家庭によっては毎日のように使う洗濯機は、定期的なお手入れが必要です。
洗濯槽の内側は毎回洗剤で衣類やタオルを洗っているのでキレイに感じますが、洗濯槽の裏側や各パーツには、カビやホコリがびっしりこびりついていることがあります。
自分で手が届く範囲を市販の道具で徹底掃除する方法や、掃除してもどうにもならない場合の対処法をお伝えします。
洗濯機につきやすい汚れ4種類と汚れやすい場所
洗濯機は常に水と洗剤に触れているため、様々な汚れが付着します。
主な汚れの種類と、汚れやすい場所をまとめました。
汚れの種類 | 汚れやすい場所 | 汚れの原因 |
---|---|---|
黒カビ | 洗濯槽、パッキン、ゴミ取りネットやパルセーターの裏 | 洗剤カスや皮脂汚れ(栄養源)、洗濯後の水気 |
洗剤カス | 洗濯槽、洗剤投入口 | 粉末洗剤や液体洗剤、柔軟剤の溶け残り |
ホコリ・ゴミ | 洗濯槽、糸くずフィルター、ゴミ取りネット、乾燥経路、排水口 | 衣類から出るホコリや繊維、ポケットに入り込んだゴミなど |
水垢 | 洗濯槽、給水ホース | 洗濯に使う水道水に含まれるミネラル |
洗濯槽に生える「黒カビ」
洗濯槽に発生しやすい汚れの代表格といえば、黒カビです。黒カビは洗剤や柔軟剤の溶け残りや、洗濯後に残った水気によって繁殖し、洗濯槽の裏側やパッキンに付着します。
黒カビは見た目にも不衛生なだけでなく、イヤな臭いやアレルギー症状の原因になります。
洗濯槽に分厚くこびりつくと、洗濯を回すときに少しずつはがれて、洗濯物に黒いカスが付着するようになるケースもあります。
洗濯槽や投入口に残る「洗剤カス」
洗剤カスは、水に溶けきれなかった洗剤や柔軟剤の成分が固まり、白い粉状の汚れやべたつきになったものです。特に、粉末洗剤や洗濯用の石鹸を使用している場合、洗剤カスが発生しやすい傾向があります。また、水温が低い場合も洗剤が溶けにくく、カスになりやすいです。
洗剤カスを放置すると、雑菌の温床となり、嫌な臭いの原因となることがあります。また、洗濯物の汚れ落ちが悪くなったり、衣類に洗剤カスが付着して肌トラブルを引き起こす可能性もあります。
衣類から出た「ホコリ・ゴミ」
衣類から出るホコリや繊維くず、ペットの毛、ポケットの中のゴミなども洗濯機に蓄積していきます。ゴミ取りネットや糸くずフィルターに溜まるほか、パッキン乾燥機能を使っている場合は乾燥経路が詰まりやすくなります。
これらのホコリやゴミは、洗濯槽の隅や洗濯槽と洗濯槽の外側の間、パルセーターの裏側などに溜まりやすいです。
洗濯物の余計なホコリやゴミを取り除いてから洗濯することが大切です。ペットの毛や糸くず・繊維くずはガムテープやコロコロで取り、衣類のポケットからゴミやティッシュなどを取り除く習慣をつけましょう。洗濯ネットを使用すると、衣類の繊維の摩耗を防ぎ、糸くずの発生を抑制することができます。
糸くずフィルターに溜まったゴミは、洗濯のたびに必ず取り除くようにしましょう。
水道水によって蓄積する「水垢」
水道水に含まれるミネラル分が洗濯槽内に付着し、乾燥することで白い固形物として現れるのが水垢です。水垢は洗濯槽の内側だけでなく、洗濯機の様々な場所に発生し、洗濯機の故障の原因となることもあります。
水垢の発生を防ぐためには、洗濯後に洗濯槽内の水分をしっかりと乾かすことが大切です。乾燥機能がある洗濯機は定期的に乾燥を使いましょう。槽乾燥モードがある洗濯機なら、洗濯運転後に自動で槽乾燥を作動させるように設定しておくのがおすすめです。
洗濯機の掃除で用意しておきたい道具
洗濯機の掃除を始める前に、必要な道具を準備しておきましょう。汚れの種類や掃除する場所によって適切な道具を使うことで、効率的に掃除できます。
道具 | 説明 |
---|---|
洗濯槽クリーナー(塩素系漂白剤または酸素系漂白剤) | 洗濯槽のカビ掃除・予防 |
スポンジや歯ブラシ | 洗剤投入口や糸くずフィルターなどの細かいパーツのこすり洗い |
ワイヤーブラシ | 乾燥経路のホコリ取り |
雑巾またはマイクロファイバークロス | 洗濯機外側の拭き掃除 |
ゴム手袋 | 塩素系漂白剤を使うときの手荒れ防止 |
マスク | 塩素系漂白剤の吸い込み防止 |
洗濯槽を掃除する方法:月1回
洗濯槽の汚れは、目に見えなくても黒カビや洗剤カスなどが蓄積している可能性があります。月に1回は洗濯槽を掃除することで、清潔な状態を保ち、洗濯物の汚れやニオイを防ぎましょう。
ここでは、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を使った2つの掃除方法をご紹介します。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
塩素系漂白剤 | カビを死滅させ、分解する力が強い | 刺激が強い 酸性洗剤と混ぜると有毒ガスが出る |
酸素系漂白剤 | 人体やペットにやさしい | カビの殺菌効果が弱い |
近年の多くの洗濯機には、専用の槽洗浄コースが搭載されています。取扱説明書も確認して、正しい手順にしたがいましょう。
槽洗浄コースがついていない洗濯機でも、通常の洗濯モードを使用して洗濯槽を掃除することが可能です。
塩素系漂白剤で槽洗浄する方法
塩素系漂白剤は殺菌力が非常に強いことが特徴です。しばらく洗濯槽洗浄をしていない場合は、カビが発生している可能性が高いので、塩素系漂白剤を使うことをおすすめします。
【縦型洗濯機の槽洗浄の手順】
- 洗濯機の電源を入れる
- 槽洗浄コースを選択する
- 使用量の目安に従って塩素系漂白剤を投入する(ボトル1本分であることが多い)
- ふたを閉めてスタートを押す
【ドラム式洗濯機の槽洗浄の手順】
- 洗濯機の電源を入れ、槽洗浄コースを選択する
- ドアを閉めてスタートを押し、給水する
- 洗濯槽内に水がたまり始めたら一時停止し、使用量の目安に従って塩素系漂白剤を投入する
- ドアを閉めて再度スタートを押す
- 運転が終了したら、糸くずフィルターにたまった汚れを捨てる
槽洗浄コースは3時間前後のコースと10時間前後のコースの2種類が用意されていることが多いです。カビ予防として洗浄する場合は3時間、生えてしまったカビの殺菌をしたい場合は10時間のコースを選択しましょう。
酸素系漂白剤で槽洗浄する方法
酸素系漂白剤には、広がったカビを完全に死滅させる力はありません。ただし洗濯槽に分厚く積み重なったカビを、泡の力で剥がして取り除くことができます。小さいお子さんやペットがいるなど、何らかの理由で塩素系漂白剤を使いたくない方は、酸素系漂白剤を試してみましょう。
- 洗濯槽に高水位まで給水し、50~60℃のお湯をためる
- 使用量の目安に従って酸素系漂白剤を投入する
- 2~3時間ほどつけ置きする
- 黒いピロピロしたカスが浮いてきたらすくい取る
- 一通り汚れをすくったら排水して洗い流す
酸素系漂白剤が使えるのは、主に縦型洗濯機です。
ドラム式洗濯機に対しては、酸素系漂白剤を使わないように注意喚起している家電メーカーも多くあります。メーカーが禁止するということは故障しても責任が取れないということなので、使うのをやめておきましょう。
洗濯機の糸くずフィルター・ゴミ取りネットを掃除する方法:洗濯後毎回
洗濯機の糸くずフィルターやゴミ取りネットは、洗濯物から出た糸くずやゴミをキャッチして、洗い終わった洗濯物にゴミが付いたり、排水口にゴミが流れて詰まったりするのを防ぎます。
糸くずフィルターやゴミ取りネットは、洗いに使われる水が循環する場所に設置されています。ホコリやゴミを放置していると、そこを通った水で洗濯をすることになってしまい不衛生なので、洗濯が終わったら毎回掃除をしましょう。
糸くずフィルターやゴミ取りネットの掃除方法は、以下の手順で行います。
- 洗濯機の電源を切り、糸くずフィルターを取り外す
- 糸くずフィルターに付着した糸くずやゴミを取り除く
- 糸くずフィルターを中性洗剤と歯ブラシで洗う
- 糸くずフィルターやゴミ取りネットの水気を拭いて乾かし、洗濯機に戻す
糸くずフィルターやゴミ取りネットの形状や設置場所は機種によって異なります。お使いの洗濯機の取扱説明書で取り外し方を確認しましょう。
また、縦型洗濯機のゴミ取りネットは洗濯を回しているうちに劣化します。汚れたり破れたりしている場合は、新しいものと交換してください。
洗濯機の乾燥フィルター・乾燥経路を掃除する方法:週1回
乾燥機能付きの洗濯機を使っている場合、乾燥運転をするたびに乾燥フィルターには綿のようなホコリの塊が付着していきます。週に1回程度を目安に掃除を行いましょう。
また、乾燥フィルターを外した奥にある乾燥経路には、乾燥フィルターで防ぎきれなかったホコリが蓄積していきます。ホコリが詰まって経路をふさぐと、乾燥に時間がかかるようになったり、洗濯物に乾きムラができたりします。
Panasonic・SHARPの一部機種は、自宅でのお手入れができる仕様になっているので、以下の手順を参考に掃除をしましょう。
- 乾燥フィルターを取り外す
- 乾燥フィルターについたホコリの塊を取り、細かいホコリを拭き取る
- 目詰まりしている場合はぬるま湯で洗う
- 乾燥フィルターを外した奥の乾燥経路に、長いワイヤーブラシを差し込む
- ワイヤーブラシをゆっくりと回してホコリを絡めとる
- 乾かした乾燥フィルターを取り付ける
歯ブラシや割り箸など、持ち手が短いアイテムで乾燥経路を掃除しようとすると、誤って乾燥経路に落としてしまうリスクが高いので避けてください。
洗濯機の洗剤投入口を掃除する方法:週1回
洗剤投入口は、洗剤カスや柔軟剤の残りなどが溜まりやすく、カビや雑菌の温床になりやすい場所です。週に1回程度、洗剤投入口を取り外して掃除するようにしましょう。
- 洗剤投入口を取り外す
- 歯ブラシやスポンジで、洗剤カスや柔軟剤の残りをこすり落とす
- 洗剤投入口に洗剤が残らないようによくすすぐ
- 水気を拭き取り、再度洗濯機に取り付ける
洗濯機の機種によって取り外し方が異なりますので、取扱説明書をよく読んでから作業してください。多くの機種では、洗剤投入口を奥に押し込みながら上に持ち上げると取り外せます。
洗剤投入口が取り外せない機種の場合は、濡らした布や綿棒などで丁寧に拭き掃除をしましょう。また、重曹ペーストを塗布してしばらく置いてから拭き取ると、より効果的に汚れを落とすことができます。
洗濯機の排水口を掃除する方法:月1回
洗濯機の排水口は、洗濯で出た糸くずや洗剤カスなどが溜まりやすく、放置すると詰まりや悪臭の原因になります。排水トラップの構造上、どうしても汚れが溜まりやすい場所なので、月に1回は掃除するようにしましょう。
排水口の掃除方法は以下の通りです。
- 洗濯機の蛇口を締める
- 排水口の各パーツ(エルボ・目皿・ホースの固定筒・排水トラップ)を取り外す
- 排水管側にパイプクリーナーを流し入れてしばらく置く
- 取り外したパーツを歯ブラシやスポンジと洗剤で手洗いする
- 排水口に水を流し、パーツを元通りに取り付ける
排水トラップの形状は機種によって異なるため、お使いの洗濯機の取扱説明書をよく読んでから作業を行ってください。
洗濯パンを掃除する方法
洗濯パンの間や隣接している壁との隙間もホコリがたまりやすいので、合わせて掃除しておきましょう。
目に見える範囲のホコリは掃除機で吸い取ります。手の届かない隙間には、針金ハンガーに古いストッキングを通したものを使うのが便利です。
そして洗濯パンなどの汚れがたまっている隙間に差しこみ、ホコリを取り除いてください。
洗濯機の給水ホースを掃除する方法
洗濯機の給水ホースは、水道水に含まれるミネラルや汚れが溜まりやすく、洗濯機本体の故障や洗濯物の汚れの原因となる可能性があります。そのため、定期的な掃除が必要です。給水ホースの掃除頻度の目安は、半年に1回程度です。
手順 | 方法 |
---|---|
1. 水道の元栓を閉める | 洗濯機に水が入らないように、水道の元栓をしっかりと閉めます。 |
2. 給水ホースを外す | 洗濯機本体と蛇口の両方から給水ホースを外します。ホース内の水がこぼれる場合があるので、バケツやタオルなどを用意しておきましょう。 |
3. 給水ホースを掃除する | ホース内に溜まった汚れを押し出すように、勢いよく水を流します。汚れがひどい場合は、市販の給水ホース洗浄ブラシなどを使って掃除すると効果的です。重曹などを溶かした水をホース内に一晩浸け置きする方法もおすすめです。 |
4. 給水ホースを元に戻す | 掃除が終わったら、給水ホースを洗濯機本体と蛇口にしっかりと接続します。接続部分に緩みがあると水漏れの原因となるので、注意しましょう。 |
5. 水道の元栓を開ける | 水道の元栓を開けて、水漏れがないか確認します。 |
給水ホースの劣化が気になる場合は、無理に掃除せず新しいものに交換しましょう。給水ホースは、家電量販店やホームセンターなどで購入できます。
おすすめの洗濯槽クリーナー
洗濯槽を掃除するときに使用する洗濯槽クリーナーのおすすめ製品を紹介します。
おすすめの塩素系クリーナー
洗濯槽を掃除するときは、カビの除菌・防止効果が高い塩素系のクリーナーを使うのがおすすめです。
【洗たく槽カビキラー】
強力な塩素の力で洗濯槽のカビを分解します。そのため洗浄後に汚れのカスなどが残らないのも嬉しいポイント。ドラム式洗濯機にも使用可能です。
【キッチンハイター】
キッチンハイターはその名の通り、キッチン用に販売されている塩素系漂白剤です。とはいえキッチンハイターの主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」であり、洗濯槽クリーナーとほぼ変わらないので、洗濯槽の掃除にも使用できます。洗濯槽クリーナーとして売られている製品よりも安いので、コスト面でもおすすめです。
おすすめの酸素系クリーナー
塩素系漂白剤を使いたくない場合は、酸素系クリーナーを使っても一定の効果が得られます。ただし洗浄力は塩素系クリーナーよりも低く、一度こびりついたカビを死滅させる力はないので注意しましょう。
【洗たく槽ハイター】
洗たく槽ハイターは強力な発泡によって汚れを落としてくれる、洗濯槽専用の洗剤です。
お湯(40℃程度)を洗濯槽の中にためて粉末を入れます。2時間程度の放置で綺麗になりますよ。
【オキシクリーン】
オキシクリーンとは家中の汚れを漂白や消臭・除菌できる洗剤です。洗濯槽専用の「オキシクリーン洗濯槽クリーナー」もあるので、こちらを選ぶのも良いでしょう。
自分で洗濯機を分解して掃除することはできる?
洗濯槽の裏側など、見えていない部分についたカビなどの汚れを除去するため、洗濯機を分解して掃除したいと思う方もいるかもしれません。
しかし、素人が洗濯機を分解すると故障や事故につながる可能性が高いため、おすすめできません。万が一壊れても、通常の使用における故障ではないので、メーカーの保証対象外となってしまいます。
洗濯機の分解洗浄には、具体的に以下のような難しいポイントがあります。
- 部品が大小さまざまな大量のネジで留められており、なくしてしまうリスクがある
- 部品数が多く、どこに何が付いていたか分からなくなってしまう
- 水をかけても大丈夫な部分とダメな部分がわかりにくい
- 繊細な部品もあり、力を入れると故障してしまうおそれがある
- 一度分解した部品を正しく作動するように取り付けるには、プロでも外すときの2倍の時間がかかるほど難しい
黒いカスが出てきてしまったり、乾燥機能が低下してしまったりして、分解洗浄が必要な場合は、プロの洗濯機クリーニング業者に依頼することをおすすめします。
一度プロに分解洗浄をしてもらった後は、市販の塩素系漂白剤(クリーナー)を使って定期的に槽洗浄を行えば、カビを発生させずに清潔な状態を保つことができます。
日々の洗濯の工夫で洗濯機を汚れにくくするコツ
洗濯槽の黒カビや臭いは、毎日の洗濯時の工夫で予防できます。ポイントは、カビの繁殖に必要な養分(洗剤カスなど)や水分(洗濯後の水気)をなるべく排除することです。
洗濯機を清潔に保つため、以下の点に注意しましょう。
これらの工夫を毎日の洗濯に取り入れることで、洗濯機の汚れを軽減し、清潔な状態を保つことができます。
洗剤や柔軟剤を入れすぎない
適切な量の洗剤や柔軟剤を使用することは、洗濯機の汚れを防ぐだけでなく、節水にもつながります。多量に洗剤や柔軟剤を使うと、すすぎ残しの原因となり、洗濯槽に洗剤カスや柔軟剤が蓄積しやすくなります。
使用量の目安は、洗濯機の取扱説明書や洗剤・柔軟剤のパッケージに記載されているので、確認するようにしましょう。
柔軟剤や洗濯用せっけんはなるべく使わない
柔軟剤は粘度が高く、溶け残って洗濯槽の外側にこびりつきやすいです。また、洗濯用せっけんは人体に優しいというメリットがある一方で、合成洗剤よりも石鹸カスが付着しやすく、汚れの原因となります。
柔軟剤や洗濯用せっけんを使用したい場合は、量を少なめにしたり、洗濯槽クリーナーをこまめに使用するなど、洗濯槽に汚れを溜めないように心がけましょう。
洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯後、洗濯物を長時間洗濯槽の中に入れておくと、湿気がこもり、雑菌やカビが繁殖しやすくなります。洗濯が終わったらすぐに洗濯物を取り出し、洗濯槽内を乾燥させることが大切です。
乾燥運転や槽乾燥モードを定期的に使う
洗濯機の乾燥運転や槽乾燥モードを定期的に使用することで、洗濯槽内の水分を蒸発させ、黒カビの発生を抑制することができます。
自分で手が届かない部分の洗濯機掃除はプロに依頼がおすすめ
「洗濯槽の裏側に生えているカビを洗い流したい」「手が届かない部分のホコリを取りたい」という場合は、一度クリーニングのプロに洗濯機の分解洗浄をしてもらうことをおすすめします。
普段見えない洗濯槽の裏側や乾燥経路、排水経路に溜まった汚れやホコリは、洗剤で浸けたり、見える位置から掃除したりするだけでは取り切れず、分解洗浄をする必要があります。
縦型洗濯機の場合は、一度カビを取り除いてから月1回の洗濯槽洗浄を習慣づければ、以降はほとんどクリーニングを依頼しなくても大丈夫です。
ドラム式洗濯機はどうしても洗濯機内部の乾燥経路や熱交換器にホコリが蓄積してしまうので、3年に1回程度のペースで分解洗浄を依頼するのがおすすめです。
洗濯機クリーニングサービスの料金相場
プロに洗濯機の分解洗浄を依頼したときの料金目安は以下の通りです。
洗濯機の種類 | クリーニング料金相場 |
---|---|
縦型洗濯機 | 11,000円~17,000円 |
ドラム式洗濯機 | 25,000~30,000円 |
ドラム式洗濯機は構造が複雑で分解に手間がかかる分、費用も高めに設定されています。
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