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エアコン掃除スプレーを詳しく紹介!【価格・効果・使いやすさ】

最終更新日: 2018年09月27日

エアコンをガンガン使用しているこの季節、イヤな臭いやカビが気になり掃除をしたいと思っている方は多いでしょう。エアコン業者に掃除を依頼すると安心で楽なのですが、一度ぐらい試しに自分で掃除してみようかなと考えている方もいるかもしれません。私もその1人です。そこで今回は実際に私が市販のスプレーでエアコンを掃除し、その経験も踏まえてオススメの市販スプレーの効果や使い方を紹介していきます。

エアコン掃除スプレーを使うメリット

エアコンのカバーを外した時のフィルター
フィルターの掃除は簡単?フィンやファンは?

今回は市販のエアコン掃除スプレーを紹介していく記事ですが、そもそもエアコン業者に依頼するか自分で掃除をするかをまだ迷われている方も多いと思いますので、スプレーを紹介する前に、掃除スプレーを使って自分で掃除をするメリット・デメリットを簡単に見ていきたいと思います。

メリット①エアコン掃除にかかる費用を安く抑えられる

エアコンの掃除をプロの業者に依頼した場合、大体いくらぐらいになるかご存知でしょうか?大手のダスキンやお掃除本舗に依頼した場合、およそ1万円~1万2千円がエアコン1台あたりの相場になってきます。一方、市販のスプレーを使って掃除をする場合、購入するものは①フィルター用スプレー②フィン用スプレー③ファン用スプレーです。この3点のみですと合計はおよそ3000円です。洗浄のためにブラシやビニール袋などの細かいものは必要ですが、それらを合わせても5000円は上回らないでしょう。つまり自分で掃除をすると、プロに依頼した場合の約半分またはそれ以下まで費用を抑えられるということです。

壁掛けタイプのエアコン1台のクリーニングを依頼した場合
ダスキン 12000円(税抜)
お掃除本舗 9900円(税抜)

メリット②自分の好きな時間にエアコン掃除が可能

市販のスプレーを使って掃除をするなら、自分の都合のい良い日にち・時間に掃除ができます。言ってしまえば、今日いますぐにでも掃除ができます。プロに依頼する場合も日程を調整するので、ある程度都合の良い時間に掃除をしてもらえるのですが、なんといっても夏は繁忙期でエアコン掃除業者の方も忙しいので希望の日程で調整すると、かなり先になってしまうかもしれません。

エアコン掃除スプレーを使うデメリット

エアコン掃除の養生の様子
エアコンを掃除する際の養生はこんな感じ

先述のように2つのメリットはありますが、同時にデメリットもあります。市販スプレーを使って自分で掃除をする時の問題点を以下に3点まとめました。

デメリット①エアコン掃除には労力がかかる

なんといってもエアコン掃除になかなか手が出せない一番大きな理由はこれでしょう。エアコンのフィルター掃除だけなら、取り外しも掃除も簡単なので定期的に掃除をしている方も多いと思います。しかし、エアコンの臭いやカビの根本的な原因はエアコン内部のフィンやファンにあります。そしてフィンやファンを掃除するためにはエアコンの前面についている枠を外し、部屋内の壁が汚れないように、また、エアコンの電装部分にスプレーがかからないようにビニール袋などで養生する必要があります。私が実際に掃除をする前は、この「養生」が最も面倒くさそうだなと思っていましたが、購入したスプレーに付属していた養生シートを使うと、意外にもかなり簡単に養生ができました。ビニールはすでに養生用に形成されていますし、両面テープもきちんと貼り付けられていますから、あとはテープをはがしてエアコンの側面に貼り付けるだけでした。1分もかかりません!ですので洗浄スプレーを購入する時は「養生シート付き」のものを選ぶことをオススメします!

デメリット②エアコンが故障する可能性がある

エアコン掃除スプレーで掃除した場合のもう一つの大きな不安要素は、掃除後にエアコンが故障して動かなくなってしまうかもしれないということです。せっかく費用を安く抑えたのに、もし故障なんかしてしまったら結局は、エアコンを購入し直すのに何倍もお金がかかってしまいますからね。

自分でエアコン掃除をして故障するとしたら、電装部分にスプレーや水がかかってしまうことが原因でしょう。今回は上手く養生できていたようで、掃除後もエアコンは故障することなく元気に動いてくれています。

デメリット③市販の洗浄スプレーは逆効果の可能性

自分で掃除をしてみた実感としては、やはりプロの仕事には及ばないんだろうなと思いました。市販のスプレーだけでは、フィンやファンの隅々の汚れまでは落とせていません。さらに全ての汚れを落とせないだけでなく、掃除後エアコン内部に残ったスプレーの成分が汚れに元になったり、ホコリや汚れが溜まりやすくなってしまいます。プロはこのような問題を防ぐために高水圧洗浄を行って、ホコリや汚れ、洗浄液成分を落とし切っているようです。高水圧までとはいきませんが、私は今回ペットボトルに装着する加圧式スプレーノズルを購入しフィンやファンの汚れを落とし切りました。

エアコンのフィルター掃除に使えるスプレー

エアコンのフィルターを市販のスプレーを使って自分で掃除
フィルター用の洗浄スプレー「アミライト」を使用

では本題に移り、エアコンの箇所ごとに使える市販の洗浄スプレーを紹介していきます。まずはエアコンのフィルターに使えるスプレーです。

アミライト フィルター洗浄スプレー 180ml

エアコン フィルター掃除スプレー アミライト フィルター洗浄スプレー 180ml
キンチョー アミライト フィルター洗浄スプレー 180ml

こちらキンチョーの「アミライト フィルター洗浄スプレー」はホームセンターで498円(税込み)で購入しました。私がAmazonや楽手市場で検索した結果を見る限りでは、エアコンのフィルター掃除用と明記されているスプレーはアミライトのみでした。

普通は水とブラシでフィルターをこすってホコリを落としますが、アミライトは「泡で汚れや花粉を浮かせて擦らず落とす」というのが特徴です。ブラシで擦らない分、フィルターが傷んでホコリが溜まりやすくなったり、フィルターの機能が低下する心配がありません。

実際使ってみた感想としては、効果がはっきり見えにくく、アミライトの便利さを実感できませんでした。ブラシを使ってフィルターを掃除したときの大変さと比較するべきでした。使い方にはスプレーをした後5分間放置するように指示がありますが、実際吹き付けた泡はすぐに消えてしまいました。使用方法に注意書きとして”良く振ってからスプレーしてください”とあるので、振りが足りなかったのかもしれません。

エアコンのフィン掃除に使えるスプレーを比較

エアコンのフィン掃除用の洗浄スプレー3種
エアコンのフィン掃除用スプレー3選!

フィルターの次はフィンの掃除に使えるスプレーを紹介します。と言っても、フィンてどこだろう?と思う方がほとんどだと思います。フィンというのはエアコンの中で空気を冷やしたり温めたりする機能を持つ熱交換器のことを指します。フィルターの裏側に位置しています。今回はフィンの掃除に使えるスプレーを3本紹介します。フィン用のスプレーはフィルター用とは違い、かなり種類が豊富です。その中でもAmazonで評価が高いものを選んで使用しました。

エアコン 掃除スプレー フィン
エアコンのフィン(熱交換器)の汚れ

①エアコン洗浄スプレー防カビプラス 無香性 420mL

エアコン フィン掃除スプレー①アース製薬 エアコン洗浄スプレー防カビプラス 無香性
アース製薬 エアコン洗浄スプレー防カビプラス 無香性 420mL

1本目はアース製薬の「エアコン洗浄スプレー防カビプラス 無香性 420mL」です。こちらもホームセンターで448円(税込み)で購入しました。Amazonでは353円/本で売っているようです。こちらのスプレーは3本の中では最も簡単に使えるものだと思います。液体を縦長に噴射し、幅広い範囲に吹きかけることができ使いやすく、また液体の内容量もエアコン1台に対して十分な量でした。

②アース製薬 超速乾 エアコン洗浄スプレー 170mL

エアコン フィン掃除 スプレー② アース製薬 超速乾 エアコン洗浄スプレー 170mL
アース製薬 超速乾 エアコン洗浄スプレー 170mL

2本目はアース製薬の「超速乾 エアコン洗浄スプレー 170mL」です。このスプレーはAmazonで998円(税込み)で購入しました。このスプレーは1本目に似ていて、ムースではなく液体噴射タイプ。違いとしては、パッケージにあるように「超速乾」であまり液体が噴射されているという風には見えないという点がありました。1本目より噴射の幅は狭く、内容量も少ないのでエアコン1台に対して1本では足りないだろうなと思います。使用してみて正直な感想を述べると、スプレーの勢いは強かったのですが、噴射された液体・気体がフィンを勢いよく通過しすぎて、汚れやホコリの除去に効果を発揮しているようには見えませんでした。

③くうきれい エアコン内部洗浄剤(冷却フィン用)

エアコン フィン掃除 スプレー③くうきれい エアコン内部洗浄剤サービスタイプ (エアコン洗浄剤 冷却フィン用)
ショーワ くうきれい エアコン内部洗浄剤(冷却フィン用)

3本目はショーワの「くうきれい エアコン内部洗浄剤(冷却フィン用)」です。このスプレーもAmazonで1236円(税込み:2本セット)で購入しました。くうきれいの最も特徴的なポイントは、洗浄液がムース上で、かつムース泡を除去するリンスが付いていることです。くうきれいを使用すると、先に紹介した2本(アース製薬のエアコン洗浄スプレーと超速乾エアコン洗浄スプレー)はどちらかというと除菌・消臭がメインなんだなと感じました。なぜかというと、くうきれいのムースは先に紹介した2本とは違い、フィンに付いた汚い汚れやホコリを浮かび上がらせて、エアコン外に排出してくれたからです。私はエアコンを分解してからムースを吹きかけたので泡が垂れてきて養生が必要でしたが、分解せずにスプレーしたり、他の機種のエアコンに使用する場合は排水パイプから排水されるようです。ただ、こちらのスプレーも2本目と同様エアコン1台に対して1本だと少し内容量が少なく感じました。リンス1本だけだとムースの泡が残っているような気がしたので、加圧式スプレーで水を噴射して洗い流しました。

エアコンのフィンを洗浄スプレーで掃除した際の汚れ・カビ・汚水
エアコンのフィンを掃除した際の排水

フィン洗浄スプレー3本の比較

以上フィン洗浄スプレーを3本紹介しましたが、ここでまとめると、エアコン掃除の業者に依頼する前に簡単に応急処置として市販スプレーを使用するなら、1本目の「エアコン洗浄スプレー防カビプラス 無香性」か2本目の「超速乾 エアコン洗浄スプレー 170mL」で十分だと思います。価格も安く使いやすいので、私としては1本目をおすすめします。逆に、エアコン掃除の業者に依頼せず、自分で掃除しきってしまおうという方は、3本目の「くうきれい エアコン内部洗浄剤(冷却フィン用)」を使うと良いでしょう。リンスを吹きかけた後に、スプレーで水を噴射すればかなりの汚れが落ちますし、エアコン内部に泡が残って後々汚れの原因になるのも防げます。

エアコンのファンに使えるスプレー

エアコンのファンを市販のスプレーを用いて掃除
カビや汚れが見る見る落ちています!

最後に送風ファンに使用できるスプレーを紹介します。ファンがどの部分かというと送風口から見える黒い筒状の部分で、回転することで風を作り出しています。下の写真を見ると分かると思います。

エアコンの送風ファンの汚れ
エアコンの送風ファン(洗浄前)

くうきれい エアコンファン洗浄剤 ( 養生シート付き)

エアコン ファン掃除用スプレー くうきれい エアコンファン洗浄剤 (エアコン洗浄剤送風ファン用 養生シート付き)
くうきれい エアコンファン洗浄剤 (養生シート付き)

今回の掃除で私が使用したのはショーワの「くうきれい エアコンファン洗浄剤 ( 養生シート付き)」です。ファン用のくうきれいもAmazonで1940円(税込み:2本セット+養生シート)で購入しました。こちらも先ほど紹介したフィン用のくうきれいと同様にムースとリンスの2本があります。使い方は、フィン用のスプレーの時とそれほど変わりませんが、送風ファンの360度全面にムースとリンスをスプレーするためにブラシなどの棒を使ってファンを回転させる必要があります。

フィンの時と同様、ファンからも大量のカビと汚れた液体が排出されてきました。ファンの掃除では汚れとともに泡や液体が落ちてくるので、それを受け止める養生シートは不可欠です。この商品に付属している養生シートは初めから両面テープも貼られていて、かなり使いやすかったです。ただこちらもリンス1本では泡を除去しきれないと思うので、霧吹きスプレーなどで洗い流すべきだと思います。

カビッシュトレール エアコンファン洗浄剤

エアコンのファン用のスプレーも種類が少ないのですが、今回の掃除では私は使用しなかったスプレーをもう1本紹介したいと思います。それが「カビッシュトレール エアコンファン洗浄剤」です。こちらの商品もくうきれいと同じく洗浄用とすすぎ用の2本セットになっていて、Amazonで2780円で購入できます。くうきれいより価格は高いですが、養生シートはついていません。

エアコン掃除のスプレーは用途に合ったものを

エアコンのフィンを掃除
エアコンのどこを掃除するのか?そのスプレーは使える?

本記事では当たり前のように、フィルター用スプレー・フィン用スプレー・ファン用スプレーと分類しましたが、各部分を混同して用途に合っていないスプレーを使用したり、使用してよいのかが分からなかったりする方もいらっしゃると思います。なのでスプレーを購入する前にどこを掃除するのか、それはフィルターなのかフィンなのか、それともファンなのか、そして買おうとしているスプレーは該当箇所に適したスプレーなのかをよく調べてから購入するようにしましょう。先述のようにフィン用のスプレーでも、応急処置なのかそうでないのかで必要な効果が変わってきますからね。本記事がみなさんの下調べの一助となれば幸いです。