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エアコンに結露の水滴が!原因とその防止・対策とは?

最終更新日: 2020年07月24日

突然エアコンから水漏れが!それは結露が原因かもしれません。エアコンの結露防止はエアコンの仕組みを理解することが第一歩。水漏れしても軽度であれば自分で対応できる場合があります。

エアコンの仕組みや結露の原因を知って未然に故障防止し、エアコンの寿命を長持ちさせる方法をお伝えします。

エアコンはどうやって部屋を冷やしているのか?

エアコン
エアコンはどうやって部屋を冷やしているのか?

エアコンは室内の暖かい空気を一旦内部の熱交換器(フィン)で冷却し、低温にしてから冷風として室内に出す、という仕組みで部屋を冷やしています。

室温の高い空気を取り込んだエアコン内部では、取り込んだ空気を内部の熱交換器で冷却する際に、その温度差で結露が発生します。しかし、この結露は室外機につながる配管を通って排出される仕組みになっている為、正常に稼働していれば結露がエアコン本体の外に漏れ出てくることはありません。

エアコンに結露の水滴が!その原因は?放置は危険!?

エアコンの結露を拭いている画像
エアコンに結露の水滴が!その原因は?放置は危険!?

先ほどの説明の通り結露はもともとエアコン本体の外では発生しない仕組みになっていますが、使い方や使用する環境、またケアの仕方によって、結露が漏れ出てくることがあります。

ここではエアコンに発生する結露のさまざまな原因について解説していきます。後半では結露を防ぐ有効な対策法もご紹介しますので是非、最後までご覧ください。

エアコンの結露は温度差によって発生

先で述べたように、エアコンの結露はエアコンの空気と室温の温度差が大きくなることによって生じます。したがってこの温度差を広げないようにエアコンを操作することが結露を防ぐ方法です。

しかし結露に備えた作りをしているエアコンも、ある一定以上の温度差が発生する環境では対応できない場合もあります。例えばエアコンの近くで焼き肉を行ったなど、空気中の水蒸気量が極端に増えている状況です。この状況では温度差ができた時点で結露が発生するので、結露を発生させないようにすることが難しいです。

エアコンの吹き出し口に発生する結露

エアコンの吹き出し口に水滴が付くことがあります。これはフィルターに汚れが溜まって室内の空気をうまく取り込めず、うまく空気の流れができなくなることで、冷却された空気がエアコン内に滞留することが原因だと考えられます。

吹き出し口付近で室内のあたたかい空気とエアコン内で冷却された空気がぶつかって温度差ができ結露を発生させるのです。

エアコンの室内配管に発生する結露

エアコンには室内機と室外機を結ぶ配管があり、この配管で結露が発生することがあります。室内配管は、冷却された空気の通り道になるためエアコン運転時には5~10℃位に温度が下がるのですが、この配管の温度と室内の温度の差が原因です。

これを想定して、通常は施工の際に、配管に断熱材を巻くことで結露対策しています。しかし施行不良だったり、長い間使用するうちに断熱材が破れたりすることが原因で配管に結露が発生する場合があります。

結露を放置するとカビが発生し健康被害の可能性も

エアコンの結露を長期間そのまま放置しておくと、内部の結露がエアコン内の湿度を上げ、カビを発生させます。すると、エアコンから排出される空気にカビの胞子が含まれるようになり、これが嫌なニオイや喉を痛めたりアレルギーを発生させたりする原因になります。

そのためエアコン内部にカビを発生させないために結露対策が必要です。しかしカビが発生した後は自分で対処することは難しく、業者に依頼してエアコン内部をクリーニングしてもらう必要があります。

大量の水漏れの場合は別のところに原因があるかも・・

エアコンから大量の水漏れが発生した場合は結露以外にもさまざまな問題がある可能性がありますので解説していきます。

溜まった埃による原因

エアコン内部に埃が蓄積され配管への水の流れをせき止めた結果、大量の水がエアコン内部に溜まります。このとどまった水が吹出口から漏れ出てる場合があります。

その際はエアコンの中をしっかり掃除して埃を取り除くことが第一です。汚れがひどい場合や取れない場所に埃が溜まっている場合は、汚れを取り除く際に部品を傷つけたり、濡れたりすると故障の原因になる部品もありますので、プロの業者でなければ難しい場合もあります。

配管からの水の逆流が原因

正常なエアコン内部では温度差で発生した水分は室内配管を通って室外配管に流れ、外に排出されます。室外配管に傷が付いて、そこに木の葉などのゴミが詰まったり、配管がねじれたりするなどして排水できなくなると、行き場を失った水が溜まって室内機のほうに逆流します。

このような場合はまず室外配管に異常がないか確認するようにしましょう。

関連記事:エアコンの水漏れは放置するな!水漏れの原因と対処法を紹介|ミツモア

エアコンの結露の対策・防止策とは?

定期的な掃除がエアコンの水漏れ予防に効果的
定期的な掃除がエアコンの水漏れ予防に効果的

故障でエアコンが急に動かなくなった場合、特に真夏の場合は業者の人がすぐに修理に来れるとは限りません。そのためにも普段から結露防止を意識した使い方をすることで故障を予防し、より快適に、より長持ちさせましょう。

ここからは毎日の習慣でできるエアコンの結露対策や防止策についてお伝えしていきます。

エアコン使用時の温度設定

猛暑日にスイッチを入れて直ぐに20℃位の極端な低温に設定すると、室温との激しい温度差により結露ができてしまいます。設定温度を適温にすることを心がけましょう。

どうしても設定温度を大きく下げたいときは、例えば最初は28℃位に設定し室内の温度が下がり始めてから徐々に設定温度を下げていくようにすれば結露ができにくくなります。

エアコン使用時の風量

エアコンのスイッチを入れた時、風量を極端に小さくすると、エアコンの吹き出し口付近に空気が滞留し結露ができる原因になります。

温度を低めに設定するときは、風量を強めにすると、結露ができにくくなります。

またスイッチを入れてすぐは温度設定を28℃位にして風量を強め、ある程度室温が下がってから徐々に設定温度を下げることで、結露ができにくい環境にできるでしょう。

エアコンの「結露防止運転機能」

エアコンの設定を冷房の状態のままスイッチを消すと、冷え切ったエアコン内部に室内の暖かい空気が入ってくるので結露が発生します。

この結露を防ぐのに便利なのが、エアコンに付いている「結露防止運転機能」です。メーカーによっては「除湿」や「内部クリーン」と表示されているものもあります。これはエアコン内部の水分を除湿する機能で、結露を防ぎ、カビなどの発生を防ぐ効果があります。

やり方はエアコンを使い終わる前にタイマーを設定して30分程度「結露防止運転機能」を使用して除湿させるだけ。機種によっては設定すると室内の空気が一定以上の湿度になると自動で除湿してくれるものもありますので活用してみてはいかがでしょうか。

結露防止用の吹き出し口

厄介な結露も人の手で対応できる程度であれば良いのですが、オフィスで使用するエアコンの場合は、都度対処するわけにはいきません。そのような場合は結露防止用の専用吹き出し口に変えることをおすすめします。

プロペラ型(オフィス用)

オフィス等で使用されている天井取り付け型のエアコン用で、風車の原理を使って拭き出し口から出る風でプロペラを動かし風向きを分散させ、吹き出し口の極端な温度低下を緩和します。

また風が分散して出てくるため室内の温度を効果的に下げることができ、したがって設定温度を余計に下げる必要もなくなるので経費節減にもなります。

風向き板を付ける(オフィス用・家庭用)

吹き出し口に付ける長方形の板状風向き板で風向きを調整すれば室内の温度を効率的に下げることができます。各メーカーでサイズも様々用意しており、値段も1,000円代からありますので、費用を最少に抑えることができます。

結露防止用のテープ

配管の結露防止になくてはならないのが結露防止テープです。配管にはエアコンを設置した際に結露防止テープが巻かれていますが、長期間の使用でテープが破けるといった劣化によって結露を引き起こします。その際は新しい結露防止用テープに交換すると改善できます。

フィルター清掃

エアコンのケアで最も重要なのが定期的なフィルター清掃です。掃除の際はまず、埃を吸い込まないようにマスクをして屋外で掃除することをおすすめします。

最初にエアコンの蓋を取って本体からフィルターを外し、溜まった埃を掃除機で吸い取り水洗いします。油汚れなど落ちにくい汚れは中性洗剤を利用するといいでしょう。またフィルターの網に詰まった細かい汚れは爪楊枝などを使うと簡単に取ることができます。

フィルター清掃の際にはエアコンの内部にも埃が溜まっていたり、水が溜まったりしていないか確認するようにし、もし埃が溜まっていたらしっかり取り除くことが重要です。

また狭いところに溜まった埃などは取ったつもりでも部品の裏側に残っている場合があり、そのままにしておくと結露が発生する原因にもなります。時間と労力をかけても目視できない部分の埃は完全に取り除くことができないのが現状です。

関連記事:エアコンのフィルターにはこまめな掃除が必要!その頻度、方法とは?|ミツモア

自分では難しい箇所はプロの業者によるクリーニングを

自分で行うエアコン掃除は目視できる範囲に限られ、エアコン内部の汚れまでは取り除くことはできません。結露が原因で発生したカビが取り除かれないまま放置されると健康被害や嫌なニオイを発しますので、定期的にプロの業者にクリーニングを依頼するといいでしょう。

まとめ 結露対策・防止のためにもプロによるクリーニングを

結露対策のためにも定期的な掃除が非常に大切です。自分で掃除できないところはエアコンを知り尽くしたプロの業者に頼むことで、見えない汚れのほかにも、プロでなければ気づくことのできない微細な異常を知ることができます。そうすることで大きな故障を未然に防ぎ、買い替えのリスクも減ります。

是非、プロによる定期的なクリーニングも取り入れてエアコンをしっかり長持ちさせましょう。

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