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サーキュレーターと扇風機どちらがおすすめ?違いや使用方法を紹介

最終更新日: 2020年07月06日

夏や冬は、エアコンの電気代が気になる季節。夏の場合は扇風機も活躍しますね。扇風機はエアコンが登場する前から使われていた家電製品ですが、扇風機と似たような機能を持つ「サーキュレーター」という機器があるのをご存じでしょうか。エアコンとサーキュレーターを併用することで電気代の節約もできてしまうんです。

この記事ではサーキュレーターと扇風機の違いや使用法を、エアコンや電気代も絡めて詳しく解説いたします。

扇風機とサーキュレーターはどう違う?それぞれの特徴

サーキュレーター扇風機の画像
扇風機とサーキュレーターは何が違う?

サーキュレーターとは羽を回転させて風を発生させる機器で、一見すると扇風機と違いはないように思えます。しかし「何のために風を発生させるのか」という目的が、サーキュレーターと扇風機では異なるのです。

両者の違いを理解して適切に使用することが、人にも部屋にも優しい環境作りに繋がります。

サーキュレーターは空気の循環が目的

サーキュレーターは部屋の空気を循環させるために使う機器で、以下の2つの特徴を持っています。

1つ目は「風が横に広がらずに、真っ直ぐに飛ぶ」ことです。本体は横や上に角度を調節できる仕組みになっており、風を飛ばす向きはかなり自由に調節できます。

2つ目の特徴は「風力が強く、風が届く距離が長い」という点です。サーキュレーターは強い風を真っ直ぐに飛ばすことで通り道の空気を攪拌し、循環させる仕組みになっています。

扇風機は涼を取ることが目的

扇風機は、人が涼を取るために作られた機器です。「風」というものは強すぎると人の身体が冷えすぎたり、乾燥しすぎたりしてしまいます。扇風機は風が人体に当たっても悪影響を与えない程度の風量で、本体から近い距離へと風を送り出す点が特徴です。大抵の機種には首振り機能が付いており、横方向の広い範囲に風を飛ばすことができます。

また扇風機は家庭や職場など人が存在する空間での使用を主目的としているため、サーキュレーターよりも静穏性を重視した製品が一般的です。

サーキュレーターは暖房とも併用可能?扇風機との違い

サーキュレーターは室内の空気を循環させるため、エアコンとの併用で冷房効率がアップします。冷気はエアコンのみだと部屋の下の方だけに溜まってしまい、部屋全体には広がりません。この滞留している冷気を部屋全体に循環させることができるのが、サーキュレーターのメリットとなるのです。

サーキュレーターの風力は強いため部屋の隅まで届きますが、扇風機の弱い風力では近距離までしか届きません。広範囲に冷気を循環させるには、扇風機は不向きなのです。暖房についても同様で、部屋の上方に滞留している暖気をサーキュレーターで広範囲に循環させることができます。

またサーキュレーターの強い風は、洗濯物を乾かすのにも便利です。洗濯物の周囲の空気は湿度が高くなりますが、サーキュレーターを使用すれば乾燥した空気と入れ替えることができます。洗濯物を部屋干しする際にはサーキュレーターを運転させておくと、乾燥がいつもよりも早まりますよ。

サーキュレーターと扇風機の電気代の違い

扇風機もサーキュレーターも、風量最小で約10w、風量最大で約40w程度の消費電力のモデルが一般的です。これは1時間あたりで考えると、風量最大時でも電気代は約1円となります。サーキュレーターと扇風機で、電気代の差はほとんどありませんね。しかしサーキュレーターにはエアコンと併用することで冷暖房の効率が上がり、エアコンの消費電力が下がるというメリットがあります。

一般的なエアコンの消費電力は冷房時は最大1000w、暖房時には最大2000wです。設定温度を1度変えると、エアコンの消費電力は5%~10%下がるといわれています。サーキュレーターを併用することでエアコンの大きな消費電力を節約できるのは嬉しいですね。

ただし電気代は、メーカーや風量で変化します。更には首振り等の付加機能を使うか使わないかも、電気代の上下の一因です。消費電力を抑える「省エネ機能」を備えたモデルもあるので、電気代が気になる場合は機能にも着目して選びましょう。

サーキュレータと扇風機どちらがおすすめ?

サーキュレーターと扇風機の画像
サーキュレーターと扇風機どちらがおすすめ?

サーキュレーターは部屋の空気を循環させるのが目的、扇風機は人に涼感を与えるのが目的、という違いがありましたね。ではこの2つの機器は、どのように使い分けるのが良いのでしょうか。季節やエアコンとの関係、生活環境などに着目して、適切な使い方を考えてみましょう。

一年を通して使用するならサーキュレーター

サーキュレーターは夏場だけではなく、一年を通して使用できます。風を発生させるサーキュレーターは寒い冬には使えないと思いがちですが、実はそうではないのです。サーキュレーターは風を人に送るのではなく、室内の空気を循環させることが目的でしたね。冷房と一緒に使っても寒さが過剰にはならないですし、冬に暖房と一緒に使っても部屋の温度が下がり過ぎることはありません。

エアコンとサーキュレーターの併用で冷暖房の効率が上がることは、先に述べたとおりです。サーキュレーターは一年を通して使用できることを覚えておきましょう。

エアコンと併用するならサーキュレーター

部屋の中では温度が高い空気は上の方へ、温度が低い空気は下の方へと溜まっていく性質があります。このことからエアコンは単体で使用すると、室内の温度が場所によって偏ってしまうという弱みがあるのです。そこでエアコン使用時にサーキュレーターを併用すると、空気が循環し室内温度が均一化されます。エアコンが温度調節をする必要性が下がるため、電気代の大幅な節約となるのが重要なポイントです。

夏場だけなら扇風機

夏場でも気温がそこまで高くない日は、扇風機の使用で十分涼しさを得ることができます。エアコンを併用しない場合にはサーキュレーターよりも扇風機の方が、機能面でも便利です。扇風機は首振り機能を使用すれば、エアコンなしでも幅広い範囲に涼風を送れますね。室内に複数人いる場合でも扇風機ならカバーできます。

一人暮らしにはどっちがおすすめ?

一人暮らしの場合には、サーキュレーターがおすすめです。ただしサーキュレーターの風で涼むのではなく、部屋の空気を循環させるために使用しましょう。またサーキュレーターは扇風機よりもずっと小さくかさばらないため、移動させたり片付けるのも楽ですね。

扇風機は首が長く背が高いものが一般的ですが、サーキュレーターはスタンドのすぐ上に本体が付いており小型のものがほとんどです。一人分の洗濯物の部屋干しの際にも、サーキュレーターは重宝するでしょう。

サーキュレーターを効果的に使用する方法

サーキュレーターの画像
サーキュレーターを効果的に使用する方法

サーキュレーターはエアコンとの併用で、冷暖房の効率がアップします。しかし単にサーキュレーターを置けばよいのではなく、風を飛ばす向きを調節するのが効率アップのコツです。冷房時と暖房時での、サーキュレーターの置き方の違いを見てみましょう。

【冷房使用時】下向き運転

冷房時には、サーキュレーターを部屋の下方に向けて運転させましょう。冷気は部屋の下の方に溜まりやすい性質を持っています。床の空気を散らすようにサーキュレーターの強い風を飛ばすことで、冷気が部屋全体に行き渡るようになりますよ。

サーキュレーターの向きについては、エアコンを背にするように置くのがポイントです。エアコンからの風向きに逆らわないようにサーキュレーターを配置することで、空気がスムーズに循環するようになります。

【暖房使用時】上向き運転

暖房時には冷房時とは逆に、サーキュレーターの向きを上にして運転させましょう。暖かい空気は上に移動しやすいため、天井に向けてサーキュレーターで風を送って循環させます。部屋の上方に溜まった空気を下へ移動させるのは難しいため、サーキュレーターはエアコンと対極の隅に置くことが大切です。空気をかき混ぜる効果が現れることで、暖かな空気が部屋全体に行き渡ります。

換気や乾燥にも有用

サーキュレーターは、換気や乾燥にも使えることを覚えておくと便利です。サーキュレーターは羽の後ろから空気を取り込み、前方へと送り出します。この仕組みを利用して開けた窓やベランダに向けてサーキュレーターを運転させると、室内の空気を外へと送り出すことができますよ。

またサーキュレーターの風力は強いため、空気を乾燥させる効果もあります。室内の空気が淀んだりジメジメしたりしている場合は、サーキュレーターでの換気を行ってみましょう。

おすすめのサーキュレーター

サーキュレーターの画像
おすすめのサーキュレーター

サーキュレーターを購入する際には、押さえておきたいポイントがいくつかあります。どの程度の広さの部屋で使用するのか、駆動音の大きさは気にするのか等々、おすすめのサーキュレーターを以下で具体的にご紹介していきます。

サーキュレーターの選び方は?

まずはメーカーサイトやカタログなどで、サーキュレーターの対応畳数を確認しましょう。エアコンには機種ごとに「8畳用」、「10畳用」など、どのくらいの広さの部屋に対応しているかが明記されています。サーキュレーターも同様で、使用する部屋の広さに合わせた機種を選ぶことが大切です。

広い部屋で使うのならパワフルなサーキュレーターが良いですし、部屋が狭いなら小型のもので十分ですね。風力の目安となる「到達距離」が明記されている場合も、対応畳数と同様に部屋の大きさの目安となります。

それと書斎や寝室など静かな部屋で使用する場合は、静穏性も大切です。音の大きさは「db(デシベル)」という単位で表されます。

・30db:静か(深夜の郊外、鉛筆での執筆音)

・40db:静か(閑静な住宅街、図書館)

・50db:普通(静かな事務所の中、エアコンの室外機の側)

・60db:普通(デパート店内、走行中の車内)

家庭内での使用の場合、上の騒音レベルを目安にするのが良いでしょう。あとは首振りやタイマーなどの便利な機能、好きな色やデザインも、サーキュレーター選びには欠かせない要素です。

ボルネード サーキュレーター DCモーターモデル

ボルネード(VORNADO)はアメリカ合衆国カンザス州の企業で、高性能なサーキュレーターを開発してきたことで知られています。「ボルネード サーキュレーター DCモーターモデル」は、高い風力を持つ機種です。対応畳数は6畳から最大35畳となっており、大きな部屋での使用にも耐えうる性能を持っています。家庭内はもちろん、オフィスでの使用にもおすすめです。

YAMAZEN DCエアーサーキュレーター YAR-BD18

「AMAZEN DCエアーサーキュレーター YAR-BD18」は、静謐性の高さが特徴となっています。静音モード時の騒音レベルは26dBとなっており、「30db:静か」以下の静かな駆動音が強みです。静かな環境で使用したい場合には、この機種を選びましょう。

アイリスオーヤマ KCF-SDC151T

豊富な機能を特徴としているのが「アイリスオーヤマ KCF-SDC151T」です。風量は10段階で調節でき、微風から空気の循環向けの強風まで、細かな調整ができるようなっています。また衣類乾燥モードを備えているため、部屋干しの際に便利です。首振り時の左右の位置では風力が強くなり、並べた洗濯物をムラなく乾かすことができます。

その他にもエアコン使用時の空気の攪拌(かくはん)を助ける「強制攪拌モード」、カバーが取り外せるお手入れのしやすさなど、多彩な機能性が強みです。

扇風機の機能も兼用したサーキュレーター

扇風機とサーキュレーターの両方の機能を備えた製品も販売されているので、一台で済ませたい場合は兼用の機種を選ぶと良いでしょう。兼用の機種は首振り機能がある、羽を真上まで向けられる、サーキュレーターよりも弱い風を発生させられるなど、扇風機とサーキュレーターの特性を両方備えたものとなっています。

扇風機だと夏が終わったら片付けないといけませんが、サーキュレーター兼用機なら一年を通して使用できますね。一つ一つの機能は専用機よりも弱めになっていることが多いのですが、利便性では兼用機も負けてはいません。

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