テレビの映りが悪くなって困っていることありませんか。主な原因は強風でアンテナの向きがずれてしまい、電波を受信しづらくなった可能性があります。


アンテナの向きは自分で調整できますが、種類によって異なり、改善しないときは業者への依頼が必要です。
アンテナの向きを正しく調整するための具体的な方法について、業者に依頼すべきケースや費用相場を含めて解説します。
アンテナの方向確認に役立つ!各地域別の電波塔をチェック
テレビの映りが悪い時、アンテナが正しい電波塔に向いているかどうか確認しましょう。
下記の「各地域別地デジ放送中継局リスト」では、全国各地の主要な地デジ放送中継局名と送信場所が把握できます。
地域 | 主要中継局名 | 送信場所 | カバーエリア |
---|---|---|---|
北海道 | 手稲山送信所 | 札幌市手稲区 | 札幌市・石狩地方 |
東北 | 大年寺山送信所 | 仙台市太白区 | 仙台市・宮城県中部 |
関東 | 東京スカイツリー | 東京都墨田区 | 東京23区・関東広域 |
中部 | 東山タワー | 名古屋市昭和区 | 名古屋市・愛知県西部 |
関西 | 生駒山送信所 | 大阪府東大阪市 | 大阪府・奈良県北部 |
中国 | 比治山送信所 | 広島市南区 | 広島市・広島県西部 |
九州 | 福岡タワー | 福岡市早良区 | 福岡市・福岡県北部 |
※主要中継局のみ掲載。詳細な中継局情報は総務省やA-PAB公式サイトで確認できます。
なお山間部や都市部の高層ビル街では、違う方向から電波を受信している場合があるため、自宅周辺の電波環境は正確に把握しておきましょう。
アンテナの正しい向きとは?
アンテナの向きが少しずれるだけで、テレビの映りは大きく変わります。地デジとBS/CSでは電波の送信元が異なり、それぞれに適した向きがあることを知っておきましょう。
地デジアンテナの向き
地デジアンテナは、最寄りの電波塔に向けることが一般的です。ただし電波塔の位置は目視では確認できません。
より確実に電波塔の方向を把握しておくためにも、状況に応じて以下の4つの方法を組み合わせて正確な方向を特定しましょう。
1.近所の家のアンテナが向いている方角を参考にする
最も簡単で実践的な方法は、近所の家のアンテナを観察することです。特に新しく設置されたアンテナや、プロが設置したアンテナは、正確な方向を向いている可能性が高いでしょう。
たとえば八木式アンテナの場合、素子(横棒)が並んでいる方向の先端が電波塔に向いています。5軒以上の家を確認し、多くのアンテナが同じ方向を向いていれば、その方向が電波塔の位置と考えて間違いありません。
ただし、古いアンテナは台風などで向きがずれている可能性もあるため、複数のアンテナを参考にすることが大切です。
2.A-PABのサイトで自宅近くの電波塔を調べる
自宅から近い電波の発信所が分からない場合は、「A-PUB(一般社団法人放送サービス高度化推進協会)」公式サイトで自宅近くの電波塔を調べましょう。総務省認可の公式サービスで使い方は以下のとおりです。
- A-PABの公式サイトにアクセスして「地デジ放送エリアのめやす」を選択
- 郵便番号や住所の入力、または都道府県名を選択
- 地図上に電波塔の位置と電波の強弱が色分けされて表示される
緑色は電波が強く、黄色は中程度、赤色は弱電界地域を示しています。自宅がどの色のエリアに該当するかで、必要なアンテナの性能も判断できるでしょう。
加えて複数の電波塔から受信できる場合、それぞれの電波塔で受信可能なチャンネル一覧も表示されます。特定のチャンネルだけ映りが悪い場合は、別の電波塔からの受信も検討しましょう。
3.スマホアプリで正確な方角を特定する
「地デジアンテナ調整」や「テレビアンテナ」といったスマホの電波塔確認アプリを利用するのも選択肢のひとつです。GPS機能とコンパス機能を組み合わせて、現在地から電波塔への正確な方位を簡単に測定できます。
利用料金は基本的に無料で、アプリを起動すると現在地が自動的に検出され、最寄りの電波塔がリスト表示される仕組みです。使用時はスマホを水平に持ち、金属や電子機器から離れた場所で測定しましょう。
あわせて建物内では磁気の影響を受けやすいため、できれば屋外の開けた場所で確認することをおすすめします。さらにAR(拡張現実)機能を搭載したアプリの場合、カメラ画面に電波塔の方向を矢印で重ねて表示するため、視覚的にアンテナの向きを確認できるでしょう。
4.自治体の公式サイトで地域の電波塔情報を調べる
多くの市区町村では、地域住民向けに詳細な電波塔情報を公式サイトで公開しているところがあります。地域特有の受信環境について詳しく掲載されており、主要電波塔の名称と位置だけでなく、山間部や谷間などの難視聴地域の情報、共同受信施設の有無なども確認できます。
特に有用なのは、地域特有の受信障害情報です。例えば「○○地区は△△山の影響で北側からの電波が弱い」といった、他では得られない詳細な情報が記載されていることがあります。
BSCSアンテナの向き
BS/CSアンテナは、赤道上空に浮かぶ放送衛星からの電波を受信します。地デジとは異なり、全国共通でアンテナの向きは基本的に「南西」ですが、地域によって仰角(見上げる角度)が異なるため、正確な調整が必要です。
スマホアプリで正確な方角を特定する

地デジアンテナと同様、BS/CSアンテナの向きは専用のスマホアプリを使用すると、仰角と方位角を1度単位で正確に確認できます。GPS機能でお住まいの地域の正確な「方位角」と「仰角」を算出でき、画面の指示に従うだけで迷うことなく方角を特定できるでしょう。
たとえば「BSコンパス」ではGPS機能で現在地を特定すると、その場所での正確な仰角(東京約38度、大阪約40度)と方位角(約220度)を自動的に表示されます。AR機能で実際の空に衛星の位置を表示できるため、障害物の有無も同時に確認できるでしょう。
BS/CSの電波は直進性が強く、わずかな障害物でも受信できなくなるため、南南西の方向に建物や樹木がないか必ず確認することが大切です。
地デジアンテナの向きを自分で調整する方法
アンテナの正しい向きを把握できたら、実際に方向を調整する作業を行いましょう。ただし、高所作業を伴う場合は無理をせず、安全を最優先に作業を進めることが大切です。
まずは地デジアンテナの向きを調整する方法について、種類別に解説します。
調整に必要な道具と事前準備のチェックリスト
事前準備として、現在の地デジアンテナの向きを写真に撮っておくことが大切です。万が一調整がうまくいかなかった場合に、元の状態に戻すための記録となります。
写真を撮影した後、下記の道具を用意しましょう。
必要な道具 | 用途・選び方のポイント |
---|---|
スパナ・レンチ(10mm、13mm) | アンテナ固定ボルト用。サイズを事前確認 |
プラスドライバー | 端子接続部の確認・調整用 |
軍手(滑り止め付き)・ヘルメット | 安全作業の必須アイテム |
脚立・梯子・安全帯(命綱) | 安定性の高いものを選択 |
スマートフォン・トランシーバー | 方位確認と連絡用 |
防水テープ | 接続部の防水処理用 |
アンテナ調整を始める前に、天気予報を確認し、風速5m/s以下の穏やかな日を選ぶことが安全作業の第一条件です。作業は必ず2人以上で行い、1人がアンテナを調整し、もう1人がテレビの受信レベルを確認する役割を分担しましょう。
テレビの受信レベルを使ってアンテナの向きを確認する
アンテナの向きを調整する作業の前に、テレビの機能を使って電波の受信状況を確認しましょう。受信レベルを数値でチェックできる機能が搭載されています。
テレビのリモコンによる確認方法はメーカーによって異なり、具体的な操作方法は下記のとおりです。
メーカー | アンテナレベルの確認方法 |
---|---|
シャープ (AQUOS) | 「ホーム」→「設定」→「放送・受信設定」→「アンテナ設定」 |
パナソニック (VIERA) | 「メニュー」→「設定する」→「放送受信設定」→「アンテナレベル」 |
ソニー (BRAVIA) | 「ホーム」→「設定」→「放送受信設定」→「アンテナ設定」 |
東芝 (REGZA) | 「設定」→「放送受信設定」→「アンテナ設定」 |
※テレビ本体によってリモコンによるアンテナレベルの確認方法は異なります。
「アンテナ設定」や「アンテナレベル」を選択したら、項目から「受信レベル」を選びましょう。画面には0〜100の数値が表示され、一般的に50以上で視聴可能、60以上で安定受信となります。
八木式アンテナの向きを調整する方法
八木式アンテナは最も一般的なタイプで、素子(横棒)の先端を電波塔に向けることが基本です。調整は以下の手順で行います。
- Uボルトを少し緩める: アンテナを支柱に固定しているUボルトを、レンチで少しだけ緩めます。手でアンテナが動かせるくらいの固さが目安です。
- ゆっくり左右に動かす: アンテナの先端(短い棒が複数ある側)を電波塔の方向に向け、そこから左右に1度ずつ、非常にゆっくりと動かし、「1度動かして5秒待つ」を繰り返しながら、室内のパートナーにレベルの変化を報告してもらいます。
- レベルの最大値を探してUボルトを締め直す: レベルの数値が最も高くなったら、最適な位置に該当するため、Uボルトをしっかりと締め直します。
- 全チャンネルの受信レベルを確認する:締め直した後、再びテレビの電源を入れて設定画面でアンテナレベルが50〜60以上に戻っているか確認します。
アンテナの向きを調整している間は、協力者にテレビの受信レベルを常時確認してもらい、数値が最も高くなる位置を探しましょう。
デザインアンテナの向きを調整する方法
壁面やベランダなどに設置されている「デザインアンテナ」は、受信面を電波塔に正対させることが大切です。八木式アンテナよりも受信感度が低いため、以下の方法で向きを調整しましょう。
- 固定金具のボルトを緩める: 壁面などに取り付けられている固定金具のボルトを、アンテナが動かせる程度に緩めます。
- 正面を電波塔に向ける: アンテナの正面を電波塔の方向に向け、そこから左右にゆっくり動かして、レベルが最大になる角度を探します。
- 可動範囲で最適な位置を探す: デザインアンテナは可動範囲が狭いことが多いです。その範囲内で最も受信状態の良い場所を見つけましょう。
アンテナの向きを微調整した後、壁面から少し離して設置すると建物による電波の遮蔽を軽減できる場合もあります。
室内アンテナの向きを調整する方法
室内アンテナは、向きの調整よりも設置する場所が重要です。設置場所の自由度が高い反面、周囲の環境に大きく影響されるため、最適な場所に取り付けましょう。
一般的に最適な場所は、下記のとおりです。
- 電波塔のある方角の「窓際」
- 家具などの障害物がない「できるだけ高い場所」
- テレビや電子レンジなどの「家電製品から離れた場所」
室内アンテナを設置する際、棚の上といったできるだけ高い位置に設置すると受信状態が改善します。加えてテレビやパソコンなどの電子機器から1m以上離すことで、ノイズの影響を軽減できるでしょう。
BS/CSアンテナの向きを自分で調整する方法
BS/CSアンテナは地デジアンテナ以上に精密な角度調整が必要です。わずか1度でもズレてしまうと受信できなくなるので注意しましょう。
専用のスマホアプリを使って正確に調整する方法と、最適な位置での確実な固定方法について、くわしく解説します。
1.専用のスマホアプリで角度を調整
「BSコンパス」をはじめとした専用のスマホアプリを起動した後、現在地での正確な仰角と方位角を確認しましょう。仰角(上下の角度)と方位角(左右の向き)を地域の基準値に合わせる必要があり、アンテナ側面の角度目盛りを確認しながら、お住まいの地域の指定角度に設定します。
主要都市の仰角と方位角の目安は、以下のとおりです。
地域 | 仰角の目安 | 方位角の目安 | 調整の難易度 |
---|---|---|---|
札幌 | 31度 | 224度(南南西) | やや難しい |
東京 | 38度 | 220度(南南西) | 標準 |
大阪 | 40度 | 222度(南南西) | 標準 |
福岡 | 43度 | 218度(南南西) | 比較的簡単 |
那覇 | 49度 | 214度(南南西) | 簡単 |
方位角を測定する際、周囲の金属や電子機器から1m以上離れたところでスマホを水平に持ち、画面の指示に従って真北から時計回りに南南西(約220度)の方向に向けます。
仰角を調整するときは、アンテナ側面の角度目盛りを使用しましょう。地域の基準値より2度程度低く設定し、そこから0.5度ずつ上げながら受信レベルを確認します。
多くのアプリにはAR(拡張現実)機能があり、カメラ画面に衛星の位置を表示できるため、障害物の有無も同時にチェックできるでしょう。
2.向きを調整して最適なところで固定する
南南西の方向を確認できたら、BS/CSアンテナの向きを調整し、受信レベルが60以上になったところで固定します。具体的な手順は、下記のとおりです。
- 仰角を先に合わせる: アンテナの側面にある目盛りを、お住まいの地域の仰角(アプリで確認した角度)に合わせて固定します。
- 方位角をミリ単位で動かす: アンテナ全体を左右に「1ミリ動かしては5秒待つ」くらいのイメージで、ゆっくりと動かします。
- レベルが反応する点を探す: レベルの数値が0から少しでも反応したら、さらに慎重に動かし、数値が最大50~60以上になるポイントを探します。
- 最後に固定する: 最適な位置が見つかったら、アンテナが動かないよう慎重に仰角固定ボルトと方位角固定ボルトを締めて固定します。
- 防水処理を施す:ケーブルの接続部分に自己融着テープを巻き付けます。
少しでも難しいと感じたら無理をせず、専門業者に作業を依頼しましょう。
アンテナの向きを調整しても改善しない原因と解決策
アンテナの向きを正しく調整したにもかかわらず、テレビの映りが改善しない場合は、以下のようなアンテナ以外の要因が原因となっている可能性が高いです。
アンテナの向き以外の要因 | 解決策 |
---|---|
アンテナケーブルが劣化・断線している | 新しいケーブルと交換する |
ブースターが設置していない・故障している | ブースターを設置、または交換する |
「分配器」の故障や接続部分の不具合 | 分配器を交換する |
アンテナ本体の経年劣化や故障 | アンテナ本体を交換する |
周辺環境の変化による影響 | ・既存のアンテナを高い位置へ移設 ・指向性の高いアンテナの交換 |
1.アンテナケーブルが劣化・断線している
アンテナケーブルは経年劣化による性能の低下が原因で映りが悪くなることがあります。特に屋外部分は紫外線や雨風の影響を受けやすいため、使用から10年以上経過していたら、以下のポイントを確認しましょう。
- ケーブルにひび割れや傷、変色がないか
- 接続部分のプラグが緩んだり錆びたりしていないか
該当する場合は、「5C-2V」や「5C-FB」など、より太くて4K放送に対応した高性能なケーブルと交換しましょう。太いケーブルほど信号の減衰が少なく、安定して電波を受信できます。
2.ブースターが設置していない・故障している
電波の弱い地域や複数のテレビに分配している場合、ブースター(増幅器)の設置が必要です。既に設置されている場合でも、経年劣化により性能が低下している可能性があるので、
ブースターの電源ランプが正常に点灯しているか確認しましょう。
もしブースターがない場合は、新設を検討します。あわせてブースターのランプが点滅している場合は、故障している可能性があるため、最新のタイプに交換しましょう。
3.「分配器」の故障や接続部分の不具合
複数のテレビを使用している家庭では、分配器の劣化や接続不良が原因となることがあります。装置自体が故障したり、接続部分が緩んだりすると、特定の部屋だけ映りが悪くなることがあるので、以下のポイントを確認しましょう。
- 分配器を外して、アンテナケーブルを直接テレビに接続して映りが改善できるか
- F型コネクタの接続部分が曲がっていたり、接触不良を起こしていないか
上記の作業で不具合が確認できたら、分配器を交換するか、F型コネクタの接続部分の緩みを締め直しましょう。
4.アンテナ本体の経年劣化や故障
地デジ、またはBS/CSアンテナ本体は一般的に10〜15年で交換時期を迎えます。雨風や積雪などの影響で経年劣化をするため、下記を踏まえて異常がないか目視で確認しましょう。
- アンテナの素子(骨のような部分)が折れたり曲がったりしていないか
- 本体に錆や腐食が進んでいないか
明らかな破損や劣化が見られる場合は、アンテナ本体の交換が必要です。高所にアンテナを設置している場合は、自分で作業しようとすると危険を伴うため、専門業者に交換を依頼しましょう。
5.周辺環境の変化による影響
アンテナを設置した当初は問題なくても、その後に周辺環境が変化して電波が遮られてしまうケースがあります。自宅や電波塔周辺に高い建物が建ってないか、庭の木が大きく成長していないか確認しましょう。
高層の建物や樹木の生長が確認できた場合、高い位置へのアンテナの移設や、八木式をはじめとした指向性の高いアンテナの交換が必要です。
アンテナの向きを業者に依頼すべき判断基準
アンテナの向きを自分で調整するかどうかは、安全性と確実性を最優先に判断することが大切です。下記のポイントを含め、一通りチェックや調整を試みても改善しない場合や、作業が難しいときは、無理をせず専門業者に相談しましょう。
- 屋根の上など、2階以上の高さでの作業が必要な場合
- BS/CSアンテナの精密な調整がうまくいかない
- アンテナ本体やブースターなどの機器が故障している疑いがある
- 原因がどこにあるのか、自分では全く見当がつかない
- 平日の日中に作業する時間がなく、迅速に解決したい
アンテナの向き調整を含めた修理費用をシミュレーション
アンテナの向き調整を含め、専門業者に修理を依頼する際に気になるのが費用相場です。修理にかかる費用は、原因や作業内容によって大きく変動します。
下記の料金シミュレーションでは、アンテナの種類と設置場所、現在のテレビやアンテナの状況について選択すると、必要な修理作業と費用の概算がわかるので確認してみましょう。
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