天井埋め込みエアコンは定期的に掃除することで長く快適に使えます。
フィルターや吸い込みグリル、外側パネルは自分で掃除ができるのでこまめにお手入れをすると内部も汚れにくくなります。
天井埋め込みエアコンの掃除方法やクリーニングを依頼した場合の費用相場などを、プロの知見も交えて解説します。
世界一謙虚なおそうじ屋さん - 東京都世田谷区喜多見
※記事全体の監修ではありません。
天井埋め込みエアコンでお手入れが必要な部分
天井埋め込みエアコンを快適に使い続けるためには、定期的なお手入れが必要です。
お手入れが必要なパーツは以下の5つです。
パーツの名称 | 役割 |
---|---|
各種フィルター | 空気中のゴミをキャッチする |
吸い込みグリル(吸気口) | 空気を吸い込む |
外側パネル | 天井埋め込みエアコンの外観を良くする |
冷却フィン(熱交換器) | 空気を冷やす |
風向きファン | 風を起こす |
このうち利用者がお手入れすべきパーツは、各種フィルターと吸い込みグリル(吸気口)、外側パネルの3つです。
冷却フィン(熱交換器)と風向きファンを掃除するには天井埋め込みエアコンを分解しなければならないので、プロに依頼をしましょう。
天井埋め込みエアコンを自分で掃除する手順
シェア率の高い、ダイキン「S40ZGV」、Panasonic「CS-B409CW2」、三菱電機「MLZ-W4022AS」の取り扱い説明書を参考に、一般的な掃除手順を紹介します。
1.運転を停止しブレーカーを切る
掃除を始める前に必ず運転を停止し、ブレーカーを切ってください。
電源を入れたまま作業をすると感電やケガをするリスクがあります。
2.吸い込みグリル(吸気口)のホコリを掃除機で取る
吸い込みグリル(吸気口)を開く前にホコリがついていない確認しましょう。
ホコリがついている場合は掃除機で吸い取ります。
ブラシノズルをつけ、掃除機本体を天井埋め込みエアコンにぶつけないように気をつけてください。
3.吸い込みグリル(吸気口)を開く
吸い込みグリル(吸気口)のホコリを取り除いたら吸い込みグリルを開きましょう。
吸い込みグリルの開き方は製品によって異なりますが、押してロックを解除して引くと開くことが多いです。
品番 | 吸い込みグリルの開き方 |
---|---|
S40ZGV(ダイキン) | 3か所の「押す」を押す |
CS-B409CW2(Panasonic) | 「開」方向へスライドする |
MLZ-W4022AS(三菱電機) | 外側2か所の「PUSH」を押す |
吸い込みグリルを外すときはグリルを支えながら行いましょう。
ロックが解除された瞬間落下してしまい、破損することもあるので取り外しの際には注意が必要です。
4.エアフィルターを取り外す
吸い込みグリルを外すとエアフィルターが目視できるようになります。
エアフィルターは空気中に含まれるホコリやゴミをキャッチする役割があるので汚れやすいパーツです。
取り外し時にホコリが舞わないよう、エアコンに装着したまま掃除機でホコリを吸い取ることをおすすめします。
エアフィルターにはツマミがついているので、外すときにはツマミを使います。
品番 | エアフィルターの取り外し方 |
---|---|
S40ZGV(ダイキン) |
|
CS-B409CW2(Panasonic) |
|
MLZ-W4022AS(三菱電機) |
|
5.エアフィルターのホコリを取る
エアフィルターを取り外したら付着しているホコリを掃除します。
あまり汚れがついていなければ、フィルターの両面に掃除機をかけてホコリやゴミを吸い取りましょう。
フィルターにカビが生えている場合はぬるま湯と中性洗剤を使って汚れをこすり洗いします。
水洗いをするときはクレンザーやカビ取り剤を使わないでください。
フィルターの劣化につながるほか、十分に洗い流せなかった場合に健康被害が発生するリスクがあります。
6.脱臭・除菌フィルターを取り外す
製品によってはエアフィルターのほかにも様々な効果を持つフィルターが搭載されていることがあります。
エアフィルターを掃除するときに一緒に掃除をしましょう。
品番 | 搭載されているフィルター |
---|---|
S40ZGV(ダイキン) |
|
CS-B409CW2(Panasonic) |
|
MLZ-W4022AS(三菱電機) |
|
7.脱臭・除菌フィルターのホコリを取る
脱臭フィルター等と取り外したら掃除機でホコリを取ります。
エアフィルターとは異なり、水洗いができないフィルターが多いです。
汚れが取り切れない場合はフィルターそのものを交換しましょう。
8.フィルターを取り付ける
各種フィルターの清掃が完了したら、フィルターを元通りに装着します。
取り外したときとは逆の手順でフィルターを取り付けます。
9.吸い込みグリル(吸気口)をはめ直す
フィルターの取り付けが完了したら吸い込みグリルをはめ直します。
吸い込みグリルの奥から差し込み、「押す」や「PUSH」と書かれた部分を押すと「カチッ」と音がして吸い込みグリルが閉まります。
天井埋め込みエアコンを自分で掃除するときの注意点
天井埋め込みエアコンを安全に掃除するためには4つの注意点があります。
ケガやエアコン本体の故障、破損を予防するためにも掃除をする前に必ずチェックしましょう。
① エアコン洗浄スプレーは使わない
ドラッグストアやホームセンターにはエアコン内部を洗浄するとうたったスプレー製品が数多く販売されています。
エアコン洗浄スプレーは数百円程度で販売されていることから、エアコンクリーニングを依頼する金銭的余裕がない場合に購入されることが多いです。
しかしエアコン洗浄スプレーにはエアコンの故障などをはじめとした様々なトラブルが発生するリスクがあります。
エアコン洗浄スプレーを天井埋め込みエアコンに使うリスク
- 洗浄力不足によるカビの繁殖
- エアコン内部に残った洗剤によるパーツの損傷
- 液だれによる水濡れ・故障
エアコン洗浄スプレーを使う最も大きなリスクは、洗浄剤がエアコン内部に残ってしまうことです。
洗浄剤がエアコン内部に残ると、洗浄剤を餌にカビが繁殖したりスプレーの水分が原因で内部パーツが錆びるなどのトラブルが考えられます。
また目線より上にスプレーを噴射すると、洗浄剤が液だれを起こして皮膚に触れたり、目に入ったりするリスクがあります。
洗浄剤が人体に直接触れると皮膚のただれや視力の悪化など様々なトラブルが起きるので直接触れないようにしましょう。
ほかにも研磨剤を含むクレンザーも天井埋め込みエアコンの掃除には使ってはいけません。
クレンザーを使って磨くと室内機に傷がつき、汚れの付着やカビの繁殖、耐久度が下がることによる破損などのリスクが考えられます。
② 安定した足場を用意する
キャスターつきのイスやソファの手すり・背もたれなどは不安定なので足場としては向いていません。
不安定な足場で作業をすると、足を滑らせてケガをするリスクがあるほかにも、足場にしていたものの破損も考えられます。
脚立が1台あると家の高所の掃除にも役立つので、これから足場を購入するのであれば脚立を購入することをおすすめします。
③ 必ずブレーカーを落とす
感電や漏電による事故を防ぐために、掃除をする前に必ずブレーカーを落としましょう。
天井埋め込みエアコンは大量の電力を消費するため、個別に分電盤にブレーカーのスイッチがあります。
分電盤のブレーカーを切ることで感電や漏電のリスクを低くできます。
またブレーカーを落とさないと清掃中に誤作動を起こし思わぬケガをする可能性があるのでご注意ください。
④ 内部の洗浄はエアコンクリーニングを依頼する
冷却フィンやファン、ドレンパンなど、天井埋め込みエアコンの内部を洗浄したいのであればエアコンクリーニングを依頼してください。
エアコンクリーニング業者に洗浄を依頼すると、内部をすみずみまできれいにしてもらえるうえ、故障などのリスクを最小限に抑えられます。
一般的な壁掛けエアコンと比較すると清掃の難易度が高いので、作業料金が高く、作業料金も長くなりやすい傾向があります。
天井埋め込みエアコンのクリーニングを依頼するときは、時間的余裕がある日程を洗濯することをおすすめします。
プロが行う天井埋め込みエアコンクリーニングの内容
プロは天井埋め込みエアコンクリーニングを以下の手順で行います。
天井埋め込み型エアコンクリーニングの作業内容
天井埋め込みエアコンのクリーニングの作業内容は、基本作業とオプション作業の2種類に分けられます。
● 基本作業の例
- 周囲の養生
- カバーやフィルター、外枠の取り外し・洗浄
- 本体内部の高圧洗浄
● オプション作業の例
- ドレンパン洗浄
- シロッコファン洗浄
- 持ち帰り洗浄
持ち帰り洗浄は各パーツの汚れが著しい場合にのみ行われるので、依頼者が希望して行ってもらうことは稀です。
どのメニューが適切か判断するコツをプロに聞いてみました。
エアコンクリーニングをしていない期間が1年程度であれば、最も一般的な分解洗浄メニュー(カバーやお掃除ユニットのみを外して高圧洗浄)で十分に汚れを落とせます。
一方で10年以上放置していたエアコンの場合は、ドレンパンやシロッコファンまで外す完全な分解洗浄や、壁からエアコンをすべて取り外し、事業者が一度持ち帰って洗浄するメニューでないと、汚れが取り切れない可能性が高いです。
どの洗浄メニューが良いか悩んだ場合は依頼先の業者とよく相談することをおすすめします。
① 周囲を養生する
天井埋め込みエアコンクリーニングでは大量の水を使います。
洗浄時に周囲の壁や家具が汚れてしまわないように周囲を保護する養生作業を行います。
養生はブルーシートやゴミ袋、養生テープなどを使って行います。
② エアコンを分解する
養生が完了したらエアコンを分解します。
分解する範囲は洗浄メニューによって異なります。
一般的なメニューであれば、熱交換器(冷却フィン)を残してその他の外側パーツを外します。
分解が完了したら掃除機で熱交換器のホコリを吸い取ります。
③ 洗浄液を噴霧する
ホコリの除去が完了したら内部の洗浄を開始します。
洗浄液を内部パーツに噴霧し、汚れ具合によってはつけ置きします。
取り外したパーツも清掃をします。
浴室などでフィルター類や送風ファンなどを洗います。
④ 洗浄機で洗い流す
天井埋め込みエアコン内部の洗浄が完了したら洗浄液を洗い流します。
高圧洗浄機を使って汚れを落としながら洗浄液を流すケースが多いです。
洗浄液が残っているとカビの原因になるので、洗浄液を流し終えたらリトマス紙等を用いて完全に洗浄できているか確認します。
⑤ 洗ったパーツを乾燥させる
洗浄したパーツを完全に乾燥させます。
水分が残っているとエアコン内部がカビが生えやすい環境になるので、しっかりと水気を取ります。
⑥ エアコンを再組み立てする
すべての洗浄作業が完了したら、エアコンを再組み立てします。
組み立て完了後は試運転をして、異音や動作異常がないかを確認します。
作業内容や機種にもよるものの、3~4時間ほどで作業が完了することが多いです。
天井埋め込みエアコンクリーニングを依頼するメリット
天井埋め込みエアコンのクリーニングを依頼することには大きく分けると2つあります。
① 天井埋め込みエアコンの内部まで洗浄できる
天井埋め込みエアコンのパーツのうち、自分でお手入れができる範囲はフィルターや外側カバーなどのごく限られた部分です。
プロのエアコンクリーニングであれば、天井埋め込みエアコンの内部まで洗浄できます。
内部のカビを除去することでカビが原因のアレルギー症状なども改善されます。
エアコンをつけると咳やくしゃみが出るなどの症状があるのならエアコンクリーニングを依頼することをお勧めします。
また内部を洗浄すると水漏れや、水分と汚れが結合することで発生するスライム状の汚れも予防できます。
② 運転効率が改善し電気代が安くなる可能性がある
天井埋め込みエアコンは室内の空気を循環させる家電です。
エアフィルターに汚れが溜まっていると空気の循環効率が下がってしまい、室温を設定温度に近づけるためにより多くの電力が必要になります。
エアコンクリーニング後は運転を妨げるゴミや汚れがないため、運転効率が改善されます。
効率よく運転ができるので電気代が安くなる可能性があります。
天井埋め込みエアコンクリーニングを依頼する頻度とおすすめの時期
天井埋め込み型のエアコンは、一般的な家庭に多い壁掛けエアコンと比較すると自分で行うお手入れの難易度が高いです。
清潔な状態を保つには定期的にエアコンクリーニングを依頼することが重要です。
エアコンクリーニング依頼タイミングによっては、思っているように予約がとれないこともあります。
エアコンクリーニングの依頼頻度やおすすめの時期について解説します。
エアコンクリーニングは2月・9月・10月に依頼するのがおすすめ
エアコンクリーニングには繁忙期と閑散期があり、依頼が立て込んでいない閑散期に依頼するとスムーズに予約が取れたり、費用も安く済んだりといったメリットがあります。
エアコンクリーニングを依頼するのにおすすめな時期は2月・9月・10月ごろです。
依頼が立て込んでいないので予約が取りやすく、エアコンクリーニング業者も1件1件の依頼に対して余裕をもって丁寧に対応できる可能性が高いです。
また、中には繁忙期と比べて料金を安く設定している事業者もいます。
プロも認めるエアコンクリーニングにおすすめの時期は、2月、9月、10月の3か月間です。
2月は温かくなる前、9~10月は暑さが落ち着く頃でエアコンを利用する人が少ないことが要因として考えられます。
ニオイが気になったらすぐに依頼をしよう!
天井埋め込みエアコンを使っているときにカビ臭さや雑巾のようなニオイを感じたことはありませんか?
イヤなニオイがするのは、内部でカビをはじめとした菌が繁殖している証拠です。
イヤなニオイに気づいたらすぐにエアコンクリーニングを依頼して、内部を洗浄してもらいましょう。
ニオイだけだから、と放置していると鼻水やくしゃみなどのアレルギーのほか、アトピーなどの皮膚障害を引き起こす可能性があります。
実際にプロが対応した方の中にも、医師から「すぐにエアコンクリーニングを依頼してください」と言われたことがきっかけで依頼した方もいます。
ある日突然、皮膚の赤みや咳などのひどいアレルギー症状に見舞われ、病院を受診したら医師から「すぐにエアコンクリーニングを頼んでください」と言われたというお客様もいらっしゃいました。
エアコン内部のカビを放置していると、気づかないうちに繁殖し、体調に重大な影響を及ぼしてしまうおそれがあります。
天井埋め込みエアコンの設置場所別・おすすめの依頼頻度
天井埋め込みエアコンは家の様々な場所に設置されています。
設置場所によって、エアコンクリーニングの理想的な頻度は異なります。
設置場所 | おすすめの頻度 |
---|---|
リビング | 1年に1回 |
キッチン | 1年に1回 |
寝室 | 2~3年に1回 |
最も高頻度で行わなくてはならないのは、キッチンに設置されている天井埋め込みエアコンです。
キッチンは調理時に油が混じった煙や水蒸気が発生します。
エアコンが油が混ざった空気を吸い込むと内部が非常に汚れてしまいます。
キッチンに設置されている天井埋め込みエアコンは1年に1回を目安にクリーニングを依頼すると内部の汚れが少ない状態で使用できます。
プロは依頼する頻度について、以下のようなコメントをくださいました。
どこまで汚れている状態を許容できるかにもよりますが、清潔でほとんど汚れのない状態を保ちたい場合、リビングのエアコンなら1年に1回はクリーニングするのがおすすめです。
多少汚れていても構わないので、2~3年に1回のペースで依頼するというお客様もいらっしゃいます。
プロのコメントはリビングに設置されたエアコンを想定したものですが、他の場所に設置されている天井埋め込みエアコンも同様の考え方ができます。
天井埋め込みエアコンのクリーニング費用の相場は、1台あたり17,000~25,000円です。
設置されている場所に優先順位をつけて、1回の依頼ですべてのエアコンをクリーニングしてもらうと金銭的な負担が大きくなりすぎてしまうかもしれません。
時期や頻度をずらしてクリーニングをしてもらうと1回あたりの金銭的負担を軽くできます。
天井埋め込みエアコンクリーニング業者を選ぶコツ
天井埋め込みエアコンのクリーニングを依頼する業者の選び方には3つのコツがあります。
コツを知っているのと知らないのとでは、依頼後の満足感にも影響する可能性があります。
見積もりや依頼申し込みをする前にぜひチェックしてください。
① 相見積もりをとって料金とサービスを比較する
大手フランチャイズから個人で経営している小規模業者まで様々なエアコンクリーニング業者がいます。
その中でニーズにあったサービスを提供する業者を探すのは一筋縄ではいきません。
「ミツモア」をはじめとした、マッチングプラットフォームを活用して相見積もりを取りましょう。
ミツモアであれば依頼場所に近い場所で活躍する最大5社からの見積もりを簡単に取得できます。
アプリ内で簡単に料金とサービス内容を比較できるうえ、気になった点があればチャットでプロに質問や認識のすり合わせができます。
電話でのやりとりでは聞き逃しが心配という方にもおすすめです。
② 口コミや評判をチェックする
エアコンクリーニングの作業担当者とはいえ、自宅に見知らぬ人を上げる以上、いくら料金が安いとしても信頼できる相手に依頼したいですよね。
信頼できる業者を見つけるには口コミなどの評判をチェックしましょう。
ネット上の口コミを判断材料にするときは、以下の点に気をつけましょう。
- 複数の時期に似た内容の苦情・悪評がないか
- 極端に星の数等の評価値が偏っていないか
口コミやレビューを参照するときは、つい☆5などの評価値を見てしまいがちですが、☆の数は主観的なものです。
内容を吟味して、複数の時期に似た内容の苦情がないかを確認しましょう。
たとえば2021年7月と2023年5月にそれぞれ「作業者がぶっきらぼうで、作業も雑だった」という口コミがあった場合は依頼を控えた方がよいでしょう。
また評価値の偏りにも注意が必要です。
自然な口コミやレビューの評価数は、☆5の数が最も多く☆1の数が最も少なくなる傾向があります。
口コミ評価数で不自然なのは、☆5と☆1の数が拮抗していて他の評価はさほど多くないものです。
口コミ評価数が不自然でない業者に依頼するようにすると、無用なトラブルを避けられます。
③ 保険に加入しているか確認する
プロも事故や故障がないように気をつけてクリーニング作業をしているとはいえ、不慮の事故は避けられないものです。
トラブルがあったときに対応できる保険に加入しているか、必ず確認しましょう。
このときに施工保証があるかも確認しておくと、万が一作業の品質に満足できなくても作業のやり直しを依頼できるので安心感があります。
天井埋め込みエアコンをクリーニングしよう
普段のお手入れにプラスして、天井埋め込みエアコンをクリーニングすると、エアコンがきれいな状態を保ちやすくなります。
業者によっては天井埋め込み型エアコンのクリーニングに対応していなかったり、対応件数が少なかったりすることがあります。
エアコンクリーニングの依頼を考えたらなるべく早めに相見積もりを取って、業者の選定に入りましょう。
ミツモアなら簡単な質問に答えるだけで、天井埋め込みエアコンに対応している業者のみから見積もりが届くので業者の比較検討の手間が少ないです。
プロのエアコンクリーニング業者が使用している洗浄機と違い、市販の洗浄スプレーや家庭用の霧吹きなどでは、洗剤を十分に洗い流すための水圧が足りません。どうしても汚れを含んだ洗剤がエアコン内部に残ってしまうので、むしろカビの増殖を悪化させる可能性が高いです。
洗剤によってカビを死滅させられたとしても、殺菌作用をもった強力な洗剤がエアコン内部に残り、エアコンをつけたときにその成分が風に乗って部屋に拡散されてしまうことになります。