地デジアンテナは八木式、平面(デザイン)、ユニコーン、室内用の4種類があります。
それぞれの種類で電波受信の性能や特徴、取り付けられる場所が異なるので、最適なアンテナを選ぶことが大切です。
この記事ではアンテナの種類や特徴、おすすめのアンテナ、業者の選び方を詳しく解説します。
見出し
- 1 テレビアンテナは2種類【地デジとBS/CS】
- 2 地デジアンテナの種類は4つ!どれがおすすめか費用や特徴を比較
- 3 アンテナの種類を選ぶ時に確認すべき5つのポイント
- 4 アンテナはどこで買える?お得な買い方は?
- 5 八木式アンテナのおすすめ製品3選
- 6 平面(デザイン)アンテナのおすすめ製品3選
- 7 室内アンテナのおすすめ製品3選
- 8 地デジアンテナの設置は自分でできる?
- 9 アンテナ取り付けを業者に依頼するときの費用相場
- 10 アンテナ取り付けはどの業者がおすすめ?
- 11 業者を選ぶときに注目する3つのポイント
- 12 地デジを見るにはアンテナ以外の周辺機器も必要!
- 13 ミツモアでアンテナ工事の見積もりを依頼しよう!
テレビアンテナは2種類【地デジとBS/CS】
テレビアンテナには、大きく分けると地デジアンテナとBS/CSアンテナの2つの種類があります。
地デジアンテナは地上デジタル放送を見るためのアンテナで、BS/CSアンテナは衛星放送(BS/CS放送)を見るためのアンテナです。それぞれ赤道上空の静止衛星を利用して放送電波を受信しています。
BS/CSは、それぞれブロードキャストサテライト(放送衛星)、コミュニケーションサテライト(通信衛星)の略です。
受信するには専用のアンテナ、アンテナケーブル、チューナー内蔵のテレビが必要になります。チューナーが内蔵されていない場合は、別途用意しなければなりません。
地デジアンテナの種類は4つ!どれがおすすめか費用や特徴を比較
地デジ用のアンテナは八木式、平面、室内用、ユニコーンの4種類です。種類によって取り付け費用や特徴が異なります。取り付ける場所の電波強度や希望にあわせてアンテナを選びましょう。
種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
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八木式アンテナ | 魚の骨のような外観 スタンダードなタイプ |
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平面アンテナ | 外壁に取り付ける箱型アンテナ |
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ユニコーンアンテナ | 円柱型のアンテナ |
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室内アンテナ | ケーブルにつなぐだけで視聴できる |
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【安定した受信感度なら】屋外用:八木式アンテナ
八木式アンテナは最も受信性能が高いアンテナで、魚の骨のような外観が特徴です。昔から使われているスタンダードなタイプです。
受信感度が3つのうちで最も良く、比較的安く手に入るのでコスパに優れています。
一方でアンテナが目立ってしまうため見た目が良くないことや、台風や大雪で折れてしまう可能性があることがデメリットです。
受信性能 | 高い |
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アンテナ本体価格相場 | 2,000円〜 |
工事費用 | 15,000〜30,000円 |
設置場所 | 屋根上、軒下、屋根裏 |
設置の難易度 | 難しい |
設置所要時間 | 1〜2時間 |
八木式アンテナの取り付けは専門業者に依頼しましょう。自分での取り付けは、落下の危険性がある、アンテナの受信調整が難しい、電気工事の知識が必要などの理由でおすすめできません。
八木式アンテナは素子数によって受信感度が異なる
八木式アンテナは「素子アンテナ」と呼ばれることもあります。素子とはアンテナの骨部分のことです。
この素子の数が多い方が電波の受信感度が良く、性能の高いアンテナであると言われています。14素子アンテナ、20素子アンテナなど素子数が異なるアンテナが販売されていますが、電波が悪い地域であれば素子数の多い案アンテナを選んだほうがよいでしょう。
八木式アンテナについては以下の関連記事でも詳しく解説しています。
【見た目にこだわるなら】屋外用:平面アンテナ(デザインアンテナ)
平面アンテナとは外壁に取り付ける箱型のアンテナで、デザイン性の高さがポイントです。
アンテナが目立たないため、家の景観を損ないたくない方におすすめです。また八木式アンテナと異なり、軒下やベランダなどの雪や雨をしのげる位置に設置できるため、雪や台風への耐久性も高いという特徴もあります。
外壁に穴を開ける必要があるので、借家の場合は大家に確認が必要です。また金属製の屋根や壁の場合、電波を遮断してしまうため設置できないこともあります。
受信性能 | 中程度 |
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アンテナ本体価格相場 | 5,000円〜 |
工事費用 | 20,000〜35,000円 |
設置場所 | 外壁、ベランダ、室内 |
設置の難易度 | 難しい |
設置所要時間 | 1〜2時間 |
なお平面アンテナの取り付けは、専門業者に依頼しましょう。外壁の貫通が必要になり、自分での取り付けは困難です。
平面アンテナ(デザインアンテナ)については以下の関連記事でも詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
【見ためと機能を両立】屋外用:ユニコーンアンテナ
本体価格が7,500円ほどと、八木式アンテナや室内アンテナに比べて費用が高い点がデメリットです。デザインと機能の両方を重視する方におすすめできるアンテナです。
受信性能 | 高い |
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アンテナ本体価格相場 | 7,500円〜 |
工事費用 | 0円(自分で設置) |
設置場所 | 屋外 |
設置の難易度 | 簡単 |
設置所要時間 | 15~30分 |
【手軽に設置するなら】室内用:室内アンテナ
室内アンテナとは、付属のケーブルに繋ぐだけで地デジが見られる手軽さが特徴のアンテナです。アンテナ本体も1,000円台から購入することができ、工事費用がかからないので費用を安く済ませたい方にぴったりです。
デメリットとして受信性能が低い点が挙げられます。そのため受信感度の弱い地域や鉄筋コンクリート造の家だと電波を受信することができず、全く使い物にならなくなってしまいます。設置場所の電波状況を必ず確認してから購入するようにしましょう。
受信性能 | 低い |
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アンテナ本体価格相場 | 1,000円〜 |
工事費用 | 0円(自分で設置) |
設置場所 | 室内の卓上、窓など |
設置の難易度 | 簡単 |
設置所要時間 | 5〜10分 |
より詳しい室内アンテナの特徴や設置に関する情報は以下を参考にしてみてください。
BS/CSアンテナの設置にかかる費用相場
地デジ放送の視聴に加えてBS/CS放送を視聴するためには、八木式アンテナなど地デジアンテナのほかに、BS/CSアンテナ(4K8Kアンテナ)が必要になります。
BS/CSアンテナ(4K8Kアンテナ)はお皿のような形をしたパラボナアンテナです。直径45cmのものが多く、直径が大きくなるにつれて受信感度が高まります。
アンテナ本体価格相場 | 5,000~13,000円 |
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工事費用 | 33,000~64,000 |
設置所要時間 | 30分~2時間 |
アンテナの種類を選ぶ時に確認すべき5つのポイント
アンテナの種類を選ぶ際には
以上の5つのポイントをチェックしてから、選ぶようにしましょう。
各ポイントについて詳しく解説します。
受信感度の高さ(電界強度)
地デジアンテナを選ぶときにまず確認してもらいたいのは以下の2点です。
- 電波塔からの距離
- 電波塔や中継局からアンテナ設置位置の間にある障害物
電波塔からの距離が近く、障害物が少ないほど、アンテナの受信感度が高まり電波が届きやすくなります。電波が入りやすく受信環境の良い地域では、八木式・平面・室内のどのアンテナでも地デジを視聴することができます。
一方で電波塔から距離が遠かったり障害物が多かったりして電波が弱いと、八木式アンテナでないと受信できない可能性が高いです。
電波の強さのことを電界強度といい、「強」「中」「弱」の3つに分けられます。また電波を受信できるエリアを「電界地域」といい、エリアの電界強度によって以下のように分類されます。
- 強電界地域…80dBμV/m。4~8素子の八木式・平面式アンテナが適しています。室内アンテナでも視聴可能です。
- 中電界地域…70dBμV/m。14~20素子の八木式・平面アンテナが適しています。
- 弱電界地域…60dBμV/m。20~26素子の八木式・平面アンテナが適しています。
電波塔の位置や受信エリアは、一般社団法人放送サービス高速化推進協会が運営しているWebサイトで目安を知ることができます。
電波を受信する性能の高さ(動作利得)
動作利得とは、電波を受信するアンテナ性能を表します。数値が大きいほどアンテナの感度が高く、受信がしやすいということになります。
動作利得は素子(エレメント)数という数値に比例します。素子数はアンテナの横棒の数です。素子数が多くなるほど利得が高くなります。
電波の振動が縦か横か(偏波)
電波は、空気中を波のように振動して進みます。電波が振動している平面を偏波面といい、偏波面が地面に対して垂直(縦)なものが垂直偏波、水平(横)なものが水平偏波です。
地デジ放送の場合は中継局により偏波面の向きが異なるため、アンテナの向きも変える必要があります。垂直偏波は素子が垂直のアンテナ、水平偏波は素子が水平のアンテナで受けなくてはなりません。自宅のある中継局の偏波面を確認してアンテナを選定しましょう。
家が持ち家か、賃貸か(工事で穴をあけられるか)
持ち家の場合、自由にアンテナを設置することができますが、賃貸では管理会社や大家の確認が必要となります。
勝手に八木式アンテナを屋根に取り付けたり、外壁に穴を開けて平面アンテナを設置すると取り外すだけでなく修繕費用を請求される可能性もあります。
地デジ用アンテナを設置したいにもかかわらず工事の許可が得られない場合は、工事がなく5分ほどで設置できる室内アンテナがおすすめです。
引越しの可能性があるかどうか
引越し先でも地デジアンテナを自分で設置して視聴したい場合は、取り外して再設置が可能なアンテナを選ぶと良いでしょう。
室内アンテナなら取り外し工事の費用をかけることなく、新居にアンテナを移設することができます。
アンテナはどこで買える?お得な買い方は?
アンテナを設置したい場合、家電量販店やホームセンター、ネット、またはアンテナ工事業者などでアンテナを購入できます。また八木式アンテナや平面アンテナは、購入に併せて業者での設置も必要になります。
家電量販店やホームセンターでは比較的安価で購入できます。施工の依頼もまとめてでき、自宅に設置できるかも確認してもらえる場合がほとんどです。デメリットとしては、店舗の在庫しか購入できず、下請け業者のため即日対応できない場合が多い点が挙げられます。
ネット購入の場合は、店舗で購入するより品揃えが豊富で低価格です。しかし、商品の特徴や自宅に設置できるかなど、すべて自分の判断で購入する必要があります。また、施工依頼も自分で行う必要があります。
アンテナ工事業者に依頼する場合は、技術や知識も確かで施工のスケジュールも組みやすいでしょう。ただし業者の良し悪しの判断が難しいこと、アンテナの種類は業者が用意できるものに限られるといったデメリットがあります。
ご自身にあった方法でアンテナを購入しましょう。
八木式アンテナのおすすめ製品3選
八木式アンテナのおすすめ製品を3つ紹介します。八木式アンテナを選ぶ際には、素子数と動作利得が重要です。
用語 | 意味 |
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素子数(素子) | アンテナに設置されている棒(骨)の本数のこと。多いほど動作利得(受信感度)が高くなる |
動作利得(db) | アンテナの受信感度のこと。数値が高いほど高性能になる |
DXアンテナ UHF20素子アンテナ(型番:UA20)
また耐風速50m/smなので、道路標識が傾くような強風のときでも安心です。他にも、同じ性能で塩害対策モデル(UA20Z)や雪害対策モデル(UA20G)などもあります。環境に合ったものを選びましょう。
大きさ | 高さ518×幅340×奥行き1374(mm) |
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素子数 | 20素子 |
動作利得 | 8.5〜13.8dB |
参考価格 | 4,100円(Amazon・2022年12月現在) |
DXアンテナ UHF14素子アンテナ(型番:UA14)
電波塔との距離が近い場所や電波の強い都心などにお住まいの方におすすめのモデルです。周りに電波を阻害する建物や高圧線がない場合は14素子アンテナで十分に視聴することができます。
また素子数が少ないので20素子アンテナよりも1,000~2,000円ほど安い価格で購入することができます。
大きさ | 高さ518×幅340×奥行き1014(mm) |
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素子数 | 20素子 |
動作利得 | 8.0~12.5db |
参考価格 | 2,560円(Amazon・2022年12月現在) |
マスプロ電工 4段導波器UHFアンテナ (型番:LS206)
大きさ | 高さ544×幅373×奥行き1870(mm) |
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素子数 | 20素子 |
動作利得 | 9.6~15.7dB |
参考価格 | (Amazon・2022年12月現在) |
平面(デザイン)アンテナのおすすめ製品3選
マスプロ電工 U2SWLC3
カラーバリエーションも白・黒の2色から選ぶことができ、万が一アンテナが景観を損ねてしまっても、室内で使うことができますよ。
大きさ | 長さ360×幅150×高さ55(mm) |
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カラーバリエーション | ウォームホワイト・ブラック |
動作利得 | 3.2~4.3dB |
参考価格 | (Amazon・2022年12月現在) |
DXアンテナ UAH261
「家の景観を守りたいけど、地デジを安定して視聴したい」という方におすすめです。
大きさ | 長さ626×幅252×高さ123(mm) |
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カラーバリエーション | オフホワイト |
動作利得 | 8.4~10.2dB |
参考価格 | (Amazon・2022年12月現在) |
サン電子 SDA-20-1S-K
小さなサイズなので目立ちにくいですが、動作利得が7.8~9.8dBほどあるので、電波塔から近い地域での使用におすすめです。また重量も1.6kgなので、非常に軽いアンテナとなっています。
大きさ | 長さ600×幅223×高さ55(mm) |
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カラーバリエーション | ブラック |
動作利得 | 7.8~9.8dB |
参考価格 | (Amazon・2022年12月現在) |
室内アンテナのおすすめ製品3選
DXアンテナ 室内アンテナ デジキャッチミニ(型番:US10WB)
とてもコンパクトで設置場所に困りません。ブラックとホワイトがあるのでインテリアに合わせて選ぶこともできます。
大きさ | 高さ122×幅100×奥行き100(mm) |
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カラーバリエーション | 白・黒 |
参考価格 | 1,546円(Amazon・2022年12月現在) |
N NEWKOIN 室内アンテナ
ケーブルも5mととても長いため、インテリアの邪魔にならないよう隠して設置したい方にもおすすめです。
大きさ | 高さ230×幅135×奥行き15(mm) |
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カラーバリエーション | 黒 |
参考価格 | 2,950円(Amazon・2022年12月現在) |
日本アンテナ f-STYLE (UDF85B)
また室内・屋外の両方に設置することができます。電波の受信性能が非常に優れているので、室内に設置しても安定して視聴することができるでしょう。また取り付けに便利なフックもついています。
大きさ | 高さ230×幅135×奥行き15(mm) |
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カラーバリエーション | 白 |
参考価格 | 7,580円(Amazon・2022年12月現在) |
動作利得 | 23~28dB |
地デジアンテナの設置は自分でできる?
室内アンテナであればすぐに自分で設置・設定することができますが、八木式や平面アンテナを自力で設置することは以下の理由からおすすめできません。
- 高所での作業になるため落下事故の危険性がある
- アンテナの受信調整が難しい
- 壁内の配線工事には電気工事の専門知識が必要
- 必要工具にかかる費用が高い(10,000〜30,000円)
- 外壁や住宅の構造に関する知識が必要
自分で設置する場合は本体代に加えて、設置のための工具や部材を一から準備する必要があります。自力で設置すれば安く済むと思ったら、逆に高くつくことも。
一方で業者に依頼すれば、地上波を受信できるアンテナの高度を調査してくれたり、アンテナの向きをミリ単位で微調整してくれたりと、アンテナ設置作業をまとめてお任せできます。
さまざまなリスクやコストを考慮すると、業者に依頼するほうが安全で手間もかかりません。
アンテナ取り付けを業者に依頼するときの費用相場
地デジアンテナ、BS/CSアンテナの設置を取付業者に依頼する際の費用相場を解説します。
地デジアンテナの設置にかかる費用相場
地デジアンテナの設置にかかる費用相場は、以下の通りです。
アンテナの種類 | 工事費用 |
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八木式アンテナ | 15,000~30,000円 (本体代のみ:2,000~10,000円) |
平面(デザイン)アンテナ | 20,000~35,000円 (本体代のみ:5,000~20,000円) |
室内アンテナ | 本体代のみ:1,000~7,000円 |
室内アンテナは、自分でテレビに繋げるだけ(5分ほどで完了)なので設置費用はかかりません。
八木式アンテナと平面アンテナは、本体代に加えて設置のための工事費が必要です。設置場所や方法によって費用は異なるため、実際に現地調査を受けて見積もりを出してもらいましょう。
BS/CSアンテナの設置にかかる費用相場
BS/CSアンテナの設置にかかる費用相場は、以下の通りです。
アンテナの種類 | 本体代+工事費 |
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BS/CSアンテナ(4K8Kアンテナ) | 38,000~77,000円 (本体代のみ:5,000~13,000円) |
BS/CSアンテナも、本体代に加えて設置のための工事費が必要です。地デジアンテナと別々のタイミングで設置するより、まとめて行う方が設置費用を抑えることができます。
アンテナ取り付けはどの業者がおすすめ?
アンテナの取り付けの依頼先には、アンテナ取り付け専門業者、ハウスメーカー、家電量販店やホームセンター、個人経営の電気屋の4つがあります。
中でも、オススメはアンテナ取り付け専門業者です。
理由としては、アンテナ工事を専門に行っているため仕上がりや技術が信頼できること、仲介手数料がかからないため工事費用が安いこと、長期保証が設定されていることが多いこと、比較的取り付けのスケジュールが組みやすいことがあげられます。
アンテナ取り付け業者を探したり見積もりを取ったりする際には多くの事業者が登録する見積もりプラットフォームを利用するのがおすすめです。
業者を選ぶときに注目する3つのポイント
質の高い工事をしてくれる業者を探すために、チェックすべきポイントを3つ紹介します。
- 施工実績や口コミを確認する
- アフターフォローが万全か確認する
- 複数業者を比較する
施工実績や口コミを確認する
施工実績や口コミは、業者がどのような施工をおこなってきたか示す重要な判断材料です。実際に依頼した際にどのような工事をおこなうのかイメージしやすいので、できるだけ施工実績が豊富な業者を選ぶとよいでしょう。
また口コミではアンテナ取り付けの品質のほか、スタッフの対応や説明のわかりやすさなど、依頼者視点からの評価を確認することができます。
アフターフォローは万全か確認する
工事後に「実際にテレビを見ようとしたら映らない」「取り付けてから1年もしないの映らなくなった」などのトラブルが発生することもあります。
このような予期せぬトラブルが起こった場合でも、アフターフォローが充実していれば、修理やアンテナの交換などの対応をしてもらえます。万が一のため、頼れる業者に取り付けを依頼するようにしましょう。
複数業者を比較する
最初に見つけた1社からしか見積もりを取らないと、料金相場や標準的なサービス内容がわからず、依頼後にもっと良い業者を見つけてしまうことも。
できるだけ工事費用を抑えて質の良い業者を見つけるためには、3社以上から見積もりをとって、費用やサービス内容を比較した上で依頼することをおすすめします。
地デジを見るにはアンテナ以外の周辺機器も必要!
アンテナの設置をしただけでは地デジを見ることができません。他にも、テレビに繋ぐケーブルや電波レベルを調整する機器など様々なものが必要になります。
地デジ視聴に必要になる一般的な6つの機器を簡単に説明します。
アンテナケーブル
アンテナ端子(コンセントの横にある丸い穴)とテレビを繋ぐケーブルです。八木式アンテナや平面アンテナを設置した場合に必要となります。 アンテナ端子には「プラグ式」と「ネジ込式(F形式)」の2種類があります。プラグ式には「L形プラグ」「ストレートプラグ」、ネジ込式にはそれに加えて「F形プラグ」のケーブルが使用可能です。 設置場所の端子に合わせたケーブルを購入しましょう。 |
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ブースター
ブースターとは、テレビの電波が弱く映りが悪いときに電波を増幅するために使うものです。弱電界地域や周囲の環境の変化により電波が受信しづらくなったときに使用します。 |
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アッテネーター (減衰器)
地デジは電波が強すぎても映りが悪くなります。減衰器は、強すぎるテレビ信号を減衰させるための機器です。ブースターと逆の働きをします。 |
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混合器
地デジ(UHF)の他にBS・CS放送など複数のアンテナを設置している場合に使用するものです。複数のアンテナを1つにまとめて屋内に配線することができます。 混合器でまとめた状態では放送を見ることができず、次に紹介する「分波器」で信号を分けてからテレビに接続する必要があります。 左の商品例のように、混合器と分波器がセットになっているものもあります。 |
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分波器
混合器で1つにまとめられた信号を分けるために使用するものです。 1部屋に1つのテレビアンテナ端子しかない(1つの端子で複数の信号が扱われている)場合、そのままだと地デジ放送とBS・CS放送のケーブルを分けて繋ぐことができません。このような場合に分波器を使うことによって、1つの端子で複数の信号を分けて使うことができるようになります。 |
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分配器
分配器とは、1つのアンテナから複数のテレビに電波を分配して送るときに使う機器です。 分波器と名前が似ていますが、用途が異なります。
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ミツモアでアンテナ工事の見積もりを依頼しよう!
ミツモアで簡単な質問に答えて見積もり依頼
ミツモアなら簡単な質問に答えるだけで見積もり依頼が完了します。パソコンやスマートフォンからお手軽に依頼できます。
最大5件の見積もりが届く
見積もり依頼をすると、プロから最大5件の見積もりが届きます。その見積もりから条件にあったプロを探してみましょう。プロによって料金や条件など異なるので、比較できるのもメリットです。
チャットで見積り内容の相談ができる
依頼内容に合うプロがみつかったら、依頼の詳細や見積もり内容などチャットで相談ができます。チャットなのでやり取りも簡単で、自分の要望もより伝えやすいでしょう。
ミツモアで見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか?