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アンテナ端子の種類とは?それぞれの特徴、交換する手順も紹介

最終更新日: 2021年06月24日

アンテナ端子は電源用コンセントと同様に壁に設置され、アンテナが受信したデータをテレビに流す役割をしています。電源を入れても画面が真っ暗で番組視聴ができない場合、アンテナ端子に問題があるかもしれません。アンテナ端子の種類や交換する際の手順を紹介します。

そもそもアンテナ端子とは?

アンテナ端子
赤い部分がアンテナ端子

アンテナ端子はテレビアンテナに関係するものですが、どのように接続し、どんな役割を果たすのでしょうか?アンテナ端子の基礎情報を見てみましょう。

テレビにつなぐケーブルの差し込み口

アンテナ端子とはテレビからアンテナへとつながるケーブルの差し込み口のことです。電源用コンセントと同じように壁面に設置されています。コンセントの差し込み口が縦の2本線であるのに対し、アンテナ端子の差し込み口は円形です。

屋外に設置されたアンテナがテレビ番組の電気信号を受け取り、ケーブルを通ってテレビへと届けられます。アンテナ端子は屋外から室内への橋渡しの役割を担うものです。

テレビを見るために必要なアンテナ端子

テレビが家にあるだけでは、番組視聴はできません。テレビの電源をコンセントにつなぐとともに、アンテナ端子につなぐことで、テレビ画面に番組を映し出すことができるのです。

アンテナ端子が老朽化したり故障していたりすると、画面にモザイクのようなノイズが発生する場合があります。快適なテレビ視聴のために、使い古したアンテナ端子は新しく交換しましょう。

因みに、アンテナから受信する電波でテレビを視聴するには以下の機器が必要です。

  • アンテナ
  • アンテナケーブル
  • アンテナ端子
  • テレビ

また、状況に応じて分配器や分波器、ブースター、チューナー、4K対応のテレビを購入する必要があります。

関連記事:4K対応テレビだけでは4K放送は見られない?違いや選び方を解説|ミツモア

アンテナ端子の種類と特徴

アンテナ端子の種類と特徴
アンテナ端子の種類と特徴

アンテナ端子は丸い差し込み口のものしか見たことがないかもしれません。しかしまれに違う形のアンテナ端子を見かけるケースがあります。アンテナ端子は、主に先端の形やアンテナ端子の数によって分類されます。一つずつ紹介します。

「F型端子×2」

新築時や引っ越し先で見かけるアンテナ端子は、丸い差し込み口の「F型端子」がほとんどです。F型端子には差し込み口が2つあるものと、1つだけのものがあります。

差し込み口が2つあるF型端子は、地デジ用とBS/CS用で端子が独立していることが多く、専用ケーブルをそれぞれつなげば視聴可能です。

「F型端子×1」

差し込み口が1つあるF型のアンテナ端子は、BS/CS対応と、BS/CS非対応の2種類があります。BS/CS非対応のアンテナ端子は、「分波器」と呼ばれる地上デジタル放送とBS/CS放送の受信を切り替えてくれる機器を購入しましょう。

関連記事:分配器と分波器の違い!用途や役割を比較してどっちを使うべきか判断しよう!|ミツモア

近年では差し込み口をネジで固定できるタイプが主流ですが、先端部分を差し込むだけの「プッシュ型端子」も見かける場合があります。プッシュ型端子もF型端子の1種です。

ケーブルを直接固定する「直付端子」

「直付端子」は近年ではほとんど見かけないアンテナ端子です。ケーブル内部の銅線がむき出しになった先端部分を、直接差し込み口につないで固定します。

先端部分は、電波を通すための線が露出していることから、大きく分けて3つのデメリットがあるといえます。

  • 電波が漏れやすい
  • 必要に応じて細い差し込み口に接続しやすいよう加工しなければならない
  • 差し込み口のすぐ下にある金属プレートに網状の銅線が接している必要があり、接続が難しい

Y字型の線をつなぐ「フィーダー端子」

数十年前まで「フィーダー端子」は日本の多くの住宅で使用されてきたアンテナ端子です。ネジ式の接続部分が横二つに並んだ形をしています。フィーダー端子にケーブルを接続する場合は、片側にY字型の金具がついた整合器が必要です。

フィーダー端子の接続方法は以下の通りです。

  1. 端子のネジを回してY字部分を差し込む
  2. ずれないようネジを回して固定する
  3. 整合器のY字金具がついていない側とアンテナケーブルを接続し、アンテナケーブルとテレビを接続すれば完了

アンテナ端子の交換はDIYでも可能?

アンテナ端子の交換はDIYでも可能?
アンテナ端子の交換はDIYでも可能?

アンテナ端子には3種類ありますが、ほとんどがF型端子です。ほかの2つでも問題はありませんが、交換した方がアンテナ端子によるトラブルは少なくなるでしょう。DIYに慣れていれば、アンテナ端子は自力で交換できるのでしょうか?

自力で交換する手順

アンテナ端子を交換する場合、新しいアンテナ端子と端子を取り付けるための金属枠化粧プレート(コンセントカバー)、そしてドライバーを用意します。手順は以下の通りです。

  1.  ブレーカーを落とし、既存のアンテナ端子を覆っている化粧カバーを取り外す
  2.  アンテナ端子が取り付けられている金属枠のネジを外し、金属枠を取り出す
  3. アンテナ端子と壁の内部から伸びているアンテナケーブルの接続部分を外す
  4. 取り付け枠から古い端子を外し、新しいアンテナ端子を固定する
  5. 再び壁内部のアンテナケーブルを新しいアンテナ端子に接続する
  6. 取り付け枠を壁側に再度固定する
  7. 化粧プレートをはめ込む

化粧プレートと取り付け枠は、元々使用していたものを再利用しても問題ありません。新しくする場合は、既存のものと同タイプであるか確認してから購入しましょう。

アンテナ端子を交換した方が良いタイミングですが、交換のポイントは主に2つあります。

  1. テレビの受信状態が悪くなるとき
  2. 部屋に合わせた端子に交換したいとき

因みにアンテナ端子の寿命は、アンテナ本体と同様おおよそ10年です。

不安がある場合は業者に依頼

DIYに慣れていればアンテナ端子の交換は簡単にできるかもしれません。しかし少しでも作業に不安がある場合は、事業者に依頼することをおすすめします。

数種類ある端子の選び方を間違えたり、電気配線の処理を誤って映りに悪影響が出たりする場合があります。

賃貸の場合には大家や管理会社からの許可なく自力で作業し、壁や配線自体に傷をつけると、賃貸の契約をめぐるトラブルに発展するでしょう。

業者を探す際にはミツモアを利用すると便利でしょう。無料で複数の業者から見積もりをとることができるので、端子の交換を検討しているのであれば活用することをおすすめします。

アンテナ端子がない部屋でテレビを見たい場合は?

アンテナ端子が部屋にない 困る女性

すべての部屋にアンテナ端子があるとは限りません。アンテナ端子がない部屋でテレビを見たい場合は、主に2つ方法があります。ぜひ参考にしてください。

分配器を使用する

分配器

「分配器」とは、アンテナから受信した電波を家の複数台のテレビに分散させる機器です。分配器があれば、アンテナ端子がある部屋からアンテナ端子がない部屋に電波を送ることが可能です。

関連記事:テレビアンテナ用分配器は2種類ある!分波器との違いや役割を紹介|ミツモア

分散させたいテレビの数が多ければ多いほど、1つのテレビに送られる電波は弱くなります。電波の弱さが気になる方は、ブースターという受信した電波を増幅させる機器を購入することをおすすめします。

関連記事:テレビアンテナのブースターおすすめ11選!屋外型、屋内型、ラインブースターなどの種類別に紹介|ミツモア

アンテナ端子を新たに設置する

アンテナ端子を部屋に設置することもできます。設置費用はおおよそ1万円~です。事業者によっては出張費や部品代が別でかかる可能性があるので、依頼時にきちんと見積もりをとりましょう。

マンションやアパートなどの賃貸は、アンテナ端子の増設を認められていないケースが多いです。増設を検討する前に、必ず大家さんや管理会社に許可をもらうか、賃貸契約書を確認してください。

アンテナ端子周辺のおすすめグッズ

アンテナ端子周辺のおすすめグッズを2つ紹介します。どちらも500円以下と手ごろな価格であるため、迷ったら購入してみると良いかもしれません。

アンテナカバー

テクノベインズ F型端子用キャップ(半透明) つまみなし 6個/パック FJASCK-W0-6 

長い間ケーブルを差し込んでいないアンテナ端子は、ほこりが溜まりやすいです。異物がアンテナ端子内に溜まると接続状況に影響を及ぼします。

アンテナカバーを使用すれば、ほこりからアンテナ端子を守ることができるので便利です。万が一ほこりが溜まって掃除をしたい場合は、掃除機で吸い取るか、乾いた布で軽く拭いてください。

変換端子

gbt 地デジタルアンテナ【F型‐SMA】変換端子 1個 SMA-JK

変換端子は「F型端子」から「SMA端子」、「F型端子」から「SMA端子」へと相互変換する機能です。アンテナ端子のDIY交換でうまく接続ができなかった方は、端子の種類が合っていない可能性があります。

他にも「F型端子」から「L字型」や「プッシュ型」に変更する変換プラグもあるようです。

アンテナ端子の種類を知って視聴環境を整備

アンテナ端子の種類を知って視聴環境を整備
アンテナ端子の種類を知って視聴環境を整備

テレビ視聴にトラブルが発生した場合、テレビ本体やアンテナに目が行きがちです。しかし、アンテナに届く番組情報はアンテナ端子がなければテレビには届けられません。映りが悪いと感じたらアンテナ端子も確認してみましょう。

アンテナ端子が古いままだと、テレビ自体に問題がなくても画面映りが悪くなります。直付端子もフィーダー端子も、正しくつなげれば地デジや衛星放送が楽しめますが、現在主流のF型端子は抜けにくく電波が漏れにくいため、F型端子への交換がおすすめです。

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