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インターネット経由でテレビを見る方法3選!地デジのリアルタイム番組や見逃し配信もOK【無料あり】

最終更新日: 2023年03月27日

Wi-Fiなどを利用して、インターネット経由でテレビを見る方法を解説していきます。

  • どんな番組が見られるのか
  • どんな手順で何を用意すればいいのか(簡単かどうか)
  • 料金はどれくらいかかるのか

など、各方法の特徴や違いを解説。

「地デジのリアルタイム番組を見たい」「ドラマの見逃し配信を見たい」などの目的に応じて、最適な方法を選んでみてください。

インターネットでテレビ番組を見るための方法一覧

テレビ

インターネット経由でテレビを見る方法としては、大きく分けて次の3つがあります。

テレビ局が配信している無料アプリを利用する

有料の動画見放題サービスを利用する

③光回線のオプションでテレビを見る

利用できる具体的なサービスは以下の通りです。

方法 サービス例
①テレビ局が配信している無料アプリ ・TVer

・NHK+

・ABEMA

・日テレTADA

・テレ朝動画

・TBS FREE

・ネットもテレ東

②有料の動画見放題サービス ・Netflix

・U-NEXT

・Amazon Prime Video

・Hulu

・FODプレミアム

・paravi

・TELASA

③光回線のオプション ・フレッツテレビ

・ひかりTV

・auひかりテレビ

・電力会社の光テレビ

・ケーブルテレビ

それぞれメリット・デメリットがあるので、1つずつ詳しく見ていきましょう。

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方法①:テレビ局が配信している無料アプリを利用する

夜自宅のリビングのソファでスマホを見る若い女性

無料アプリはインターネットにつながっているスマホが1つあれば、アプリをダウンロードして利用できます。パソコンでも同サービスのブラウザ版で、テレビ番組を見られます。

【メリット】

  • 無料で利用できる(一部有料サービス有り)
  • 始めるまでの準備が簡単
  • 見逃し配信が見られる
  • ドラマやバラエティ、アニメ、スポーツなどコンテンツが豊富

【デメリット】

  • リアルタイムで見られるテレビ番組が少ない
  • 配信の期間が限られている

テレビ局が配信している無料アプリの種類と、視聴できる番組

無料アプリは、ドラマやバラエティなどの見逃し配信が期間限定で見られます。リアルタイムのテレビ番組の同時配信も一部ありますが、まだ見られるテレビ局や番組が限られています。

TVer
見逃し配信 ・民放5社(日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)が連携しているので、配信しているコンテンツが豊富

・放送終了後から期限はあるものの、ドラマやバラエティなどを無料で見られる

リアルタイム配信 ・「日テレ系ライブ」というコンテンツで、日本テレビのプライムタイム(19時~23時)の番組(一部を除く)をネットで同時配信
NHK+
見逃し配信 ・NHKの番組を、放送終了後から1週間限定で配信

・総合テレビとEテレどちらも視聴可能

リアルタイム配信 NHK(総合テレビとEテレ)の番組(一部を除く)を、ネットで同時配信

NHK+は誰でも無料で利用できますが、NHKの受信契約をしていない場合は画面の右下にメッセージが常時表示されます。受信契約者がNHK+に利用登録すると、本人はもちろん家族もメッセージ表示なしで視聴可能です。

ネットではまだ、上記の一部の地上波番組しかリアルタイムで視聴できません。全ての番組が網羅されていないことが大きなデメリットです。

テレビ局が配信している無料アプリを利用してテレビを見る流れ

スマホで無料アプリを使う際の手順は以下の通りです。

  1. 無料アプリをダウンロードする
  2. 登録が必要な場合(NHK+)は、アプリの指示に従って登録する
  3. アプリのホーム画面から見たいコンテンツを選択する

基本的にはアプリをダウンロードするだけで、コンテンツを見られるので簡単です。

テレビ局が配信している無料アプリはこんな人におすすめ

  • 最近(1週間以内)の、見逃したテレビ番組を探している
  • インターネットでテレビを見たことがないので試してみたい
  • スマホでNHKと日本テレビ(プライムタイム)の番組をリアルタイムで見たい

このような人に無料アプリはおすすめです。無料で簡単に利用できることが大きなメリットなので、スマホで動画配信サービスを利用したことがない人には、最初に試してみるサービスとして最適でしょう。

「インターネットやアプリに詳しくない」「とりあえず無料で試してみたい」という人には民放5社を網羅している「TVer」がおすすめ。NHKの番組を見たい人には「NHK+」がおすすめです。

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方法②:動画見放題サービス(有料)を利用する

動画配信サービス

動画見放題サービスも、インターネットにつながっているスマホが1つあれば始められます。しかし約500~2,000円の月額費用がかかります。

【メリット

  • 見逃し配信もやっている
  • 過去のドラマやアニメも大量に見られる
  • オリジナルコンテンツや書籍も楽しめるサービスがある
  • 始めるまでの準備が簡単
  • 無料のお試し期間がある

【デメリット

  • 利用するアプリによって見られる番組・見られない番組に差がある
  • ランニングコストがかかる
  • バラエティやリアルタイムの番組が少ない(ドラマやアニメ・映画が多い)

動画見放題サービスではこんな番組が見られる

有料の動画見放題(VOD)サービスでは、世界中の過去の名作や最新作まで多くのコンテンツが見られます。

ドラマやアニメ・映画などの作品が見放題なので、空いた時間に好きな作品をまとめて視聴できます。そのサービスにしかないオリジナルコンテンツや書籍など、テレビ番組以外のコンテンツも充実していますよ。

見逃し配信は一部のサービスでやっていますが、サービスによってテレビ局が限定されているなどの特色があります。

動画配信サービスの種類と、視聴できる番組

サービス 月額料金(税込み) 詳細
U-NEXT 2,189円 ・配信数22万本以上と圧倒的な量を誇るサービス

・毎月もらえるポイントを使って、本来有料の最新動画や書籍も楽しめる

Netflix ベーシック:990円

スタンダード:1,490円

プレミアム:1,980円

過去の作品をたくさん配信しているだけでなく、Netflix限定のオリジナル作品も豊富
FODプレミアム 976円 ・フジテレビのドラマやアニメなどが豊富に配信されている

・最新作から過去の名作まで、70,000本以上の作品が見られる

Hulu 1,026円 ・日本テレビの作品が多く配信されている

・ドラマの種類が豊富で、海外ドラマも視聴可能

・合計100,000本以上の作品が見放題

Paravi 1,017円 配信本数は10,000本以上とやや少なめだが、TBSとテレビ東京の作品が多く配信
TELASA 618円 ・配信本数はやや少なめだが、テレビ朝日の作品が豊富に配信

・韓国やタイなどのアジア作品も豊富にそろっている

dアニメストア 440円 ・アニメに特化したサービス

・最新から過去の人気作まで4,400作品以上が見放題

各動画配信サービスで視聴できる作品は事前に確認できます(Netflix以外)。そのため見たい作品が決まっているなら、それが配信されているところを選ぶのが良いでしょう。

動画見放題サービスを利用してテレビを見る流れ

有料の動画見放題サービスの始め方は以下の通りです。

  1. モバイルブラウザから公式サイトにアクセスする
  2. メールアドレスの入力やパスワード設定などをして、アカウントを作成する
  3. プランや決済方法などを選択してサービスに登録する
  4. スマホに専用アプリをダウンロードする
  5. アプリから見たい作品を選択する

動画見放題サービスはこんな人におすすめ

  • 見逃し配信を見たい
  • 過去のテレビ番組を見たい
  • たくさんの映画やドラマ、アニメをまとめて見たい
  • オリジナルコンテンツを見たい

サービスの種類が多すぎて迷ってしまうかもしれませんが、ほとんどのサービスでは無料のお試し期間があります。1度気軽に試してみて気に入ったサービスがあれば契約する流れがおすすめです。

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方法③:光回線のオプションでテレビを見る

無線LANルーターとモデム

光回線のオプションを使うことで、インターネット経由でテレビが見られるようになります。光回線を使う方法なら従来のようなアンテナが不要で、テレビの大画面を通して視聴できます。

既に光回線を契約している方は、光回線のオプションを確認してみましょう。

光回線を利用していない場合は光回線を新しく契約し、場合によっては電柱から光ファイバーを自宅に引き込む工事を行います。

【メリット】

  • 大画面でテレビが見られる(アンテナ不要)
  • 初期費用が安い
  • 台風や雪などの悪天候でも電波が乱れない
  • 地上波番組以外のコンテンツも充実している

【デメリット】

  • エリア外の地域では利用できない
  • 光回線の契約が必要で、月額料金がかかる(テレビはオプションのような扱い)
  • 解約時に違約金が発生する場合がある

住んでいる地域や対応している光回線によって利用条件が限られるので、気に入ったサービスを利用できる環境かどうかしっかり確認しておきましょう。

「光回線のオプション」の種類と、視聴できる番組

地上波のテレビ番組はもちろん、BSデジタルやCS放送・専用チャンネルが見られるサービスがあります。サービスによって見られるコンテンツが異なりますが、基本的には従来のアンテナで地上波番組だけ受信するより、多くのコンテンツが楽しめます。

サービスごとの特徴は以下の通りです。

月額(税込み) 光回線の例 見られる番組
ひかりTV 1,100円~ ・ドコモ光

・ソフトバンク光

・フレッツ光

・NURO光

・auひかり

・地デジ

・BS

・専門チャンネル

フレッツテレビ 825円~ ・ドコモ光

・ソフトバンク光

・フレッツ光

・地デジ

・BS

・CS(オプション)

電力会社の光テレビ 回線事業者によるので、要見積もり ・コミュファ光

・eo光

・メガエッグ

・ピカラ光

 ・BBIQ

・地デジ

・BS

・CS(オプション)

ケーブルテレビ ケーブルテレビ会社によるので、要見積もり ケーブルテレビ ・地デジ

・BS

・専門チャンネル

  • どの回線を使っているのか(使う予定なのか)
  • CSや専門チャンネルまで見たいのか
  • 月額料金はどれくらいに抑えたいのか

によって選ぶべきサービスが異なります。

光回線のオプションサービスを利用してテレビを見る流れ

光回線でテレビを見るための、始め方の一例です。

  1. 自分の地域がサービスに対応しているか確認する
  2. 光回線を利用していない場合は申し込みをする
  3. 公式サイトから、光回線でのテレビサービス(オプションやテレビ付きのプラン)に申し込みをする
  4. 書類とチューナーを郵送で受け取る
  5. チューナーを光回線とテレビに接続する
  6. 初期設定をして利用開始

光回線のオプションでテレビを見る方法はこんな人におすすめ

  • 光回線自体も利用したいと考えている(既に利用している)
  • 地上波番組以外のコンテンツも楽しみたい
  • 大画面でテレビを見たい
  • 費用が高くなっても大丈夫

光回線の契約が必要な分費用も高くなってしまうので、光回線の利用にメリットを感じる方か・既に光回線を利用している方に特におすすめです。

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