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エアコンの暖房が効かない理由を原因ごとに徹底解説!

最終更新日: 2020年09月25日

「エアコンの電源は入っていて温風は出ているのに、暖房の効きが悪く部屋がなかなか暖まらない」とお悩みではありませんか?

暖房の効きが悪いときは、エアコン本体だけでなく室外機やリモコンに問題がある場合もあります。問題を解決しないまま効きが悪いエアコンを使い続けていると、運転効率が落ちるため、電気代を余計に支払うことになるかもしれません。

この記事では、暖房の効きが悪い原因を「エアコンの能力・リモコン・室内機・室外機」と箇所別に解説していきます。暖房の効きの悪さでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

原因①エアコンの能力

エアコンのリモコンを操作する女性
まずはエアコンの能力を確認しよう

エアコンから暖かい風が出ているにも関わらず部屋が寒い場合や、タイマーランプが点滅している場合は、エアコンの能力不足が原因かもしれません。

まずは、エアコンの能力不足を確認する2つのポイントを紹介します。

部屋の広さに適したエアコンか?

エアコンから温風が出ているのに部屋が寒いときは、エアコンの大きさが部屋の広さに合っていないかもしれません。

部屋の広さよりも小さいエアコンを購入すると、パワー不足によりスイッチを入れてから快適な温度になるまでに多くの時間がかかってしまいます。

また常にフルパワーでの運転が必要となるため、部屋のサイズに合わないエアコンを使用することには、以下のようなデメリットも存在します。

  • エアコンの効きが悪くなる
  • エアコンに負担がかかり、寿命が短くなる
  • 電気消費量が増え、電気代が高くなる

<対処法>

使用しているエアコンが部屋の広さに合っていない場合は、エアコンの買い替えや増設の検討をおすすめします。エアコンの買い替えや増設時の値段の目安は以下の通りです。

  • 10畳用エアコン:40,000円〜80,000円
  • 20畳用エアコン:100,000円〜200,000円
  • エアコン増設費用:10,000円〜15,000円

エアコンを買い換える際は、上記の値段以外に設置費用や部品代が発生することがあります。値段はあくまで目安ですので、正確な値段を知りたい場合は業者へ見積もりを申し込んでみてください。

エアコンが壊れていないか?

またサイズチェックと合わせて、エアコンが故障していないかの確認も必要です。もしエアコンのタイマーランプが点滅していたら、それは故障の合図です。

<対処法>

タイマーランプが点滅している際は、多くの場合冷媒ガス漏れによる故障が多いです。もしランプが点滅していたら、以下の方法でガス漏れを確認してください。

  1. 半日以上エアコンを停止させた後か、コンセントを抜いて3分後にエアコンの電源を入れる
  2. 運転再開後に、次の2点を確認する
  • コンプレッサーが回っているか、音を確認
  • 配管バブル(室外機の外側にある冷媒ガス用の配管部分)に霜がついていないかの確認

上記の方法を試して、コンプレッサーが回っているのにエアコンが効いていなかったり、配管バブルの付近に霜がついていた場合は冷媒ガス漏れが考えられます。業者に連絡して、修理を依頼しましょう。

エアコンの能力に問題がある場合
エアコンの買い替えやガス漏れチェックで暖房の効きの悪さを解消できる

またランプ点滅のエラーコードはメーカーによって異なっています。以下の記事でメーカーごとのエラーコードを紹介していますので、合わせて参考にしてください。

関連記事:エアコンのタイマーランプの点滅は故障のサイン?原因と対処法を知ろう

原因②リモコンの設定

エアコンのリモコン
リモコンが壊れている場合もある

エアコンの能力に問題がない場合、暖房の効きが悪い原因はリモコンにあるかもしれません。

エアコンの効きがいつもより悪いと思ったら、リモコンに不具合が起きていたり、設定が間違っていたりすることもあります。ここでは、リモコンの設定確認方法について紹介します。

リモコンが壊れていないか?

当然ですが、リモコンが壊れているとエアコンは正常に動きません。エアコンに問題がなさそうなら、リモコンの故障を疑ってみましょう。

<対処法>

リモコンの故障を疑うと言っても、ただリモコンを見ただけでは故障しているかどうか分かりづらいですよね。リモコンが故障しているかどうかは、動作確認を行うことで判断できます。

リモコンの動作確認方法は、AMラジオに向けて運転ボタンを押すだけです。もしリモコンのボタンを押してもラジオからブブッという音が出ない場合は、リモコンが故障している可能性が高いです。

またリモコンが正常に動かない時は、電池切れを起こしているかもしれません。動作確認と合わせて、電池交換も行ってみましょう。

リモコンの動作確認方法
リモコンが壊れているか気になる場合は、ラジオで確認できる

暖房運転になっていない

次にリモコンの液晶画面を見て、暖房運転になっているかどうかを確認してみましょう。運転モードが「冷房」や「除湿」または「送風運転」になっていると、暖かい風が出て来ないため暖房は効きません。

<対処法>

ボタンの押し間違えで冷房運転になっている場合もあるので、暖房の効きが悪いと感じたら、一度リモコンに表示された運転モードを確認することをおすすめします。

またリモコンの液晶画面には「暖房」と表示されていても、リモコンの表示とエアコンの運転モードが異なっていることもあります。エアコンの効きが悪い場合は一度運転切り替えボタンを押して、もう一度暖房をセットし直すことで改善するかもしれません。

風向が上向きになっていないか?

暖かい空気は上に溜まる傾向があるため、風向が上になっているとエアコンから排出された暖かい空気が部屋全体に行きわたりません。また風量が弱い場合も、部屋の温度が上がるまでに時間がかかります。

<対処法>

温風が出ているのに部屋がなかなか暖まらないときは、以下の2つの方法を試してみることで解決する場合があります。

  • 風向きを下にする
  • 風量設定を強くする

どちらもリモコンで簡単にセットできますので、運転モードと合わせて確認してみてください。

リモコンの設定に問題がある場合の対処法
まずはリモコンが壊れていないか確認してみよう

原因③室内機の問題

エアコン
室内機(エアコン本体)が原因の場合もある

他にも室内機(エアコン本体)に問題が発生していることにより、暖房の効きが悪くなっていることもあります。リモコンに問題がなさそうな場合は、ここで紹介する3つの事例に当てはまらないか確認してみてください。

霜取り運転をしている場合

暖房運転中にいきなり温風が出なくなって「故障かな?」と思ったことはありませんか?温風が急に止まり、15分程度経った後に自動的に運転を再開した場合は、霜取り運転をしている可能性があります。

霜取り運転とは暖房能力の低下を防ぐため、室外機の熱交換器に付着した霜を溶かす機能のことです。熱交換器に霜が付着すると室外機がうまく空気を吸い込めなくなり、暖房の効きが悪くなってしまいます。

霜取り運転中は暖房が止まってしまうため、なるべく霜取り運転を作動させないことで暖房の効きをよくすることができます。

<対処法>

霜取り運転を作動させないようにするためには、以下のような対策が効果的です。

  • エアコンの設定温度を低めにする(外気温との差を減らす)
  • 室外機を雪から守る
  • フィルターの掃除をする

特に雪が多く降る地域は霜がつきやすいため、室外機を高い位置に設置する・雪に埋もれないようにカバーをかけるなどの対策が重要です。

エアコンのフィルターが汚れていないか?

また、エアコンのフィルターが汚れている場合も暖房の効きが悪くなります。フィルターに汚れが付着していると空気を取り込みにくくなり、風量が弱くなってしまうためです。

<対処法>

エアコンのフィルターには、空気中の汚れやホコリが多く付着しています。以下の回数を目安として、定期的にフィルターの掃除を行いましょう。

  • エアコンをよく使う時期:月に2〜3回
  • 使用頻度が少ない時期:月に1回程度
関連記事:エアコンのフィルターは掃除しないといけない!頻度ややり方を解説

吹き出し口が塞がれていないか?

またエアコンの吹き出し口の近くにカーテンや家具がある場合、障害物に風が妨げられることで、部屋が十分に暖まりません。

<対処法>

エアコンの吹き出し口の近くはなるべくスペースを空け、温風を妨げないように気をつけましょう。

室外機に問題がある場合の対処法 (3)
室内機のトラブル予防には、定期的なフィルター掃除が重要

原因④室外機の問題

エアコンの室外機
室外機が問題で温度調節がうまくいかない場合もある

室内機やリモコンが正常に作動している場合、室外機に問題が発生していることも多いです。室外機は屋外に置かれているため、ゴミやホコリが詰まっていることもあります。

この機会に、室外機の置かれた環境についても合わせて確認してみましょう。

室外機周辺に物が置かれていないか?

暖房の効きが悪いと感じたら、外へ出て室外機周辺の環境をチェックしてみましょう。室外機の吹き出し口を塞いだり、周辺に物を置いたりしていないでしょうか。

<対処法>

室外機の吹き出し口を塞いでしまうと、吹き出した風が逃げていかず運転効率が落ち、暖房の効きが悪くなってしまいます。室外機の周辺はスペースを広く取り、吹き出し口を塞がないように気をつけましょう。

室外機に直射日光が当たっていないか?

室外機が直射日光にさらされていると、エアコンの効きがとても悪くなります。室外機に直射日光が当たり熱くなってしまうと、室外機は熱を捨てるためにより多くの電気を使うことになり、結果として効きが悪くなってしまうのです。

<対処法>

直射日光を防ぐには、室外機カバーの取り付けやすだれなどの日除けの設置が効果的です。しかし室外機カバーと言ってもどれでもよい訳ではなく、室外機の全て覆う箱型のカバーを設置すると吹き出し口を塞いでしまうことがあります。

室外機カバーを設置する場合は、室外機の上部だけを覆う屋根型のカバーの購入をおすすめします。

関連記事:室外機に日よけして大きく節電?屋根型カバーがおすすめ!

室外機にゴミが溜まっていないか?

他にも、室外機の裏側にゴミが溜まっているため運転効率が落ちている場合もあります。室外機の裏側が詰まると空気を吸い込むことができなくなるため、運転効率が悪くなってしまいます。

<対処法>

エアコンの効きが悪いと感じたら、室外機の裏に枯れ葉やビニールなどのゴミが貼り付いていないか確認してみましょう。ゴミが詰まっている場合は自分で取り除くことで、エアコンの効きをよくすることができます。

関連記事:室外機に掃除は必要?掃除する方法やメリットを簡単に解説!
室外機に問題がある場合の対処法 (2)
室外機にゴミが詰まったり、吹き出し口が塞がれたりすると暖房の効きが悪くなる

暖房の効き目を上げるアイデア

エアコンで悩む女性
その他のグッズを使用することでエアコンの効き目を上げることができる

エアコンやリモコンに特に問題がない場合は、他のグッズをエアコンと一緒に使用することで暖房の効き目を上げることができます。

ここでは、暖房の効き目を上げる4つの方法を紹介します。

冷気を防ぐ

いくらエアコンをつけて部屋を温めていても、外から冷気が入り込んでいると暖房が効きにくくなってしまいます。以下のような対策を行うことで冷気を防ぎ、暖房の効き目を上げることができます。

  • すき間テープを使用する
  • 夜はカーテンをしっかり閉める
  • 厚手のカーテンを取り付ける

サーキュレーターや扇風機を使って空気を循環させる

先ほども少し紹介した通り、暖かい空気は上に溜まる傾向があります。

サーキュレーターや扇風機を使用することで空気を循環させると、室内の温度の偏りを防ぐことができます。サーキュレーターや扇風機を活用することにより、温度調節をしなくても快適な温度を保つことができるでしょう。

関連記事:サーキュレーターと扇風機どちらがおすすめ?電気代や併用法を解説!

湿度を上げる

部屋の湿度を上げると体感温度が高くなり、温度調節をする必要がなくなります。特に冬は乾燥しやすいので、加湿器などを使って湿度を保ちましょう。

他の暖房器具を併用する

雪が降っている時など外気温がかなり低い場合は、暖房だけで部屋全体を暖めることは難しいです。ホットカーペットや床暖房・ヒーターなどの暖房器具とエアコンを併用して使用しましょう。

暖房の効き目を上げる時に試したい方法
暖房の効き目を上げるためには、冷気を防ぎ空気の循環をよくすることが重要

上記のどれも心当たりがない場合はプロに相談してみよう!

エアコンクリーニングの男性
プロに依頼すれば悩みをサッと解決できる

この記事では、暖房の効き目が悪いときの原因と対処法を紹介しました。暖房の効きが悪いときは以下の4つの原因が考えられますが、上記の対策を試しても解決しない場合は、プロに相談することをおすすめします。

  • エアコンの能力
  • リモコンの設定
  • 室内機のトラブル
  • 室外機のトラブル

プロに依頼すれば、サッと問題を解決してもらうことができます。自分で対処しようとすると故障の原因になることもあるので、おかしいなと感じたらなるべく早くプロにお願いしてみましょう。

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