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エアコンのフィルターはこまめな掃除が必要!その頻度、方法とは?

最終更新日: 2020年05月26日

暑い夏や寒い冬をお部屋で快適に過ごすために欠かせないエアコン。お店で買ったときに「フィルターのお掃除をしてくださいね」と言われますが、なかなか手をつけてない人も多いのでしょうか。しかし掃除をしないとカビやウィルスが繁殖したり、電気代が上がったりする原因になりかねません。

この記事ではエアコンのフィルターについて、機能やお掃除方法、頻度について解説します。

フィルターを掃除しないと健康に悪い?

フィルターの画像
フィルターを掃除しないと健康に悪い?

そもそもエアコンのフィルターは何のためにあるのでしょう。答えは部屋の空気をろ過するためです。フィルター掃除をせずに放っておくと、段々とろ過機能が落ちてしまいます。健康被害を受けることもありますので、きれいにしておきたいところです。

まずはフィルターの役割を詳しく見てみましょう。

フィルターは空気をろ過する役割

エアコンは室内の空気を吸い込み、ちょうどいい温度にして吐き出す仕組みになっています。吸い込む際にフィルターで空気をろ過し、室内の気温を調整するとともに空気をきれいにしてくれます。

循環した空気が綺麗になるということは、室内のホコリやゴミ、花粉、カビの胞子、虫がフィルターに付着していくわけです。少しずつ溜まっていくフィルターのよごれは、目詰まりの原因になります。

フィルターのお掃除をこまめにすると、より良い空気の循環を作り出すことができるんです。

フィルターを掃除しないと発生するデメリット

フィルターを掃除しないと、大きく分けて2つのデメリットが発生します。

カビによる健康被害

空気中に漂っているカビの胞子は、ホコリと一緒にエアコンのフィルターに付着します。掃除をこまめにしないとフィルターを通り抜けてしまい、エアコン内部に入り込むことも。

エアコン内部は常温で、結露しやすいので湿気も多く、ほこりやよごれがあるのでカビ繁殖のための条件がそろっています。室内の空気はエアコン内部を通って循環していますから、繁殖したカビの胞子が乗った空気が部屋へと吐き出されてしまうのです。

カビの胞子は人間が吸い込むと、アレルギーや肺炎の原因になることもあります。アレルギー体質の方はもちろんですが、免疫力が弱い小さなお子さんやご高齢の方がご家族にいらっしゃる場合は、特に注意が必要です。

電気代が高くなる

ほこりなどがたくさん着いているフィルターは、目詰まりを起こして空気を吸う力が弱まります。当然エアコンから出る風も弱まり、なかなか設定温度に至りません。夏だと涼しくならないので、設定温度を下げますよね。

エアコン自体はフルパワーで動いているのに、本来のパフォーマンスを出せず電力を無駄に消費することになります。すると、もったいないことに電気代が高くなってしまいます。

逆に言うとエアコンの効きが悪いときは、フィルターを掃除するだけで改善する可能性があるわけです。

掃除する頻度は月に2,3度がおすすめ

エアコンのフィルターはどのくらいの頻度で掃除をすると効果的なのでしょうか。

エアコンの種類や使用頻度、季節にもよりますが、毎日エアコンを使う場合は2週間に1度はフィルターのお掃除をすることをおすすめします。特に夏場は使用時間も増えますから、月に2,3度掃除をするとより安心です。

きれいなフィルターを保つことで、カビの繁殖・電気代を抑えることに繋がりますよ。

フィルター掃除は簡単?!手順を解説

フィルター掃除の必要性が分かったところで、フィルター掃除の詳しい手順を見ていきましょう。ここでは、フィルターを取り扱う際の注意点や、掃除機・水洗いでのお掃除方法を徹底的に解説していきます。

機能を理解し手順を確認すれば、家にある道具を使って意外と簡単にお掃除できますので安心してください。

手順の画像
フィルター掃除の手順

フィルター掃除に必要な道具

用意するものは普段から家にあるものばかりで、特殊な工具や強力な洗剤などを使う必要はありません。また、ない場合は他のもので代用可能ですが、けが防止の手袋とほこりを吸い込まないためのマスクは必ず用意しましょう。

・マスク

・ゴム手袋

・脚立

・掃除機

・綺麗な雑巾

・新聞紙

・中性洗剤(食器用)※

・使い古した歯ブラシ※

※中性洗剤、歯ブラシは特に汚れがひどい場合に使用します。

基本的には掃除機でほこりを吸い取り、水洗いをしていきます。それだけでも、十分汚れが落ちてきれいになりますよ。

フィルターに掃除機をかけよう

ほこりっぽい部分を掃除するのでマスクを着けましょう。また思わぬケガをしないよう、ゴム手袋をはめておくとよいでしょう。エアコン本体の電源が入っていないことを確認して、プラグを抜いておきます。

まず、脚立をエアコン前に置いて登り、綺麗な雑巾や古いタオルでエアコン本体・カバーを軽く拭きます。脚立がなければ、安定の良い椅子や台でも構いません。拭き終わったら、取扱説明書に従ってエアコンカバーを開きます。

フィルター掃除の画像
 フィルターを外す前に掃除機をかける

フィルターを確認したら、表面を掃除機で吸い取ってください。フィルターを取り外す際、ほこりが舞わずに済みます。

ただし掃除機が重かったり体勢を崩してしまうようでしたら、無理せず掃除機をやめて次の作業に進みましょう。

表面に掃除機をかける画像
表面に掃除機をかける

新聞紙の上に取り外したフィルターを置き、掃除機で丁寧にほこりを吸い取ります。フィルターの表側(ほこりの付着面)を必ず上にしてください。

掃除機を用意できない場合は、水洗いだけでも差し支えありませんので次へ進んでください。

フィルターは水洗い?洗剤を使用?

フィルターをシャワーで洗う時の画像
裏側からシャワーをかける

次に、浴室でフィルターの裏側(掃除機をかけた面の反対側)からシャワーをかけていきます。シャワーの水圧で目詰まりを取ることができるので、水をかけるだけよりおすすめです。

表側からシャワーをかけると、フィルターの網目にほこりを押し込むことになり、かえって目詰まりを起こしやすくなりますので気を付けましょう。もし十分に汚れが落ちないようでしたら、ぬるま湯で薄めた食器用洗剤でフィルターをつけ置きしてください。

また使い古した歯ブラシでやさしくこすると、よごれが落ちます。ゴム手袋をはめ、作業後にフィルターから洗剤が完全に落ちるまできれいに流しましょう。

フィルターをしっかり乾燥させよう

新聞紙の上にフィルターを置き、風通しの良い場所で陰干しします。水気が残るとカビが生えたりエアコン内部の漏電を引き起こす可能性もありますので、しっかり乾かしましょう。フィルターがすっかり乾いたら、取り外した時と逆の手順でエアコン本体に取り付けます。

エアコンカバーを降ろして電源を入れ、湿気取りのために30分~1時間ほど送風運転を行うとより安心です。

フィルターを強くこすりすぎないように気を付けよう

以上がフィルター掃除の手順ですが、ここでいくつか注意事項をお伝えします。

エアコンのフィルターはデリケートです。漂白剤やタワシ、熱いお湯などをさけ、変形・破損させないよう丁寧に扱いましょう。もし破損してしまった場合は、各メーカーで消耗品として販売していることが多いので、問い合わせてみてください。

また家庭でできるエアコン掃除は、取り外しのできるフィルターと本体の届く範囲の乾拭き止まりです。機械に水分は厳禁ですので、本体の気になるほこりは割りばしにキッチンペーパーを巻いたものなどでやさしく拭きとる程度にしましょう。

あまり内部を掃除しすぎると、エアコンの故障につながることも。手の届く範囲でこまめにお掃除し、きれいな空気を保ちたいですね。

特殊なエアコンのフィルターの掃除について

特殊なエアコン掃除
特殊なエアコンの掃除について

最近のエアコンは自動おそうじ機能の付いたエアコンが多いです。自動でお掃除してくれるからお手入れをしなくても大丈夫なように感じますよね。

ところが、お掃除機能付きエアコンもフィルター掃除をする必要があります。ここではおそうじ機能付きエアコンや業務用のエアコンなど、特殊なエアコンのフィルター掃除について解説していきます。

自動おそうじ機能付きエアコン

自動おそうじ機能付きエアコンは、エアコン内部にカビが発生しないよう機能を充実させたエアコンのことです。フィルターの表面に溜まるほこりを自動で取り除いてくれる機能が、多くのおそうじ機能付きエアコンに備わっています。

取り除いたほこりの処理は、エアコンにより2つのタイプに分かれます。

1つ目はエアコン内部に溜まる結露を利用し、ホースで室外へ流すタイプです。

2つ目は、エアコンに備わっているダストボックスにほこりをためるタイプです。

1つ目は問題ないのですが、2つ目のエアコンはだんだんとダストボックスにほこりが溜まっていきますので、当然ながら定期的にダストボックスを掃除する必要があります。

またフィルターに付着するのは、ほこりだけではありません。花粉や油、喫煙者がいるご家庭ではタバコのヤニなども付着しますので、定期的にフィルターを水洗いする必要があります。自動おそうじ機能付きのエアコンは気密性が高く、内部にカビが発生しやすいことも大きな特徴です。

頻度はぐんと減りますが、よごれが気になりだしたタイミングでダストボックスやフィルターのお掃除をしましょう。

業務用エアコン

オフィスやお店で見かける天井に埋め込みタイプの業務用エアコン。大がかりでお掃除が大変そうに感じますが、実は家庭用のエアコンと手順はさほど変わりません。

手順は次の通りです。

①ゴム手袋とマスクを身に着け、ブレーカーを落とします。

②吹き出し口であるフロントパネルを外し、ぬれ雑巾でよごれをきれいに拭きとります。

③フィルターを外し、掃除機をかけてから水洗いします。

飲食店で使用しているエアコンは、油汚れがひどく水では落ちない場合があります。

ぬるま湯で薄めた食器用洗剤でつけ置きし、歯ブラシでやさしくこすって汚れを落としましょう。

フィルターを掃除しても効果が現れない場合

フィルターを掃除しても効果が現れない場合

こまめにフィルターをお掃除していてもカビくさいニオイが取れない場合は、エアコン内部のお掃除が必要かもしれません。またエアコンの効きが改善されない場合は、室外機の汚れが原因の可能性もあります。

その場合、素人ではなかなか対応できませんので、プロによるエアコンクリーニングの依頼をおすすめします。

エアコン内部が汚れている可能性

フィルター掃除をしても嫌なニオイが取れない場合は、エアコン内部のよごれやカビが原因かもしれません。特に吹き出し口に黒い点々が着いていたら要注意です。内部でカビが繁殖して、そこを通る風にカビの胞子が乗ってきている可能性が高いです。

つまりエアコンからお部屋へと、カビの胞子をまき散らしているかもしれません。何年も手つかずの状態だった場合はもちろんですが、こまめにフィルター掃除をしていてもエアコン内部にカビが入ることを完全に防ぐのは不可能です。

また、フィルターを掃除して目詰まりが改善されたのにエアコンの効きが悪いこともあります。この場合は室外機がよごれにより放熱しづらくなることで、効率が落ちている可能性があります。

エアコン内部のクリーニングは業者に依頼しよう

エアコン内部や室外機は精密機械なので、下手に分解してお掃除しようとすると、思わぬ故障を招いてしまうかもしれません。エアコン内部や室外機をきれいに洗浄するには、エアコンクリーニングのプロにお任せするのがいいでしょう。

素人では難しい箇所まで分解洗浄したり、高圧洗浄機でエアコンの各パーツや内部の奥の奥まで徹底的に洗浄してカビやよごれを取り除いてくれます。

防カビ効果のあるコーティングを行っている業者もありますので、クリーニング後のお手入れが楽になります。クリーニングしたエアコンは是非こまめにフィルター掃除することをおすすめします。綺麗な空気を保ち、快適な空間でお過ごしください。

ミツモアでエアコンクリーニングを依頼しよう!

ミツモア

エアコンの寿命を延ばし、長く、安く使いたいなら、定期的なクリーニングが重要です。自分では難しい部分も多いので、ぜひ、プロのクリーニング業者に依頼して、年に1度は徹底的にきれいにしましょう。安心して使えるようになるだけでなく、寿命も延びて、冷えも良くなります。

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