくいすべり止め付きで、隙間もありません。ゴミも溜まりにくく、きれいな状態を保ちやすいです。

お家に琉球畳を置いてみよう

琉球畳

本来の意味である「七島イ製の縁のない畳」の琉球畳と普通の畳は、素材や製法、サイズに違いがあります。

畳は長年使う前提で購入する商品であり、高額な費用のかかるリフォームは、何度もできることではありません。後悔しないためにも、事前にメリットとデメリットを把握し、琉球畳の導入を慎重に検討する必要があります。

普通の畳と琉球畳の違いやメリット・デメリット、琉球畳を用いたリフォーム事例を押さえ、和室のリフォームの参考にしましょう!

ミツモアで畳張り替え業者に見積もりを依頼しよう!

ミツモアでは豊富な経験と知識を持ったプロに畳張り替えの見積もりの依頼ができます。

まずはプロに相談をしてみてはいかがでしょうか?

畳張り替えの見積を依頼する!