E202はテレビが電波を正しく受信できていないときに表示されるエラーコードです。すべてのチャンネルが受信できていないときや、一部のチャンネルのみ受信できていない場合に表示されることもあります。E202エラーを解決する方法を見ていきましょう。


まず試してほしいE202を自分で直す対処方法
E202が起きたときに、自分で直せる方法を紹介します。業者に相談する前に直ることもあるので試してみてください。
対処法①テレビを再起動する
再起動チェックリスト
症状が軽い場合は、テレビを再起動するだけですぐに解決することもあります。
再起動を行うことで起きたエラーを解消できることもあるので、まずは再起動をしてみてください。
対処法②B-CASカードを挿し直す
B-CASカードはテレビやレコーダーに入っている、放送電波を受信するためのカードです。受信できる電波の種類によって赤、青の2色があります
B-CASカード確認チェックリスト
B-CASカードが接触不良を起こしている場合は、抜き挿しすれば問題を解決できる場合があります。
対処法③地域・チャンネルの再設定を行う
引っ越しをしてからテレビをつけた際などは、受信する基地局が変わるので受信地域とチャンネルの再設定が必要になります。
引越しした方は必須の対処方法です
地域が変わると電波塔の位置も変わるため、必ずチャンネル設定をやり直してください。またテレビのエラーのため、移動していなくてもチャンネルを再設定するとE202が消えて、元通り視聴できることもあります。
再設定はメーカーによって異なりますが、「設定」または「初期設定」から設定するパターンがほとんどです。
地域設定の手順
- メニューボタンを押してから「本体設定」を選ぶ
- 「地域設定」を選ぶ
- 「地域選択」を選ぶ
- お住まいの地域、都道府県を選択し決定ボタンを押す
郵便番号設定の手順
- メニューボタンを押してから「本体設定」を選ぶ
- 「地域設定」を選ぶ
- 「郵便番号設定」を選ぶ
- 数字ボタンで郵便番号を入れて、決定を押す
チャンネル設定の手順
- リモコンで地上デジタル放送を押す
- メニューボタンを押してから「本体設定」を選択する
- チャンネル設定を選択する
- 地上デジタル→自動を選び、チャンネルサーチを実行
- サーチ範囲をUHFに指定する
以上のような手順で地域・郵便番号設定、チャンネル設定は完了です。メーカーによって、やり方や名称が変わることもあります。
各メーカーのホームページ、取扱説明書を参考にしてみてください。
メーカー/製品名 | チャンネル設定サポートページ |
---|---|
SHARP/AQUOS(アクオス) | 地上デジタル放送の特定のチャンネルが受信できなくなったときは?(E202/E203表示)|SHARP |
Panasonic/VIERA(ビエラ) | ビエラで地上デジタル放送のチャンネル設定を変更する方法は|Panasonic |
SONY/BRAVIA(ブラビア) | 地デジのチャンネル設定をやり直す(チャンネルスキャン)方法は?|SONY |
対処法④配線を確認して繋ぎなおす
配線確認チェックリスト
ケーブルや配線が抜けていたり、うまく挿入されていないと電波が受信できず、E202が表示されることがあります。
まずは、アンテナケーブルの配線に不備がないかを確認しましょう。
テレビ本体との接続も、緩んでいないか見てみます。このとき、間違った端子に接続していないかもチェックしておきましょう。
接触が悪い場合は一旦アンテナケーブルを壁の端子から外し、時間を空けて再度挿入してみます。
次にテレビの電源コードが、しっかりコンセントにささっているかも確認してください。
一見電源コードは関係がないように思えますが、挿し込みがあまいと番組が正常に映らない場合があります。
またテレビと分配器・分度器との接続が外れていると、視聴することができません。下の図のとおり接続できているか確認してみてください。
対処法⑤アンテナの向きを調整する
室内用の地デジアンテナ
アンテナの表面が電波塔のある方向を向くように調整しましょう。下記の「放送エリアのめやす」というサイトから、最寄りの電波塔の位置を調べることが可能です。
室内用のアンテナは向きだけでなく、設置する場所によっても受信電波の強さが変わります。窓際に置くとより強い電波を受信できる場合が多いです。
ただし、そもそも室内アンテナは電波強度が弱いため、電波塔から離れている地域ではどうしてもうまく受信できないことがあります。
頻繁にE202が表示されたり、放送が乱れる場合は室内アンテナから屋外に設置するタイプのアンテナに変えることをおすすめします。
BSアンテナ
BSアンテナの向きを合わせる方法は以下の通りです。
1.アンテナの上下角度を調整する
BSアンテナで電波を受信するためには、アンテナを衛星のある方向へ正確に合わせる必要があります。
まずは上下角度の調整です。アンテナ側面にあるボルトをゆるめて角度を調整しましょう。適切な角度は住んでいる地域によって異なるので、自分で確認する必要があります。
正確な方向を調べるために「BSコンパス」というスマホアプリを使うのがおすすめです。自分の地域を選択するだけで、衛星の方向を正しく示してくれます。
2.アンテナの左右角度を調整する
次にアンテナの左右角度を合わせます。スマホの方位磁針アプリなどを利用して、南西方向に向けてください。
3.アンテナレベルの高い位置を探る
南西方向に向けたアンテナをゆっくりと左右に動かし、アンテナレベルが高い位置を探りましょう。
その際、テレビ画面に表示された受信レベルを確認しながらアンテナを動かす必要があります。
テレビをアンテナ近くまで持ってきたり、人に頼んでテレビの前に行ってもらうなどして、アンテナレベルをテレビ画面で確認できるようにしておくと良いでしょう。
またBSアンテナは少しでも角度がずれると受信できなくなってしまいます。アンテナは数度ずつ慎重に動かし、最もアンテナレベルが高い位置で固定してください。
なお八木式アンテナをはじめとする屋根の上に取り付けるアンテナの場合、自力で調整するのは難易度が高い上に大変危険です。プロの業者に依頼して調整してもらいましょう。
悪天候・電波障害の場合は自力で対処できない
台風や大雪などの悪天候、地域で電波障害が発生している場合は自力で解決することができません。基本的には解決されるまで待つ必要があります。解決されない場合はお住まいの自治体・NHKに相談してみましょう。
民放・NHKのすべてのチャンネルでE202が表示される場合は自治体、NHKのみでE202が表示される場合はNHKが問い合わせ先になります。
E202が表示される原因
E202が表示されるおもな原因は以下の通りです。エラーの原因によって自分で解決できることもあれば、業者に頼まないと対処できない場合もあります。
原因 | 対処方法 |
---|---|
B-CASカードが読み込めていない | B-CASカードを挿し直す |
チャンネル設定の誤り | 地域・チャンネルの再設定を行う |
ケーブル・配線の接触不良 | 配線を確認して繋ぎなおす |
アンテナの不具合 | アンテナの向きを調整する |
台風、大雪、強風などによる一時的な電波障害 | 天候回復を待つ |
深夜帯などの放送局の放送休止時間 | 放送再開を待つ |
電波障害 | 復旧を待つ |
アンテナの故障・損傷 | 専門業者に依頼 |
まずは放送休止時間ではないかと悪天候の影響がないかを確認しましょう。これらの場合は時間が解決してくれます。
アンテナの故障・損傷については、自身での修理は技術的に困難であり、かつ高所での作業となり危険を伴うため、必ず専門業者に依頼してください。
ここからは、エラーの原因を順に解説していきます。対処方法も簡単に把握できるよう情報を整理していますので、対処方法をすぐに知りたい方もこのままご覧ください。
B-CASカードが読み込めていない
B-CASカードはテレビやレコーダーに入っている、放送電波を受信するためのカードです。このカードに接触不良や挿入不備があると、E202エラーが表示されることがあります。具体的には以下のような状況で発生します。
- B-CASカードが正しく挿入されていない
- カードの金属端子部分に汚れや酸化が発生している
- カードスロットにほこりやゴミが詰まっている
- カード自体が破損している
チャンネル設定の誤り
テレビのチャンネル設定が正しくない場合、E202エラーが表示されます。特に以下のような場合に発生しやすいトラブルです。
- 引っ越し後に地域設定を変更していない
- テレビの初期化や設定リセット後にチャンネル設定をしていない
- 郵便番号の設定が間違っている
- 受信地域の設定が実際の住所と異なっている
引っ越しをした場合は、受信する基地局が変わるため、必ず地域とチャンネルの再設定が必要になります。
ケーブル・配線の接触不良
アンテナケーブルや電源コードの接続に問題があると、電波を正しく受信できずE202エラーが表示されます。よくある接続の問題は下記の通りです。
- アンテナケーブルが壁の端子から抜けている、または緩んでいる
- テレビ本体への接続が不完全
- 分配器や分波器との接続が外れている
- 電源コードの挿し込みが甘い
- 間違った端子に接続している
- ケーブル自体の断線や損傷
アンテナの向きのずれや位置の変化
強風や台風、鳥の飛来、経年劣化などによってアンテナの向きがずれると、電波を正しく受信できなくなりE202エラーが表示されます。アンテナの向きがずれる原因は下記の通りです。
- 強風や台風による物理的な力
- 鳥がアンテナに止まることによる衝撃
- アンテナ固定部品の経年劣化
- 雪の重みによる変形
- 近隣の工事による振動
特に室内アンテナや小型のアンテナは、わずかな外的要因でも向きが変わりやすいため注意が必要です。
悪天候による電波障害
台風、大雪、強風、豪雨などの悪天候時には、一時的に電波状況が悪化してE202エラーが表示されることがあります。悪天候によってE202が生じる理由は下記の通りです。
- 雨や雪が電波を吸収・散乱させる
- 強風でアンテナが揺れて受信方向がずれる
- 雷によるノイズが電波に混入する
- 気圧の変化による電波の屈折
地域的な電波障害
送信所のトラブルや地域的な電波障害が発生している場合、広範囲でE202エラーが発生することがあります。下記のような状況で、電波障害が生じます。
- 送信所の機器故障
- 送信アンテナのメンテナンス
- 大型建設工事による電波の遮蔽
- 電波干渉を起こす機器の影響
- 異常気象による電波の異常伝播
放送休止時間
テレビ局は深夜から早朝にかけて放送を休止する時間帯があります。この時間帯にはE202エラーが表示されることがありますが、これは正常な状態です。一般的な放送休止時間は下記の通りです。
- 地上デジタル放送:深夜1時〜5時頃(局により異なる)
- BS/CS放送:局によって大きく異なる
放送休止時間については、各放送局の公式サイトで確認できます。時間が経てば自然に復旧するため、特別な対処は不要です。
アンテナ本体の故障・損傷
アンテナ自体が物理的に故障・損傷している場合は、個人での対処が困難で専門業者による修理や交換が必要です。アンテナのよくある故障・劣化症状は下記の通りです。
- アンテナ素子の断線や腐食
- アンテナの物理的な破損
- 給電部の故障
- アンテナ取付金具の破損
- ケーブル接続部の劣化
特に屋根上に設置されたアンテナの場合、高所での修理作業となり大変危険です。自分で直す対処方法を実行しても、E202のエラーが改善しない場合は業者に相談しましょう。テレビの契約状況や、E202の発生状況によって問い合わせ先は異なります。
>> 業者・各種窓口でご確認ください。
E202エラーが改善しない場合は業者・各種窓口に相談
自分で確認できる方法を試してみてもエラーが直らないときは、業者に相談するのがよいでしょう。プロでなければ分からない原因もあるからです。
相談先は住居タイプと受信方式によって異なります。住居タイプと受信状況に応じた相談先についてそれぞれ簡単に解説します。
【戸建の場合】
<アンテナ受信のテレビならアンテナ業者へ>
地デジ・BS/CSアンテナを使用している戸建てで、自分で直るか試してもE202が消えない場合は、アンテナ業者に相談してみましょう。現地調査を行い、アンテナが原因なのか診断をしてくれます。
お住いの地域でテレビアンテナの修理ができる業者を下記のページで紹介していますので、こちらも合わせてご参考にしてください。
北海道・東北 | 北海道|青森|秋田|岩手|山形|宮城|福島 |
---|---|
関東 | 東京|群馬|栃木|茨城|埼玉|千葉|神奈川 |
中部 | 新潟|富山|石川|福井|山梨|長野|静岡|岐阜|愛知 |
近畿 | 大阪|三重|滋賀|京都|兵庫|奈良|和歌山 |
中国・四国 | 鳥取|島根|岡山|広島|山口|香川|徳島|愛媛|高知 |
九州 | 福岡|佐賀|長崎|大分|熊本|宮崎|鹿児島|沖縄 |
<ケーブル・光テレビなら各種サービスの窓口へ>
戸建てでも、ケーブルテレビや光テレビサービスを契約している場合は、加入しているサービスのサポート窓口に連絡してください。住居タイプに関係なく、契約しているサービス事業者が対応します。
<複数の受信方式を使用している場合>
アンテナとケーブルテレビなど、複数の受信方式を使用している場合は、まずどちらでエラーが出ているかを確認しましょう。
テレビのリモコンで「入力切替」を押し、「地上デジタル」「ケーブル」「BS/CS」などを切り替えて、それぞれでE202エラーが出るかチェックしてください。
- アンテナ受信のみエラー → アンテナ業者に相談
- ケーブル・光テレビのみエラー → サービス事業者に相談
- 両方でエラー → テレビ本体や分配器の問題の可能性があるため、電気店またはアンテナ業者に相談
【マンション・アパートの場合】
マンションやアパートの場合、まず症状の範囲を確認することが重要です。
<建物全体の問題の場合>
近隣住戸でも同じ症状が発生している場合は、管理会社・大家さんに相談してください。建物全体の共用設備の問題である可能性が高いためです。
管理会社が業者を手配して対応してくれるはずです。
<自分の住戸のみの問題の場合>
他の住戸では正常に映る場合
- 共用アンテナ使用 → まず管理会社に相談、個人的な問題の場合はアンテナ業者
- ケーブル・光テレビ契約 → サービス事業者に直接相談
<受信方式が不明な場合>
どの受信方式を使用しているかわからない場合は、次の点を抑えながら受信方式を確認しましょう。
- 月額料金の支払いがあるかチェック(ケーブル・光テレビの場合)
- 建物にアンテナがあるか確認
- 管理会社に受信方式を問い合わせ
主なケーブルテレビ、光回線サービスの窓口は以下の通りです。
サービス | 連絡先 |
J:COM | TVサポート|J:COM Web:J:COMカスタマーセンター電話:お電話でのお問合せ|J:COM |
ひかりTV | 電話でお問い合わせ|ひかりTV 009192-144(通話無料) 10:00~19:00/年中無休 |
フレッツ光 | サポート・お問い合わせ|フレッツ光 0120-000113 9:00~17:00(故障対応時間、受付は24時間)/年中無休 |
E202の修理作業・料金相場はいくら?
主な修理作業 | 修理費用の相場 |
---|---|
アンテナの向き調整 | 5,000円~20,000円 |
アンテナの立て直し | 10,000円~25,000円 |
ブースターの交換・設置 | 15,000円~30,000円 |
分配器や配線ケーブルの点検・交換 | 10,000円~25,000円 |
アンテナ本体の交換 | 30,000円~100,000円 |
E202エラーに伴うアンテナの修理作業はアンテナの故障の状況によって異なります。アンテナの向きの調整で済むのであれば、費用は最安で5,000円から修理できますが、アンテナ本体の交換が必要な場合は、最低でも30,000円程度の修理料金がかかります。
正確な料金を知るためには、必ず複数の業者から事前に見積もりを取ることが重要です。
テレビのアンテナ工事のプロを探すならミツモアがおすすめ
アンテナ工事の専門業者に依頼すれば、テレビのエラーの原因究明から解決まで行ってくれます。
ミツモアでは、お住まいの地域で活躍するアンテナ工事業者に無料で見積もり依頼をすることができます。
ミツモアで簡単な質問に答えて見積もり依頼
ミツモアなら簡単な質問に答えていただくだけで見積もり依頼が完了です。パソコンやスマートフォンからお手軽に行うことが出来ます。
最大5件の見積りが届く
見積もり依頼をすると、プロから最大5件の見積もりが届きます。その見積もりから条件にあったプロを探してみてください。プロによって料金や条件など異なるので、比較できるのもメリットです。
チャットで見積り内容の相談ができる
依頼内容に合うプロがみつかったら、依頼の詳細や見積もり内容などチャットで相談ができます。チャットなのでやり取りも簡単で、自分の要望もより伝えやすいでしょう。
信頼できるアンテナ修理業者を見抜く5つのチェックポイント
費用と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが、安心して任せられる信頼できる業者を選ぶことです。「安かろう悪かろう」では、すぐに再発したり、家に傷をつけられたりといったトラブルにもなりかねません。業者選びで後悔しないための具体的な5つのチェックポイントは次の通りです。
- 料金体系が明確で、見積もりが詳細か
- 十分な実績と専門性があるか
- 第三者によるリアルな口コミ・評判は良いか
- 損害賠償保険への加入や保証制度は充実しているか
- 対応の丁寧さとコミュニケーション力
初回の問い合わせ時の対応速度や丁寧さは、その業者の仕事の質を判断する重要な指標です。質問に対して的確で分かりやすい回答をしてくれるか、専門用語を多用せずに素人にも理解しやすく説明してくれるかも確認しましょう。
E202エラーにまつわるよくある質問
Q1. E202エラーとは何ですか?どんな時に表示されるのですか?
A. E202エラーは、テレビが電波を正しく受信できていないときに表示されるエラーコードです。すべてのチャンネルが受信できていないときや、一部のチャンネルのみ受信できていない場合に表示されます。
→ 詳しくはE202が表示される原因をご確認ください
Q2. E202エラーが出た時、まず自分で試すべき対処法はありますか?
A. はい、業者に依頼する前に試していただける対処法があります。テレビの再起動、B-CASカードの挿し直し、配線の確認、チャンネルの再設定、アンテナの向き調整などを順番に試してみてください。
→ 具体的な手順はまず試してほしいE202を自分で直す対処方法で詳しく解説しています
Q3. テレビを再起動しても直らない場合、次に何をすればいいですか?
A. テレビの再起動で直らない場合は、B-CASカードの接触不良が原因の可能性があります。B-CASカードを一度抜いて、金属部分を柔らかい布で拭き、正しい向きで挿入し直してください。
→ 詳しい手順は対処法②B-CASカードを挿し直すをご覧ください
Q4. 引っ越し後にE202エラーが出るようになりました。何が原因でしょうか?
A. 引っ越し後のE202エラーは、受信地域の設定が変更されていないことが主な原因です。地域が変わると電波塔の位置も変わるため、必ずチャンネル設定をやり直してください。
→ 設定方法は対処法③地域・チャンネルの再設定を行うで手順を詳しく説明しています
Q5. アンテナの向きは自分で調整できますか?安全に作業できるでしょうか?
A. 室内用の地デジアンテナやベランダ設置のBSアンテナは自分で調整可能ですが、屋根上のアンテナ調整は危険なため必ず専門業者に依頼してください。高所作業は転落のリスクがあります。
→ 安全に調整できる範囲については対処法⑤アンテナの向きを調整するをご確認ください
Q6. ケーブルテレビと地デジアンテナ両方使っていますが、どちらに問題があるか分からません
A. 複数の受信方式をお使いの場合は、まずテレビのリモコンで「入力切替」を押し、「地上デジタル」「ケーブル」などを切り替えて、それぞれでE202エラーが出るかを確認してください。エラーが出る受信方式を特定してから適切な相談先を判断しましょう。
→ 相談先の判断についてはE202エラーが改善しない場合は業者・各種窓口に相談で詳しく解説しています
Q7. 台風や大雪の日にE202エラーが出ました。自分で直せますか?
A. 悪天候によるE202エラーは、雨や雪が電波を吸収・散乱させることが原因で、自力で解決することはできません。基本的には天候の回復を待つ必要があります。
→ 詳細は悪天候・電波障害の場合は自力で対処できないをご覧ください
Q8. 自分で試してもE202エラーが直りません。業者に依頼するべきでしょうか?
A. 自分でできる対処法を試しても改善しない場合は、専門業者への相談をおすすめします。プロでなければ分からない原因もあるためです。相談先は住居タイプと受信方式によって異なります。
→ 適切な相談先の判断はE202エラーが改善しない場合は業者・各種窓口に相談でご確認いただけます
Q9. アンテナ修理の費用はどのくらいかかりますか?
A. アンテナ修理の費用は作業内容によって異なります。アンテナの向き調整で5,000円~20,000円、アンテナ本体の交換で30,000円~100,000円程度が相場です。正確な料金を知るためには、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
→ 詳しい料金相場はE202の修理作業・料金相場はいくら?をご参照ください
Q10. マンション住まいですが、管理会社と業者、どちらに相談すればいいですか?
A. マンションの場合、まず症状の範囲を確認することが重要です。近隣住戸でも同じ症状が発生している場合は管理会社に、自分の住戸のみの問題で共用アンテナを使用している場合は管理会社に相談してください。ケーブル・光テレビを個人契約している場合はサービス事業者に直接相談します。
→ 住居タイプ別の詳しい相談先はE202エラーが改善しない場合は業者・各種窓口に相談で解説しています
Q11. 信頼できるアンテナ業者を選ぶポイントはありますか?
A. 信頼できる業者を選ぶには、料金体系が明確で見積もりが詳細か、十分な実績と専門性があるか、第三者による口コミ・評判が良いか、損害賠償保険への加入や保証制度が充実しているか、対応が丁寧でコミュニケーション力があるかを確認することが重要です。
→ 業者選びの詳細は信頼できるアンテナ修理業者を見抜く5つのチェックポイントをご参照ください
Q12. B-CASカードの挿し直しを試しましたが、カードが認識されません
A. B-CASカードを挿し直しても認識されない場合は、カードの金属部分の汚れ除去、カードスロットのほこり除去を行ってください。それでも改善しない場合は、カード自体の破損やスロットの故障が考えられるため、専門業者に相談することをおすすめします。
→ B-CASカードの詳しい対処法は対処法②B-CASカードを挿し直すをご確認ください