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テレビアンテナを無線で飛ばす方法!実際のやり方と無線化の注意点

最終更新日: 2021年07月06日

テレビアンテナを無線化すると、アンテナ端子がない部屋でもテレビが視聴できるようになります。無線化の作業を始める前に、使用機器の「通信規格」を必ず確認するようにしましょう。無線化の仕組みや作業手順を解説します。

テレビアンテナは無線にできる?

コンセント

「テレビアンテナの無線化」とは、アンテナで受信した電波を「映像データ」にし、Wi-Fiや無線LANを使ってテレビに飛ばす方法を指します。アンテナ端子がない部屋でもテレビが見られるようになる上、部屋の中の配線が少なくなるのがメリットです。

地デジ電波を無線で利用するのはNG

「地デジ電波」は「地上デジタル放送」を見るための電波です。周波数域は470~710MHzで、日本のテレビ放送は一部の地域を除き、ほとんどが地上デジタル放送に切り替わっています。

テレビアンテナの無線化は可能ですが、「地デジ電波の無線利用」は法律によって禁じられている点に注意が必要です。

「電波法」の第110条には、電波免許を持たない事業者や個人が無線利用すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることが記されています。

参考:北海道総合通信局|総務省

映像データを無線化しよう

地デジ電波の無線利用は法律で禁じられていますが、受信した電波を「映像データ」として通信するのであれば問題はありません。

映像に変換されたデータは、Wi-Fiルーターや無線LANを介してパソコンやテレビに送信できます。

チューナーとWi-Fiルーター、Wi-Fiルーターとテレビの間ではケーブル接続が不要なため、部屋の中が配線だらけになる心配がありません。電波が届く範囲内であれば、どんな場所にでもテレビが配置できます。

実際に無線化する方法

まずは、無線化するために必要な機器をそろえましょう。

  • チューナー付きのブルーレイレコーダーまたはメディアコンセント
  • Wi-Fiルーター(親機)
  • 映像を受信するテレビ(子機)

テレビは無線LAN(Wi-Fi)に対応しているものを選ぶ必要があります。無線LAN対応であれば、PCやタブレット、スマートフォンでも構いません。

アンテナ端子とチューナー付きのブルーレイレコーダーを接続した後、ブルーレイレコーダーとWi-Fiルーター間で接続設定を行います。最後に、アンテナ端子のない部屋に設置したテレビとWi-Fiルーターの間で接続設定を行えば完了です。

他にもある無線化の方法

テレビの裏

Wi-Fiルーターを使用する以外にも、テレビアンテナを無線化する方法があります。BSやCSの視聴を希望する人は「光回線」や「デジタルTV」を契約するのもよいでしょう。

室内用テレビアンテナを使う

無線化にこだわらず、「家の好きな場所でテレビが見られればいい」という人は「室内用テレビアンテナ」を使用しましょう。

室内用テレビアンテナは工事の必要がない「据え置き型」で、テレビと接続するだけで電波が受信できるようになります。室内に設置するため、通常のアンテナのように雨風にさらされて壊れる心配がありません。

価格は2,000~4,000円前後で、家電量販店やオンラインストアなどで購入が可能です。ただし、建物の構造や周囲の障害物によっては、電波がうまく受信できないケースがあります。事前に電界強度を調べた上で購入を決めた方がよいでしょう。

光回線やケーブルテレビを契約する

光ファイバーを利用したインターネット回線には「光テレビ」のオプションがあります。

光ファイバーで送られる放送信号を専用チューナーが受信する仕組みのため、アンテナ工事の必要はありません。サービスを契約すると、地上デジタル放送やBS、CSが視聴できるようになります。

また、「ケーブルテレビ(CATV)」もアンテナを必要としないTVサービスの一つです。サービス提供エリアには、光ファイバーケーブルや同軸ケーブルが敷設されています。

地上波放送・衛星放送による電波をケーブルテレビ局が受信し、ケーブルを用いて契約家庭に配信する仕組みです。

無線化の注意点

コンセント

無線化の接続方法はそれほど難しくはありませんが、各機器の「通信規格」に注意する必要があります。高音質・高画質に慣れている人は、無線化以外の方法を選択した方がよいかもしれません。

通信規格に注意

地デジ電波を自分で無線化する際は「無線LANの通信規格」を確認する必要があります。基本的に、Wi-Fiルーターやテレビ、チューナー付きのブルーレイレコーダーが同じ通信規格に対応していない場合は接続ができません。

通信規格は「IEEE802.11b」や「IEEE 802.11a」といったように、アルファベットと数字の組み合わせで構成されています。通信規格ごとに、後半のアルファベット(n・ac・aa・adなど)が異なるため、接続前に必ず確認するようにしましょう。

新たに機器を購入する際は、家電量販店のスタッフに相談することをおすすめします。

映りが不安定になる可能性も

アンテナ端子がない部屋のテレビは映りが不安定になる傾向があります。「ブロックノイズ」と呼ばれる映像の乱れが頻繁に起き、ストレスがたまる人も少なくありません。

無線のテレビに影響しやすいのが、家電製品の「電磁波」です。スマホや電子レンジなどから生じる電磁波が影響すると、テレビの映りが悪くなるケースがあります。

また、Wi-Fiとテレビの距離や位置、間にある障害物も、テレビ映りに大きな影響を与えます。「高画質・高音質の映像が見たい!」という人には、無線化は不向きかもしれません。

端子の増設も検討しよう

「無線化がうまくいかない」「思ったよりも映像が悪かった」という場合は、アンテナ端子の増設を検討しましょう。専門業者に依頼すると増設工事費用がかかりますが、自分であれこれ試すよりもスピーディで的確です。

アンテナ端子増設の相場は10,000~20,000円前後です。建物の構造によっては追加費用が発生するため、業者に連絡して見積もりを出してもらいましょう。1社だけでなく、複数の業者に見積もりをしてもらうことで、工事の「適正価格」が把握できます。

「複数社から見積もりを取るのは面倒くさい」というときは、見積もりのプラットフォーム「ミツモア」を活用するのがおすすめです。簡単な質問に答えるだけで、最大5社のプロから見積もりが届きます。

テレビアンテナを無線化して楽しもう

テレビのリモコン

テレビアンテナの同軸ケーブルを無線化する方法は複数あります。できるだけ費用を抑えたい人は、無線LANを使ってテレビに映像を飛ばす方法が有用です。機器を購入する際は、必ず「通信規格」を確認しましょう。

より多くのチャンネルを視聴したいという人は、ケーブルテレビや光テレビがおすすめです。毎月の料金がかかりますが、アンテナ工事が不要な上、スマホやPCでも多彩な映像コンテンツが楽しめます。家の構造や費用などを考慮しながら、自分に合った無線化の方法を探してみましょう。

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