「今年はエアコンクリーニングをしよう!」そう決めたときに気になるのは、いったいどのタイミングで依頼すればいいのか?ということですよね。せっかくクリーニング業者にエアコンの掃除を依頼するのなら
- 1年のうちでなるべく安く依頼できる月はいつか
- カビ取りやアレルゲン除去が効果的にできる季節はいつか
- そもそもどれくらいの頻度で掃除すべきか
といった「エアコンクリーニングのおすすめ時期」を知っておきたいところです。
この記事ではエアコンクリーニングを業者に依頼するのに最適な時期を、理由もあわせて詳しく解説。繁忙期と閑散期の費用を比較しつつ、一番お得かつ清掃効果が高いタイミングを紹介します。
エアコンクリーニングに最適な時期は?おすすめの季節とその理由
結論から言うと、エアコンクリーニングを業者に依頼するおすすめの時期は春(4月~5月)または秋(10月~11月)。それぞれの時期がどうおすすめなのかについては次の章から解説しますが「安く依頼できる上、カビ取りに最適な季節だから」というのがざっくりとした理由です。
それでは春と秋ではどちらの方がいいのでしょうか?それは「エアコンクリーニングを依頼するときに何を重視するか」によっても変わってきます。春夏秋冬それぞれの季節のおすすめ・避けるべき理由を確認し、どの時期にクリーニングしたいかを考えてみましょう。
春がエアコンクリーニングにおすすめな理由<月によっては最安値で依頼できる>
春はエアコンクリーニングを最もおすすめできる時期の1つです。理由は以下の3つ。
- 4月~5月は最安値で依頼できる時期だから※同じ春でも3月は高いので注意
- 「閑散期」に当たり、予約が取りやすいから
- 夏前に汚れを除去することで、きれいな空気でクーラーを使えるから
以上の理由から、絶対に安くクリーニングを依頼したい人は春に依頼するのが一番。夏の冷房・除湿使用量が多い家の場合も、春にエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。特に数年ぶりにエアコンクリーニングをするなら春に行うのがベスト。たまった汚れをしっかり除去した状態で夏にエアコンをガンガン使用できるからです。
なお4月から5月にかけて安く依頼できる理由は、年末や引っ越しの多い3月の「繁忙期」がちょうど終わったタイミングだから。春は気候もよくなりエアコンを使わなくなるため、クリーニング依頼が激減する時期なのです。また夏の繁忙期までのつなぎとしてお客を取り込みたい業者側が「キャンペーン」を打ち出すことも多い時期。予約が詰まっていることも少ないので、丁寧に作業してもらえる可能性が高い点もうれしいところです。
秋がエアコンクリーニングにおすすめな理由<カビ除去を重視するなら最適>
秋もエアコンクリーニングをおすすめできる季節。理由は以下の通りです。
- エアコンにカビが最も増える「夏」の汚れを落としきることができるから
- 春に次ぐ閑散期なので、比較的安く依頼できるから
エアコンの清掃効率を最も高められるのが秋のクリーニング。よって秋のエアコンクリーニングは、カビを効果的に除去したい場合におすすめです。特に小さい子供やアレルギー性疾患を持つ家族がいるなら秋の清掃が最適。定期的にクリーニングを行っている家の場合も、秋にクリーニングを依頼することでエアコンのキレイを保てます。
ちなみになぜ夏のエアコンにカビが生えやすいのでしょうか?理由はエアコン内部の温度差で結露が生じやすいため。結露+夏の高温多湿で機械の中は常にジメジメした状態になっており、湿気を好むカビが驚異的なスピードで増殖してしまうのです。
フィルターやエアコン内部にカビが発生した状態で暖房を使用すると、常にカビの胞子を部屋中にまき散らすことに。冬場の乾燥で胞子も拡散しやすいので、アレルギー性疾患などの原因になってしまう可能性もあるのです。秋のエアコンクリーニングは、健康被害を防ぐことにもつながります。
逆に夏と冬はエアコンクリーニングを避けたい時期!ただし例外も
頻繁にエアコンを使う季節である夏と冬は、エアコンクリーニングの繁忙期でもあります。最も依頼が多いのは6月から8月。次が12月から年始にかけてです。
繁忙期に清掃を依頼するデメリットとしては以下の通り。
- 繁忙期追加料金がかかることも多い
- 予約待ちになることが多い
- クリーニング作業中はエアコンを使用できないため、猛暑・極寒の時期は辛い
特に夏は予約が1カ月待ち以上になることも多く、できる限り依頼を避けたい季節。可能な限り春または秋に清掃を済ませておくことをおすすめします。
ただしあまりにも汚れがひどくエアコンの使用に不安がある場合は、繁忙期であっても依頼した方がいいでしょう。今すぐに依頼すべきかどうかは、エアコンの状態などから見分ける必要があります。
見分け方の詳細は、最後の章「こんな場合は今すぐエアコンクリーニングをするべき!」で解説します。特に3年以上エアコン掃除をしていない場合は、ぜひチェックしてみてくださいね。
閑散期・繁忙期のエアコンクリーニング料金を比較!安い時期を選ぼう
閑散期と繁忙期で、エアコンのクリーニング料金相場を比較します。
依頼時期 | 費用相場(壁掛けエアコン1台あたり) |
閑散期(4月~5月、10月~11月) | 7,000~1万円
※お掃除機能付きの場合は1万1,000~1万6,000円 |
繁忙期(6月~8月、12月~1月、3月) | 8,000~1万2,000円
※お掃除機能付きの場合は1万3,000~1万8,000円 |
業者や清掃メニューにもよりますが、閑散期だと通常清掃料金が1台あたり1,000~2,000円程度安くなることが多いでしょう。「早割」や「春割」といった期間限定のキャンペーン割引によって料金が割安になるからです。
割引がない場合でも抗菌仕上げが無料で付いてきたり、2台以上のクリーニング依頼で通常より安くなったりといったサービスがある場合も。閑散期の割引やサービスは業者によっても内容が大きく異なるため、詳細は各業者に確認しながら比較検討することが大切です。
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エアコンクリーニングの頻度の目安は?年何回がベスト?
エアコンメーカーやクリーニング業者は、1年~2年周期でクリーニングを実施するよう推奨しています。ただしエアコン内部の汚れが蓄積するスピードは、使用状況や使用場所によってかなり変わってくるもの。自分の家のエアコン使用状況を確認して最適なクリーニング頻度をチェックしてみましょう。
推奨クリーニング頻度 | エアコンの使用状況・使用場所 |
1年に1回 | ・喫煙者がいる場合
・ペットがいる家 ・キッチンがある場所のエアコン ・夏や冬はほぼ1日中エアコンを使用している場合 ・赤ちゃんや小さな子供がいる場合 ・ぜんそくなどのアレルギー性疾患を持っている家族がいる場合 |
2年に1回 | ・リビング・ダイニングのエアコン
・エアコンを洗濯物の除湿に使用している場合 ・夏や冬は半日前後エアコンを使用している場合 |
3年に1回 | ・夏や冬でも、1日3時間以下しかエアコンを使用しない場合
・普段使用しない部屋に設置しているエアコン |
また上記で解説したクリーニング頻度の目安は、最近増えている「自動お掃除機能付きのエアコン」でも同様です。お掃除機能付きエアコンは、通常自分で行う「フィルター掃除」の手間を減らすものが中心。業者に依頼する「内部部品の清掃」までしてくれる機能ではないからです。
いくら普段からお掃除機能を使用していても、エアコン内部を高圧洗浄などでクリーニングしなければカビやホコリを除去できません。お掃除機能付きエアコンを持っている場合も、通常のエアコンと同じく定期的に業者によるクリーニングを実施しましょう。
なおエアコンのおすすめ清掃頻度の周期前であっても、すぐに清掃しなくてはいけないケースも存在します。急いでクリーニングすべき目安は記事終盤で解説します。
室外機の掃除頻度は?
エアコンの室外機のクリーニング頻度は室内機よりも少なめでOK。2年~3年に1回程度の周期が最適です。室外機は外に置くことが前提なので汚れに強く、頻繁にメンテナンスがいらない構造になっているからです。
基本的にはエアコンクリーニングの2回に1回は、室外機の点検・清掃を依頼するとよいでしょう。ただし以下に当てはまる場合は室内機と同じペースでの清掃がおすすめです。
- 砂ボコリが多い地域
- 周囲で土木工事などが行われている場合
- 外で動物を飼育している場合
- クリーニングをしてもすぐにエアコンの効きが悪くなる場合
エアコンと室外機を同時にクリーニングすると割引してもらえることも多いので、状況に応じて考えてみてください。
こんな場合は今すぐエアコンクリーニングをするべき!時期に関係なく依頼しよう
以下に当てはまる場合は、クリーニング推奨頻度やおすすめの時期に関係なく業者に清掃を依頼することをおすすめします。
- エアコンの風がカビ臭い
- エアコンの送風口をのぞいたときにカビやホコリが見える
- エアコンを使用すると、せきなど風邪のような症状が出る
- エアコンの効きが突然悪くなった
- エアコン使用時期の電気代が昨年より高くなった
- 出産を控えている
- 3年以上業者によるエアコンクリーニングを行っていない
- 1年以上フィルターの手入れをしていない
理由を説明していきます。
理由①健康被害を及ぼすほどエアコン内部にカビが広がっている可能性がある
風がカビ臭かったり送風口からカビが見えていたりする場合は、エアコン内部にカビが広がっている可能性大。特にエアコンをかけている時期に風邪症状が続くような場合は、カビが原因の「夏型過敏性肺炎」かもしれません。症状を悪化させないよう早急な対策が必要です。
送風口からカビが見えなくても、カバーを外してみるとカビが広がっているケースもあります。カビ臭さが気になるときはカバーを開けて確認してみるとよいでしょう。なおカバーを外してカビを確認する場合は、必ずエアコンの電源を落としてから作業してください。フィルターの裏にある熱交換器(アルミフィン)は触らないように注意し、メーカーの説明書を確認しながら実施しましょう。
理由②エアコン内部にホコリがたまっている可能性が高い
エアコンの効きが急に悪くなった場合、蓄積したホコリが風の通り道をふさいでいる可能性があります。こうなると部品の劣化や故障につながり、商品寿命を大きく縮める原因にもなり得ます。電気代が余分にかかったり故障の危険性が上がったりするなど、余計な出費が増えることになりかねません。
理由③出産後はクリーニングを依頼できる時間が見つからないことが多い
定期的にエアコンを清掃している場合でも、出産前に前倒ししてエアコンクリーニングを行っておきましょう。というのも赤ちゃんが生まれると、慣れない育児に追われてエアコンクリーニングを依頼するタイミングが見つからないことも多いため。業者の応対をしながら赤ちゃんの面倒を見るのは大変なので、余裕のある妊娠中に済ませておくのがベストです。
赤ちゃんは大人よりも抵抗力が弱いため、カビやアレルゲンの影響を受けやすく注意が必要。体温管理能力も未熟なのでエアコンを使用する回数自体も増えるでしょう。エアコンを確実にきれいな状態にしておいてくださいね。
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