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エアコンが黒カビだらけ?掃除方法や内部の確認方法!発生原因や普段のお手入れも解説

最終更新日: 2021年05月31日

エアコンにびっしりカビが生えているのを見つけたら気持ち悪いですし、カビをずっと吸い続けると健康に影響がないか気になりますよね。

実際にそのまま放置しておくと「咳が止まらない」なんてことになってしまうリスクがあります。エアコンにカビが生えているのを発見したら、放置せずなるべく早く掃除に取り掛かりましょう。

エアコンはある程度の部品であれば取り外して自分で掃除できます。この記事ではエアコンのカビ対策について知っておきたいことを解説していきますね。

  • エアコンの知識がない初心者でも簡単にできるカビの落とし方
  • 実は一番カビが生えやすいエアコン内部の掃除方法
  • エアコンにカビが生えてしまう原因や危険性・普段からすべきカビ予防

など

ぜひ参考にしてみてください。

まずはエアコン内部にカビが生えているかを確認しよう!

エアコン内部

エアコン内部は結露により湿気が溜まり、カビが発生・増殖しやすい環境にあります。特に「フィン・送風ファン・ドレンパン」の3つはカビが生えやすい場所ベスト3。しかも掃除が難しい部分でもあるので、本格的な対策が必要になります。

名称 役割や確認方法
フィン

(熱交換器)

エアコン点検

フィルターを取り外すと見える、ギザギザの金属板が付いた部品。画像の黒い部分がフィルターで、それを外すとフィンがあります。取り込んだ部屋の空気を設定温度まで冷やす、または温めます。
ドレンパン フィンの下にある、結露によって発生した水分の受け皿。のぞくと蓄積した汚れやカビがスライム状になっていることもあります。

カビは最初にドレンパンで発生し、冷やされた風とともに空気を送り出すファンに移動。そこでもカビを生み出し、吹き出し口など人の目に見える範囲に現れます。

ファン(送風ファン)

エアコン

フィンよりさらに奥にある筒状の部品で、吹き出し口から内部をのぞくと見えます(画像の黒い羽のさらに奥)。フィンによって温度調整された空気を室内に送る役割をします。

ドレンパンに不具合が発生し水分がうまく排出されなくなると、カビだけでなく水漏れの原因にもなります。異常がないかチェックするためにも、定期的に業者にクリーニングを依頼するのが良いでしょう。

エアコンによってカビの胞子が部屋中に散らばると、移動した先で新たに繁殖を始めるので非常に厄介です。「気付いたら窓のゴムパッキンやキッチンにカビが生えてる!」なんてことも。カビの胞子は目に見えないほど小さいので、一度発生すると取り除くのが困難です。後述する予防対策を参考に、普段からカビを生やさないようにしましょう。

自分でできるカビの掃除方法まとめ!エアコンの奥や細かい部品までしっかり掃除しよう

エアコンクリーニング

エアコンのカビはパーツによっては自分で掃除できます。しっかりと事前準備を行ったうえで、汚れが目に入らないように気を付けながら行いましょう

以下のような手順で行っていきます。

  1. 必要なものを準備
  2. フィルターとその奥(フィン)の掃除
  3. 吹き出し口とその奥(ファン)の掃除

※完璧に綺麗にしたい場合はプロのエアコンクリーニング業者に頼む必要があります(詳しくは後述)。自分でやる方法ではどうしても落としきれない部分も出てくるので「応急処置」と考えてください。

手順①:エアコンのカビ取りに必要なものを準備する

基本的にはカビが生えている部分にエアコン洗浄スプレーをかける作業になります。どれもホームセンターやドラッグストアで手に入るので、探してみてください。

道具名 用途
エアコン洗浄スプレー エアコン内部の洗浄用

  • スプレーを噴射して掃除するタイプで除菌効果もある
  • ホームセンターなどで手軽に購入可能

※中にはスプレーを使用できないエアコンがあるので、注意書きを読む・型番を検索して説明書を読むなどするのがおすすめ

中性洗剤 洗浄スプレーがない場合に代用

(水で薄め、布や雑巾に染み込ませて使う)

掃除機 フィルターなどのホコリを吸い取る
雑巾、布 スプレーを吹きかけた部位を拭き取る
割り箸、定規など 手では届かない部位を掃除するときに使う
脚立 エアコンに届くようにする(椅子などで代用可能)
ビニールシート、新聞紙 ホコリや液体で部屋が汚れないよう養生する
養生テープ ビニールシートなどを固定する
マスク ホコリやカビを吸わないようにする

必要な道具が揃ったら、作業の準備に移りましょう。

まずは部屋が汚れないようにエアコン周りを養生します。

エアコンクリーニングの養生

ビニールシートやゴミ袋を使い、エアコンの両側から下まで貼り付けましょう。ゴミ袋を使う場合は口から底に向かって真っすぐハサミを入れると、大きく開く袋になります。それを上記画像のように組み合わせましょう。

洗浄時には洗浄剤や汚れた水がカバーの中に落ちるので、多少重くなります。はがれないように養生テープでしっかりと固定しておくのがおすすめです。また汚れて困るものはよけておき、エアコンの下にもビニールシートを敷いておくと安心ですよ。

次にエアコンのコンセントを抜いてください。内部の掃除中に誤って電源が入ると、指が挟まれるなど事故に繋がる恐れがあります。

エアコンの上部やカバー表面などにホコリが積もっていたら、乾いた雑巾などでしっかり拭き取っておきましょう。

手順②:エアコンのフィルター・フィンの掃除

エアコンフィルター

フィルターとはエアコン前面のカバーを開けたところにある、画像のような部分。以下の1~7の掃除を行います。

  1. エアコンのカバーを開け、掃除機でフィルターに付着したホコリを吸い取る
  2. ホコリが散らばらないように慎重にフィルターを外す
  3. 掃除機を使い、フィルターのホコリをすべて吸い取る
  4. 水洗いをする
  5. 陰干しして完全に乾燥させる
  6. フィルターの奥にあるフィン(アルミ部分)に洗浄スプレーをかける
  7. 必要に応じて布や歯ブラシでこする

このとき、エアコンの右側にある電飾部分には絶対に水やスプレーをかけないようにしてください。故障してしまいます。

エアコンの内部

フィルターをお手入れしないまま放置すると、ホコリやカビが大量にこびり付いてエアコンの効きが悪くなることもあります。その分電力を使用し電気代がかかってしまうので、節約のためにもこまめに掃除するのがおすすめですよ。

より詳しいフィルターの掃除方法は下記の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

関連記事:エアコンフィルターの掃除方法を解説!掃除をしないと発生する2つのデメリットも紹介 Ι ミツモア

手順③:エアコンの吹き出し口(ルーバー・ファン)の掃除

エアコン

カビの胞子はエアコンの吹き出し口を通って部屋に広がると言われています。吹き出し口を念入りに掃除しましょう。

ルーバーとは上の画像に見える、風向を調節する羽部分のこと(上下を調節する羽があり、その少し奥に左右を調節する羽があります)。ファンはそのさらに奥にある筒状の部分です。

掃除方法は以下の通りです。

  1. 吹き出し口にあるルーバー(羽の部分)を手で回して下げる
  2. スプレーを吹きつける、もしくは中性洗剤を薄めた布で汚れを拭く(手が届きにくい部分は割り箸+布などを使う)
  3. ルーバーの奥の方にあるファンも同様に掃除する
  4. 汚れを取り終えたら水で固く絞った布で上から拭く(洗剤が残らないように注意)
  5. コンセントを挿し込み、電源をオンにして送風運転で1~3時間ほど乾燥させる

洗剤の成分が残るとカビが発生する原因になります。しっかり拭き取ってから最後は送風で内部を乾燥させてください。

室外機はエアコンのカビとは関係ない!けどできれば一緒に掃除するのがおすすめ

エアコンの室外機

ベランダなどに設置されている室外機は、エアコンと熱のやり取りを行っている重要な機器です。部屋の中の空気とはあまり関係がないので、室外機の汚れとエアコンのカビ・健康被害などはあまり関係がありません。

しかしせっかくなら室外機の汚れも一緒に落とすのがおすすめ。というのも、室外機に汚れが詰まっている場合、室内の熱が外に排出されにくくなります。通常よりも多くフィンを稼働させることになるため、その分電気代も多くかかってしまいます。

「砂ボコリや枯れ葉などで汚れているけど、掃除はしてない…」という家庭は要注意です

次の1~3の手順で、室外機も丁寧に掃除しましょう。

  1. 室外機の周辺をほうきなどで掃除する。このとき内部に突っ込まないように注意
  2. 本体裏側のフィンはブラシをつけた掃除機(ブラシクリーナー)などで優しくゴミを吸い取る
  3. 細かい汚れはブラシなどでこすり落とす

奥の方までゴミが入り込んでいる場合は、無理に掃除せず業者に相談するのがおすすめです。

エアコンのカビを確実に落として清潔にしたいのなら、プロにクリーニングを依頼するのがおすすめ

エアコンクリーニング業者

エアコンを自分で掃除できる範囲は、基本的にはフィルターや吹き出し口・その周辺までです。しかし特にカビが発生しやすいのは、フィルターの奥にある「フィン」「送風ファン」「ドレンパン」という部分。奥の方まで徹底的に綺麗にしたいのであれば、特殊な機器を使ったりエアコンを分解したりしなければなりません。そのため個人で行うのはかなり難しいでしょう。

また無理に自分で行うと以下のようなリスクもあります。

  • 誤って部品にスプレーしてしまい機械が故障する原因になる
  • 目に見える範囲しか汚れが取れず不完全な状態になる
  • 洗浄剤や水分が取り切れずカビを増殖させてしまう

「自分でやるのはハードルが高そう」「でも確実にカビを除去したい」と思った方は、プロのエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめ。必要であればパーツを分解し、薬剤や高圧洗浄機(上の画像参照)を使って徹底的に落としてくれます。プロにお願いするとビックリするほど大量の黒い汚れが取れるので「今までこんなエアコンを使っていたのか…」と感じる方も多いです。

特に何年も掃除していないエアコンは、ぜひ一度クリーニングに出してみてください。一般的な壁に掛けるタイプのエアコンなら、12,000円~13,500円台でピカピカにしてもらえますよ。

ちなみにエアコンクリーニングの業者を探す際は、ぜひミツモアを利用してみてください。いくつかの質問に答えるだけで、複数の業者から無料で見積もりが届きます。費用やオプションなどを比較できるうえ、チャットで事前にやり取りできるため最適な価格で最適なクリーニングをしてくれる業者を見つけられます。見積もり比較は無料なのでぜひ一度利用してみてくださいね。

賃貸の場合はまず管理会社か大家に相談

賃貸物件の場合は自己判断で依頼せず、まず管理会社か大家さんに相談しましょう。クリーニングによって床や壁が破損したり、修繕が必要になったりするリスクがあるからです。

また入居直後にエアコンから異臭がするなら、費用は大家さんに負担してもらえる可能性が高いですよ。

エアコンにカビが生える原因を解説!発生しやすい温度や湿度を知ろう

エアコンの黒カビ

エアコンにカビが生える主な原因は「湿度」「温度」「ホコリ・汚れ」の3つです。

原因①:湿度が80%以上

湿度が80%を超えるとカビが繁殖しやすくなります

エアコンが運転する際、冷たい空気と熱い空気が触れることで結露が発生。結露は排水管を通って外に流れ出しますが、一部がエアコンに残ってしまうため湿度が高い状態になります。このまま放置しておくとカビが生えてしまうのですね。

特に夏場は湿度が高くなりやすいので、エアコン内部はカビにとって絶好の生息場所です。冬場も加湿器を使う場合は要注意。換気をして湿度をなるべく抑えましょう。

原因②:20~35℃の高い温度

カビが最も繁殖しやすい温度は20~35℃です。一般的にカビは5℃以上で発生しますが、この温度帯になると発生率が急上昇します。

定期的に窓を開けたり、送風機能で乾燥させたりするのがおすすめです。

原因③:蓄積したホコリ・汚れ

エアコンに付着したホコリや汚れはカビの養分になり、繁殖に繋がります

エアコンを通る空気に含まれるのは、室内のホコリだけではありません。タバコの煙やキッチンから出てくる油汚れなども対象です。そのため、こまめに掃除をしないとすぐに汚れが溜まってしまいます。

「久しぶりにエアコンをつけたら、風がとても臭かった!」という場合は、汚れをエサにカビが広がって臭いの元になっている可能性が高いです。すぐに掃除に取り掛かりましょう。

エアコンのカビを放置すると起きる健康被害とは?

エアコンについたカビ

カビには様々な種類がありますが、エアコン内部に発生するのは主に黒カビ。「久々にエアコンのカバーを外したら中が真っ黒になっていた!」なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

カビは胞子を放出することで増殖していきます。内部で黒カビが増えると、その胞子が吹き出し口から風に乗って散乱し部屋中に広がってしまう危険性があるのです。

エアコンのカビを放置していると次のような病気にかかるリスクがあります。呼吸器系が弱かったりアレルギー体質だったりする人は要注意。それ以外にも「最近くしゃみや咳が多いな…」と思ったら、エアコンのカビが原因かもしれませんよ。

アレルギー性鼻炎 鼻水・くしゃみ・咳などが頻繁に出る
気管支喘息 カビの胞子を吸い込み続けると気管支が炎症を起こし、呼吸しづらくなる、咳が止まらなくなるなどの症状が出る
アトピー性皮膚炎 かゆみを伴う湿疹、ブツブツと盛り上がった湿疹などが現れる
夏型過敏性肺炎 ・カビやホコリを繰り返し吸い込むことで、発熱・咳・倦怠感が現れる

・在宅時間が長いほどかかりやすい

・毎年発症し放置して5年経過すると、肺の組織が硬くなり縮む可能性がある

エアコンのカビが原因の恐れがある病気の記事に関しては下記を参考にしてください。

関連記事:【エアコンのカビ】臭いの対策と掃除の方法~放置は病気の原因になることも!? Ι ミツモア

カビ予防する4つの方法!こまめな掃除や換気で快適な空間へ

フィルター掃除

「エアコンの風が臭うようになってきたら掃除する」はNG。すでに汚れが蓄積しているサインです。運転効率が下がるので電気代が増えるケースもあります。

こうなる前に予防をしましょう。

予防法①:電源オフの前に送風運転

冷房や除湿で室内の温度を下げたあとは、電源を切る前に30分ほど送風運転をしましょう。エアコン内部を乾かすことによりカビが生えにくくなります。

内部乾燥機能がある場合はぜひ活用してください。冷房運転後に自動的に送風→暖房→送風となり、結露を蒸発させてくれます。

予防法②:できれば月1回はフィルターを掃除する

せっかくエアコン内部をクリーニングしてもらっても、フィルター掃除を怠っていると再びカビが生えてしまいます。

1ヶ月に1回を目安に、定期的にフィルターを掃除しましょう。掃除後は念のため、送風機能をオンにして乾燥させることを忘れずに。

予防法③:アルコールで消毒する

フィルターを掃除したあとは、アルコールを含ませた雑巾などで拭くと効果アップ。カビはアルコールに弱く、吹きかけるとすぐに死滅します。

吹き出し口やエアコンの外側もあわせて消毒しておきましょう。

予防法④:毎日部屋を換気する

毎日窓を開けて風を通すようにすると、部屋の湿度が下がり効果的です。住居全体の湿度を下げてカビが生えにくい環境を維持することも、有効な対策の一つ。

このとき対角線上に2ヶ所の窓があるなら、両方開けるとより風が吹き抜けやすくなりますよ。

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