無料のSFA(営業支援システム)はどこまで使えるのか。無料のまま運用を続けることは可能なのか。
2026年は有料版でAI機能が標準化する一方、無料版で同じ体験ができる製品はほとんどなく、その差がはっきり見えるようになりました。
この記事では、無料で使えるSFAツール15製品をずっと無料の4製品と期間限定トライアルの11製品に分けて比較しました。
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無料で利用できるSFAツール【TOP4】
無料プランを提供しているSFAツールを調査した結果、期間の制限なく使い続けられるのは以下の4製品でした。
比較表ではユーザー数、データ容量、主な機能に加え、AI機能の対応状況も確認できます。自チームの規模と必要な機能で、運用できる製品を絞り込んでください。
| サービス名 | 無料プランの人数 | 登録件数、データ容量 | 主な無料で利用できる機能 | AI機能 |
| HubSpot Sales Hub | 2人まで | コンタクト1,000件、パイプライン1件 | Eメール追跡、取引パイプライン管理、ダッシュボード | ○(Breezeアシスタント) |
| Zoho CRM | 3人まで | 5,000件(1タブあたり)、ファイル1GB | 商談管理、レポート作成、ワークフロー自動化 | ×(有料プランのみ) |
| Salesforce Free Suite | 2人まで | ― | リード管理、商談パイプライン管理、レポート、ダッシュボード | ○(組み込みAI) |
| feels | 無制限 | 取引先100社、案件1日5件、2GB | 案件プロセス管理、取引先管理、日報 | ×(有料プランのみ) |
人数やデータ容量以外にも、無料プランには機能面の制限があります。
| 製品名 | カスタムレポート | ワークフロー自動化 | データエクスポート | アクティビティ履歴 | 無料サポート |
| HubSpot Sales Hub | ×(Professional以上) | ×(Professional以上) | ○ | ― | コミュニティ・ナレッジベース(個別サポートなし) |
| Zoho CRM | ×(Standard以上) | ○(基本ルールのみ) | ○(1日10回まで) | ― | 日本語窓口なし |
| Salesforce Free Suite | ○ | ×(Starter Suite以上) | ― | ○ | AIチャットボット(24時間) |
| feels | ○(グラフ表示のみ) | ○(ステータス管理のみ) | ― | ○(1カ月前まで) | 一般問い合わせのみ |
※「―」:公式サイトに記載なし
上の表で○がついている機能にも、無料プランでは制限がかかる場合があります。Zoho CRMのワークフロー自動化は基本ルール(タブあたり10件、最大5件有効化)に限られ、時間基準の処理は対象外です。feelsの案件プロセス管理はカンバン式と一覧表示の2種のステータス管理に対応していますが、条件分岐や自動通知の機能はありません。
表に載せきれない制限もあります。Zoho CRMの無料プランではZoho MarketplaceやOffice 365との連携が使えず、Standardプラン(月額1,680円税別、1ユーザー)以上が必要です。feelsのFreeプランは案件項目や取引先項目のカスタマイズに対応しておらず、標準の入力画面のみで運用する前提になります。
AI機能の対応は製品ごとに異なります。HubSpot Sales Hubは無料プランでもBreezeアシスタントが利用できます。Salesforce Free Suiteも顧客レコードの要約やメール下書きの生成を無料で提供しています。一方、Zoho CRMのAIアシスタント(Zia)とfeelsの日報感情分析は有料プラン限定です。
HubSpot Sales Hub(HubSpot Japan株式会社)
HubSpot Sales Hubは、CRMツールを基盤にした営業支援ツールです。無料プランではEメール追跡や取引パイプライン管理、ダッシュボード(最大10件)を利用でき、コンタクトは1,000件まで登録できます。商談のフォロー漏れを防ぎたいチームが、まず無料で運用を始めやすい構成です。
無料プランではカスタムレポートとワークフロー自動化が利用できず、サポートはコミュニティ・ナレッジベース・アカデミーに限られ、個別の技術サポートはありません。AIアシスタントBreezeは無料で利用できます。有料版はStarterで月額2640円からです。
Zoho CRM(ゾーホージャパン株式会社)
Zoho CRMは、顧客管理と営業支援の機能を備えたクラウド型ツールです。無料プランでは標準レポートで案件進捗を確認でき、基本的なワークフロールールで入力後の処理を自動化できます。iOSやAndroidのモバイルアプリにも対応しており、外出先から顧客情報の確認や更新が可能です。
無料プランではカスタムレポートとカスタムダッシュボードが利用できず、AIアシスタントZiaもエンタープライズプラン以上に限られます。日本語サポート窓口はスタンダードプラン以上の契約が必要です。有料版はStandardで月額1848円(1ユーザー)からです。
Salesforce Free Suite(株式会社セールスフォース・ジャパン)
Salesforce Free Suiteは、営業支援とカスタマーサービスの機能を備えた無料のCRMツールです。営業の商談管理に加えてケース管理にも対応しており、受注前の案件進捗と受注後の問い合わせ状況を同じ画面で把握できます。契約や期間の縛りなく使い続けられます。外出先ではSalesforceモバイルアプリから商談状況を確認できます。
無料プランではワークフロー自動化が利用できませんが、カスタムレポートやダッシュボード、組み込みAIは利用可能です。サポートはAIチャットボットAgentforceによる24時間対応に限られます。有料版はStarter Suiteで月額3300円(1ユーザー)からです。
feels(株式会社 AMG Solution)
feelsは、案件管理と顧客管理の機能を備えたクラウド型の営業支援ツールです。案件をカード形式で一覧表示し、ドラッグアンドドロップで進捗を更新できます。マネージャーが部下の案件ステータスをひと目で把握しやすい設計です。案件に変更があると24時間カードに赤いポイントが付き、見込日を過ぎた案件も色で警告されるため、対応が必要な案件を見落としにくくなっています。
人数に上限がなくチーム全員で試せるのは4製品のなかでfeelsだけです。
無料プランでは案件や取引先項目のカスタマイズが利用できず、日報の感情分析機能はExperienceプラン限定です。有料版はExperienceプランで月額550円(1ユーザー)から利用できます。SFAやCRMの機能を利用する場合は月額2200円(1ユーザー)です。
無料で試せるSFAツール11選
ここでは、無料トライアルを提供しているSFAツール11製品を紹介します。トライアル期間中は有料版の機能を試せる製品が多く、チーム全員で操作性を検証してから導入を判断できます。
Musubu(Baseconnect株式会社)
Musubuは、国内1200万件以上の企業データを活用した法人営業支援データベースです。
30日間の無料トライアルではアカウント数無制限でほぼすべての機能を試せるため、チーム全員で操作性を検証できます。業種や売上規模、求人情報など多角的な条件でターゲット企業を絞り込めるほか、顧客管理にも対応しています。
営業マネージャーがターゲットリストの精度を管理し、新規開拓の方針を組み立てやすい設計です。
有料版は12カ月プランで月額17万6000円です。
ホットプロファイルSales(株式会社ハンモック)
ホットプロファイルSalesは、名刺管理と営業支援、マーケティング機能を1つに集約したクラウド型ツールです。名刺をスマートフォンで読み込むだけで顧客データベースが自動生成されます。
人脈を可視化できるため、社内の誰がどの企業とつながっているかを把握でき、営業チームのリソース配分に活かせます。企業ニュースの自動通知で商談のタイミングも逃しにくい設計です。案件管理や予実管理機能を備え、商談の進捗と売上見込みを一画面で確認できます。
iOSやAndroidのアプリにも対応しています。14日間の無料トライアルがあり、料金は要問い合わせです。
esm(eセールスマネージャー)(ソフトブレーン株式会社)
esm(eセールスマネージャー)は、導入実績5500社超の国産SFAツールです。1回の活動報告でスケジュールや案件、顧客情報に自動反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」が特徴です。部下の入力負荷を下げつつ、マネージャーに必要なデータが自動で集まります。
売上予測にも対応しており、定着支援の専任チームが導入後もフォローするため、社内展開の不安を抱える管理者にとって心強い体制です。
iOSやAndroidのアプリでも利用できます。30日間の無料トライアルがあり、有料版はBasicプランで月額3850円(1ユーザー、5名から30名)からです。
Salesforce Sales Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)
Salesforce Sales Cloudは、顧客管理から案件追跡、売上予測までを一元管理するクラウド型SFAツールです。30日間の無料トライアルはクレジットカード不要で始められます。
AIが商談のリスクを分析し次のアクションを提案するため、マネージャーがリスクのある案件を早期に発見し、対策を打ちやすい設計です。
外出先からモバイルアプリで情報の確認や更新ができます。有料版は月額3300円(1ユーザー)からです。
cyzen(レッドフォックス株式会社)
cyzenは、GPS位置情報を活用してフィールドワークの効率化を支援するスマートフォンアプリです。最長14日間の無料トライアルで有料版と同等の機能を試せます。
地図上で訪問先や顧客情報を管理でき、営業担当の訪問件数や移動ルートをリアルタイムで確認できます。外回りチームの行動量を可視化したいマネージャーに適した設計です。
有料版はcyzen pro Standardプランで月額2400円(1ID、年間契約時)からです。
ネクストSFA(株式会社ジオコード)
ネクストSFAは、使いやすさを重視した国産のクラウド型SFAツールです。案件をカード形式で一覧でき、部署や個人ごとの進捗と着地予想をリアルタイムで把握できます。MAツール機能やメール配信機能も標準搭載されており、見込み顧客の獲得から商談管理まで1つのツールで完結する設計です。
設定や項目の追加はプログラミング不要で、導入後も無料でサポートを受けられます。管理者がIT部門に頼らず自チームの運用を立ち上げやすい構成です。
iOSアプリやAndroidブラウザから操作でき、7日間の無料トライアルがあります。有料版はStarterプランで月額3万3000円(5ユーザー含む)からです。
Mazrica Sales(株式会社マツリカ)

Mazrica Sales(マツリカセールス)は、直感的なUIで導入から定着までの期間を短縮できるSFAツールです。無料トライアルでは案件のカード管理やAI案件予測を体験できます。取引先の企業情報が自動で蓄積されるため、営業担当の入力負荷を抑えながら売上予測に必要なデータを確保できます。
受注確度がAIで可視化され、注力すべき案件を判断しやすい設計です。現場がすぐに使い始められるので、短期間で営業データをもとにした意思決定に移れます。
トライアル期間は要問い合わせで、有料版は月額7万1500円(10ユーザー)からです。
GENIEE SFA/CRM(株式会社ジーニー)

GENIEE SFA/CRMは、シンプルな管理画面で定着率99%を実現した国産の営業管理ツールです。14日間の無料トライアルで、商談ステータスのカード管理やレポート機能を試せます。顧客管理や売上予測にも対応しており、iOSやAndroidのアプリから操作可能です。
サポートが手厚く、平均1カ月から2カ月で運用を始められるため、導入しても現場に定着しないリスクを抑えたい管理者に向いています。
有料版は月額3万7950円(10ユーザー)からです。
JUST.SFA(株式会社ジャストシステム)

JUST.SFAは、ノーコードで自社の営業スタイルに適したSFAツールを構築できるクラウドサービスです。14日間の無料トライアルでは実際の画面で操作性を確認できます。集計や分析、レポーティング機能を備えており、案件の進捗状況を管理者が俯瞰しやすい設計です。
情報システム部門に頼らず営業部門主導でカスタマイズできるため、現場の要望を素早く反映できます。検討から定着まで3フェーズのサポート体制があり、導入を主導する管理者の負担を軽減できます。
標準トライアルにくわえ、業務ヒアリング後のオリジナル環境で試せる専用トライアルも選択可能です。構築や運用のトレーニングは無償で受けられます。有料版の料金は要問合せです。
Salesforce Starter Suite / Pro Suite(株式会社セールスフォース・ジャパン)

Salesforce Starter Suite /Pro Suiteは、営業やサービス、マーケティングの機能を統合した中小企業向けのクラウド型プラットフォームです。30日間の無料トライアルで有料版の全機能を試せます。顧客管理や案件管理に対応し、リード管理から商談追跡まで一気通貫で操作可能です。
複数部門で同じ基盤を共有できるため、部門横断のデータ連携を進めたいマネージャーに適した構成です。Slack連携で情報共有を効率化でき、Salesforceモバイルアプリにも対応しています。
Starter Suiteは月額3300円(1ユーザー)から、上位のPro Suiteは売上予測や見積作成が加わり月額1万3200円(1ユーザー)です。
kintone(サイボウズ株式会社)

kintoneは、ノーコードで業務アプリを作成できるサイボウズのクラウドプラットフォームです。30日間の無料トライアルではスタンダードコースの全機能を試せます。顧客管理や案件管理のテンプレートを備え、カスタマイズで売上予測にも対応可能です。
SFAツールとしてだけでなく、日報や勤怠管理など他業務のアプリもあわせて整備できるため、複数の業務課題をまとめて改善したいマネージャーに向いています。プラグインや外部サービスとの連携で業務にあわせて拡張でき、iOSやAndroidのアプリとブラウザから操作可能です。
トライアル中はユーザー数に制限がなく、有料版は月額1100円(1ユーザー、最低10ユーザー)からです。
もっと製品比較をしたい方はこちら▶【2026年】SFAツール(営業支援システム)比較30選!おすすめ製品を最短1分で自動診断|ミツモア
無料で使えるSFAツールの選び方
無料プランを選ぶとき、管理者が押さえておきたい判断軸は5つあります。以下の視点で製品を比較し、自チームの運用にあうかを見極めましょう。
無料プランでもレポート機能が使えるか確認する
HubSpot Sales HubとZoho CRMは、無料プランではカスタムレポートを作成できません。Salesforce Free Suiteは無料プランからカスタムレポートとダッシュボードが使えます。自社の営業指標にあわせた分析が必要な場合は、上の比較表でレポート機能の対応状況を確認してください。
入力を自動化する仕組みが無料で使えるか見極める
Excelの手入力から脱却するためにSFAツールを導入しても、HubSpot Sales HubやSalesforce Free Suiteではワークフロー自動化が有料プラン限定です。Zoho CRMは基本的なワークフロールールが無料で使えますが、時間基準の処理など高度な自動化には有料プランが必要です。入力が続かなければデータは集まらず、管理者が求めるレポートも機能しません。上の比較表で自動化の対応範囲を確認してください。
無料プランの制限を把握し、その先の選択肢も確認する
無料プランの制限は人数やデータ容量だけではありません。Zoho CRMのエクスポートは1日10回まで、feelsのアクティビティ履歴は直近1カ月分に限定されるなど、制約があります。このような制約から有料プランへ切り替える事例もあるので、有料プランの価格帯も把握しておくことが大切です。Zoho CRMはStandardプランが月額1,680円から、HubSpot Sales HubはStarterが月額2,640円から移行できます。
短期のお試しか長期の本運用かで選ぶ基準を変える
ずっと無料で使い続けられるのはHubSpot Sales Hub、Zoho CRM、Salesforce Free Suite、feelsの4製品です。残りの11製品は期間限定の無料トライアルで、ネクストSFAは1週間、esm(eセールスマネージャー)やkintoneは30日間など期間が異なります。有料版の操作性を検証する目的ならトライアルの充実度で選んでください。無料のまま本運用を続けるなら、ユーザー数やデータ容量の上限が自社の規模に耐えるかが判断基準です。
無料でもサポートが手厚い製品を選ぶ
無料プランで受けられるサポートの範囲は製品ごとに異なります。HubSpot Sales Hubはコミュニティ・ナレッジベース・アカデミーのセルフサポートのみ、Zoho CRMは日本語サポート窓口が有料プラン限定です。はじめてSFAツールを導入する場合、初期設定や運用定着でつまずいたときに頼れる窓口があるかどうかは利用継続率に直結します。上の比較表で各製品の無料サポート内容を確認してください。
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