ミツモア

洗濯機の分解洗浄で新品同様に!自分でやる方法とプロに頼むメリット

ぴったりの洗濯機・洗濯槽クリーニング業者をさがす
最終更新日: 2023年01月06日

洗濯機の分解洗浄とは、洗濯槽を取り外して洗濯機の洗浄を行うこと。通常の掃除では手の届かない箇所まできれいに洗浄できます。

洗濯機は毎日のように使う家電。長期間使っていると、洗濯槽の裏側や洗濯機の底など、手の届かない箇所に汚れやカビが生えている可能性が高いです。

普段のお手入れだけでは奥のカビまできれいにすることは難しいので、定期的な分解洗浄がおすすめです大掛かりな作業で時間がかかりますが、掃除後は洗濯物の仕上がりが一段とよくなるでしょう。

洗濯機の分解洗浄は自分でできる?

洗濯機

分解洗浄は洗濯槽を取り外す大掛かりな作業です。自分で洗濯機の分解洗浄を行うことは可能なのでしょうか。分解洗浄前の確認事項や分解の具体的な手順について解説します。

分解の前に洗濯槽クリーナーを試そう

時間と労力がかかる分解洗浄をする前に、洗濯槽クリーナーを使って洗浄してみましょう。洗濯機のお手入れ機能はカビの予防に効果がありますが、発生したカビを除去する効果は薄いです。

洗濯槽クリーナーには酸素系と塩素系の2種類があります。

酸素系クリーナーは厚みのある汚れを浮かせて落とすのに適しています。肌や衣類にやさしいですが、時間がかかったり洗浄後に汚れを手ですくい取らなければいけなかったりと、ひと手間が必要です。粉末状の酸素系クリーナーはドラム式洗濯機で使えない場合が多いので注意しましょう。

塩素系クリーナーは細かい汚れに効果的で、酸素系よりも洗浄力が強いです。洗浄の頻度が多ければ塩素系、頻度が少なければ酸素系を使うとよいでしょう。頑固な汚れには、酸素系クリーナーを使用した後に塩素系クリーナーを使う方法も効果的です。

市販の洗濯槽クリーナーで汚れが落ちなくても、メーカー純正品の洗濯槽クリーナーを使うと汚れを一掃できる場合もあります。汚れの状態に応じて適切な方法で洗浄することが大切です。

関連記事:洗濯機(洗濯槽)の簡単な掃除方法!3種類の漂白剤を使い分けて徹底的に綺麗にしよう!|ミツモア

関連記事:洗濯槽の掃除にオキシクリーンは使える?掃除方法や分量、注意点など徹底解説|ミツモア

分解できない洗濯機

分解洗浄の前に、まずは洗濯槽の取り外しが可能かどうか確認しましょう。

分解洗浄では洗濯槽を取り外す必要がありますが、洗濯機の種類によっては洗濯槽の取り外しができないケースもあります。ドラム式洗濯機では分解洗浄できないことが多いです。

関連記事:ドラム式洗濯機のクリーニング方法を解説!自分でピカピカに|ミツモア

取り外し可能な洗濯機でも、洗濯槽と本体をつなぐパルセーターの軸がカルキ成分によって固まり、取り外しができないこともあります。

分解可能な場合でも無理に自力で取り外そうとせず、洗濯機のクリーニング業者に頼んだ方が時間と労力を費やす必要がなく手軽です。

分解不可能な洗濯機は部分分解洗浄によって掃除を行います。洗濯槽を取り外す洗浄方法は完全分解洗浄と呼ばれ、洗濯槽を取り外さずに洗浄する方法は部分分解洗浄と呼ばれています。

クリーニング業者に依頼するときもトラブルを避けるために、洗浄方法について事前に確認を取ることが大切です。

分解洗浄の手順

縦型洗濯機の分解洗浄は自力で行うことも可能です。洗濯槽を取り外す作業が最も大変で、洗浄してから洗濯槽を戻すまで多くの時間と労力を費やします。

洗濯機が故障してしまう不安がある場合は、洗濯機のクリーニング業者に頼むのが無難です。

【準備するもの】

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 掃除用のブラシ
  • 雑巾およびタオル
  • ゴム手袋

【分解洗浄の手順】

  1. ドライバーを使って左右2箇所のネジを回してフタを外す
  2. 洗濯槽の底にあるパルセーターを外す
  3. 洗濯槽を取り外す
  4. お風呂場で洗濯槽を洗う
  5. 洗濯槽や各パーツを乾かして元に戻す

パルセーターとは洗濯機の中をのぞいたときに底にある回転皿のことです。パルセーターの中心部にネジがあるので、ネジを緩めることで外せます。一般的にはカバーで保護されていることが多いです。

洗濯槽を洗うときは60度以上のお湯をかければ、カビを死滅させられます。頑固な汚れには歯ブラシや漂白剤を使ってきれいにしましょう。

分解洗浄をするタイミング・頻度は?

1日あたり1〜2回の頻度で洗濯機を回している家庭では、2年に1回ほどの頻度でクリーニング業者に分解洗浄をしてもらうとよいでしょう。普段のお手入れである程度は清潔に保つことも可能ですが、一度完全に汚れを除去すると安心です。

洗濯物に黒いゴミが付くようになったら、2年が経過していなくてもすぐに分解洗浄を依頼しましょう。洗濯したときに付く黒いゴミの正体は黒カビです。

洗濯槽内は湿度が高く多くの栄養があるので、カビが発生しやすい環境です。洗濯槽の黒カビを放置すると汚れだけでなく、悪臭も発生します。

せっかく洋服を洗濯してもきれいにならないので、早急の対応が大切です。

関連記事:洗濯槽の黒カビはどうやって掃除する?ポイントや予防のコツも|ミツモア

分解が難しければクリーニングを依頼しよう

洗濯機のクリーニング業者

洗濯機の分解洗浄は自力でも可能ですが、リスクや労力を考慮するとクリーニング業者に依頼する価値があるでしょう。クリーニング業者に依頼することのメリットと費用相場について解説します。

故障したときの保証制度がある

洗濯機を自力で分解すると元通りに戻すことが難しかったり、正常な動作に戻らなかったりすることがあります。故障のリスクを避けたい場合はクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。

損害保険に加入しているクリーニング業者なら、作業中に洗濯機が故障した場合の保証制度があります。

家具やフローリングに傷や汚れが付いたときも保証してもらえます。業者に依頼する際は事前に保証制度があるかどうか確認しておきましょう。

分解洗浄にかかる費用の相場

洗濯機の分解洗浄にかかる費用は、洗濯機の種類や洗浄方法によって異なります。

  • 縦型洗濯機
完全分解洗浄
費用相場 作業時間
2〜2万4,000円 2.5〜3.5時間
部分分解洗浄
費用相場 作業時間
1万3,000〜1万5,000円 1時間

乾燥機付きの部分分解洗浄なら3〜5時間かかって1万5,000〜2万円です。

  • ドラム式洗濯機
費用相場 作業時間
1万7,000〜2万5,000円 4時間

ドラム式洗濯機は分解できないことが多く、故障のリスクも大きいことから請け負ってもらえるクリーニング業者が多くありません。

ミツモアで洗濯機・洗濯槽の掃除を依頼する

分解洗浄で洗濯槽をきれいにしよう

ドラム式洗濯機

洗濯機は掃除が難しく、洗濯槽の裏側など手の届かないところに汚れが溜まっています。普段の掃除である程度カビの発生を抑えることは可能ですが、完全に防ぐことは難しいです。

毎日の洗濯を心地よくするためにも、定期的に分解洗浄をすることが大切です。分解洗浄は自力でできる場合もありますが、リスクや手間を考慮に入れると洗濯機のクリーニング業者に依頼すると簡単に済ませられます。

ミツモアで洗濯機クリーニングのプロを探そう

簡単!無料の3ステップでぴったりのプロが見つかる!

洗濯機の汚れを自分では落としきれなかった場合や、掃除の時間がなかなか取れない場合は、プロの業者にクリーニングを依頼するのがおすすめです。

ミツモアで簡単な質問に答えて見積依頼

ミツモアならサイト上で予算、スケジュールなどの簡単な質問に答えるだけで見積もりを依頼できます。複数の業者に電話を掛ける手間がなくなります。

最大5件の見積もりが届く

無料で最大5件の見積もりを比較することが可能です。レビューや実績も確認して、自分に合った業者を選ぶことができますよ。

チャットで見積内容の相談ができる

気になった業者とはチャットで相談することができます。チャットなら時間や場所を気にせずに相談ができるので忙しい人にもぴったりです。

ミツモアで洗濯機・洗濯槽の掃除を依頼する