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テレビアンテナは無線化できる?端子のない部屋でテレビを観るには

最終更新日: 2021年04月26日

アンテナ端子のない部屋でテレビを見る方法は、無線化を含めていくつかあります。それぞれのメリットやデメリットを知り、快適なテレビ環境の整備に役立てましょう。無線化以外の方法や業者探しのポイントも紹介します。

テレビアンテナは無線化できる?

テレビを見る人

アンテナ端子のない部屋でテレビを見たいという人も多いでしょう。テレビのアンテナは無線化できるのでしょうか?知識を備えておかないと法律に触れる場合がありますので、許容される方法を把握しておきましょう。

アンテナの電波を直接無線で送るのはNG

アンテナを無線化するときに注意したいのが、受信した地デジの電波を直接送るのは違法行為になるという点です。

テレビ用に使われている電波の周波数は470〜710MHzで、個人が使用できる周波数帯には該当しません。違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

地デジの電波を直接送る行為は「無線を発信している」と見なされるため、免許がなければ法に触れてしまうのです。

参考:電波法|総務省東海総合通信局

電波を映像化すれば無線で飛ばすことも可能

アンテナ端子がない部屋に無線でテレビのデータを送る方法はあります。受信した電波をそのまま送るのではなく、映像データに変換すれば無線で飛ばしても違法にはなりません。

アンテナで受信した電波を映像化し、普段使っているWi-Fiや無線LANでテレビがある部屋まで飛ばす方法です。テレビとルーター・モバイルデバイスでWi-Fi環境を作るとイメージすれば、分かりやすいでしょう。

無線化にはメリットとデメリットがある

テレビの映像を無線で飛ばすと、アンテナ端子がない部屋でもテレビを視聴できます。ケーブルがいらなくなるため、電波が届く範囲なら、テレビを好きな場所に置けるのもメリットです。

デメリットとしては、通信状態が不安定になりやすい点が挙げられます。有線と比べると、他の電子機器や障害になるものに影響を受けやすくなってしまうためです。

無線LANに対応したデバイスしか受信ができないのもデメリットです。録画したい場合も、ハードディスクが非対応の商品は使えません。

テレビを無線LAN接続してみよう

携帯でテレビを見る

アンテナで受信した映像を無線LANで他のテレビやスマホ・タブレットなどの端末に飛ばすには、必要なものと接続方法を確認しておく必要があります。注意点も併せてチェックしましょう。

用意するものは?

テレビの無線LAN接続に必要なものは、チューナー付きのブルーレイレコーダー・無線LAN(Wi-Fi)ルーター・端末です。チューナーで電波を映像に変換し、映像データをルーターで発信します。

映像を受信するための端末は、無線LANに対応しているテレビやスマホ・タブレットなどから好きなものを選びましょう。ここ数年のうちに発売されたテレビであれば、ほぼ対応済みです。

ただしチューナーとルーター・テレビは通信規格を合わせる必要があります。規格が合わないものを買ってしまうと、せっかく用意したのに接続できないという事態になりかねません。

手持ちの機器の通信規格が分からない場合は、製品名や品番をメモして家電量販店で見せ、規格の合う商品を探してもらうのが確実です。

接続の方法を確認必要なものがそろったら実際に接続します。接続の手順は以下のとおりです。

  1. ルーターを設置し、インターネット環境を整える
  2. アンテナ端子がある部屋で、チューナー付きのレコーダーとアンテナ端子を接続する
  3. レコーダーとルーター同士の接続設定をする
  4. 受診する端末(テレビ・スマホ・タブレット)をルーターに接続する

レコーダーが有線LANにしか対応していないのであれば、ルーターを2台用意し1つをレコーダーにつなぐための子機としてセットアップしましょう。

離れた場所同士の接続には注意

無線LANの特徴として、障害物に遮られやすいという点が挙げられます。障害物のない場所に飛ばすのであれば問題ありませんが、鉄筋コンクリートの家で階をまたいで飛ばす場合などには、電波が弱くなる可能性があります。

アンテナ端子のある部屋と映像データを飛ばしたい部屋の間に障害物があるなら、Wi-Fi中継器を使いましょう。距離が遠い・電波を遮るものがある場合でも、ルーターと接続端末の間に置くと電波を届きやすくしてくれます。

Wi-Fi中機器のほとんどは、コンセントに差すだけで設置できます。初めての人でも扱いやすい機器です。

光回線のテレビならアンテナ自体が不要

壁掛けテレビ

転居や新築でこれからテレビ環境を整えたい場合、光回線を利用して見るテレビを選ぶのも無線化する選択肢の一つです。メリットとデメリット、接続の方法を確認しましょう。

充実したコンテンツなどメリットが多い

光回線を利用したテレビサービスは、NTTぷららが提供する「ひかりTV」をはじめとして多くの種類があります。共通するメリットは、アンテナ自体が不要なこと・天候が悪くても受信状態に影響しない点です。

また多くの光テレビサービスは、回線の工事と同時にテレビのチューナの設置も終わります。工事費用が割引になったり実質無料になったりする特典が用意されているサービスが多いため、導入の初期費用を抑えられるのも魅力です。

チャンネル数はサービスによって異なりますが、地上波よりも多くのコンテンツを楽しめます。4kに対応しているものも多いので、テレビにクオリティを求める人におすすめです。

月額料金がかかるなどデメリットも

光回線テレビのデメリットとしては、地上波のチャンネルしか見なくても月額料金がかかる点が挙げられます。またサービスの対応エリアが居住地域(または転居先)をカバーしていなければ、デメリットになるでしょう。

サービスごとに見られるチャンネルが異なるため、自分の見たいチャンネルが提供されていない光回線テレビを選んでしまうと月額料金が無駄になる場合もあります。

契約する前に月額料金や対応エリア・見られるチャンネルをチェックし、失敗のないように選びましょう。

接続や設定の方法をチェック

光回線のテレビを見る際の接続方法は、有線と無線の場合で異なります。有線であれば、ケーブルでルーターとテレビをつなぎ画面に映った指示に従って設定を進めるだけで完了します。

無線の場合はテレビが無線LAN機能を搭載しているかいないかでも変わってくるため、注意が必要です。搭載されているテレビなら、本体でWi-Fi設定を行いパスワードなどを入力していくだけで接続できます。

無線LANに対応していない場合は、USBポートにUSB無線LANアダプターを使って接続しましょう。ポートがない場合はコンバーター機能があるルーターと、テレビのLANポートを有線でつなぎ設定を行います。

無線化が難しければ端子の増設を検討しよう

テレビの端子

アンテナ端子の増設でもテレビを見られる部屋を増やせます。無線LANや光回線テレビといった無線化のデメリットが気になるなら、端子の増設がおすすめです。

無線化より安定した画質が魅力

元々アンテナ端子がなかった部屋に増設した場合、無線化よりも画質が安定します。多少映像が乱れることもありますが、無線LANでつなぐよりは電波の減衰量を抑えられる方法です。

また端子は自分の好きな場所に増設できます。テレビの近くに増設すれば、長いケーブルで部屋が乱雑になってしまうのを防げます。テレビ周りをすっきりさせたくて無線化を考えていた人にもおすすめです。

端子の増設には工事が必要

アンテナ端子を増設するには工事が必要です。業者に依頼した場合、費用はおよそ1〜1万5,000円かかります。家の構造によっては追加費用が発生する場合もあります。

しかし増設を自力で行うのは簡単な作業ではありません。壁の状態によっては非常に難易度の高い作業になります。

また既存のコンセントボックスなどがない場合、素人の作業では結果としてテレビの映りが悪くなることも考えられるでしょう。DIYでの増設はあまりおすすめできません。

プロに任せればしっかりと増設してくれますし、サポートが充実している業者ならその後のトラブルにも対応してもらえる可能性があります。

ブースターが必要になる可能性も

アンテナがない部屋でテレビを見る場合、端子の増設でも映りが悪くなりがちです。あまりにノイズがひどくて快適に見られないなら、ブースターの設置も検討した方がよいでしょう。

ブースターとはアンテナが受信した電波を強くする機器のことです。ただしブースターは快適に映像を映す道具ではなく、あくまで受信した電波を増幅させるアイテムです。

受信した電波にノイズが含まれていれば、ノイズごと増幅してしまうリスクもあります。ブースターはノイズが混じりやすい分配器や同軸ケーブルの近くではなく、アンテナのすぐ近くに設置するのがポイントです。

設定や工事は業者に依頼するのが確実

電気工具

アンテナ増設工事やブースターなどの機器の設置は、業者に依頼するのが確実です。よい業者を見つけるにはどのようなポイントがあるのでしょうか?

よい業者を見つけるコツは?

光回線テレビの導入を考えている場合、電話勧誘や訪問で契約を迫る悪質な業者に注意しましょう。こちらが料金やサービスなど詳細を把握していないまま、「安くなります」といって強引に契約をすすめるケースもあります。

アンテナ増設工事や機器の設置は、業者によって料金設定が違います。ネット経由で依頼する場合は複数の業者に見積もりを依頼し、よく比較してから選ぶのがポイントです。

見積もりを依頼する際には、工事や設置を依頼したい場所の環境を細かく伝えておきましょう。アンテナの種類や屋根の形・テレビを置きたい部屋の階数・周辺に高層ビルや竹林があるかどうかは、最低限伝えておきたいポイントです。

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「ミツモア」はネットで手軽に業者の見積もりができるプラットフォームです。完全無料で見積もり依頼ができます。最速5分で見積もりが届き、当日から業者選びを始められるのが強みです。見積もりは最大5社までとなっています。

ミツモアに登録したら表示されるサイトの入力欄に、依頼したい内容を入力します。次からは選択形式の質問にいくつか答えていきましょう。最後に自由入力欄が出てきたら、住居やアンテナの状態・要望を詳しく入力して送信します。

送信したら見積もり依頼は完了です。後は見積もり提案が送られてくるのを待ちましょう。提案があったプロとはミツモアのチャットでやり取りできます。業者が決まるまでの見積もり工程で、料金は一切発生しません。

視聴環境を整えて快適なテレビライフを

無線でテレビを見る

アンテナ端子がない部屋でテレビを見る方法は、「無線LANで映像を飛ばす」「光回線テレビを利用する」「アンテナ端子を増設する」の三つです。それぞれのメリット・デメリットを把握し、適した方法を選びましょう。

工事や機器の設置は業者に依頼するのがおすすめです。ミツモアなら最大5社まで見積もり可能、見積料金は完全無料です。プロの技術で快適にテレビを見られる環境を整え、日々の生活をより豊かにしましょう。

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