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テレビが途切れてしまう原因は?自力でできる対策をチェックしよう

最終更新日: 2023年03月27日

テレビが途切れて困ったという経験のある人は少なくないでしょう。途切れる原因はいくつか考えられます。

解決するためにはその原因をひとつずつ確かめていかなければなりません。この記事ではテレビが途切れる原因と、自力でできる対策を紹介します

テレビの映像が途切れる原因と対策

テレビ

テレビの映像が途切れるときは、どのような原因が考えられるのでしょうか?大きく分けて配線のトラブルと、受信している電波の不足が挙げられます。どちらも該当しなければ基本的な設定の確認も必要です。

関連記事:テレビが映らない原因は?エラーコードやケースごとの対処法|ミツモア

ケーブル類に不具合がある

テレビの映像が途切れる原因として、まず考えられるのがケーブル類の不具合です。とくにテレビ本体とアンテナをつなぐ「アンテナケーブル」に不具合が発生していないか、確認してみましょう。

ケーブルの先が曲がっている・折れているという場合は、新しいものに交換すると問題が解決できるはずです。アンテナケーブルが緩んでいるなら挿し直しで対処します。

ほかのケーブルも同様に不具合がないか・しっかり差し込まれているかの確認が必要です。テレビ配線の仕方に不安があるときは説明書を読み直しましょう。

アンテナレベルが低下している

アンテナレベルが低下している状態も、テレビの映像が途切れる原因になります。「アンテナレベル」とは電波の強さや安定感を表す指標です。このレベルが低下するとテレビの映像が途切れたり映らなくなったりします。

アンテナレベルはテレビ画面上で確認が可能です。「ホームボタン」や「スタートボタン」などのメニューから「受信設定」の項目を選択し、レベルをみてみましょう。やり方は機種によって若干変わりますので、説明書や公式サイトをみると確実です。

アンテナレベルが急に低下した場合は、アンテナの方向が風などでズレた可能性も考えられます。地デジアンテナの場合は近くの電波塔の方向に、衛星アンテナの場合は南西の方角に向け直すと映りがよくなるはずです。

関連記事:アンテナレベルが低い原因は?テレビの映りが悪いときの対処法|ミツモア

全く映らないならB-CASカードも確認

テレビ画面に何も映らないなら、信号の暗号を解除する「B-CASカード」が原因かもしれません。B-CASカードに異常がある場合はたいていエラーコードが表示されるため、簡単に原因を判別できます。カードが正しく挿入されているか確認しましょう。

異常を確認したら挿入方向や奥までしっかり挿入されているか、軽く触れてチェックしてみます。それでもエラーが改善されないなら、B-CASカードの接触不良や故障も疑いましょう。

故障の場合B-CASカードを管理している「株式会社 ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ」に申請すると、新しいものが手に入ります。基本は無料ですが利用者に破損の責任がある場合、テレビ購入から3年以上たっているケースで2,160円必要です。

関連記事:B-CASカードのエラー!原因と解決策をエラーコード別に紹介|ミツモア

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ブロックノイズが入ると音声も途切れる

テレビが映らなくて不機嫌な女性

テレビ画面に四角いモザイクが出る「ブロックノイズ」が発生すると、映像だけでなく音声も途切れる場合があります。ブロックノイズの原因と対処法をみていきましょう。

関連記事:テレビのノイズの原因はブロックノイズかも!原因ごとの対処法を解説|ミツモア

ブロックノイズの症状

ブロックノイズが発生したときに出る主な症状は次の通りです。

  • テレビ画面に四角いモザイクが発生する
  • 音声が途切れる
  • 映像が途切れる

画面に現れる四角いモザイクは、映像に色味の段差を作るのが特徴です。出ている間は音声や映像が途切れます。

ブロックノイズの原因は大きく分けて「接触不良」「電波不足」の二つです。チャンネルの一部にノイズが入る場合は接触不良を、チャンネル全体にノイズが入るときは電波の不足を疑いましょう。

症状が出た場合の対処法

ブロックノイズが発生したらケーブルに接触不良がないか確認します。ケーブルに不良がないか・ケーブルが正しく刺さっているかは、最初にチェックしたいポイントです。配線が合っているかも説明書を参考に確かめましょう。

それでも改善されない場合は電波の強さを確認します。テレビのメニューから「受信設定」や「アンテナ設定」を選ぶとアンテナレベルのチェックが可能です。電波が弱い場合はアンテナの向きを変えると改善するかもしれません。

症状が改善されなければ業者に相談

テレビの修理業者

これまでの対処法で症状が改善されなければ、テレビ本体やアンテナ自体に問題がある可能性が高いでしょう。テレビやアンテナの修理は業者に頼まなければなりません。それぞれにかかる費用と依頼のポイントを解説します。

テレビ本体の修理

テレビ本体の修理を依頼する先はメーカーか修理業者かの2択になります。まずは保証期間を確認して、保証期間内なら安く修理できるメーカーに依頼するとよいでしょう。保証期間は取扱説明書に記載されています。

保証期間外であれば安全性や信頼性をとるならメーカー、価格面や修理スピードを重視するなら修理業者への依頼がおすすめです。

修理業者を探すときは複数社に見積もりを取る「相見積もり」で比較しましょう。安く信頼できる業者をみつけやすくなります。

テレビ修理の費用は安ければ5,000円・高ければ60,000円ほどです。修理する部分によって大きな差が出ますので、詳細は見積もりで確認しましょう。液晶に問題がある場合は修理費用が高くなるのが一般的です。場合によっては修理するより買い替えたほうが安く済む場合もあります。

関連記事:テレビ処分は無料でできる?家電リサイクル券から注意点まで解説!|ミツモア

テレビアンテナの修理

テレビアンテナの修理は基本的にアンテナ工事業者に依頼することになります。持ち家の場合は費用が自己負担になりますが、賃貸の場合は大家さん負担になるのが基本です。賃貸に住んでいる人はまず大家さんに相談しましょう。

アンテナ修理の費用は工事内容によって変わりますが、10,000~50,000円が平均の価格帯です。費用を安く抑えたいならアンテナ修理でも、相見積もりを取ります。

効率的な相見積もりには一括見積もりサービス「ミツモア」がおすすめです。簡単な質問に1回答えるだけで、複数の業者に見積もり依頼ができます。気になったところは質問できるチャット機能もあるため、疑問を解決してからの依頼が可能です。

ちなみにアンテナの寿命は10~15年程度です。設置から年数が経過していて劣化が見られる場合、新しいアンテナに交換したほうが快適にテレビを観られるでしょう。

関連記事:テレビアンテナ設置工事の費用はどれくらい?種類別の相場と業者の選び方|ミツモア

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テレビが途切れる場合は早めの対処を

テレビアンテナ

テレビが途切れる場合はケーブルやアンテナ、B-CASカードのトラブルが考えられます。ブロックノイズも音声や映像が途切れる原因です。

この記事で紹介した原因や対処法を参考に、ひとつひとつチェックしましょう。それでも改善されない場合は、テレビ本体やアンテナの修理が必要かもしれません。

アンテナに不具合があってテレビが途切れる場合は、放置しておくと全く映らなくなる可能性もあります。自力でできる対処・業者への修理依頼どちらも選択肢に入れて、早めに対処しましょう。

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