エアコンフィルターって水洗いでもいいの?
エアコンフィルターを掃除するときは、表面のホコリやハウスダストを落とすことが目的なので、水洗いでも十分に効果的です。ただし汚れが目詰まりしないよう、シャワーをかける向きにコツがあります。
フィルター掃除にはどんな洗剤がオススメ?
油やヤニなどの頑固な汚れが付いていれば、中性洗剤を使いましょう。普段使っているキッチン用洗剤でOKです。アルカリ性洗剤だとプラスチック部分を傷める可能性があるので注意しましょう。
エアコンフィルターを掃除するときは、表面のホコリやハウスダストを落とすことが目的なので、水洗いでも十分に効果的です。ただし汚れが目詰まりしないよう、シャワーをかける向きにコツがあります。
油やヤニなどの頑固な汚れが付いていれば、中性洗剤を使いましょう。普段使っているキッチン用洗剤でOKです。アルカリ性洗剤だとプラスチック部分を傷める可能性があるので注意しましょう。
フィルターの掃除は基本的に水洗いでOKです。以下の5ステップの手順で、簡単に掃除できます。
ざっくりまとめると掃除機でフィルター表面のホコリを吸いとって、お風呂場や洗面台でシャワー&歯ブラシでこすり洗いするだけです。
キッチンの油汚れ・タバコのヤニ汚れ・カビなどの汚れも「食器用の中性洗剤」を使って簡単にキレイにできます。カビが生えている場合は、こまめに洗浄・乾燥を繰り返すことで繁殖を抑えましょう。
最後は水分が残らないように、しっかりと半日ほど乾燥させてから取り付けます。洗ったあとにタオルでポンポンと叩くように拭けば、乾燥が早くなるのでオススメです。
エアコンのフィルター掃除に使うおもな道具は次の通りです。新聞紙やタオルはフィルターを乾燥させるのに便利ですが、持ち合わせがなければわざわざ用意しなくてもOKです。
|
エアコンのフィルター掃除に必要なものは普段から家にあるものばかりで、特殊な工具や強力な洗剤などを使う必要はありません。
ホコリを吸い込まないようにマスクを着用しておくのがオススメ。ホコリのなかには菌やハウスダストがたくさん含まれているので、吸いこまないように注意しましょう。
またフィルターにカビが生えている場合は、直接触らないようにゴム手袋を着用してください。万が一カビを直接触ってしまったら、手洗い洗剤を使ってしっかり洗い流しましょう。
フィルター掃除をする前にエアコン本体の電源を切って、コンセントプラグを抜いておきます。濡れた手でコンセントを触ると、感電・漏電したりするリスクがあるからです。
またエアコンの運転中は内部のファンが回転しているので、誤ってケガをしてしまわないためにも必ずコンセントプラグは抜いておきましょう。
エアコンから取り外す前に、フィルター表面のホコリを掃除機で吸い取っていきましょう。とくに長年掃除していなかった場合、相当量のホコリが付着していることがあります。
フィルターを取り外すときの振動でホコリが舞ったり、床に落ちたりするので、それを防ぐために先に掃除機である程度キレイにしておきましょう。
ただしハンディ掃除機でないと、掃除機の重みでうまく持ち上げられないことがあります。無理に掃除機を当てようとしてフィルターやエアコン本体を破損させる恐れがあるので、この手順はスキップしても大丈夫です。
その場合はなるべくホコリを落とさないように、そっとフィルターを持ち上げるように取り外しましょう。エアコンの下に新聞紙などを敷いておくと汚れ予防になります。
フィルター下部のツマミを両手で持ち上げれば、カンタンに取り外すことができます。フィルターを取り外して、玄関やベランダなど汚れてもいい場所に移動したら、フィルターのオモテ側(ホコリの付着面)を上にして、ホコリを直接吸い取りましょう。
エアコンの空気はフィルターのオモテからウラへと流れるので、ホコリも同じ向きに付着します。そのためウラ側から吸い込むと、ホコリが目詰まりするので注意しましょう。
また古いフィルターは、プラスチック部分が劣化していると軽い力でもパキッと折れてしまいます。取り外しのときや掃除機がけのときには注意しましょう。
浴室や洗面台などの水場に移動して、今度はフィルターのウラ側からシャワーをかけて水洗いをします。
強めの水圧でシャワーを当てながら、歯ブラシで優しくこすりましょう。ホコリやチリはフィルターのオモテ側にたまるので、ウラ側からオモテ側に向かってかき出すイメージで掃除すれば、簡単でスムーズです。
ただし歯ブラシを強く押しつけてしまうと、網目が崩れてホコリが侵入しやすくなってしまいます。そのため優しくなぞるように汚れをかき出すのがポイントです。
汚れが落ちなければ、中性洗剤を薄めながら使いましょう。使用するのはキッチン用・食器洗い用の洗剤で大丈夫です。
水洗いするときは40℃以上のお湯をかけてはいけません。高温のお湯をかけると、フィルターの網やプラスチック部分が変形する可能性があります。
水洗いが終わったら、エアコンフィルターの水気をタオルや雑巾でよく拭き取って、風通しのよい場所で陰干しします。乾燥時間の目安は3~6時間ほどです。
直射日光に当てたり、ドライヤーで乾かしたりすると、フィルターが変形する可能性があるので注意。窓のそばで吊り下げたり、新聞紙の上に置いたりして、自然乾燥させましょう。
濡れたままフィルターは、菌やカビにとって絶好の繁殖場所です。またエアコン内部に水が垂れることで、発火や故障などの原因になることもあるので注意してください。
フィルターが乾ききったら、もとのように取り付けなおしましょう。取り付けたあとは、湿気を取るために30分~1時間ほど送風運転しておくとより安心です。
エアコンフィルターを洗ったあと、乾燥するまでの時間はエアコンを使えません。このあいだに、本体の拭き掃除や室外機の掃除など、「ついで掃除」をすることで達成感がアップします。
おもに上記のような場所を掃除するとよいでしょう。詳しい掃除方法はこちらの記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
エアコン本体は拭き掃除が基本。水が残らないよう、水拭きと乾拭きはセットでおこないます。電源コードもホコリが溜まりやすいので、プラグ部分は濡らさないように気を付けつつ、拭き掃除しましょう。
フィルター下の冷却フィン(アルミフィン)も軽く拭けるとよいですが、軽い力で触れるだけでアルミが変形するので注意してください。
またキッチンペーパーやティッシュで拭くと、破けた紙がフィンに付着してしまうので、雑巾で拭くようにしてください。
柔らかくなった古い歯ブラシでこするだけでも、ホコリをかき出せるので効果的です。ただしフィンの先端は鋭いので、絶対に手で直接触れてしまわないよう注意してください。
室外機は1年に1回ほど掃除するのが理想とされています。雨をしのげる構造になっているので、上からホースで水をかけ、ブラシで優しくこすって簡単に洗うことが可能です。
ドレンホースは室外機のそばにある排水管です。基本的に掃除する必要はありませんが、詰まるとエアコンから水漏れする原因になるので、気になる場合は内部を確認しましょう。
詰まっている場合は、掃除機で詰まりを吸い取ったり、専用のドレンホースクリーナーを使ったりして掃除できます。
エアコンがキッチンに設置されている場合や、室内でタバコを吸っている場合には、フィルターに油汚れやヤニが付着して頑固汚れに……。そんなときの掃除方法を紹介します。
フィルターを水洗いするときは、シャワーと歯ブラシさえあれば掃除できます。油汚れやヤニ汚れを落としたい場合は、水洗いのときに中性洗剤を使うのがオススメです。
フィルターには相性の悪い洗剤もあるので、以下を参考にしてみてください。
重曹やセスキ水は「アルカリ性」なので、フィルターのプラスチック部分を傷めてしまいます。またクエン酸はそもそも油汚れ・ヤニ汚れを落としにくいので、フィルター掃除には不向きです。
オキシクリーンはアルカリ性なのですが、商品の公式ホームページでは一応「フィルターに使える」と記載があるため相性は「△」としています。
油やヤニが付着したフィルターには、キッチンで使っている中性洗剤を使いましょう!洗剤に含まれている界面活性剤の成分が、油やヤニを浮かしてくれます。
フィルター掃除の手順自体は一緒です。シャワーでホコリを洗い流しながら、中性洗剤をかけて歯ブラシでこすりましょう。
油汚れ・ヤニ汚れが頑固なときは、中性洗剤でつけおき掃除してみてください。つけおき掃除するときは、ゴム袋や洗面器にぬるま湯をためて中性洗剤を混ぜ、10~30分ほど放置したあとで、軽くこすりながらフィルターを洗い流します。
ただしキッチンで使っている食器用洗剤が「弱アルカリ性」の場合は、フィルターの素材を傷める可能性があるので、事前に確認しておきましょう。もしアルカリ性洗剤をフィルターにかける場合は水で10倍以上に薄め、洗剤成分が残らないようにしっかり洗い流してください。
フィルター掃除専用の「アミライト」というスプレーがあります。
洗浄液が泡で出てきてフィルターに密着。網目に詰まった汚れを浮かせてくれるので、ブラシなしでも簡単に洗浄できて、お掃除がラクに進みます。
液性は中性なので、フィルターを傷める心配もありません。網戸の掃除にも使うことができます。
もし掃除用に中性洗剤を買うなら、オススメは「ウタマロクリーナー」です。アミノ酸系の洗浄成分を使っているので手肌に優しく、手荒れしにくいのが特徴。それでいて高い洗浄力に定評があります。
ウタマロクリーナー1本で、リビングからトイレ、浴室、キッチン、ベランダまで幅広い場所を掃除できるので、1度試してみる価値のある洗剤です。
お掃除メディアでよく紹介される「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」は弱アルカリ性の性質があるので、油汚れ・ヤニ汚れといった酸性汚れに効果的です。
ただしフィルター掃除に使うのはあまりオススメしません。弱アルカリ性の成分は、エアコンフィルターに使われているプラスチックや樹脂素材が変形したり、割れたりする原因になってしまうのです。
とはいえ洗浄効果は上がるので、中性洗剤で落ちなかった汚れには、リスクを把握したうえで試してみるのもよいかもしれません。その場合は以下の方法で掃除できます。
【フィルター掃除に重曹を使う方法】
|
重曹やセスキ水と並んで、ナチュラルクリーニングの洗剤として知られる「クエン酸」ですが、フィルター掃除に使ってもあまりメリットは得られません。
クエン酸は酸性の性質があり、水垢や石鹸カス、トイレの黄ばみなどを落とすのに向いています。
フィルターの油汚れ・ヤニ汚れは同じ酸性汚れなので、クエン酸はあまり効果的ではありません。
オキシクリーンは「酸素系漂白剤」という種類の洗剤で、お湯と混ぜるとブクブク泡が出てくることによって、汚れを浮かして落とします。
オキシクリーンも液性はアルカリ性なので、エアコンフィルターの素材は傷めてしまう可能性がありますが、一応公式ホームページでは「フィルターにも使える」と明記されています。油汚れもしっかり落とすので、中性洗剤で落ちなかった汚れにはオキシクリーンを試してみてもよいかもしれません。
【オキシクリーンの使い方】
|
オキシクリーンを使うときは40~60℃のぬるま湯でないとあまり効果がありません。しかしフィルターを傷めないために、40℃前後のぬるま湯を使うのがオススメです。
もしエアコンフィルターにカビが生えている場合も、油汚れ・ヤニ汚れと同じく「中性洗剤」を使ってキレイにすることができます。
ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、フィルターを20~30分ほどつけ置きしましょう。そのあとで柔らかい歯ブラシでこすりながら、シャワーで洗い流してください。半日ほどしっかり乾燥させることで、よりカビの不活性化につながります。
カビがフィルターの奥まで根を生やしていると再発するので、しばらくの間はこまめに徹底的に洗浄&乾燥をしておきましょう。
ただし上記の手順でフィルターのカビは落ちますが、エアコン内部のカビを落とすことはできません。フィルターにカビが生えているということは、内部のファンやフィンにもカビが生えている可能性が高いです。
そのため早めにクリーニング業者に内部洗浄を依頼することをオススメします。
エアコンのフィルター掃除をしないと、空気から取り除いたホコリやゴミなどがたまっていき、内部にカビが生えて悪臭がしたり、電力消費量が上がったりするというデメリットがあります。
もしカビが繁殖すると、胞子を吸い込むことでアレルギー反応の原因になることも。ニオイや健康被害などを防ぐためにも、フィルター掃除を定期的におこなうのが大切です。
おもに上記3つのデメリットを把握し、エアコンフィルターの必要性を知っておきましょう。
衛生微生物研究センターのホームページによると、つねに「室内の空気1㎥あたり数千個ほどのカビの胞子が浮遊している」のだとか。また「ホコリ1gあたり10万~100万個のカビが検出される」というデータも。
つまりエアコンのフィルターは、つねにカビ菌にさらされている状態です。ホコリがたまるほど、カビ繁殖のリスクも高まっていきます。
また冷房や除湿を使ったときには、冷たい風によって空気中の水蒸気が結露して、エアコン内部に水分が付着しています。そこにホコリなどのゴミが溜まると、カビや菌類のエサになってしまうのです。
エアコン内部に発生したカビは胞子を飛ばし、エアコンの風にのって室内に放出されてしまいます。カビはアレルゲン(原因物質)となるので、鼻炎やせき・くしゃみの原因に。最悪の場合はアレルギー性の肺炎などを起こす可能性もあります。
アレルギー体質の方はもちろんですが、免疫力の弱い赤ちゃんやご高齢の方がご家族にいる場合は特に注意が必要です。
エアコンのフィルターにたまるのは、ホコリやカビだけではありません。キッチンに近い場所に設置してあるエアコンフィルターには「油汚れ」、タバコを吸っている部屋では「ヤニ汚れ」が付着します。
これらの油性汚れがホコリと混ざり合うことで、ドロッとこびりついて落としにくくなります。またフィルターを通して、冷暖房の風がクサくなってしまう原因に。
冷暖房を快適に使うためには、きちんとフィルターの汚れを掃除して、ニオイの原因を絶つのが大切です。
フィルターにホコリがたまると目詰まりして、空気を吸い込む量が減ってしまいます。すると「室内の空気」と「冷暖房」との入れ替えがうまくいかないので、部屋が設定温度に達するまでに余計なパワーを使ってしまうのです。
そのためエアコンの冷暖房が効くまでに時間と電力がたくさん消費されてしまい、電気代が高くなってしまうのです。
またエアコンに負荷がかかっている状態で使い続けることで、故障リスクも上がります。修理が必要になれば、掃除やクリーニングよりもはるかに高い修理費用がかかる可能性も。
関連記事:エアコンの電気代はどのくらい?|ミツモア |
エアコンは室内の空気を吸い込みます。吸い込んだ空気にはハウスダストやホコリ、花粉などが浮いているので、フィルターがこれらの微細なゴミをエアコン内部に入れないようにガードしています。
つまりフィルターに汚れがたまるのは、室内の空気中に舞っているゴミが付着するからです。
もしもフィルターが無ければ、そのぶんの汚れがエアコン内部にたまってしまいます。そうなれば、すぐに冷暖房の効き目が落ちたり、故障したりするので、フィルターは必要なのです。
しかしフィルター自体に汚れがたまったときも、空気のとおりが悪くなることで冷暖房が効きにくくなります。そのためこまめなフィルター掃除が欠かせません。
エアコンフィルターの掃除は、2週間に1回の頻度が理想とされています。ただし1日24時間ずっとつけっぱなしの場合や、部屋にゴミやホコリが多い場合(ペットを飼っている家など)、またキッチンに設置されている場合などは、通常よりも汚れやすいので1週間に1回のフィルター掃除が理想的です。
「意外と高頻度だな」と感じるかもしれませんが、それだけフィルターには汚れがたまりやすいということです。とくに夏には、冷房・除湿と室温との差が大きくなり、結露が発生しやすいのでカビ発生のリスクも高まります。
フィルター自動掃除機能が付いている機種も、油断は大敵です。油汚れなどは、手作業で落とすしかないのです。
フィルター掃除掃除をこまめにおこなうことで、「エアコンの効きが良くなり電気代が浮く」「エアコン内部の汚れ予防になる」というメリットがあります。
「なんだか最近、冷房・暖房が効きにくい」と感じる場合、フィルター掃除で改善する可能性があります。エアコンは本来、汚れがたまっていない状態での使用を想定して設計されています。
フィルターのホコリや汚れを取り除くことで、エアコン本来のパフォーマンスを取り戻すことができるでしょう。また少ない電力で冷暖房が効くようになるので、電気代の節約にもつながります。
フィルターをつけていても、網目をすり抜けて小さいチリやホコリはエアコン内部に侵入しています。ホコリやチリはカビにとって絶好の養分なので、エアコン内部でカビの繁殖を招いてしまうことに。
定期的にフィルターを掃除していれば、細かいゴミの侵入を防ぐことにつながるので、汚れ予防につながります。
エアコンをつけたとき、くしゃみ・せき・鼻水・目のかゆみなど、アレルギー症状が出ることがあります。これはやはりエアコン内部のカビやホコリ、ハウスダストなどが原因です。
エアコンは室内の空気を循環させているので、フィルター部分に汚れが溜まっていると、ホコリやカビを舞い上げてしまい、アレルギー症状を助長してしまいます。
そのため、こまめにエアコンをキレイにしておくことで、アレルギー症状を防ぐことにもつながるのです。
エアコンフィルターに汚れが付かないように、普段から工夫できるならしておきたいですよね。ここでは「部屋の換気をする」「内部を乾燥させる」という2つの方法について紹介します。
エアコンは室内の空気を取り込んでいるので、「部屋の空気がキレイなら、フィルターにも汚れが付きにくい」と言えます。部屋をこまめに換気することで、室内のホコリを逃がすことができるので、汚れ予防に効果的です。
ただし春や秋などに換気をすると、かえって花粉が入り込んでしまう可能性があるので注意しましょう。花粉がフィルターにつくと、エアコンの風によって部屋に舞い、花粉症の症状が出てしまう可能性があります。
エアコンで冷房や除湿を使ったあとは、「内部クリーン」や「送風」を運転することでカビ予防になります。フィルターだけでなく、エアコン内部のカビ予防にも有効です。
冷房や除湿を使うと空気が冷えるので、エアコン内部で結露が起こり、水滴がついてしまいます。カビは水分がある場所で活発化するので、内部クリーンや送風で乾燥させることで、カビの活動を抑制できるのです。
エアコンのリモコンに「内部クリーン」というボタンがあれば、ONにしておきましょう。もし内部クリーンがなければ、送風を1時間ほど行うことで同じ効果が得られます。
エアコンのフィルター掃除にあると便利なおすすめグッズを紹介します。掃除機につけるアタッチメントやブラシなどを使えば、フィルター掃除をさらに簡単にすることができますよ。
コーワの「ほうきブラシ」は掃除機につけるアタッチメントパーツです。
ほうき感覚でホコリをはきながら掃除機で吸い取ることができるので、こびりついた汚れも簡単に落とすことができますよ。
またブラシの先端部分に吸い込み口が設置されているため、ホコリがブラシに挟まりにくいのも大きなポイント。
アズマの「フィルター掃除用ブラシ」はソフトな材質が特徴のナイロンブラシです。
赤ちゃんの髪の毛をとかすヘアブラシと同じ材質を使っていて、デリケートなフィルターを傷めることなく掃除ができます。
ブラシの先端が斜めに植毛されていて、フィルターのスミの取りにくい汚れを簡単に取れるのもうれしいポイント。
テレビ番組「有吉ゼミ」の「汚部屋レスキュー」というコーナーでも紹介された、スターフィルターの「カビブロック」。
バイオ酵素フィルターの力で、カビやウイルスを無力化させることができます。また帯電フィルターと2層になっているので、静電気の力でホコリやPM2.5なども吸着する優れものです。
こちらはエアコンフィルターの上から被せる、シートタイプ。粘着シートでカンタンに設置できます。
取り替え時期が分かるように、サインが浮き出てくるのも嬉しいポイントです。
自動お掃除機能付きエアコンや、業務用エアコンのフィルター掃除について解説します。とくに自動お掃除機能付きのエアコンは掃除が不要だと思いがちですが、定期的なフィルターの掃除は欠かせません。
自動お掃除機能付きエアコンは、フィルターの表面に溜まるホコリを自動で取り除いてくれる機種です。そのためフィルターを自分で掃除する必要はありません。
しかしフィルターから集めたホコリは、「ダストボックス」という箱に溜まります。ここが満杯になるとお掃除機能が低下するので、半年に1回を目安にダストボックスを取り出してメンテナンスしましょう。
ただし屋外排出式というタイプのエアコンだと、フィルターから集めた汚れは自動的にドレンホースから流されるので、自分で手入れする必要はありません。
またプロにエアコンクリーニングを依頼する頻度は、お掃除機能付きエアコンの場合も2~3年に1回が理想とされています。お掃除機能付きエアコンは構造が複雑なので、専門知識を備えたプロに内部洗浄をしてもらいましょう。
オフィスやお店で見かける天井に埋め込むタイプの業務用エアコン。大がかりでお掃除が大変そうに感じますが、実はフィルター掃除の手順は家庭用のエアコンとさほど変わりません。
【掃除の手順】
|
業務用エアコンのフィルター掃除は次の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。
フィルター掃除だけでは、エアコン内部の汚れやカビを完全に防ぐことはできません。フィルターの網目を通過した小さなホコリや、冷房・除湿で発生した結露によって、少しずつ汚れがたまっていきます。
エアコンの内部洗浄は、プロにクリーニングを依頼するのがオススメです。内部洗浄では各パーツを取り外したり、電飾部分を保護したりする必要があるので、専門知識がないと破損や故障の原因になります。
エアコン掃除用のスプレーで対応することもできますが、奥深くの汚れは落としきれないうえ、洗剤残りが養分となり新たなカビを発生させることが多いです。また濡れてはいけない部分にスプレーがかかり、故障や発火の原因になることも。
プロにエアコンクリーニングを依頼する理想の頻度は、2~3年に1回ほどが目安です。お掃除機能付きエアコンの場合も同じです。
一般的に2~3年ほどエアコンを使っていると、カビが生えやすくなる時期を迎えると言われています。
とくに吹き出し口に「黒い点々」が着いていたら要注意。内部でカビが繁殖して、エアコンの送風にカビの胞子が乗ってきている可能性が高いです。その風を日常的に吸い込んでいると、アレルギー症状や肺炎につながってしまいます。
健康被害を防ぐためにも、2~3年に1回ほどの間隔でエアコンクリーニングを依頼しましょう。ちなみにアパートやマンションの場合はまず大家さんか管理会社に連絡して、「エアコンのカビが気になる」と現状を相談しましょう。
エアコンクリーニングを依頼するときは、以下のような費用相場です。もちろんフィルター掃除も一緒にしてもらうことができます。
壁掛けタイプお掃除機能なし | 8,000円~12,000円 |
壁掛けタイプお掃除機能あり | 13,000円~18,000円 |
天井埋込タイプ | 15,000円~18,000円 |
消臭抗菌コートオプション | 1,000円〜2,000円 |
室外機洗浄オプション | 3,000円~4,000円 |
一見高そうに見えますが、ファン用やフィン用のクリーナーをそろえるとおよそ6,000円くらいかかるので、自分で掃除する場合と比べてそこまで高いわけではありません。
60~90分程度の短時間で、エアコンを分解洗浄してもらうことができます。内部に溜まった汚れやカビを除去して、快適に過ごしましょう。
「ミツモア」を通してエアコンクリーニングを依頼した利用者からの口コミを紹介します。
エアコンクリーニングの依頼なら、ここにお任せしたら間違いありません。
古いエアコン3台のクリーニングをお願いしました。
エアコンのフィルターはホコリがびっしり、内部はカビだらけで、洗浄水は真っ黒でした。
こんな汚い空気を吸っていたかと思うと、ゾッとしました。
養生からとても丁寧にされていて、エアコンの汚れも隅々まで几帳面に作業されており、頭が下がる思いでした。どのエアコンもピカピカにしていただき、室内の空気が変わったのがわかるほどでした。
人柄の良い男性と女性の2名で作業して頂き、物騒な昨今、とても安心してお任せ出来ました。
料金に対する納得感 | 評価5:作業の丁寧さと仕上がり感から考えると、提示された料金でとても満足です。 |
電話・チャット対応 | 評価5:質問などにも丁寧にすぐに返信を頂き、安心できました。 |
清掃員の清潔さ | 評価5:清潔なユニフォームに、新しいスリッパを持参されて履かれていました。 |
清掃時のコミュニケーション | 評価5:終止対応も丁寧で、細かいところまで説明もして頂き、安心できました |
清掃の仕上がり | 評価5:星10つけたいです |
賃貸物件に備え付けのエアコン2台をお願いしました。 前の住民がどんな使い方をしていたか分からないし、1台は19年も経った物だったので洗浄できるか心配でしたが問題なくクリーニングしてもらえました。 素人目でも、カビや汚れが酷かったので大変助かりました。フィルターも何年もお手入れがされていなくて詰まっていました。クリーニング後は違和感のある作動音もなくなりエアコンの調子が良くなりました。 室外機はよく分からなかったので、汚れ具合を見てもらい洗浄しなくても大丈夫と教えてもらえました。 高圧洗浄機を見たり、エアコンについての質問に答えてもらったりと子どものように興味深かったです。 ありがとうございました。
料金に対する納得感 | 評価5 |
電話・チャット対応 | 評価4 |
清掃員の清潔さ | 評価5 |
清掃時のコミュニケーション | 評価5 |
清掃の仕上がり | 評価5 |
エアコンのクリーニングを依頼。
お掃除機能付きのタイプということでどこも高価になりがちだが、良心的な価格でご対応頂きました。
お掃除の満足度は星4つ。お掃除機能付きはセンサーなどの兼ね合いで丸ごとクリーニングが出来ないとのことで一つ一つパーツを外して綺麗にして頂きました。
風向口やフィルターなどはびっくりするぐらい綺麗になり、感動しました。が、本体周りの細かい部分に落ちていない汚れが少しあったため、最後にこちらで噴き上げました。
また、分解作業中にパーツが割れたような音がしたため、気になって問い合わせ。万が一不具合が出た場合は無期限で修理対応いただけるとのことになりました。所詮はプラスチックなので、致し方ない部分はあると思いますが、アフターサポートがしっかりしている点は利用者視点ではありがたいです。
料金に対する納得感 | 評価5:良心的な価格。 |
電話・チャット対応 | 評価5:近々のご依頼にもしっかり対応いただけた。アフターサポートのお電話の印象が良かった。 |
清掃員の清潔さ | 評価5:特に不満なく。 |
清掃時のコミュニケーション | 評価5:気さくにお話しいただき、自分でのフィルタ掃除などのやり方を教えて頂きました。 私の質問の仕方も問題があったが、作業に関する確認がうまく出来なかった。 |
清掃の仕上がり | 評価4:全体的に綺麗にして頂けました。想像の5倍汚かったです(笑) 最後の細かい部分だけ気になりました。 |
この記事では、エアコンフィルターの掃除方法について紹介してきました。頻繁に稼働させる方は2週間に1回、そうでない方も月に1回を目安にフィルター掃除をしましょう。
また年に1回は、業者に依頼してエアコンの内部部品まで徹底洗浄してもらうのがオススメです。素人では対処できない汚れまで除去でき、もちろんフィルターもあわせてキレイにしてもらえます。
ミツモアなら、簡単な質問に答えるだけで最大5社から無料見積もり受け取ることが出来ます。レビューや口コミも確認できるので、比較もラクラク。エアコンクリーニングを検討中の方は、ぜひお試しください。