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「洗濯槽から嫌なニオイがする」「洗った衣服に黒い汚れが付着している」とお悩みなら、洗濯機・洗濯槽クリーニングがオススメです。プロのクリーニングなら洗濯槽の裏にこびりついたカビやホコリを徹底的に落としてくれます。異音や乾燥機能の不調も改善できるでしょう。
ただ全国には大手から地域優良店まで数多くのクリー二ング業者がいて、どこが安くてお得な優良業者であるかはわかりにくいです。そこで洗濯機・洗濯槽クリーニングの料金相場、業者の選び方、おすすめの洗濯機・洗濯槽クリーニング業者などをまとめて解説しました。
縦型洗濯機のクリーニング費用は10,000円~20,000円、ドラム式洗濯機は17,000円~30,000円が相場です。
洗濯機の種類 (洗浄方法) | 料金 | 作業時間 |
縦型 (部分分解洗浄) | 1万~1.5万円 | 1~2時間 |
縦型 (完全分解洗浄) | 1万~2万円 | 2~3時間 |
ドラム式 (部分分解洗浄) | 1.7万~2万円 | 2~3時間 |
ドラム式 (完全分解洗浄) | 1.7万~3万円 | 3~4時間 |
洗濯機パン洗浄 | 2,000~3,000円 | 30分 |
部分分解清掃とはフレーム部分のみを取り外し、洗濯槽とフレームとの隙間を専用のブラシでクリーニングする洗浄方法です。
完全分解清掃とは洗濯槽を完全に取り外し高圧洗浄する洗浄方法で、カビや汚れの除去率がより高くなります。技術力と時間がかかる分、費用は部分分解洗浄よりも高い傾向です。
洗濯機の下にある台を指す「洗濯機パン」も掃除してもらう場合、追加で2,000~3,000円がかかります。なおビートウォッシュなど、構造が特殊で分解が難しい機種は追加料金がかかることがあり、注意が必要です。
が目安です。万が一洗った洗濯物に黒いカビのようなものが付着していたり、嫌なにおいがする場合はなるべく早めに依頼することをおすすめします。
「クリーニングになるべくお金をかけたくない」という方は、普段から定期的に掃除をしておくことで依頼頻度を下げることができますよ。次の記事ではパナソニックやシャープなどが推奨しているお手入れ頻度や、使用する洗剤・道具について解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
関連記事:洗濯機の槽洗浄の頻度は月に1回が目安!適切な掃除方法で汚れをキレイに!
しかし自身で掃除をして汚れを浮かしたはいいものの、中途半端にはがれた黒カビが何度洗濯機を回しても出てくるなど、面倒な事態が起こってしまうことも。
業者に依頼すれば黒カビやほこりを直接除去してくれるため、汚れが浮いてくることはほとんどありません。クリーニング後は安心して洗濯機を使用できますよ。
洗濯物につく黒い汚れやイヤなニオイは、洗濯機のカビ汚れが原因であることが多いです。分解して徹底洗浄することで洗濯機をくまなくキレイにすれば、洗濯槽や衣服につくカビのニオイの悩みも解消されるでしょう。
専用の洗剤を使うことで洗濯槽の裏側に蓄積した汚れやカビ、洗濯カスが取り除かれて、イヤなニオイの原因もなくなるでしょう。
見積もり時に、作業代やオプション料金、出張料などしっかり料金内訳を確認してから依頼しましょう。
完全分解洗浄 | メリット | 洗濯槽を完全に取り外すので、洗い残しがない |
デメリット | 料金が高い傾向 作業時間2~3時間で長め | |
こんな方にオススメ | ・3年以上洗濯機をクリーニングしていない ・裏側の汚れまで完全に落としたい | |
除菌洗浄 | メリット | 料金が安い傾向 作業時間1~2時間で短め |
デメリット | 頑固な汚れまで完全に落とせるわけではない | |
こんな方にオススメ | ・定期的にクリーニングしている ・洗濯機が新しく汚れが少ない |
クリーニングしたい洗濯機の機種に対応してくれる業者であることも確認できると良いでしょう。
事業者が損害保険へ加入していないと、後々トラブルに発展することもあります。見積もりの際にプロに確認しておくと安心です。
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プロからの返信
この度は、当店をご利用いただきありがとうございました。 ご自身で行うセルフクリーニングには限界があり、中途半端に汚れが剥がれ黒カビが出てきてしまうので、今回ご依頼いただきクリーニングのお手伝いができ、安心いたしました。 施工前後の確認も立ち会いいただき、対応していただき、スムーズに施工できました。お世話になりました。
項目別評価
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元々提案された料金の中で一番安かったのですが、必要のないオプションはきちんと「つける必要はないと思います」と教えて下さるので、とても良心的だと感じました。
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電話にもすぐに対応してくださいます。「具体的な訪問時間が分かるのは◯時頃になりますのでその頃電話しても大丈夫でしょうか」などとても丁寧で、何時間も待ちぼうけすることなく外出しても大丈夫な時間も確保できました。お話の仕方はホテルのコンシェルジュさんのようなものごしの柔らかさを感じました。
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とても清潔感がありました。
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要所要所で汚れの種類などを説明してくださり「お掃除に関してなんでも聞いてくださいね」といつでもフレンドリーに返してくださいました。
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バッチリです!!今回初めて業者さんにお掃除を頼みましたが、依頼してよかったと、とても思っています。
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他社に比べて、リーズナブルだと思います!
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早急に対応していただき、メールや電話連絡もスムーズに対応していただき安心感がありました。
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清潔感がありました!
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今後の対策なども教えていただき、また小さい子どもがいましたが、可愛がっていただき、安心感がありました。 女性もいらっしゃるので安心です!
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綺麗になり、大満足です!
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プロからの返信
日本おせうじ代行新富士店の栗田です。 口コミの投稿有難う御座います。 励みにし今後ともさらに精進いたします。 お気づかい頂いた扇風機ありがとう御座いました。とても助かりました。 またの機会をお待ちしております。
毎日のように回す洗濯機の洗濯槽には、多くの汚れがたまっています。汚れを放置したときに起こる問題と、掃除に効果を発揮する漂白剤の種類を見ていきましょう。
洗濯機の中をのぞいても汚れは見えないかもしれません。しかし日々の洗濯で少しずつたまった洗剤・柔軟剤の落とし残りや汚れを餌に、洗濯槽の中では雑菌やカビが増えている可能性があります。
放置していると洗って清潔になったはずの洗濯物にも、微生物が付着しかねません。洗濯物を干しているときに黒くワカメに似た汚れがあるなら、カビが繁殖している証拠です。嫌な臭いの原因になってしまう場合もあります。
洗濯槽に生えたカビがアトピー性皮膚炎やぜんそくに似た症状、アレルギー性鼻炎などの健康被害をもたらす可能性があるのも問題です。現状は体調に何も問題がなくても、将来的に症状が出るケースがあります。
日々の洗濯でたまる洗濯槽の汚れは、月1回を目安に掃除するとよいでしょう。ある程度汚れがたまるタイミングで掃除をすると、きれいな状態をキープしやすいはずです。
使用頻度が高ければ高いほど汚れがたまりやすいため、使用状況に合わせて回数を加減します。手が届く範囲の汚れは洗濯機を回す度に、拭き取る習慣を付けておくのがおすすめです。
糸くずフィルターや乾燥フィルターなど、外せるパーツも毎回掃除しておくと洗濯機全体の清潔を保って使えます。
洗濯機にたまったカビの掃除には、漂白剤を使いましょう。洗濯槽に使えるのは「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」の2種類です。
スピーディーに洗濯槽をきれいにしたいなら、「次亜塩素酸」が主成分の塩素系漂白剤が向いています。カビをしっかり殺菌するため、洗濯槽の汚れを一掃できるでしょう。強力な洗浄力で汚れを細かく溶かし、掃除の行き届かない部分まできれいにします。
「過炭酸ナトリウム」が主成分の酸素系漂白剤は、強い発泡力で汚れを落とす漂白剤です。塩素系漂白剤と比べれば殺菌力は低くなりますが、独特の臭いが少なく小さな子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。
①掃除の頻度で種類を決める
洗濯槽にたまる汚れの程度は掃除の頻度によって変わります。どの程度の汚れが付いているかを考慮して、塩素系か酸素系かを選ぶと効果的です。
洗濯槽の掃除がせいぜい1年に1回ほどという場合は、洗濯槽に頑固な汚れがたまっている可能性があります。酸素系と塩素系の両方を使うのがおすすめです。
酸素系漂白剤の発泡力で大きな汚れをしっかり落とし、仕上げに塩素系漂白剤で細かな汚れを溶かしつつ殺菌します。
半年に1回くらいの頻度で掃除をしているなら、厚さのある汚れも浮かせて剥がす酸素系漂白剤を使うとよいでしょう。数カ月に1回は掃除しているなら、細か汚れを落とす塩素系漂白剤のみでも十分な効果を得られます。
②対応している洗濯機を確認する
漂白剤の種類だけでなく、使用している洗濯機に対応している漂白剤かどうかの確認も大切です。誤って使えない種類の漂白剤を使用すると、洗濯機の故障につながる可能性があります。
縦型洗濯機であれば使える漂白剤やクリーナーは多くあります。酸素系でも塩素系でも市販されているものであれば、問題なく使えるでしょう。
しかし精密なパーツが多いドラム式洗濯機の場合、洗濯槽の掃除に使える漂白剤やクリーナーが限られます。必ず「ドラム式洗濯機に使用できます」と記載されている表記を確認した上で使用しましょう。
③液体か粉末かで選ぶ
液体の漂白剤と粉末の漂白剤では、使用感も洗浄の具合も異なります。液体のクリーナーは素早く水に溶けて混ざるため、溶け残りの心配が少なく短時間で掃除できます。手間をかけずに洗濯機を掃除したい人にぴったりです。
粉末タイプのクリーナーは液体タイプと比べて水に溶けにくく、ぬるま湯で溶かして使う必要があります。頑固な汚れを長時間かけて落とすのに向いており、つけ置き洗浄に使っても効果的です。
実際に洗濯槽を掃除するときには、どのように作業を進めていけばよいのでしょうか?塩素系・酸素系それぞれの方法を詳しく解説します。必要な道具もリストアップしておきましょう。
<塩素系漂白剤を使う掃除の手順>
洗濯槽を塩素系漂白剤で掃除するときには、塩素系漂白剤とゴム手袋を用意します。塩素系漂白剤には強力な洗浄成分が含まれるため、肌を保護する手袋があると安心です。
洗濯槽から衣類を全て取り出したのを確認したら、まず塩素系漂白剤を洗濯機へ入れます。上から水をためて洗濯機を回しましょう。槽洗浄のコースがあればそちらを選び、なければ標準コースに設定します。
塩素系漂白剤の成分は洗濯槽の中を循環するだけで汚れを溶かすため、後は洗濯機が止まるまで放置しておけばOKです。洗濯機が止まったらフタを開けて、しっかりと乾燥させます。
<酸素系漂白剤を使う掃除の手順>
酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除では、漂白剤の他に浮いてきた汚れをすくい取れるように目の細かい網を用意します。肌を保護するゴム手袋の他、洗面器や歯ブラシもあると便利です。
まずは洗濯機にお湯をためましょう。水より40~50℃くらいのお湯の方が、酸素系漂白剤が溶けやすく洗浄成分も働きやすくなります。
ためたお湯10lに対して50~100gを目安に、酸素系漂白剤を投入しましょう。後は2~3時間を目安に放置します。洗濯機の回転で剥がれた汚れが浮いてきたら、網ですくい取れば大まかな掃除は完了です。
小まめに汚れをすくうと洗濯槽に汚れが残りにくくなります。最後に糸くずフィルターの中に残ったゴミやホコリを捨て、細かな汚れを歯ブラシで落とせばOKです。
強力な洗浄成分が配合されている塩素系漂白剤は、使い方を誤ると危険です。安全に使うために注意点を守りましょう。身近なアイテムだからこそ、正しい使い方を知った上で利用することが大切です。
①酸性洗剤と混ぜるのはNG
塩素系漂白剤を使うときに必ず守るべき注意点は、酸性の性質を持つ洗剤と混ぜないことです。塩素系漂白剤と酸性洗浄の成分が混ざると、人体に有毒な「塩素ガス」が発生します。
塩素ガスは健康に悪影響を及ぼすだけでなく、ひどい場合には死に至る危険もある気体です。過去には実際に塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜて、有毒ガスが発生し死亡した事故も起こっています。取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
塩素系漂白剤で洗濯槽を掃除した後に酸性の洗剤で洗濯するときは、塩素系漂白剤の成分が残らないようにしっかりと流してから次の作業に移ると安全です。ただし同じ「酸」という漢字は付きますが、酸素系漂白剤と混ざっても塩素ガスは発生しません。
②肌や粘膜の保護が必要
強アルカリ性でタンパク質を溶かす性質のある塩素系漂白剤は、肌に付着すると炎症を引き起こしかねません。皮ふだけでなく目や唇などの粘膜に付いた場合も、強い刺激が痛みを引き起こす原因になってしまいます。
塩素系漂白剤を使うときには手を保護するゴム手袋はもちろん、ゴーグルやマスクも準備して肌と粘膜を保護しましょう。衣類に付くと後から手が触れ成分が皮ふに付いてしまうため、エプロンやカッパで防護して作業するとより安心です。
毎日のように洗濯していれば洗濯槽以外の部分も汚れてくるものです。放置しておくと洗濯したとき衣類に汚れが付いてしまうかもしれません。洗濯機をきれいな状態にキープするため、他の部分の掃除方法も解説します。
流れ切らなかった洗剤や柔軟剤が付着したままの投入口は、放置しておくと汚れが固まり落ちにくくなります。取り外せるタイプの投入口であれば、定期的に外して丸洗いしましょう。
取り外せるパーツは全て外してから、歯ブラシや綿棒を使って水洗いすると効果的です。洗濯機本体にも洗剤や柔軟剤の汚れが残っているため、歯ブラシでこすりぬるま湯で絞った雑巾やキッチンペーパーで拭きます。仕上げに水分を拭き取れば完了です。
取り外せないタイプの投入口なら、まず投入口に40℃のお湯を入れて5~10分つけ置きします。洗濯機を脱水に設定し3分間運転した後、さらに3分間脱水すると確実です。
仕上げに布で水分を拭き取ります。ただし機種ごとに掃除方法が異なるため、事前に取扱説明書の内容をチェックしておきましょう。
糸くずフィルターは洗濯の度にゴミがたまる部分です。可能であれば洗濯の度に掃除すると、きれいな状態をキープできます。
ネット型のフィルターなら洗濯機本体から取り外し、網の部分を裏返してゴミを捨てましょう。歯ブラシでネットに付いた汚れやホコリも取り除きます。
カビが気になる部分があれば漂白剤で洗うとより効果的です。きれいにすすいだ後はカビが再発しないように乾燥させて、再び洗濯機に取り付けます。
プラスチック型のフィルターも洗い方の手順はネット型と同様です。ゴミを取るときにフィルターを開けて取り除く点だけは手順が違います。洗い終わったらネット型と同じく、しっかり乾燥させてから戻しましょう。
「洗濯パン」は防水パンとも呼ばれ、洗濯機の下に水漏れが発生したときに受けとめる役割を持つパーツです。床へのダメージを軽減したり、洗濯機を回したときの振動をブロックしたりする働きもあります。
本格的に洗濯パンを掃除する場合は、洗濯機本体を動かしましょう。まずは洗濯機の水を抜き、洗濯機側の給水ホースを外します。感電しないようにコンセントも抜いておくと安全です。
本体を掃除の邪魔にならない場所へ動かしたら、洗濯パンにたまったホコリや髪の毛などの汚れを取り除くだけです。
日常的なお手入れであれば洗濯機は移動せず、ハンディモップで汚れを取り除いてもよいでしょう。洗濯機の前からだけでなく左右からもハンディモップを差し込むと、汚れがよく取れます。
洗濯後の水が流れていく排水口にも、汚水に混じった汚れがたまります。まずは感電防止のために洗濯機のコンセントを抜きましょう。次に蛇口を閉めて排水ホースを取り外します。
排水口のフタはもちろん、中にある筒状の排水トラップも取り外して掃除ができる部分です。洗濯物から出たホコリやゴミがたまっている場合もあるため、異物を見つけたら取り除きます。
掃除にはパイプクリーナーや重曹・クエン酸が効果的です。排水口の中に液剤を投入してつけ置きしている間に、取り外したパーツの汚れを歯ブラシで洗いましょう。十分に放置したら排水口を洗い流し、取り外したパーツを元に戻します。
洗濯槽や他のパーツが汚れてから掃除をすると、手間や時間・費用がかかります。普段から使い方を工夫して洗濯機をきれいに保ちましょう。洗濯機の汚れや臭いを最小限に抑えるコツを、三つ紹介します。
使った後の洗濯機の中は水が多く残っています。湿度も温度も高い環境だと、高温多湿を好むカビや雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。洗濯後はフタを開けたままにしておく習慣を付けましょう。
ただしフタが開いたままでは、ホコリが洗濯機内部へ入りやすくなってしまいます。ホコリはカビの餌になるため、できるだけ中に入らないように防ぎたい異物です。
水分が蒸発した後は小まめにホコリを拭き取るようにすれば、より効果的にカビ対策ができます。
洗剤や柔軟剤は多く入れるほど洗浄効果が高まるわけではありません。洗濯機をきれいに使い続けるには「適量」を守るのがポイントです。
量が多い方がきれいになるだろうと洗剤を入れ過ぎると、すすぎの間に洗剤を落とし切れません。洗濯物にはもちろん洗濯槽にも、すすぎ残しの洗剤が残ってしまうのです。柔軟剤も同じく入れ過ぎた分は汚れにつながります。
普段洗剤や柔軟剤の量を量らずに入れている人は、改めてパッケージに書いてある目安量を確認しましょう。
洗濯機の運転が止まったら時間を置かずに洗濯物を干しましょう。入れっぱなしになっていると洗濯機内の湿度が下がらず、カビや雑菌が繁殖しやすい状態になってしまうためです。
生乾き臭の原因である「モラクセラ菌」が増えて、洗濯物だけでなく洗濯槽も臭いが気になり始める可能性もあります。洗濯槽に残っている汚れや雑菌も、湿度が上がると増殖して悪臭の元になりかねません。
使った後の洗濯機を乾燥させて清潔な状態をキープするためにも、洗濯物はできるだけ早く取り出すのが正解です。
洗濯機の排水ホースは、どのような状態になったときに交換を検討すべきなのでしょうか。まずは交換目安となる主なサインを覚えておきましょう。
①排水ホースに損傷がある
洗濯機の排水ホースに亀裂や穴などの損傷がある場合は、交換が必要です。ダメージをいつまでも放置していると、損傷が広がって浸水被害を引き起こしかねません。
排水ホースは経年劣化により、徐々にダメージを受けていきます。ペットを飼っている場合は、気付かないうちに傷を付けてしまうこともあるでしょう。
ホースの損傷は発見しにくいため、水漏れが発生していないか小まめにチェックする習慣が大切です。亀裂や穴を見つけてから交換まで時間が空きそうな場合は、応急処置として防水テープやパテで補強しておきましょう。
②ニオイが気になる
排水ホースの交換目安のサインには、洗濯機の下側から漂うニオイも挙げられます。下水に似た悪臭が排水口から発生しているなら、ホース内部の汚れを疑いましょう。
洗濯機を長期間使用していると、排水ホースの中に水アカや洗剤カスといった汚れがたまり、嫌なニオイの原因になります。悪臭がひどくなると洗濯物にまで移ってしまうため、早めのホース交換が必要です。
さらに汚れを放置しているとホースが詰まってしまい、最終的に洗濯機の故障を引き起こす恐れもあります。ホースは定期的に掃除をした上で、汚れがひどくなったら交換しましょう。
③排水エラーの頻度が高い
洗濯機の排水に不具合が発生しているときは、排水エラーを表示して異常を知らせてくれるのが一般的です。頻繁にエラーが表示されるようなら、排水ホースのトラブルを疑いましょう。
排水エラーが表示される原因の多くは、ホース内部の汚れによる詰まりです。衣類の汚れや糸くずが内側で固形化すると、水の通り道が狭くなり排水されにくくなります。
ホースが完全に詰まってしまうと、洗濯機が使えなくなる可能性もあります。内側の掃除で対応できないほどの詰まりがあるなら、ホースごと交換してしまうのがおすすめです。
洗濯機の排水ホースは自分でも交換できます。古いホースの外し方と新しいホースの取り付け方を押さえて、洗濯機のトラブルを解決しましょう。
①古い排水ホースを外す
一般的な洗濯機の排水ホースは、両側が洗濯機の差し込み口とエルボにクリップ(ホースクリップ)で固定されています。エルボは排水口に差し込まれているL字型の筒です。
排水ホースを外す前にまずクリップを外します。ネジで締めるタイプのクリップなら、ドライバーでネジを緩めてからクリップを外しましょう。
クリップを外した後は、洗濯機とエルボから排水ホースを引き抜きます。クリップは固定のために付けられているので、クリップを外せばホースを楽に引き抜けるでしょう。
②新しいホースを準備して取り付ける
洗濯機に取り付ける新しいホースは、メーカーの純正品以外のものでも構いません。古い機種でメーカーに在庫がなければ、ホームセンターやネットショップで販売されている「排水ホース」や「延長ホース」を購入しておきましょう。
ホースを購入する際は、差し込み口と同じ直径のホースを選ぶのがポイントです。古いホースや差し込み口の直径を測っておけば、新しいホースを選ぶときの目安になります。
新しいホースを購入したら、洗濯機の差し込み口から排水口の長さに合わせてホースをハサミでカットします。ホースが長すぎると排水の流れが悪くなり、内部が詰まりやすくなる点に注意しましょう。
洗濯機の差し込み口とエルボに新しいホースを取り付け、外しておいたクリップで固定すればホース交換は完了です。ホースが緩すぎる場合は、ホースの先端にビニールテープを巻いて経口を調節します。
<接着剤で設置された排水ホースの交換手順>
洗濯機の排水ホースがクリップで固定されていない場合は、接着剤を使って排水口に取り付けられているケースがほとんどです。接着剤の部分にドライヤーを当てて温めれば、ホースが抜けやすくなります。
ホースを抜いた後に差し込み口の内側を見ると、接着剤がこびり付いているのが確認できるはずです。差し込み口の中もドライヤーで温めたり、サンドペーパーで削ったりして接着剤をキレイに取り除きましょう。
新しいホースを取り付ける際は、クリップを新たに購入して取り付けるのがおすすめです。次に交換するとき接着剤を剥がす必要がなく、作業が楽になります。
クリップで固定できそうにないなら、ホースに接着剤を塗って差し込み口に取り付けましょう。
排水ホースの交換は自力でも可能ではありますが、業者に任せた方が安心です。作業をプロに依頼するメリットや、業者選びのポイントを解説します。
<交換作業をプロに任せるメリット>
排水ホースの交換作業を自分で行うと、それなりに時間や手間がかかります。作業を失敗してしまえば、手間やコストを無駄にしかねない点もデメリットです。
一方で交換作業をプロに依頼すれば、失敗するリスクを最小限に抑えられます。スピーディーに作業を進めてくれるため、時間や手間もかかりません。
水漏れの原因を正確に判断できるのも、プロに依頼するメリットの一つです。排水ホースが原因でなかった場合、自分でホースを交換しても水漏れは止まりません。業者に見てもらえばホース以外の原因も突き止められます。
自力での作業に不安がある・水漏れの原因が分からないという場合は、業者への依頼を検討しましょう。
<相見積もりが業者選びのポイント>
排水ホースの交換費用は業者によって異なります。最初から1社のみに絞って依頼すると、相場からかけ離れた高額な費用を提示されても見逃しかねません。
業者選びは3社以上から「相見積もり」を取るのがポイントです。複数の業者から見積もりを集めて費用を比較すれば、おおよその相場を把握しやすくなるでしょう。平均と大きく違う見積もり額を出した業者は外して検討できます。
相見積もりには見積もりプラットフォームの「ミツモア」を活用するのがおすすめです。簡単な情報を入力するだけで、最大5社から手軽に見積もりを集められます。充実した口コミで業者の評判を確認できるのも魅力です。
洗濯機の排水ホースを長持ちさせるためには、定期的な清掃が大切です。汚れを取り除くメリットや簡単にできる水洗いの方法をチェックして、ホース交換の手間を減らしましょう。
排水ホースを定期的に掃除すれば、ニオイ移りや水漏れ・故障といったトラブルを予防できます。ホースの中に汚れがたまらないよう、小まめなチェックを心掛けましょう。
洗濯機から流れ出る排水には糸くずや髪の毛・砂・洗剤カス・水アカなど、さまざまな汚れが含まれています。汚れがホース内にたまっていくと、詰まりからトラブルを引き起こすのです。
悪臭の原因になる雑菌が繁殖しやすくなるのも、排水ホースの掃除を怠ると発生する問題です。洗濯槽を小まめに除菌していても、ホースからニオイが移ってしまう状態が続けば洗濯物の悪臭問題は一向に解決されないでしょう。
定期的にホースを確認してニオイや汚れが気になったら、その都度キレイにしておく習慣が大切です。
洗濯機の排水ホースを水洗いするなら、排水口側のホースのみ外して掃除を行うのがおすすめです。洗濯機からホースを外す手間を省けます。
排水口側からホース内に洗剤水を入れ、先端をラップと輪ゴムで閉じた後に約10分つけ置きしましょう。放置したらホース内の汚水を出し、洗剤を混ぜずに洗濯槽側から水で2〜3回洗い流せば完了です。
排水ホースの内部を完全にキレイな状態にする必要はありません。紹介した方法で定期的に掃除をしておけば、十分にトラブル予防の効果を期待できます。
ドラム型洗濯機は弊社では対応できません。また、縦型洗濯機でも一部施工できないタイプがございますので、ご注文の際、「メーカー」「品番」「年式」をご確認の上、お伝えいただけると助かります。
市販のクリーナーは、残念ながら汚れを落とす効果は、あまり期待出来ません。 汚れをつけない予防として使うのが良いと思いますが 縦型の洗濯機なら最大水位にしても、水に浸からない部分もあり、残念ながら上部の汚れを全く落とせません。
市販の洗濯槽クリーナは、定期的にお使いください。 とはいえ、洗濯槽にためられる水には 上限の水位があります。 水位以上に洗浄液は漬けられないため その部分は洗うことができません。 そのため洗濯槽を取り外して洗浄することを お勧めしています。
型が古い場合や、使用頻度が高い洗濯機の場合、洗濯槽を固定しているネジの部分が劣化や水垢で固着がひどい場合など分解出来ない場合があります。見た目では判断出来ないため、作業中の現地判断で中止させて頂く場合もございます。その場合、料金は発生致しません。
乾燥機能付き洗濯機のクリーニングも対応可能です。ただし乾燥機能のない洗濯機より、外す部品やパーツ、複雑なつくりになってることが多いため、別途料金をいただいております。
乾燥まで使用した場合、その都度、洗剤投入口、ホコリフィルター、排水フィルターを取り外して水洗いを行ってください。 取り外した洗剤投入口・ホコリフィルター・排水フィルターの洗濯機側、ドアの内蓋、パッキンの裏に残っている水気やホコリも拭き掃除を行うことで、キレイな状態が長持ちします。
ドラム式洗濯機の洗濯槽掃除方法は以下の通りです。 市販の洗濯槽クリーナーで空洗い。 洗剤投入部を取り外し、水と中性洗剤で掃除。 ドアガスケットを柔らかい布で拭く。 排水ポンプフィルターを取り外し、水と柔らかいブラシで掃除。 外側を水拭きで拭く。 乾燥機能があれば、フィルターと排気ダクトを掃除。 定期的にこれらの手順を行い、清潔な状態を保ってください。ただし、時々プロによるクリーニングも検討しましょう。
汚れの頻度によりますが2〜3年に1回程度でいいと思います。しかし、必ず定期的に洗濯槽クリーナーを使用している場合です。クリーニングした後、定期的に洗濯槽クリーナーを使用していないと半年後には結構汚れます。
汚れが気になりはじめたらですが、洗濯機の洗いあがりの衣類にピロピロワカメが付くようになったらです。 洗濯機の使用頻度や設置場所の条件にもよりますが、3~4年に一度のペースで依頼することをお勧めします。
洗濯機の種類によって変わります。通常のタテ型洗濯機であれば10,000円から15,000円程度が料金相場です。ドラム式洗濯機の場合は追加料金がかかり、20,000円から30,000円程度になります。