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天井埋め込みエアコンのフィルター掃除方法!メリットや注意点、業者に依頼時の費用相場まで

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最終更新日: 2024年03月27日

天井埋め込みエアコンの掃除は電気代節約、カビ、ホコリからの健康被害対策のみならず、エアコンの性能維持の面でも重要です。

汚れがたまりやすいフィルター部分は、自分で清掃することができます。この記事では簡単にできるフィルター掃除の方法をご紹介します。

また、ドレンパンやフィン、ファンの清掃に関しては、養生、エアコンの解体、高圧洗浄の作業が必要になるので業者に依頼しましょう。

業者に依頼した場合の気になる相場や、失敗しない選び方のポイントも解説します。

自分でできる天井埋め込みエアコンのフィルター掃除方法

天井埋込エアコン

天井埋め込みエアコン、業務用エアコンは掃除がしにくいのではと思う方もいるかもしれませんが、フィルターの掃除はとても簡単です。天井埋め込みエアコンのフィルター掃除の方法について解説しましょう。

準備するもの

天井埋め込みエアコンのフィルター掃除に必要なものを紹介します。

ブラシ

エアコン専用ブラシ | Amazon
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雑巾

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掃除機

ハンディークリーナー | Amazon
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ビニールシート

ブルーシート | Amazon
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中性洗剤

①フィルターを取り外す

【注意】

  • 天井埋め込みエアコンを掃除する時は、安全のため必ずブレーカーを落としてください。ブレーカーを落とさずに作業していると、漏電した際に感電してしまう危険があります。

フィルターを外すには、まず前面のパネルを開けます。天井埋め込みエアコンはのパネルは、多くがはめ込みタイプなので手で簡単に外せるでしょう。他にも、専用のリモコンで操作してパネルを降ろすタイプもあります。

パネルを開けたら、フィルターに付着したホコリを下に落とさないよう優しく取り除きます。ビニールシートなどを予め床に敷いておけば、ゴミが落ちても床を片付けやすいです。

②ホコリを取った後、水洗い

フィルターに大きなホコリがついている時は、ブラシで落としたり掃除機で吸い取ったりして除去します。強くこすりすぎてフィルターを傷つけないよう、優しく作業しましょう。

ホコリをある程度取り除いたら、水洗いします。業務用エアコンの場合は、フィルターのサイズが大きく作業がしにくいため、ホースの水が届くガレージなどを活用してください。

狭い事務所内など、水洗いするのに十分なスペースがない場合は、固く絞ったぬれ雑巾でフィルターを拭きましょう。

③取り外した全面パネル・ルーバーを掃除する

取り外した全面パネルには中性洗剤を噴霧して、スポンジやブラシで水洗いします。洗浄後はしっかり乾かしましょう。

パネルの周りやルーバー(風向板)は、中性洗剤を薄めた液を染み込ませた雑巾で拭き掃除します。こちらも洗浄した後はよく乾かしてください。

④フィルターを乾燥させ、元通り取り付ける

水洗いしてきれいになったフィルターを元に戻せば作業終了ですが、ぬれたまま取り付けるのは禁物です。フィルターをよく乾かし、水分を飛ばしてから取り付けましょう。

十分に乾かないまま取り付けてエアコンを運転すると、本体内の湿度が上がりカビの発生に繋がってしまいます

ホコリがつまっていないフィルターは本来の性能を発揮できるので、運転効率が上がります。エアコンの性能を維持するためにも、定期的なフィルター清掃を心がけましょう。

天井埋め込みエアコン掃除に洗浄スプレーは使わない

エアコン内部をスプレーで洗浄

ファン掃除に限ったことではありませんが、エアコン内部を自分で洗浄するのはリスクがあります。

  • 洗剤が流しきれずに残ると、カビの養分になる
  • 電子パーツにかかると故障する恐れがある

市販されている洗浄スプレーは、壁掛けエアコン用です。天井埋め込みエアコンに使用すると汚れに薬剤が届かないだけでなく、薬剤の流し残しがカビの原因にもなります。
また、薬剤が残ってしまうと風と一緒に飛散していくので、市販の洗浄スプレーの使用はおすすめしません。

天井埋め込みエアコンの掃除をプロに頼むときの費用相場

天井埋込エアコン掃除業者

より質の高いクリーニングを求めるなら、業者に依頼するのが得策です。エアコン掃除を依頼した場合の費用や時期選びのポイントを解説します。

掃除を業者に依頼する場合の費用相場

天井埋め込みエアコンの掃除を業者に依頼する場合、1万5,000~2万5,000円程度が相場です。吹き出し口の数が多いほど、料金が高額になる傾向があります。

また、業者によっては複数台まとめて依頼すると割引になるキャンペーンを実施しています。少しでも費用を抑えたいなら、キャンペーン割引がある所にまとめて依頼すると良いかもしれません。

掃除の所要時間はスタッフの技術力や依頼する台数、時期によっても変わる可能性があります。詳細は依頼した業者に確認しておきましょう。

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エアコンの掃除を業者に頼む時期は4~5月、9~10月が最適

業者に依頼する場合は、まだクリーニングの需要が多くない春先や秋がおすすめです。エアコンを使うシーズンになると、慌ててクリーニングを申し込む人が多くなるため、なかなか予約が取れないことがあります。

エアコンの掃除を業者に頼む時期は4~5月、もしくは9~10月が最適です。業者が忙しくなる6~8月に申し込むのは避けましょう。

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プロによる天井埋め込みエアコンクリーニングの内容

天井埋め込み型エアコン
天井埋め込み型エアコンの解体掃除は業者に依頼しよう!

天井埋め込みエアコンの内部は、業者に依頼して掃除してもらいましょう。

エアコン洗浄スプレーや手持ちの高圧洗浄機を使って自分で掃除をすると、電気系統を濡らしたり、洗浄液を落としきれずにカビを発生させたりすることがあります。このようなミスをすると、エアコンの故障に繋がってしまいます。

エアコン内部で洗浄が必要なパーツはドレンパン、フィン、ファンです。

ドレンパン 結露水の受け皿。
結露水をドレインホースへと流す。
汚れた水がたまるとカビが発生し、臭いの原因となる。
フィン 熱交換器。
柔らかいアルミでできている場合が多いため、高圧洗浄機をあてることで、変形させないように気を付ける必要がある。
ファン 風を作り外に送り出す役割がある。
取り外すことが可能なため、洗浄剤を噴霧し汚れを取り除く。

天井埋め込みエアコンの解体クリーニング作業手順

①エアコンを解体する

エアコンを解体するには、全ての電気系統の接続を切り離す必要があります。そのため、元に戻せなければエアコンが動かなくなってしまいます。メーカーや機種ごとに作りが違うのため、解体に慣れた業者に任せるのが一番です。

②養生をする

エアコン掃除で一番重要になる工程が養生です。水滴や汚水が部品やエアコンの周りにかからないようにする作業です。

③洗浄液を噴霧

汚れをしっかり落とすため、パーツ毎に適した洗浄液を使用します。汚れの状況によっては洗浄液を薄めて使うこともあります。

④高圧洗浄機で洗い流す

プロが使う高圧洗浄機は、部品を痛めない一方で強力に汚れを落とす、優れた性能のものです。洗浄液が残っているとカビの原因になるため、洗浄液をきちんと洗い流せていることをリトマス紙などで確認します。

⑤乾燥

水分が残っているとカビが発生してしまうため、各部品をしっかりと乾燥させることが大切です。

⑥組み立て

最後に、解体した全てのパーツを元に戻します。試運転をしてフィンが回るか、異音がしないか、誤作動は起きていないかを確認したら、作業は終了です。

解体から再び組み立てるまで、一連の作業には3~4時間程度かかかるでしょう。

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エアコンクリーニング業者の選び方

不用品回収業者

エアコン掃除を依頼する時は、複数業者から相見積もりを取って比較することが大切です。見積もりを比べれば適正な相場が分かりますし、よりよいサービスをしてくれる業者に依頼できます。

また業者を選ぶ際、掃除を依頼したいエアコンが「天井カセットエアコン」の場合は、このタイプには非対応としている業者もいるため注意してください。

たとえば業務で使用するエアコンの場合は、クリーニング清掃は店舗やオフィスの営業時間外に行う作業です。サービス対応時間は業者により異なるので、都合のよい時間帯に作業してもらえるかを事前に確認しましょう。

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天井埋め込みエアコンを掃除するメリット

天井埋め込みエアコン

天井埋め込みエアコンは定期的なクリーニングが必須です。汚れたまま使い続けると、運転効率の悪化や健康トラブルにつながります。

稼働効率をあげて電気代を節約

天井埋め込みエアコンも一般家庭用のエアコンと同じく、掃除しないと汚れがたまります。汚れが蓄積すると風の通り道が塞がれ、設定温度に達するまで時間がかかるほか、運転により多くの電力を使うため電気代が高くなります。

エアコンを掃除すれば運転効率が高まり、電気代の節約にもなります。こまめに掃除するようにしましょう。

水漏れやカビの発生を防ぐ

エアコンのフィルター内部にある「ドレンパン」を掃除せずに長期間放置すると、カビや「ドレンスライム」と呼ばれるスライム状の汚れの塊が発生します。

ドレンスライムはとても厄介で、放置するとドレンパンとつながっているドレン配管を詰まらせてしまいます。通常なら水はドレン配管を通って外に排出されますが、汚れが詰まると水の行き場がなくなって逆流し、水漏れが起きてしまうかもしれません。

定期的に掃除をして、水漏れやカビの発生を防ぎましょう。

天井埋め込みエアコン掃除のタイミング

天井埋込エアコン

メンテナンスを行うのに最適な時期はあるのでしょうか。ここではエアコン掃除のタイミングや、クリーニングをする判断基準について説明します。

エアコンを掃除するなら春先や秋

エアコンを掃除するなら春先や秋など、需要が本格化するシーズンの直前がよいでしょう。前年の使用で堆積したホコリや汚れを掃除しておけば、運転効率が良くなり電気代も抑えられます。

一般家庭であれば、天井埋め込みエアコンのクリーニングは1~2年に1回がおすすめです。

しかし、ペットやたばこを吸う方がいるご家庭はエアコンが汚れやすくなりますので、1年に1回のエアコンクリーニングをおすすめします。

また、オフィスや店舗で使われている場合には、一般家庭よりも汚れが溜まりやすいため1年に1回のクリーニングがおすすめです。

エアコンを掃除する判断基準

エアコンのクリーニング時期を示すサインは数多くあります。特に分かりやすいのは臭いです。エアコンの風がカビ臭い、酸っぱい臭いがするなど異臭に気づいたらすぐに掃除しましょう。

吹き出し口や本体の汚れが目立ち始めた時も、掃除のタイミングです。中にホコリやカビが発生している可能性が高いです。放置すると、エアコンの風で部屋中にホコリやカビが飛散してしまいます。人やペットがアレルギーを引き起こすなど健康被害に繋がるので、汚れに気づいたらなるべく早く掃除しましょう。

また冷房や暖房の効きが悪いと感じたら、エアコン掃除のサインです。なかなか設定温度まで冷えない、暖まらないような場合は、内部のフィルターにホコリや汚れがたまっている可能性が高いです。

こまめなカビ対策を

冷房運転をした後、定期的に送風運転を3~4時間おこないましょう。エアコン内部を乾燥させることでカビの発生を防ぐことができます。また、エアコンを使わないシーズンに時々暖房運転をすることも、カビ対策になります。

天井埋め込みエアコンの掃除はプロのクリーニング業者に依頼を

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天井埋め込みエアコンの掃除は内部構造が複雑で掃除が大変な場合が多いです。また、オフィスやお店など、エアコンの数が多い場合はより掃除が重労働になります。

1~2年に1回プロに内部クリーニングを依頼することで、エアコンを清潔に保ちましょう。

天井埋め込みエアコンのクリーニングのプロを探すときは、暮らしにまつわるサービスのプロが多数登録する「ミツモア」を使ってみてはいかがでしょうか。

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