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「換気扇の調子が悪い」と感じたら、まず換気扇から発する異音と換気扇の回転スピードに着目してみましょう。換気扇の症状によっては適切な手入れをすれば、換気扇を交換しなくても問題なく使えるようになることもあります。
✔️換気扇を掃除すれば解決できるケース
「ゴー」「ブオーン」と言った重い異音がする場合には、換気扇のプロペラやファンに付着した油汚れが原因であることが考えられます。また換気扇の回転が悪いケースも、汚れやほこりが動きを鈍くさせている要因であることが多いです。こういった症状に遭遇した場合には、掃除で汚れを取り除き、異音がなくなるかどうかチェックしましょう。
✔️潤滑油の使用で解決できるケース
「チチチチ」「キュルキュル」といった擦れたような異音がする場合、プロペラやファンにある軸の油が減ってしまっているかもしれません。こういった部品同士の摩擦を解消するには、市販の潤滑油を軸部分に補充すると症状が改善する可能性が高いです。
もし自宅に潤滑油を常備していない場合でも、通販やホームセンターで簡単に手に入れることができます。潤滑油の値段も比較的安価なものが多いので、油をさして異音が解消するかどうかは是非試してみてください。
✔️プロペラのずれをなおせば解決できるケース
「カカカカ」「ジー」といった何かが当たっているような異音が発生する場合もあります。この場合はプロペラが正常な取り付け位置からずれていることや、モーターにできた錆が原因であることが多いです。プロペラをきちんと取り付け直しても症状が改善しない場合は、他の部分に悪影響が及ぶ前にモーターの交換を検討しましょう。
上記で紹介した方法を試しても症状が改善しない場合は、換気扇の交換が必要かもしれません。換気扇やレンジフードの保証期間を確認し、保証期間内なら製造メーカーに点検や交換を直接打診してみると良いでしょう。
保証期間が過ぎてしまっている場合は、専門の業者やお近くの電気屋さんへ点検や工事を依頼することをおすすめします。
素人が自分で換気扇を交換できるケースは限定的で、コンセントがあるタイプの換気扇を交換する場合だけです。「違うタイプのファンに変更したい」「交換したい換気扇にコンセントなしがない」場合には作業内容が複雑になるため、専門の業者に依頼することをおすすめします。
特に配線工事が必要なケースにおいては、第2種電気工事士という資格がないと対応できないので注意しましょう。下手をすると火災や漏電などの事故に繋がりかねないので、興味本位で配線をいじるのは控えてくださいね。
また自分で交換できるケースにおいても、作業には注意を払う必要があります。ご自身で換気扇やレンジフードを交換される際には、下記の点に不安がないか確認してから臨むようにしましょう。
いざ換気扇の交換を専門の業者に頼もうとしても、どの業者に頼むべきか迷いますよね。実際に依頼するタイミングでは、複数の業者に見積もりをとった上で、自分が納得できる提案をしてくれた業者に依頼すると良いでしょう。
ここでは自分にぴったりの業者を見極めるためのチェックポイントを紹介します。
✔️電気工事士の資格の有無
最近はDIYが流行し、素人が換気扇を交換するという機会も増えてきています。ただ電気工事法の定めにより、電気工事士でなければ屋内の配線工事ができない点には注意が必要です。電気配線の扱いを間違えると火災などの事故に繋がりかねないので、依頼にあたって電気工事士資格の有無は忘れないようにしましょう。
ちなみに第2種電気工事士の上位資格として、第1種電気工事士という資格も存在します。一般的な換気扇交換であれば第2種電気工事士の職掌で事足りますが、もし工場などにある高度な配線を扱う場合には第1種電気工事士へ依頼した方が無難かもしれません。
✔️自分がやってもらいたい工事に対応できるかどうか
一口に換気扇交換と言っても、対応できる範囲は業者によって様々です。依頼を検討している業者が自分の要望に応えられるかどうかは、事前に確認しておくことをおすすめします。
下記に事前にチェックしておくべき要望をまとめたので、業者に確認する際の参考にしてください。
✔️実績・口コミを見て信頼できるかどうか
業者のホームページを見れば修理費用の目安などは確認できますが、それだけで工事にきてもらった時のイメージを膨らませるのは難しいのではないでしょうか。「依頼してみたら想像していた対応と違った」と言った余計なストレスを避けるためにも、業者に対して寄せられている口コミはチェックしておくと良いでしょう。
また長年にわたり一定の工事実績を積み上げてきている業者も、顧客から強い信頼を得ていると考えられます。ただ新規参入の優良業者もいるので、一概に実績で良し悪しを判断するのが正しいとは限りませんが、事業者選びの失敗を避けるには有効な視点と言えるでしょう。
✔️どの業種に依頼するのか
換気扇交換に対応している業者は主に「換気扇交換専門の業者」「近くの電気屋さん」「家電量販店」の3業種が存在します。それぞれの業種に特徴があるので、自分の状況に合わせて依頼する業者を選びましょう。
1.換気扇交換専門の業者
メリット:専門的な知識を持っているので、確実な工事を行ってくれる。
デメリット:場合によっては、依頼主が必要としている以上に高額な工事を提案されることもある。
2. 近くの電気屋さん
メリット:地域密着でサービスを展開しており、対応が素早いことが多い。
デメリット:店舗によっては取り扱っている換気扇の種類が少ないことも。
3.家電量販店
メリット:実際にどんな換気扇に交換するのか、自分の目で実物を確認できる。
デメリット:実際に修理を担当するのはメーカーなので、依頼してから修理の着手までに時間がかかる。
4.9(560件)
項目別評価
費用に対する納得感
5
電話・チャット対応
5
知識の豊富さ
5
施工の質
5
説明のわかりやすさ
5
項目別評価
費用に対する納得感
5
電話・チャット対応
5
知識の豊富さ
5
施工の質
5
説明のわかりやすさ
5
項目別評価
費用に対する納得感
5
低料金だと思います。
電話・チャット対応
5
チャットで事前確認・疑問点について丁寧に回答していただき、安心して作業をお願いする事が出来た。
知識の豊富さ
4
妥当だと思います。
施工の質
5
綺麗に施行していただきました。
説明のわかりやすさ
5
分かりやすい説明でした。
項目別評価
費用に対する納得感
5
低料金だと思います。
電話・チャット対応
5
チャットで事前確認・疑問点について丁寧に回答していただき、安心して作業をお願いする事が出来た。
知識の豊富さ
4
妥当だと思います。
施工の質
5
綺麗に施行していただきました。
説明のわかりやすさ
5
分かりやすい説明でした。
項目別評価
費用に対する納得感
5
取付位置を調節して頂き追加料金が不要になりまして感謝しています。
電話・チャット対応
5
迅速丁寧な対応をして頂きました。
知識の豊富さ
5
工事内容の説明や機材の選び方等を詳しく教えて下さりました。
施工の質
5
手際良く効率良く丁寧に綺麗に作業をして頂きました。
説明のわかりやすさ
5
とってもわかりやすかったです。
項目別評価
費用に対する納得感
5
取付位置を調節して頂き追加料金が不要になりまして感謝しています。
電話・チャット対応
5
迅速丁寧な対応をして頂きました。
知識の豊富さ
5
工事内容の説明や機材の選び方等を詳しく教えて下さりました。
施工の質
5
手際良く効率良く丁寧に綺麗に作業をして頂きました。
説明のわかりやすさ
5
とってもわかりやすかったです。
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費用に対する納得感
5
電話・チャット対応
4
知識の豊富さ
4
施工の質
4
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項目別評価
費用に対する納得感
5
電話・チャット対応
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知識の豊富さ
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費用に対する納得感
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電話・チャット対応
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知識の豊富さ
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施工の質
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費用に対する納得感
5
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知識の豊富さ
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施工の質
5
説明のわかりやすさ
5
換気扇交換にかかる費用は、主に以下の4つから成り立っています。
換気扇交換(キッチン) | 10,000円~20,000円(工事費用のみ) |
換気扇交換(浴室) | 3,000円~20,000円(商品代含む) |
換気扇交換(トイレ) | 3,000円~20,000円(商品代含む) |
換気扇処分費用 | 1,000円~2,000円 |
タイマースイッチの交換 | 7,500円~11,000円(商品代含む) |
モーターの交換 | 22,000円~(商品代含む) |
「必要最低限の費用で換気扇交換を済ませたい」と言った場合には、どのような手段があるのでしょうか?ここでは換気扇交換を安く済ませるコツを紹介します。自分の要望を満たしつつ、費用を最小限に抑える方法を検討する際の参考にしてください。
✔️自分で換気扇本体を用意しておく
業者の用意してくれるものより安く換気扇を仕入れられそうな場合は、自前で交換したい換気扇を用意しておくと費用が抑えられることがあります。ただし下記のような点には注意が必要です。
✔️製造元より機能性を重視
換気扇の製造元に特別なこだわりのない方は、あくまで機能性に着目して換気扇を探してみるのも一つの手です。大手メーカーの換気扇の方が若干値段が高い傾向があるので、機能面で探すとニッチなメーカーの安くて良い商品に出会える可能性もあります。
ただ大手メーカーの製品の方が保証が充実しているなどそれぞれに良さがあるので、自分の要望を満たせるかどうかはよく吟味して換気扇を選ぶようにしてください。もし自分の要望にあった換気扇を判断しかねた場合は、換気扇交換業者へ依頼する時に相談してみると良いでしょう。
✔️古いタイプの換気扇を選ぶ
換気扇として最低限の機能が備わっていれば十分だという方は、少し古いタイプの換気扇を選ぶと費用を節約できます。特に最新のモデルが発売されるタイミングは古い型の値段が下がりやすいので、可能なら交換の時期を調整できると良いでしょう。
また一般的にプロペラファンより、シロッコファンの方が値段が高い傾向にある点にも留意しておくと良いでしょう。特にプロペラファンをシロッコファンに交換しようとすると、ダクト工事が必要になり工事の追加費用がかかる可能性が高いので、費用面を重視される場合は避けるようにしましょう。
✔️業者に対応してもらう範囲を限定する
換気扇交換業者に工事を依頼すると、業者側から有料のオプション工事を提案されることも多いです。もちろん自分の要望にあっているならオプション工事を依頼しても良いですが、どこまで業者にお願いするかは、ご自分の予算とよく相談されてから判断するようにしてください。
特に不調を起こしている箇所が換気扇の一部である場合、不調を起こしている箇所のみ交換または修理してもらうようにすると、費用を節約できます。換気扇交換業者が交換ではなく修理に対応してくれるかは、業者によって様々なので事前に確認しておくと良いでしょう。
✔️相見積もりを取る
同じ換気扇への交換であっても、業者によってかかる費用が異なることがあります。よりお得に工事を済ませたいなら、複数の業者に見積もりをとって比較し、最も良いと思った業者に頼むのがおすすめです。
その他経年劣化で賃貸物件の換気扇を交換する必要がある場合には、貸主負担で工事をしてくれることが一般的。貸主に断りなく換気扇を交換するとトラブルになる恐れもあるので、事前に大家さんor管理会社に連絡しておきましょう。
事前に既存レンジフードのタイプを調査します。また新規レンジフードが法に違反しない形で設置できるかどうかをチェックするため、設置予定場所の寸法を測定します。
両脇にある固定ネジをドライバーで取り外します。シリコンコーキングで設置されている場合は、コーキングをカッターで切って処理。下準備が終わり次第、前面と側面に取り付けられているフードカバーを取り外していきます。
内部の固定ネジを取り外し、既存レンジフードの本体、換気ダクトの順に撤去していきます。レンジフード本体は非常に重いため、慎重に作業します。
新しいレンジフードを取り付けるための位置決め作業を行います。型紙を当ててから下穴を開け、取り付け金具の位置を決定。その際には水平取りを用い、水平であるか確認しながら作業を進めます。
取り付け金具の位置が決まったら、新規レンジフードを持ち上げて取り付け金具で固定。次に換気ダクトを本体に接続し、アルミテープで隙間を塞ぐように密閉していきます。
仕上げに前面と側面のフードカバーを被せ、保護シートを取り除きます。最後に初期設定をして、正常に動作すれば作業終了。交換工事の作業時間は2~4時間が目安です。レンジフードのタイプによって、所要時間は変動します。
レンジフードは一般的に、本体をまるごと交換します。本体の寿命は10~15年ほどなので、そのタイミングでモーターなどの機能が落ちて、リフォームに踏み切ることが多いです。
故障内容によっては「モーター」「スイッチ」「ファン」など各パーツだけの交換で安く済ませられる可能性も。しかしメーカーが個人向けにパーツを販売していなかったり、電気配線を伴う難しい工事が必要だったりするので、DIYで作業するのは難しいでしょう。
またプロペラファンから、レンジフード(シロッコファン)に取り換えることも可能です。その場合は標準工事にプラスして、ダクト配管や穴あけ工事が必要になります。オプション料金の目安は、部材費込みで3~4万円ほどです。
いずれの場合も、基本的にはレンジフード交換業者などに依頼することになります。ちなみにコーナンやカインズなどのホームセンター、ヤマダ電機やエディオンなどの家電量販店でも工事を依頼することができます。
関連記事:レンジフードとは? | ミツモア
レンジフードの交換にかかる費用は、「本体価格+施工費用」できまります。
そしてとくに本体価格は、製品やメーカーによってかなり価格帯がピンキリです。安いレンジフードなら本体価格3~4万円、高ければ20~30万円以上ほど。
ただ基本的にはエアコンなどと同じように、最新機種ではなく型落ちして安くなったレンジフードを採用することが多いでしょう。そのため多くの場合、本体価格が8~15万円ほどになるのが相場です。
施工費用(人件費や工事費)の一般的な相場は4~8万円ほどですが、こちらも業者によって差はあります。
本体価格と施工費用とを合わせると、12~20万円ほどでリフォームできれば相場の範囲内と言えるでしょう。またプロペラファンからシロッコファンへの交換は、プラス3~4万円ほどを見積もっておきましょう。
レンジフードの部分的な交換にかかる、修理費用の相場を紹介します。
スイッチの交換 | 12,000~17,000円 |
モーターの交換 | 16,000~21,000円 |
レンジフードのスイッチが作動しないときには、部品の取り換えが必要です。部品代が約2,000~7,000円ほどで、施工費が約10,000円前後ほどが相場。
モーターの交換は、レンジフードの異音が気になるときや、換気扇の吸い込みが弱くなってしまったときに行います。施工費は約10,000円前後、本体代は6,000~10,000円ほどが相場です。
「レンジフードを交換したい」と思ったとき、どこに相談するべきか迷ってしまいますよね。
レンジフード交換の相談は、おもに上記のような店で相談できます。本体の購入と工事がセットになっているプランが一般的なので、依頼したい業者を選びましょう。
地元の施工店を選べば、出張費が安く済んだり、アフターケアへの対応が素早かったりする点がメリット。自分で業者を選ぶのは多少手間ですが、技術力や実績をホームページなどでリサーチしてから依頼できます。
ただし業者によって施工費には差がでるので、しっかり複数社から見積もりをもらうようにしましょう。
料金が相場の範囲内であっても「古いレンジフードの撤去費込みの金額か」「追加費用が発生するケースはあるか」「保証期間はあるか」などを確認しておきましょう。
「カインズ」「コーナン」などの大手ホームセンターでは、レンジフードの購入と取り付け工事とをセットで販売しています。
やはり本体価格によって6~19万円ほどと、交換費用にはかなり差があるので、まずは見積もりを取ってみるのがオススメです。施工費だけ見ると3~4万円ほどで、相場の範囲内になっています。
ただし基本的には、どんな人が工事を担当するかは当日まで分からないので、実績や口コミを確認しておきたい方には向いていないかもしれません。
万が一、施工不良などが起こったケースを想定して、手厚い保証プランが付いているお店を選べば安心です。
「エディオン」「ヤマダ電機」「ビックカメラ」などの大手家電販売店も、リフォームとセットでレンジフードを販売しています。
たとえばヤマダ電機は、10年以上の保証期間、月々2,000円~の支払いプランなどが充実しているので、気になる方は店頭で問い合わせてみるとよいでしょう。
あえてデメリットを挙げるなら、やはりどんな業者が工事を担当するのか当日まで分からないという点。
そのため家電屋さんに依頼するときは、保証プランが充実しているお店を選ぶのがオススメです。
まずは見積もりを取って、レンジフードの交換にいくらかかるのか目安を把握する必要があります。その際は以下のポイントを押さえておきましょう。
レンジフード交換業者に依頼するときも、ホームセンターや家電量販店に依頼するときも、複数の見積もりを比較することが大切です。
比較する際は、以下のポイントをチェックしましょう。
起こりやすいトラブルは、追加費用の発生です。予期せぬ追加費用が発生して、「見積書の内容と全然違う!」という事態になりやすいのです。
見積書をみたとき、しっかり工程ごとに単価が明示されていれば、追加費用が必要かどうかも見抜けます。
また出張費や処分費などについて明記されていない場合は、後から請求される可能性があるので注意しましょう。
レンジフードの交換は設備のリフォームに該当しますので、必ずオーナーに確認してください。契約内容にもよりますが、経年劣化の場合は基本的に大家さんが修理することが多いので合わせて聞いてみましょう。
レンジフードの取り付け方法や、追加工事が必要になるケースを紹介します。見積書やサービス内容を確認するときの参考にしてください。
レンジフードの取り付け工事は、以下の工程でおこなわれます。
ちなみにレンジフードは重く高所の作業になるため、2人で行うケースが多いようです。
また費用面では、出張費や養生費、駐車場料金などの諸経費も含まれる可能性があります。
① 既存のレンジフードの撤去作業
既存のフードカバーを取り外し、レンジフードの本体を2人がかりで取り外します。
② 新しいレンジフードの取り付け工事
新しいレンジフードの位置決めをします。付属の型紙を使って下穴を開け、2人がかりでレンジフード本体を持ち上げてビスで固定します。この際、壁や床が汚れないように養生もおこなうのが一般的です。
③ 換気ダクトの接続
換気ダクトを新しいレンジフードに繋げ、アルミテープで隙間を塞ぎます。壁付のプロペラファンからレンジフードに変更するときは、穴あけとダクト配管を先におこないます。
④ フードカバーの取付
最後に、新しいレンジフード本体の上からフードカバーを取り付けて完成です。
おもに以下のようなケースで追加工事やオプション料金が発生します。
それぞれ、どんな状況かをカンタンに紹介します。
フード付きプロペラファンから交換
フードカバーが付いていても、中の排気ファンがプロペラ式であれば、ダクト工事などが必要です。ダクトの部材費や、追加工事費用がかかります。
壁付プロペラファンから交換
壁付プロペラファンの場合は、そもそもレンジフードを1から取り付ける必要があるので、穴あけ工事などが必要になります。それに伴って、キッチン上の収納などもリフォームするケースもあるので、その分の追加工事費用が必要です。
横幕板、延長前幕板が必要
横幕板とは、レンジフードの側面に壁や収納がない場合に必要な部材です。本体を隠すために使用します。
延長前幕板は、交換するレンジフードの縦の長さが足りない場合に必要です。カバーする面積やカラーによって、部材費は前後します。
壁付タイプ以外の取り付け方法の場合
たとえばワンルーム型のカウンターキッチンのレンジフードや、天吊り型のレンジフードの場合は追加費用がかかることがあります。レンジフードの補強などが必要になるためです。
新しいレンジフードに要望がある場合は、どんな種類・機能の製品があるのかを把握しておきましょう。
サイズや取り付けタイプを変更する場合は、その分コストが増大するので注意してください。基本的には、既存のレンジフードの取り付け方法・サイズと同じ製品を選びます。
レンジフードの横幅は、全メーカー共通で「60cm」「75cm」「90cm」のいずれかに決まっています。
レンジフードの取り付け場所は、壁と収納棚とのあいだにピッタリ挟まるケースが多いので、交換する製品のサイズはしっかり確認しましょう。
また設置の際には、以下の点に注意する必要があります。
消防法によって、ガスコンロやIHクッキングヒーターよりも横幅が短いレンジフードは、取り付け不可能と決まっています。
ガスコンロやIHクッキングヒーターは、天板の幅が60cmまたは75cmになっているのが一般的です。レンジフードのサイズを変更したい場合は、コンロのサイズも計測しておきましょう。
レンジフードの内部にある排気ファンは、「シロッコファン」「ターボファン」「プロペラファン」の3種類があります。
シロッコファン
シロッコファンは円筒状で、羽根が回転することによって送風する仕組みです。ダクトを通して排気する仕組みなので、部屋の場所を問わずに設置できるメリットがあります。
空気を押し出す力が強く、外の風が強い高層住宅や外壁から離れた設置場所によく使われます。
ターボファン
ターボファンは、シロッコファンと形状が似ていますが、羽根が大きめで枚数が少ないタイプ。送風できる風量が多く、排気口率が高いのが特徴です。浅型レンジフードに多く採用されています。
プロペラファン
プロペラファンは昔からある換気扇です。壁付タイプが一般的ですが、キッチンの場合はフードカバーでおおわれていることも。
シンプルで取り付けやすく排気量が多いですが、外からの風が入ってきやすく、また外の風量によっては排気の機能が弱まるのがデメリットです。
フードカバーは機能性重視のもの、設置場所に適したもの、インテリアの一部としてデザイン性のあるものと色々な種類があります。主に設置されている3タイプを中心に見てみましょう。
ブーツ型
最もスタンダードな形です。ブーツのようなフォルムで、様々なタイプのキッチンに取り付けることができます。主にプロペラファンやシロッコファンが用いられます。
スリム型
現在の最新型で、スタイリッシュな見た目のフードです。インテリアとして高い人気があるだけでなく、油がつきにくくノンフィルタータイプが多いなどお手入れが簡単なのが特徴です。主にシロッコファンが用いられます。
浅型(フラット型)
縦にコンパクトな形なので狭い場所・天井が低い場所でも取り付け可能です。ファンが斜めに取り付けられているブーツ型に対して浅型はコンロと平行に取り付けられているため、フィルター掃除をする際に真上を向きながら作業しなければなりません。主にターボファンやシロッコファンが用いられます。
その他
カーブを描いた形で、低い位置に設置可能な「ファルコン型」、側面の傾斜が特徴的で屋根のような形の「マントル型」、四角いシルエットで、吊り戸棚の面と揃え凸凹せずに設置できる「ボックス型」などがあります。
レンジフードの種類やサイズが分かったところで、次に適切な交換のタイミングを見ていきましょう。ポイントは3つです。ご自宅のレンジフードが寿命かどうかの見極めにお役立てください。
使用頻度や状況にもよりますが、レンジフードは8~10年が交換時期の目安です。モーターの動きが8年ほどで悪くなりはじめることが多く、排気機能が落ちていきます。
機能低下くらいなら数年は問題なく使い続けられる場合もありますが、ほかの部品も経年劣化しているので、いずれにせよもうすぐ使えなくなる可能性が高いです。
そのため8~10年ほど経って不調・故障が見られるレンジフードは、修理でなく交換するほうがよいでしょう。
迷いやすい時期ですが、レンジフードの使用開始から6~7年以内であれば修理の方が安く済むケースが多いです。
レンジフード全体の経年劣化もそこまで進んでいない可能性があり「スイッチやモーターだけ修理すればあと4~5年使える」なら修理を選びましょう。
スイッチを入れても換気扇が回らなかったり、回るスピードが遅かったりした場合はスイッチの故障かモーターの故障、または両方の故障が疑われます。
換気扇が回転するとき異音がしたり振動を感じたりする場合は、モーターの故障かもしれません。修理や点検を依頼してみましょう。
レンジフードの交換や修理をDIYでおこなうのは、あまりオススメできません。その理由は以下。
それぞれの項目について解説します。
コンセントにプラグを挿しこむ程度であれば問題ありませんが、レンジフードの中の配線接続工事は資格が必要です。素人が手を出すと事故やけがの原因に繋がることもあるので、かならず資格を持っているプロに依頼しましょう。
前述しましたが、レンジフードのサイズと設置する高さは、消防法によってルールが定められています。これをきちんと守れているかどうかは素人が判断しにくいところです。
レンジフードの交換工事は、プロでも2人がかりで作業するケースが多いです。
レンジフード自体が15~20kgほどあるので重く、そのうえ天井付近に設置することは、かなり難易度が高いでしょう。住宅設備の破損やケガなどのリスクがあります。
またレンジフードは壁に直接設置するので、住宅の構造も頭に入れて作業しなくてはいけません。家屋にとって重要な柱や梁(はり)と重なっている場合などは、住宅の機能を落とす可能性もあるので注意しましょう。
レンジフードの交換工事は複雑です。ダクトの接続、電気配線の接続などがあり、どれか1つでもミスをするとうまく換気してくれません。
またダクトの接続をミスして排気漏れになったり、配線の接続ミスで漏電したり、というリスクもあります。
レンジフードの寿命を少しでも長くするには、普段のお手入れが重要です。ファンモーターの不調は、油の固着などでも起こりうるので、日ごろから汚れを落とすことで交換時期まで長持ちさせましょう。
レンジフードのフィルターは、毎日料理する場合は1ヵ月に1回掃除するのが理想です。あまり料理しない場合は、少なくとも3カ月に1回を目安にして掃除しましょう。
油汚れを落としやすいのは、中性洗剤やアルカリ性の洗剤です。重曹やセスキ水を使ってナチュラルクリーニングをすることもできます。
レンジフード内部のシロッコファンは、頻繁に料理するなら半年に1回、それ以外の場合も1年に1回は掃除しましょう。
ファンは油だけでなく、細かいホコリなどをまとめて吸い込んでいます。そのため汚れがネバネバとした粘土状になり、排気口率が下がってしまうのです。
シロッコファンを取り外して、アルカリ性の洗剤でつけおきするのがオススメです。
関連記事:換気扇のシロッコファンを掃除する方法 | ミツモア
調理中の油汚れの多くはレンジフードが吸い取ってくれますが、それでも空気中に広がった油が壁・天井などに広がっていきます。
そのためフードカバーも、放置していると汚れていくものです。フィルター掃除のタイミングに合わせて、カバーの拭き掃除をしておきましょう。
洗剤を使う場合は、中性洗剤やアルカリ性洗剤を使います。
換気扇とレンジフードは換気に用いる羽に違いがあります。プロペラ型の羽を使っている換気扇は、高い換気力が特徴です。一方でシロッコファンと呼ばれる羽を使っているレンジフードは、スタイリッシュな見た目であることに加え、静かな音での換気が可能ですよ。
一般的に換気扇の交換工事は10,000円~20,000円、レンジフードの交換工事は10,000円~40,000円で依頼可能です。本体代を含めると換気扇よりもレンジフードの方が高価です。料金に本体の代金や処分費用が含まれていない場合があるので、事前に工事の総費用を事業者に確認しておきましょう。