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洗濯機の分解洗浄の料金は?ドラム式や縦型クリーニングの依頼先ごとの相場を比較

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最終更新日: 2024年10月17日

洗濯機の奥の奥まできれいにしたいなら、クリーニングのプロによる洗濯機の分解洗浄がおすすめです。洗濯機の分解洗浄にかかる料金の相場や、分解洗浄を依頼するときの注意点を解説します。知識を身に付けて満足できるクリーニングを実現させましょう。

洗濯機の分解洗浄をプロに依頼する料金相場

洗濯機のクリーニングには、パーツを分解して洗浄する『分解洗浄』と、パーツを分解せずに洗浄する『除菌洗浄』の2種類があります。洗濯機を隅々まできれいにしたいのであれば、分解洗浄がおすすめです。分解洗浄にかかる料金の相場を解説します。

地域の洗濯機クリーニング業者に依頼する料金

地域に密着して事業を行っている洗濯機クリーニング業者に依頼するときの料金相場をまとめました。

ハウスクリーニングのメニューの1つとして洗濯機クリーニングに対応している事業者から、洗濯機クリーニングをメインにしている事業者まで様々です。

洗濯機タイプ 分解洗浄の料金相場
縦型洗濯機 11,000円~17,000円
縦型洗濯機(乾燥機能付き) 14,000~20,000円
ドラム式洗濯機 25,000~30,000円

縦型洗濯機に比べてドラム式洗濯機は構造が複雑なため、分解洗浄にかかる費用も高くなります。

分解が難しい一部の機種は追加料金がかかる

洗濯機は機種によって構造が異なります。特に分解作業が難しい機種や、容量の大きい機種の場合、基本料金にプラスして2,000~5,000円程度の追加料金がかかることがあります。

ミツモアでは、以下の条件や機種に追加料金がかかります。

  • 洗濯容量8km以上の機種
  • ビッグドラム(日立)
  • ビートウォッシュ(日立)
  • 白い約束(日立)

大手ハウスクリーニング業者に依頼する料金

ダスキンなどの大手ハウスクリーニング業者では、洗濯機クリーニングもメニューの1つとして扱っていることが多いです。

代表的な大手ハウスクリーニング業者の洗濯機クリーニングの料金は以下の通りです。

事業者名 料金
ダスキン ・縦型(乾燥機なし・分解洗浄):15,400円
・縦型(乾燥機付き・分解洗浄):18,700円
・ドラム式:22,000円
おそうじ本舗 ・縦型(除菌高圧洗浄):11,000円
・縦型(分解洗浄):22,000円
・ドラム式:17,600円
おそうじ革命 ・縦型8kg未満(分解洗浄):17,600円
・縦型8kg以上(分解洗浄):20,900円

ダスキンとおそうじ本舗は洗濯槽の分解洗浄をオプション扱いとしており、通常メニューの場合は薬剤のつけ置きと専用ブラシを使った洗浄となります。

家電量販店に依頼する料金

一部の家電量販店では、家電メンテナンスの一貫としてクリーニングサービスを提供しています。

以下に洗濯機クリーニングを行っている家電量販店の料金設定をまとめました。

家電量販店名 料金相場
エディオン ・縦型(つけ置き洗浄):11,000円
・縦型(分解洗浄):25,300円~29,700円
・ドラム式:39,600円
※エディオン会員価格
ヤマダ電機 ・縦型(分解洗浄):13,200円

エディオンは分解洗浄を希望する場合、洗濯機を預けて洗浄してもらうことになります。約10日~2週間の時間がかかり、その間は洗濯機が使えないので注意しましょう。

ヤマダ電機は乾燥機能付き洗濯機やドラム式洗濯機には対応していません。

自分で洗濯機を分解すれば安く掃除できる?

洗濯機の分解洗浄は、エアコンの分解洗浄や水回りのハウスクリーニングよりも高額な傾向にあります。高い理由は、パーツが多く、分解作業そのものに一定の時間がかかってしまうからです。

それなら「自分で洗濯機を分解すれば、なるべくお金をかけずに掃除できるのではないか」と思うかもしれませんが、以下の観点からおすすめできません。

知識がないと半日~1日はかかり時間と労力がもったいない

毎日洗濯機クリーニングを行っていて分解作業に慣れているプロであっても、縦型洗濯機の分解には2~3時間、ドラム式洗濯機の分解には3~4時間かかります。

洗濯機の構造に詳しくない一般の方が、YouTubeなどを見て真似しても、半日から1日はかかる可能性が高いでしょう。

部品を戻せなくなると余計な修理費用がかかる

洗濯機の部品は基本的にネジで細かく留められており、分解するにはドライバーで大量のネジを外す必要があります。

取り外した部品の位置や使用するネジを覚えていないと、元に戻せなくなってしまいます。ちなみに取り付けには取り外しの2倍もの時間がかかるともいわれており、元に戻すのはかなり難しい作業です。

元通りに組み立てられなくなって修理を呼んだ場合、むしろ余計な費用がかかる上に、保証も受けられなくなってしまいます

プロに洗濯機の分解クリーニングを依頼するメリット

洗濯機の汚れを気にしている人の中には、「ただ洗濯機をきれいにしてもらうだけに数万円を払うのは気が引ける」と感じている人もいるでしょう。しかしクリーニングのプロによる洗濯機の分解洗浄には、価格以上の価値があります。

自分では通常手が届かない部品まで掃除してもらえる

洗濯機の分解洗浄をクリーニングのプロに依頼するメリットは、ユーザー個人では掃除できない部分まできれいにできる点です

ユーザー個人が行える洗濯機の掃除は、洗濯槽クリーナーでの浸け置き洗いが基本となります。しかし洗濯槽クリーナーできれいにできるのは洗濯機の表面だけで、どれだけしっかり浸け置きしても、洗濯機全体を洗浄することはできません。

洗濯機の隅々まできれいにしたいのであれば、プロに分解洗浄を依頼するのが賢明です。プロに頼めば費用を負担するだけで、洗濯機を新品同様に生まれ変わらせられます。

自分で分解するより洗濯機の故障リスクが限りなく少ない

洗濯機の分解に慣れており、構造を熟知しているプロの洗濯機クリーニング業者にお任せすれば、分解洗浄による故障の心配が限りなく少なく済みます。

無理に自分でやろうとして破損させてしまったり、元に戻せなくなったりすると、修理対応によけいにお金がかかってしまいます。

普段の使い方に合わせて洗濯機の汚れ予防のアドバイスをもらえる

洗濯機クリーニング業者のサービスは、すでについてしまった汚れを洗浄するだけではありません。事業者によっては、クリーニングした後に洗濯機の汚れを防ぐにはどうすれば良いかまで教えてくれます。

洗剤や柔軟剤の量、洗濯機の運転頻度、子どもの有無などの生活スタイルや状況など、依頼者の洗濯機の使い方をヒアリングし、改善できそうなポイントを見つけてくれるのです。

プロに洗濯機クリーニングを依頼すべきタイミング

洗濯機のタイプや使用頻度、日々投入する洗濯物の量によって、おすすめのクリーニング頻度は異なります。

洗濯機が分解洗浄を必要としているサイン

分解洗浄をしたほうが良いのは、洗濯機に以下のような兆候があらわれているときです。

  • 洗い上がりの洗濯物にピロピロした黒いカスが付く
  • 乾燥モードで洗濯物が乾くのに時間がかかる
  • 洗濯槽から嫌な臭いがする

このような症状が出た場合、洗濯槽に分厚いカビがこびりついているか、乾燥経路にホコリが詰まっているかどちらかの可能性が高いです。分解してみると、普段は見えない位置にびっしり汚れがついているかもしれません。

縦型洗濯機のカビが生えた部品

ここまで汚れがひどくなった場合は、自分で完全に掃除するのは難しいでしょう。一度プロに依頼して汚れをリセットすることをおすすめします。

洗濯機のクリーニングをプロに依頼する

ドラム式洗濯機は3~4年に1回の頻度がおすすめ

ドラム式洗濯機で乾燥モードを使っていると、空気の通り道である乾燥経路の部分にホコリが蓄積したり、洗濯のときに使った水を排出する配管に汚れがたまって、乾燥効率が落ちていきます。

これらの部品は洗濯機内部にあり、自分で掃除ができない部分です。そのため、3~4年に1回を目安に、洗濯機を分解して詰まったホコリを取ってもらうのがおすすめです。

縦型洗濯機は月1回お手入れをすればクリーニングしなくても大丈夫

縦型洗濯機の場合は、洗濯槽にカビが生えなければ、洗濯機クリーニングを依頼しなくても問題ありません。

月1回の頻度で塩素系漂白剤を入れて通常モードで運転し、カビ予防のお手入れをしておきましょう。

もしお手入れをしない場合は、毎日使っていると約1年で洗濯槽がカビだらけになってしまいます。

プロによる洗濯機の分解洗浄の作業内容

洗濯機の分解クリーニングの内容

洗濯機の分解洗浄はまず洗濯機のネジを外して、洗濯機上部の操作パネルを外す作業から始まります。続いて洗剤投入部分のネジを外して、投入部分を取り外します。

次に行われるのが、洗濯槽の底に付いた丸いカバー『パルセーター』の取り外しです。続いて洗濯機内部のネジを外して、洗濯槽を取り外します。

次に行うのが洗濯槽や内部の洗浄です。洗濯槽については塩素系洗剤とアルカリ性洗剤を使い分けて、カビ汚れや皮脂汚れを落とします。

最後にバラバラの部品を組み立てて元に戻し、動作確認をして作業は終了です。全ての作業を終えるのにかかる時間は、3時間ほどです

洗濯機クリーニング業者を選ぶポイント

プロに洗濯機クリーニングを依頼するとき、どのような基準で依頼先を決めれば良いのでしょうか。事業者選びで見るべき観点を4つ紹介します。

分解洗浄の料金が安すぎないか

相場と比較して料金が安すぎる事業者は、安さでしか集客ができない事業者という可能性があります。接客やサービスの質、トラブル対応などに問題があるかもしれません。

ミツモアであれば、相場情報を確認した上で5名の見積もりを比較できるので、明らかに安い事業者を避けて依頼することができます。

評価の悪い口コミが集まっていないか

事業者に低評価の口コミが複数寄せられてないか確認しましょう。

過去の利用者から似たような内容で指摘が続いている場合、接客やサービスの質など、何かしらに問題を抱えている可能性が高いです。

ドラム式洗濯機を含む幅広い機種の分解に対応できるか

洗濯機には多くの機種があります。特にドラム式洗濯機はメーカーごとに部品の位置なども違うので、全ての機種に対応するためには相応の知識と経験が必要です。

事業者の中にはドラム式洗濯機の分解に対応していなかったり、対応しているとしても特定のメーカーだけという方もいます。なるべく多くの機種に対応できる事業者のほうが、実績や知見が多い可能性が高いです。

損害賠償保険に加入しているか

万が一クリーニング作業によって洗濯機やその周辺の破損が発生したときのために、損害賠償保険に入っているかどうかも大切なポイントです。

どれだけ気を付けていても、一定の確率で不具合、破損などの事故が起こってしまうことはあります。損害保険に加入している業者を選べば、万が一クリーニング作業の結果、洗濯機が故障してしまったり家を傷つけられてしまったりした場合でも、保険金で損害を補償してもらえます。

事故やトラブルが発生した際に、誠実に対応してもらえそうかどうかが、良い事業者を見極めるポイントです。

安くて信頼できる洗濯機クリーニング業者を探そう

洗濯機は使用するうちに汚れていくので、定期的なお手入れが必要です。

洗濯槽クリーナーや塩素系漂白剤を使った洗浄を定期的に行っていない場合、一度洗濯機クリーニング業者に汚れをリセットしてもらうことをおすすめします。

地域密着のクリーニング業者が多数登録する「ミツモア」で、洗濯機クリーニングを依頼してみてはいかがでしょうか。

大手ハウスクリーニング業者よりも格安で、分解洗浄を依頼できる事業者がそろっています。

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