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HDMI分配器の選び方・おすすめ7選!画質や端子の数・用途別に人気商品を紹介

最終更新日: 2021年02月19日

家庭やビジネスなど様々なシーンで活躍するHDMI分配器。「いざ調べてみたものの、種類が多くてどれを選んだら良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

HDMI分配器はゲームやプレゼンテーションなどの用途に合わせて最適なものを選ばないといけません。

この記事ではあなたの用途に合っているHDMI分配器を選ぶために、チェックすべき6つの項目を解説していきます。また、人気のあるHDMI分配器の中から用途に合わせたモデルを紹介。この記事を読み終わる頃には、あなたにピッタリのHDMI分配器がきっと見つかるでしょう。

HDMI分配器の失敗しない選び方!5つのチェックポイント

HDMI

HDMI分配器は、複数のディスプレイにパソコンやゲーム機・ブルーレイレコーダーなどの映像を映すための機器。HDMIスプリッターとも呼ばれています。

よく勘違いされるのですが、「マルチディスプレイ」の使い方をすることはできません。マルチディスプレイは別々の違う映像を映すことができ、それぞれを操作が可能。これに対してHDMI分配器は、複数のディスプレイに同じ映像を映すだけとなります。

それではここから、あなたの用途に合ったHDMI分配器を具体的に探していきましょう。以下の5つのポイントを解説しながら順番にみていきます。

  1. 映せる画質
  2. 接続できる端子の数
  3. 価格
  4. 給電方法
  5. メーカー

特に「画質」や「端子の数」はしっかりチェックしてくださいね。

ポイント①:映せる画質(4K対応・HDR対応・リフレッシュレート)

HDMI分配器の性能によって、映せる画質が変わります。より綺麗な画面を映したい場合は、以下の3点に注目する必要があります。

  • 4K対応かどうか
  • HDR(ハイダイナミックレンジ)対応かどうか
  • リフレッシュレート(60Hzあるとかなり良い)

より高画質で見たいなら、4Kに対応しているものを選びましょう。ただし注意点として、HDMI分配器の対応画質は、入力側(レコーダーやゲーム機)と出力側(モニター)に合わせて選んでください。例えば使用するレコーダーとモニターが4Kなら、HDMI分配器も4K対応のモデルを選ばないといけません。使用する機器が4Kなのに、4K未対応のHDMI分配器を選ぶと本来の画質よりも下がって出力されてしまいます。

3D対応のHDMI分配器もありますので、好みに合わせて選んでみてください。

次に「HDR」に対応しているかをチェックしましょう。HDRは鮮やかで深みのある映像を映し出せる技術。明るさと暗さの表現バランスがよく、夜景などの映像をより楽しめますよ。HDMI分配器に4K対応と記載されていても、HDRには対応していないモデルがあるので注意が必要です。

そして、よりこだわるのであれば「リフレッシュレート」という数値にも注目しましょう。リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書き換えられるのかを示した数値です。これが高ければ高いほど、高画質になることが期待できます。30Hz~60Hzが一般的ですが、画質を重視するならば60Hzあったほうが安心でしょう。同じ4K対応モデルの中でも違いが出るので、選ぶ際は確認してみてください。

特にホームシアターで映画を見るのであれば、画質を重視してHDMI分配器を選ぶのがおすすめです。「4K/HDR対応/60Hz」になっていればかなり高性能なモデルと言えます。

ポイント②:接続できる端子の数(接続したい機器の台数)

HDMI分配器を選ぶうえで重要なのが、接続する機器の台数です。以下のように、できるだけ具体的なイメージがあると選びやすいですね。

  • プレゼンで1台のプロジェクターに資料を映す
  • 家でゲームの映像を2台のモニターで楽しむ
  • イベント会場などで6台のモニターに映す

プレゼンやゲームで使用するのなら、入力側が1つに対して出力側が2つの「1入力2出力」であればOK。それ以上の数のモニターやプロジェクターに映すのであれば、「1入力4~8出力」の分配器を選ぶ必要があります。

ホームシアターでHDMI分配器を使うなら、増設する可能性も考えて端子の数を余分にみておいたほうが良いでしょう。また、HDMI分配器の中には分配器を増設できる「カスケード接続」という機能が付いているタイプもあります。

しかし複数のHDMI分配器を増設して使用する場合、メーカー動作保証の対象外になることもあります。そのため増設しなくても使えるように、端子の数は余裕をもって選んだほうが良いでしょう。

ポイント③:価格

価格帯で迷ったら1万円以下のモデルから探すのがおすすめです。

HDMI分配器の価格は、接続できる端子の数や画質・商品ごとのオリジナル機能の有無によって変わります。2千円~2万円以内のモデルが一般的で、業務用の分配器にもなると10万円を超えるモデルも。

高ければ良いというものではないため、求めている条件を満たしているかをチェックしたうえで検討すると良いでしょう。

使う環境に必要な「画質」や「端子の数」がないと意味がないので、価格だけではなく「どこが違うのか」をよく見て選びましょう。

ポイント④:給電方法

HDMI分配器には3つの給電方法があります。

  • ACアダプタ:コンセントから給電する
  • USB給電:コンセントや、モニター等のUSBポートから給電する
  • 給電ポートなし:機器につないだHDMI端子から給電する

「出力したいディスプレイが大きい」「安定感を重視したい」という場合は、ACアダプタかUSB給電タイプ(コンセントに挿して使う)がおすすめ。コンセントを確保しなければいけないデメリットがあるものの、安定した電力供給ができます。USB給電なら使用するモニターからの給電も可能なので、状況に応じて使い分けができますよ。

給電ポートなしのタイプは入力端子から直接給電する方法で、「バスパワータイプ」と呼ばれることもあります。コンセント確保をしなくても良いというメリットがあるものの、出力先の消費電力が高いとうまく動作しない場合があるので注意が必要です。

消費電力の大きいディスプレイやスクリーンなどにはACアダプタかUSB給電。小さいディスプレイを使うなら給電ポートなしのタイプを選ぶと良いでしょう。

ポイント⑤:メーカー

様々なメーカーからHDMI分配器が発売されていますが、日本メーカーでは以下のようなところが有名。

  • サンワサプライ
  • ラトックシステム
  • エレコム

他のメーカーに比べて価格がやや高めになっているものの、種類も豊富で性能にも定評があります。特にこだわりがないのであれば、これらの中から選ぶのがおすすめですよ。

海外メーカーは「安いのに高性能」を謳うモデルが多く目立ちますが、安心感があるのはやはり日本メーカーですね。粗悪な商品を買ってしまうと、表示する画面の遅延が起きるケースがあります。慣れないうちはアフターケアも含めて、日本メーカーのほうが使いやすいでしょう。

人気のHDMI分配器!おすすめ7選を紹介

モニター

ここからは用途別のおすすめHDMI分配器を7機種紹介していきます。

商品名 VGA-HDRSP2 GH-HSPE2-BK MEALINK/HDMI分配器 THDSP12X2-4K RS-HDSP22-4K VSP-HD14BK VGA-UHDSP8
画質 4K/HDR 4K 4K/HDR/3D 4K/3D 4K/HDR/3D 4K/3D 4K
リフレッシュレート 60Hz 30Hz 60Hz ・4K/30Hz
・3D/60Hz
60Hz 記載なし 60Hz
端子の数 1入力2出力 1入力2出力 1入力2出力 1入力2出力 2入力2出力 1入力4出力 1入力8出力
価格 16,499円 1,655 円 1,199円 4,480円 6,980円 12,999円 47,768円
給電方法 ACアダプタ USB給電 給電ポートなし ACアダプタ ACアダプタ ACアダプタ ACアダプタ
メーカー サンワサプライ グリーンハウス MEALINK テック ラトックシステム エレコム サンワサプライ

※価格は2021年2月時点のAmazonを参考にしています

それぞれ詳しく解説していきます。

サンワサプライ:VGA-HDRSP2

サンワサプライ:VGA-HDRSP2
画質 4K/HDR
端子の数 1入力2出力
リフレッシュレート 60Hz
価格 16,499円
給電方法 ACアダプタ

モニターに映す画質を重視したい人向けのHDMI分配器。PS5にも対応しています。4K/60Hzに対応しているので映画鑑賞やゲームとの相性が抜群。スピード感のある作品でも滑らかな動きを再現できます。

HDRにも対応しており、人の目で見た色味に近い鮮やかで深みのある映像を映し出すことが可能です。

グリーンハウス:GH-HSPE2-BK

グリーンハウス:GH-HSPE2-BK
画質 4K
リフレッシュレート 30Hz
端子の数 1入力2出力
価格 1,655 円
給電方法 USB給電

入門機におすすめ。4K/30Hzにも対応しているので、基本的な性能は満たしています

USB給電に対応しているため、出力先のモニターから給電することも可能。本体が約47gと軽く、モニター裏にぶら下げていても配線に負担がかかりにくいです。USB充電器を使えばコンセントからも給電できるので、状況に合わせて使い分けられます。

MEALINK:HDMI分配器

MEALINK:HDMI分配器
画質 4K/HDR/3D
リフレッシュレート 60Hz
端子の数 1入力2出力
(もしくは2入力1出力)
価格 1,199円
給電方法 給電ポートなしタイプ
その他 切り替え機能あり

本体の向きを変えるだけで1入力・2入力の2パターン使える万能タイプ。価格のわりに高性能な部分がやや怪しいですが、使ってみる価値は十分あります。

一般的な分配器と同じ「1入力2出力」として使うだけではなく、「2入力1出力」としても機能します。パソコン2台を1つの画面につないでおけば、ボタン1つで切り替え可能です。

ただし給電方法がバスパワータイプ(安定感がないタイプ)なので、消費電力が高い機器を使う際は注意してください。

切り替え機能とは

切り替え機能とは、入力する映像を切り替えるためのものです。例えば「2入力2出力」のモニターで切り替え機能を使うと、入力Aを2画面に映したり、入力Bを2画面に映したりできるようになるということですね。「ゲームを2画面に映していたところを、映画2画面に切り替える」といった使い方ができます。

切り替え機能は、入力側(レコーダーやゲーム機)が2台以上に対応している分配器に搭載されています。分配器に「2入力2出力」などと記載されているモデルには、切り替え機能が付いていると考えてください

逆に「1入力」と記載されているモデルには、切り替え機能が付いていません。

テック:THDSP12X2-4K

テック:THDSP12X2-4K
画質 4K/3D
リフレッシュレート ・4K/30Hz
・3D/60Hz
端子の数 1入力2出力
価格 4,499円
給電方法 ACアダプタ

家で3Dを楽しみたいのならこの分配器がおすすめ

通常の映像でも4K/30Hzに対応しているため、キレイな映像を楽しめます。非圧縮音声などの様々な音声形式に対応しており、音質もバッチリ確保できます。

ただし3Dの場合には画質が4Kではなく1080P(フルHD)に、リフレッシュレートが30Hzから60Hzになっているので、注意してください。

ラトックシステム:RS-HDSP22-4K

ラトックシステム:RS-HDSP22-4K
画質 4K/HDR/3D
リフレッシュレート 60Hz
端子の数 2入力2出力
価格 6,980円
給電方法 ACアダプタ
その他 切り替え機能あり

2台のゲーム機を使っているならこの分配器がおすすめ。

「2入力2出力」に対応しているため、出力側にレコーダーやゲーム機を2台接続し、2つのディスプレイに映像を映せます。4K/60HzやHDRにもしっかり対応しています。

さらに注目したいのが、出力先に合わせて解像度を下げてくれる「ダウンスケール機能」。4K映像を映したいときに出力先のモニターが4K非対応だった場合、自動でフルHDに調整された映像を映してくれるのです。

使うモニターのうち1台が4K、もう1台がフルHDという場合でも問題なし。片方にはそのまま4Kの映像が映り、もう片方にはダウンスケールされたフルHDの映像が映るように調整してくれますよ。このモデルを使用する場合は、解像度を合わせるためにわざわざ4Kモニターに買い換える必要がないのです。

エレコム:VSP-HD14BK

エレコム:VSP-HD14BK
画質 4K/3D
リフレッシュレート 記載なし
端子の数 1入力4出力
価格 12,999円
給電方法 ACアダプタ

4K対応でプレゼンやイベントに最適のHDMI分配器です。

HDMI協会認証のHDMIケーブルを使用した場合は、最長15mの4K出力に対応可能。「広いイベント会場で、出力側のモニターを離れた場所に置きたい」というときに活躍します。

近い距離で使うのも、もちろんOKです。

サンワサプライ:VGA-UHDSP8

サンワサプライ:VGA-UHDSP8
画質 4K
リフレッシュレート 60Hz
端子の数 1入力8出力
価格 47,768円
給電方法 ACアダプタ

出力端子が8つと多いため、複数のモニターを使う会議やイベント会場などで活躍します。

3段階のカスケード接続(HDMI分配器の増設)ができ、8台では足りない場合でもさらに増やすことが可能。しかし数十台への接続となるとメーカーの動作保証の対象外になってしまうので、極端に多い場合は避けたほうが無難です。

家庭用というよりはビジネス向けのモデルです。端子の数も多く4K/60Hzにも対応しているので性能面では問題ありません。

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